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12月1日(木)
映画の日ということで、都内で行なわれた「ゴールデングロス賞」の表彰式に出かける。鈴木プロデューサーは宮崎監督の代理で「マネーメイキング監督賞」を受賞。式では、某テレビ局のXXさんと隣りあわせで、今度、ジブリに遊びに来ませんかと招待したらしい。現在の邦画界を率いるビッグなふたりの出会いの瞬間だった。
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12月1日(星期四)
因为是电影日,所以去参加了在东京都内举行的“金票房奖”颁奖典礼。铃木制作人代表宫崎导演领取了“票房导演奖”。在典礼上,铃木制作人似乎与某电视台的XX先生坐在一起,并邀请他下次来吉卜力玩。这是两位引领当今日本电影界的大人物相遇的瞬间。
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12月2日(金)
次回長編作品の初ラッシュが行われる。いよいよ始まったんだという感慨と、完成までの遠い道のりを思い、身の引き締まる思い。
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12月2日(星期五)
下一次长篇作品的初稿即将完成。感慨终于开始了,同时也意识到距离完成还有很长的路要走,感到责任重大。
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12月3日(土)
夕方、次回長編作品監督手作りの豚汁がスタッフにふるまわれる。豚汁とおにぎり一個とお新香だけなのに、この上なくうまい夕食だった。出版部のチカ様は、「うまい」といいながら気がつくと4杯はお代わりしていた・・・と思う。
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12月3日(星期六)
傍晚,下一部长篇作品的导演亲手制作的猪肉汤被分发给工作人员。虽然只有猪肉汤、一个饭团和一些腌菜,但这顿晚餐却无比美味。出版部的千佳小姐一边说着“好吃”,一边不知不觉地添了四次汤……我想。
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12月5日(月)
夜、矢野顕子さんのコンサートが渋谷であり、ジブリスタッフも招待される。会場には、糸井重里さんや谷川俊太郎さんなど、ジブリもお世話になっている面々の姿も見られ、挨拶に忙しい。矢野さんの大大大ファンの白木さん(鈴木Pのアシスタントなのだ!)は、オリジナルグッズを買うために大混雑の会場内を奔走していた。
『矢野さんにジブリから贈ったお花です!』
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12月5日(星期一)
晚上,矢野显子的演唱会在涩谷举行,吉卜力工作室的成员也受邀参加。会场中可以看到糸井重里和谷川俊太郎等对吉卜力有过帮助的人士,大家忙着互相打招呼。矢野显子的超级粉丝白木小姐(铃木P的助理!)为了购买原创商品,在拥挤的会场里四处奔走。
“这是吉卜力送给矢野显子的花!”
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12月6日(火)
美術館作品最後の一本「水グモもんもん」のダビング作業が、宮崎監督や鈴木P立会いのもとテレセンで行なわれる。いよいよ完成まであとわずかです。
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12月6日(星期二)
在宫崎骏导演和铃木P的见证下,于テレセン(Telecom Animation Film)进行了美术馆作品最后一部《水蜘蛛もんもん》的配音工作。终于,距离完成只剩下最后一步了。
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12月7日(水)
最近、NHKの荒川さんという、若いディレクターが鈴木さんのもとに通っている。来年放送の特集番組の取材の打ち合わせのためだ。気がつくと月曜日から3日連続で、鈴木さんに食い下がっている。すごい根性だと思う。また、チーム鈴木に、新しいキャラクターの登場だ。
・夜、管理の部屋をのぞいたら、ウシコがものすごいことになっていた。いくら外は木枯らしが吹き社内は床暖房で快適だからといって、こんなに伸びることはないんじゃないの?
『ウシコの野生はどこにいってしまったんだろう』
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12月7日(星期三)
最近,NHK的一位名叫荒川的年轻导演经常来找铃木先生。他是为了明年播出的特别节目进行采访和讨论。不知不觉中,从周一开始,他已经连续三天缠着铃木先生不放。真是有毅力啊。另外,铃木团队里也出现了一个新角色。
·晚上,我看了看管理室,发现ウシコ(牛子)的状态真是让人惊讶。虽然外面寒风呼啸,但公司里有地暖,非常舒适,但也不至于这么放松吧?
“ウシコ的野性到底去哪儿了呢?”
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12月8日(木)
制作の渡辺氏と広報の西岡氏で、夜中になにやら打ち合わせ。どうも、今年の忘年会の話らしい。鈴木さんに、「今年もよろしく」と頼まれたとか。今年こそは、幹事から逃れようと画策していたのに、あえなく撃沈の二人だった。
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12月8日(星期四)
制作部的渡边先生和宣传部的西冈先生在深夜进行了某种讨论。似乎是在谈论今年的忘年会。据说铃木先生拜托他们“今年也请多多关照”。两人原本计划今年一定要摆脱干事的工作,但最终还是无奈地失败了。
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12月9日(金)
1スタ3階に入口に「新作準備室」と紙が貼られた部屋が出来る。さっそく打ち合わせが行なわれていて、ドキドキしてこっそりのぞいたら、ヤマハの人たちと鈴木さんが打ち合わせをしていた。とりあえず、来年公開の新作の音楽打ち合わせらしかった。人騒がせな掲示である。でもひょっとしたら?
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12月9日(星期五)
在1号馆3楼的入口处,出现了一个贴着“新作准备室”纸条的房间。很快就进行了会议,我心跳加速地偷偷看了一眼,发现是雅马哈的人和铃木先生在开会。看起来是关于明年公开的新作的音乐会议。这个告示真是让人兴奋。不过,也许还有别的可能?
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12月10日(土)
作画の横田君の奥さん、旧姓笹木さんが2ヶ月前に産まれた赤ちゃんをつれて久々に来社。目に入れても痛くない位、小さくてかわいい赤ちゃんでした。
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12月10日(星期六)
负责作画的横田君的妻子,旧姓笹木女士,带着两个月前出生的宝宝久违地来到公司。宝宝小小的,可爱得让人忍不住想捧在手心里。
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12月12日(月)
「水グモもんもん」零号試写がイマジカ第一試写室にて行われ、無事終了。試写の前の前説で制作の渡邊さんが、“ようやく零号の運びとなりました云々”と挨拶したことを受けて、試写後の食事のときに、宮崎監督から、“ようやく”は余計なんだよ、とたしなめられたが、その後、監督はしみじみ、ほんとに時間がかかったなぁと云っていた。
(このあとは、制作日誌に続きます。)
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12月12日(星期一)
《水蜘蛛的烦恼》零号试映在Imagica第一试映室顺利举行。试映前的开场白中,制作人渡边先生提到“终于迎来了零号试映”等话语,试映后的用餐时,宫崎导演对此表示“终于”这个词是多余的,但随后,导演也感慨道,真的花了很长时间啊。
(接下来的内容,请继续关注制作日志。)
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