文档:MKWAJU

出自宫崎骏与久石让中文百科
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宣傳文案

音にみちびかれ、意識の深みへと降りる。地の鼓動をききとり、波の運動を感じる音は瞑想の空間。音楽は宇宙へと通じる時間の河。
 
 
與多位音樂家一同合作,錄製了運用打擊樂器、鍵盤、合成器等組合而成富涵民族風的極簡樂曲。久石讓成名前的極簡音樂最初珍貴代表作。
 
專輯名「MKWAJU」為斯瓦西里語的「羅望子樹」,即酸豆樹,熱帶喬木,原產於非洲東部。

解說

パーカッション・トリオ、ムクワジュ・アンサンブル
久石譲プロデュースによる作品

マリンバや民族楽器とシンセサイザーを絡ませた野心作
意欲的なミニマル音楽集

 

「私は旅行と探検家がきらいだ」と書いたのは、レヴィ=ストロスではなかったろうか。未開民族の社会構造を研究し、人間の基本的な生存システムをさぐる。このフィールド・ワークはヨーロッパ人の植民地主義的発想と最初不可分であった。

短い旋律。短すぎて、それだけでは喜びも悲しみも表現できない。
その旋律を単位として何回も何回も繰り返す。はてしなく続く旋律。太陽の動きとおなじくらいゆっくり変化する。
またこの旋律を何人かでひいてみる。ズレが生じる。このズレが思いがけないメロディーを生む。音と音の隙間にできる新しい音。ついには、この新しい音が独立して最初のメロディーとは無関係に動き出す。

ミニマル・ミュージックとのちに名づけられるのは、こんな音楽。
アフリカでもアジアでも、ヨーロッパ文明の浸食をうけていないところでは、多くの場所にのこっている。
打擊樂三重奏,Mkwaju Ensemble
由久石讓製作的作品

融合馬林巴、民族樂器和合成器的野心之作
充滿野心的極簡音樂集

 

"我討厭旅行和探險家",這句話寫的可能不是列維-斯特勞斯嗎?他研究未開化民族的社會結構,探討人類基本的生存系統。這種野外工作最初與歐洲殖民主義的觀念密不可分。

短旋律。短得不能單獨表達快樂或悲傷。
以這個旋律為單位,一次又一次地重複。無盡的旋律。變化如同太陽的運動一樣緩慢。
然後,幾人一起演奏這個旋律。會出現偏差。這種偏差會產生出意想不到的旋律。新的聲音出現在聲音之間的空隙。最終,這些新聲音會獨立於最初的旋律,毫不相關地發展。

這種音樂後來被稱為極簡音樂。
在非洲和亞洲,以及那些未受到歐洲文明侵蝕的地方,這種音樂仍然存在於許多地方。
'Bette Days'是目前最受歡迎的融合音樂團體之一,包括24丁目樂隊、渡邊香津美、向井滋春、坂本龍一、古澤良治郎、坂田明等等,以在第一線活躍的優秀日本音樂家為主體,不被狹窄的音樂風格所限制,持續地創作着開放性的作品。在日本,它作為少數珍貴的音樂廠牌之一,每次作品發佈都引發了大量的關注。這次也有一部不同尋常的作品從 'Bette Days' 中誕生。負責這部作品的作曲和製作的久石讓聘請了專注於探索新型打擊樂世界的三人組 'ムクワジュ・アンサンプル'(Mkwaju Ensemble),並用機械般精確的節奏配合他們,不僅僅是即興音樂或單純的極簡音樂,更在豐富的本質中追求了非洲節奏。

