文档:久石让官网日志/2003年11月

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2003/11:NOV (http://www.joehisaishi.com/cgi-bin/view.cgi?w_year=2003&w_month=11)	2003年11月
2003/11/28/Fri. 今週一週間ソロアルバムの構想を練り続けた久石さん。これぞ生みの苦しみ！悩み続けた一週間でもありました。少し気分を変えて、そしてもちろんアルバムつながりで、スペインのダンサー、ホアキン・コルテス氏のライブを観に出かけました。素晴らしいリズム感で約1時間半踊り続けたホアキン氏に拍手喝采。よい刺激になった様子でした。明日も引き続き作業を続ける予定です。 A
2003/11/26/Wed. 今日は歯医者に立ち寄ってからオフィスへ。「今月中に３曲は作りたい」ということで今日も即曲作りへ。ただ難航しているようで、今は試行錯誤を繰り返している状態。 昨日２５日より「進研ゼミ」のＣＭがスタート。この１５秒の曲は魔法のように一瞬で完成！　久石さん自身も出来には大満足！　チェックして見てください。 C
2003/11/21/Fri. 今週から本腰を入れて作曲に入った久石さん。１９日にはとても素敵な楽曲が誕生！　１１月中に何曲かは形にしたいと、今月は曲作りに集中する予定。 ２０日には、映画「ラスト・サムライ」のワールド・プレミア試写会で六本木ヒルズへと向かった。 C
2003/11/18/Tue. 先週末に「ハウルの動く城」のマスタリングを終え、一連の作業が終了した。土曜日には「進研ゼミ」ＣＭのレコーディング行。ピアノが難しいなあと苦笑しつつもとてもスムーズに進み、仕上がりもとてもよいものとなった。 ここのところずっと痛んでいた足の裏の傷が酷くなり、今日は皮膚科へ。どうやら足の痛みは左耳からきているようで、それには久石さんも「なるほど」と納得。今日は、合わせて歯科にも立ち寄り治療に専念した。 事務所に戻ってからは引き続き曲作りに入った。 C
2003/11/13/Thu. 今日は今月末からＯＡされることになっている「進研ゼミ」のＣＭの制作に入った。大変スピーディーに仕上がり、スタッフもびっくり。久石さんの集中力にはいつもながら驚かされます。とても心温まるやさしい曲が誕生。クライアントも大満足で、週末にレコーディングの予定である。このＣＭのの詳細は後程メディア・インフォメーションにて情報をアップしますので、確認してください。皆さんの目に触れるのももうすぐです。お楽しみに！もちろんピアノは久石譲本人が手がけます！ A
2003/11/10/Mon. ツアーから遠ざかった日々で折角の筋肉もおちてしまった久石さん。おまけに約２週間半の海外での食生活もプラスして体重に変動があった模様。昨日はジムでフルコースをこなし、これからの作業に向けて気合を入れた。 ハウルのイメージアルバムが一段落し、これからは次回ソロアルバムに突入となる。今日も色々プリプロルームにて案を練る。また、夕方からはWonderlandの新譜についての打ち合わせ。演奏者・スタッフとの活発な意見の交換が行われ、とても内容の濃い打ち合わせとなった。 C
2003/11/04/Tue. 無事「ハウルの動く城」のイメージアルバムの作業をロンドンで終え、久石さんは一路、なんと、スイスへ。 遅くなりましたが、リポートします！ この旅は某放送局の美術の番組取材のためである。久石さんが5年ほど前から「是非本物と対面したい！」と思っていた絵画を尋ねる念願の旅である。 ロンドンのヒースロー空港を予定より1時間遅れて出発、チューリッヒ到着。まずは、スイスの首都・ベルンへ車で移動。コーディネーターの方の運転でハイウェイを走る。カメラ・クルーの車が前を走っており、こちらはその車は見失わぬようにひたすら追いかける。というのも、前の車の運転の荒い事…。すごいスピードと車線変更の嵐。隣にいた久石さんは恐怖のあまり、目を閉じていたほど。そんな恐怖の車移動で1時間半。19時ごろホテルへ到着。チェコ、ロンドンと旅を続けてきた久石さんは本当は日本食が食べたい頃。しかし、ベルンの観光局が用意していたのはもちろんスイス料理。食べました。そして次の朝、久石さんは一人でお散歩へ。1時間程の散策。とても雰囲気のある素敵な町で、写真をたくさん撮ったようです。昼食にはチーズフォンデュ（またまたスイス料理!!）を食し、午後からロケへ。ベルン美術館の撮影をこなす。なかなか興味深い訪問となった。詳しい事は、ＯＡで！（情報は解禁になりしだいアップいたします）夕食は念願の日本食。お寿司を食べる事ができました！翌日の早朝、バーゼルへ出発。やはり、1時間半程の車移動。クルー側の運転手に「くれぐれも安全運転で！」と何度も念を押し出発、無事到着。バーゼル美術館へ直行！念願の絵画と御対面!!（これまた、詳しくはＯＡをお楽しみに！）学芸員の方のお話を聞きながら、絵画を堪能しました。念願の作品と対面できた久石さんにとって、感無量の一日でした。そして翌日。スイスと言えば、時計。久石さんはこれまでの人生で一度も腕時計を自分で購入をした事がないそうで、出発前からこのスイス取材で購入を決意していた。ロケの空き時間を利用して、素敵な一品を購入しました。その後、バーゼルの町でのロケを無事こなし、全行程を終了しました。打ち上げは中華料理と紹興酒。おなか一杯食べました。その後ナント！久石さんが広場にあった絶叫マシーンに乗ろう！と提案。スタッフ全員（もちろん久石さんも）、満腹の胃をひっさげてトライ！皆さん結構平気そうでした！私は案の定…。久石さんは最後まで元気でした！気力体力には感服いたしました。 チェコ、ロンドン、スイスと初冬の寒い国々を旅し、一足先に冬を体験した久石さん。 お仕事はこれで全て終了。これから久石さんは、ほんの少しだけオフタイム。とはいうものの、次のアルバムの構想を練りにパリに飛び立った。 A