人気アニメ映画「となりのトトロ」の舞台となった埼玉・狭山丘陵で、自然破壊から丘陵を守るためにナショナル・トラスト運動が着実な歩みをみせている。寄付金を送ってくれた子どもや親の手紙と、運動の起こりと経過などを紹介し、自然保護運動の重要性を訴えていく。
『となりのトトロ』の舞台、埼玉県狭山丘陵で起こった自然破壊から丘陵を守るナショナルトラスト運動の600日を、児童文学作家の工藤直子が追う。「トトロのふるさと基金」へ寄付といっしょに寄せられた子どもたちからの手紙、運動の発端や経過などを紹介し、身近な自然を保護することの重要性を訴えていく。