《MKWAJU組曲》
這個作品是以非洲節奏為基礎,為馬林巴琴和其他樂器寫的。在這張唱片中,還加入了拉丁打擊樂器,具有獨特的風格。第一首和第四首曲目有知名的電腦程式員松武秀樹參與製作。整體作品融合了非洲和融合音樂(Afro-Fusion),製作得非常愉快。同時,由於Mitla馬林巴的獨特音色,讓人感覺仿佛被引入了一種冥想的世界。
通過簡單的音型和旋律的重複,以及不受傳統音樂體系影響的多彩節奏,賦予了這部作品原始而又神秘的音響空間,同時加入了所謂的『Techno-Pop』的樂趣。因此,這張專輯構建了一個非常獨特的音樂世界。
註:Mitla馬林巴是由被稱為製作已有30年歷史的水野三郎製作的樂器。在日本,這是一種完全沒有聽說過的樂器,通常被稱為墨西哥馬林巴或危地馬拉馬林巴。這是一種非常接近所謂的『中央馬林巴』(Central Marimba)的音色的樂器。考慮到這是為日本人打造的全新日本音樂器械,水野三郎給這款樂器起名為『MITLA』(ミトラ)。
馬林巴: 高田 & 定成
顫音琴: 高田
Mitla馬林巴,日本製造,配有「プースター」): 荒瀬
拉丁打擊樂: Pecker(ペッカー)
鋼琴:斯坦威、電鋼琴:Fender: 久石讓

《PULSE IN MY MIND》
這首曲目是在1980年作曲的,擁有像『塔吉·馬哈爾旅行團』(Taj Mahal Travellers)那樣的氛圍。當然,這不是即興音樂,而是一種超越了極簡主義音樂的系統音樂(System Music)的創作方式。在這裏,使用了隨機數表作為構建幾乎不可能記住的音的手段,並在音樂中散佈這些音。獨特的半音音階鑼的音色顯得非常幻想。
註:極簡主義音樂是一種通過持續地重複最少量的音符來構建的反覆音樂。通過長時間的持續和深入到單一音符的內部,它給聽眾帶來一種神秘的音樂體驗。例如,這種體驗對某些人來說可能是一種神秘的狂喜(Ecstasy),而對其他人來說,可能是一種與無時間性的宇宙或與東方宗教觀念相聯繫的宗教體驗。
合成器:MC-8,Prophet-5(松武)
半音階鑼: 高田 & 定成 & 荒瀬
鋼琴:斯坦威、電鋼琴:Fender: 久石讓

《FLASH-BACK》
這首曲目是在1979年作曲的。有兩名演奏者用poncho鼓、筒鼓(Tom-Tom)、djembe鼓和牛鈴進行演奏。強烈的節奏非常明顯地突出。從開始到結束都是以二拍三連的形式進行的,通過不斷變化相同的元素,單一的節奏上面出現了更複雜的節奏,形成了一種雙重結構。強烈的節奏非常明顯地突出。
筒鼓(Tom-Tom),poncho鼓,djembe鼓,牛鈴: 高田 & 定成

安原顯

UHQ CD 解說

朱に燃ゆる空、はるか地平まで続く草原に生える1本の大きな木、アフリカの大地を想起させるミニマルなアートワークをまとった、ムクワジュ・アンサンブルのファースト・アルバム『ムクワジュ・ファースト』は、1981年、斬新なアイディアと冒険心を胸に、ジャンルの垣根を超えて数々の先進的な音楽を世に送り出したレーベル、BETTER DAYSから発表された。

作曲・プロデュースを手掛けたのは久石譲。メンバーは、クラシックや現代音楽のフィールドで活躍する3人の打楽器奏者、高田みどり、荒瀬順子、定成庸司。高田みどりは、1978年にベルリン放送交響楽団のソリストとしてデビュー後、アジアやアフリカの音楽家と多くの共演を重ねる。荒瀬順子は、深町純が音楽を手掛けた1980年公開の映画『海潮音』のサウンドトラックに参加し、深町のシンセサイザーとのデュオで幻想的な音楽を披露している。定成庸司は1973年に、尺八奏者の山本邦山が廣瀬量平作品を取り上げたリサイタルのスタジオ録音に参加するなど、いずれもクラシックや現代音楽の枠にとどまらず、幅広く演奏活動をしている打楽器奏者だ。メンバーのほかには、久石譲のキーボード、ペッカーのラテン・パーカッションと、松武秀樹のシンセサイザー・プログラミングが加わっている。

