文档:久石让官网日志/2005年12月

来自宫崎骏与久石让中文百科
跳到导航 跳到搜索
 主页面 久石让官网日志 文档 
 2005年11月 2005年12月 2006年1月
2005/12:DEC
2005年12月
2005/12/29/Sun.
いよいよ今年も終わりにさしかかってきましたね。今年は例年になく厳しい寒さで各地で大雪が降り、観測史上始まって以来の積雪に見舞われた地域もあったようです。東京は厳しい寒さではあるもののあまり雪は降っていないようです。

 2005年は久石にとって非常に充実した年になったと思います。「Freedom」をはじめ「WORKSIII」「パリのアメリカ人」と3枚のアルバムをリリース。映画では「Welcome to Dongmakgol」(韓国)、「男たちの大和」(日本)、「A Chinese Tall Story」(香港)とアジアを中心に活動。

 コンサートは「Joe Hisaishi Symphonic Special 2005」、「Korea Concert 2005」(韓国)、そして久石譲&World Dream Orchestraコンサートツアー「12月の恋人たち」と数々のプロジェクトをこなしてきました。

 その活動は多くの方に評価をしていただき、多くの賞を受賞しました。ACC CM Festivalベスト音楽賞、第4回大韓民国映画大賞にて最優秀音楽賞、The Los Angeles Film Critics Associationにて最優秀音楽賞を受賞しました。

 今年は特にアジアを中心とした活動が多く、来年にはさらに国際色豊かな活動が予想されます。

 落ち着いたとはいえ次のコンサートの打ち合わせや来年のスケジュール確認など、来年に向けてしだいに動きつつある今日この頃。2005年は忙しく過ぎていきましたが来年もさらに忙しくなりそうな予感です。

 2005年も多くの方に支えられ、充実した一年を迎えることができました。久石・スタッフ一同心より感謝しております。来年も久石譲・ワンダースタッフをどうぞよろしくお願いします。
2005/12/06/Sun.
12月2,3,5,6日の四日間、World Dream Orchestraのツアー『12月の恋人たち』がアルバム『パリのアメリカ人』にあわせてすみだトリフォニーホール、新潟県民会館、横浜みなとみらい、サントリーホールの四つの会場にて公演されました。

 春より構想をねりはじめ、幾度となく曲目を変更し試行錯誤しました。曲目の多様さもさることながらオーケストラ&ヴォーカル・バンド&合唱という大編成のため、ホールでのそれぞれの楽器の配置を考える上でも多くの時間を費やしました。

 今回のプログラムは、World Dream Orchestraのテーマ曲『World Dreams』からスタートし、G.ガーシュインの曲であり今回のアルバムのタイトルにもなった『パリのアメリカ人』。そしてCole Porterの3曲『Night and Day』『You’d be so nice to come home to』『So in Love』。第二部はコーラスグループ”Little Carol”による『Carol of the Bells』から始まり、”12月の恋人たち”と題したフランス映画特集にて『白い恋人たち』『男と女』『Last Tango in Paris』『コーラス』『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』に続き最後はM.ラヴェルの『Bolero』による盛大な大団円。アンコールに応えて『Sweet Christmas』と『人生のメリーゴーランド』が演奏されました。

 ミュージカル、映画音楽、そしてクラシックと様々なジャンルを含んだ今回のプログラムは、音楽に垣根を作ることをしない久石ならではのプログラムになりました。

12月6日、サントリーホールの公演ではちょっとしたサプライズもありました。実は12月6日は久石の誕生日。アンコール演奏後にお客様に向かって挨拶をしているとオーケストラとコーラスによる『Happy Birthday to you』。予想しない演奏とケーキの入場に驚きと喜びを隠せない久石を見てオーケストラ団員、スタッフも満足そうでした。

 今回も多くのみなさまにご来場いただきスタッフ、関係者一同たいへん感謝しております。また、多くのお花や手紙、プレゼント等をいただき本人もたいへん喜んでおりました。

 みなさまのあたたかい声援に支えられて今回のようなコンサートを開くことができたことを深く感謝しております。今後ともみなさまにより良いものをお届けできるよう努力してまいりますのでどうぞよろしくお願いします。