『ムクワジュ・ファースト』は、久石譲が大学在学中に出会い深く傾倒した、ミニマル・ミュージックの手法を用いて作曲・プロデュースした初めての作品だ。短い音型をわずかに変化させながら繰り返し演奏することで生じるずれを音楽の構成要素とするミニマル・ミュージック。その起源には諸説あるが、アフリカやアジアなどの民族楽器からの影響もそのひとつとされている。この『ムクワジュ・ファースト』も、アフリカの民族音楽がもつ様々なリズムの音型を素材に作られている。しかし、多様な表現を見せる70年代以降の現代音楽と同様、単にミニマル・ミュージックというひとことでは、このアルバムの魅力を語りきれない。「ムクワジュ組曲」のなかの「ムクワジュ」と「ティラ=リン」では、軽快にリズムを奏でながら少しずつ表情を変えていくマリンバのアンサンブルに、ペッカーの肉体的なパーカッションと、プログラミングされたリズムマシンの機械的なビートが加わることで、現代音楽としてのミニマル・ミュージックにはないグルーヴと、ポップな感覚が生まれている。歪んだ残響音をもった旋律を奏でている楽器は、小さな穴が開けられた共鳴パイプに貼られた薄い紙が震えることで独特の音を発する、《ミトラ》という変型マリンバで、シンセサイザーのノコギリ波のようにも聞こえる音色だ。「パルス・イン・マイ・マインド」では、クロマティック・ゴングという東南アジア原産の銅鑼による、倍音成分をたっぷり含んだ金属的な響きが、柔らかくトレモロするエレクトリック・ピアノとともに幻想的なアンサンブルを奏でている。まるでアンビエント・ミュージックのような佇まいだ。ミニマル・ミュージックのエッセンスを感覚的にとらえてロックやポップスに応用した、クラフトワークなどの電子音楽やブライアン・イーノに代表されるアンビエント・ミュージックとの共通点が見いだせるし、また、90年代に躍進したテクノやハウスなどのダンス・ミュージックに先駆ける手法も見てとれる。『ムクワジュ・ファースト』が昨今、若い世代の耳を惹きつけているひとつの要因だろう。また、「パルス・イン・マイ・マインド」の作曲方法として、ほぼ記憶不可能な音を構成するために、乱数表が用いられたそうだ。アメリカを代表する現代音楽の作曲家、ジョン・ケージの手法を彷彿とさせるが、ジョン・ケージが乱数表から偶然による即興性を得ることを目的としたのとは違い、ここでは緻密な構成を可能にするための手段として利用されている。「フラッシュ=バック」では、複合リズムの極みとでもいうべき、アフリカの民族音楽に肉迫した原始的な躍動感のあるパーカッション・アンサンブルを聴くことができる。ミニマル・ミュージックの面白さがもっとも顕著に現れた楽曲だろう。

久石は『ムクワジュ・ファースト』を発表した後、ポップスのフィールドへ活動の幅を広げたが、『風の谷のナウシカ』などの宮崎駿アニメのサウンドトラックでも、ミニマル・ミュージックの要素をもった楽曲を聴くことができるし、「ムクワジュ組曲」は、オーケストラや弦楽四重奏などにアレンジされてその後も演奏され、今も広く親しまれている。ポップスのフィールドで世界的に名を成した久石の深意には、常にミニマル・ミュージックへの思いがあり、その原点がこの『ムクワジュ・ファースト』にある。同時に、ミニマル・ミュージックに馴染みのないリスナーをも魅了する、フレッシュなエネルギーを秘めていることが、『ムクワジュ・ファースト』を名作たらしめている。

CHEE SHIMIZU(2017.11)
朱色的天空,一直延伸到遙遠地平線的草原上生長着一棵大樹,裝飾有讓人聯想到非洲大地的極簡注意藝術作品,MKWAJU ENSEMBLE的首張專輯《MKWAJU First》於1981年由BETTER DAYS唱片公司發佈,該公司以其創新的思想和冒險精神跨越音樂界限,發佈了許多前衛的音樂。

負責作曲和製作的是久石讓。樂團成員包括活躍在古典和現代音樂領域的三名打擊樂手:高田綠、荒瀬順子和定成庸司。高田綠於1978年作為柏林廣播交響樂團的獨奏手首次亮相後,與亞洲和非洲的音樂家進行了多次合作。荒瀬順子參與了由深町純負責音樂的1980年上映的電影《海潮音》的原聲帶,並以深町的合成器為伴奏展示了幻想般的音樂。定成庸司自1973年起就參與了多種音樂活動,包括與尺八演奏家山本邦山一同參與的廣瀬量平作品的錄音。除此之外,還加入了久石讓的鍵盤、Pecker(ペッカー)的拉丁打擊樂和松武秀樹的合成器編程。

《MKWAJU First》是久石讓在大學期間深受極簡主義音樂影響後,首次使用該手法進行作曲和製作的作品。極簡主義音樂採用微小的音型變化和重複演奏產生的音樂結構。其起源有多種說法,但非洲和亞洲的民族樂器的影響被認為是其中之一。這張專輯也使用了非洲民族音樂的各種節奏音型作為素材。然而,與70年代以後多樣化的現代音樂一樣,僅用「極簡主義音樂」這一詞不能完全描述這張專輯的魅力。在《MKWAJU First》中的《MKWAJU》和《Tira-Rin》中,輕快的節奏和逐漸變化的馬林巴合奏,加上Pecker的原聲打擊樂和編程鼓機的機械節拍,產生了一種不同於傳統極簡音樂的現代感和流行感。樂曲使用了一個名為Mitla的改良型馬林巴,它通過震動貼在共鳴管上的薄紙來發出獨特的聲音,聽起來像合成器的鋸齒波。在《PULSE IN MY MIND》中,由東南亞原產的半音階鑼演奏的富含泛音的金屬聲響,與柔和的電鋼琴共同創造了幻想的合奏,就像是環境音樂。與Kraftwerk的電子音樂和由Brian Eno代表的環境音樂有共通之處,也預示了90年代興起的Techno和House等舞曲的手法。這或許是《MKWAJU First》吸引年輕一代的一個原因。此外,為了構成幾乎不能記憶的音,樂曲使用了隨機數表。這讓人想起美國現代音樂作曲家John Cage的手法,但與John Cage利用隨機數表來實現即興性的目的不同,這裏是為了實現精密的構成。

久石讓在發佈《MKWAJU First》後,將活動範圍擴大到了流行音樂領域,但在如《風之谷的娜烏西卡》等宮崎駿動畫的原聲帶中,也可以聽到含有極簡主義音樂元素的作品。《MKWAJU First》也被改編為管弦樂和弦樂四重奏,並繼續被廣泛演奏。在取得了世界名聲的流行音樂領域中,久石讓始終對極簡音樂懷有深情,其起點就在這張《MKWAJU First》中。同時,這張專輯也具有一種能吸引不熟悉極簡音樂的聽眾的新鮮能量,這也是其成為名作的原因。

CHEE SHIMIZU(2017.11)

製作信息

ムクワジュ・アンサンブル
高田みどり(マリンバ/ヴィヴラフォン/ゴング/トム・トム)
定成庸司(バス・マリンバ/ゴング/トム・トム)
荒瀬順子(ミトラ・マリンバ/ゴング)

久石譲(キーボード)
ペッカー(ラテン・パーカッション 他)
松武秀樹(コンピューター・プログラミング)
Mkwaju Ensemble
高田みどり(馬林巴、顫音琴、鑼、筒鼓、牛鈴等)
定成庸司(低音馬林巴、鑼、筒鼓等)
荒瀬順子(Mitla馬林巴)

久石讓(鋼琴:施坦威 / 電鋼琴:Fender)
Pecker(ペッカー)(拉丁打擊樂)
松武秀樹(電腦編程 合成器:MC-8、Prophet-5)