文档:WORLD DREAMS/专辑解说

来自宫崎骏与久石让中文百科
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久石让

ワールド・ドリーム・オーケストラ 久石譲
World Dream Orchestra 久石让
新日本フィルハーモニー交響楽団とのこのニュープロジェクトは、色々考えて「ワールド・ドリーム・オーケストラ」と命名した。そして、まずこのCDの制作を決めた。
与新日本爱乐乐团的这个崭新计划,在经过许多考量后选择了「世界之梦交响乐团」来命名。首先,决定了制作这枚CD。
目玉は「ハードボイルド・オーケストラ」という組曲だ。例えるなら「夏場のラーメン」。暑い夏に熱いラーメンを食べて汗を掻き切ると清々しくなる。それと同じで暑い夏に暑苦しいブラスセクションが大汗を掻いて鳴りまくって!という男らしいコンセプトなのだ。
目标是制作「硬汉交响乐」组曲。组曲的基本构想呢,嗯...”比方说,「夏天的拉面」。炎热的夏天吃了热乎乎的拉面,挥手撒汗后人就会变的清爽。再比如说,同样的,苦暑的铜管乐器部分边挥着大汗边呜呜作响。“... 组曲的概念就像上述一样颇具男子汉气概。
そして、あまり今までやった事のなかった自分の楽曲でないもののアレンジに取り掛かった。「Mission Impossible」とか「007」とか、しかし、何か物足りなかった。
于是,至今为止极少尝试地,对不是自己作品的曲子做了重编曲。比如「Mission Impossible」,「007」。可是完成这些以后,总感觉少了些什么。
何をやりたいんだろう、このオーケストラと?
我...到底想和这个交响乐团一起做些什么呢?
何のために・・・・。
到底为了什么我们要“做些什么”呢?
そんな中でこのオーケストラの為に曲を書き下ろした。もともと祝典序曲のようなものを、と思っていた。作曲している時、僕の頭を過ぎっていた映像は9.11のビルに突っ込む飛行機、アフガン、イラクの逃げまどう一般の人々や子供たちだった。「何で……」そんな思いの中、静かで優しく語りかけ、しかもマイナーではなくある種、国歌のような格調のあるメロディーが頭を過ぎった。「こんなことをするために我々は生きてきたのか?我々の夢はこんなことじゃない!」まるで憑かれたように僕は作曲し、3管フル編成のスコアは異様な早さで完成した。タイトルは「World Dreams」以外なかった。漠然と付けた名前、「ワールド・ドリーム・オーケストラ」ということ事体がコンセプトそのものだった。
在如此质问中我试着为这个乐团写了一首曲子。本来打算写类似庆典序曲一样的东西的。然而,在作曲的时候,脑海里浮现的画面却是9·11事件时撞入大楼的飞机,阿富汗,伊拉克的难民及孩子们。“为什么...”在这样的思绪下,静静地,温柔地,非短调,而是拥有某种国歌般调子的旋律从脑海中飘过。“难道是为了做这些事情(9·11等)我们才拥有生命的吗?我们的(人类的)梦想绝对不止是这种程度的东西!”在这样的想法的催促下,三管(木管乐器每样出现三次)全编制的总谱无比快速地完成了。作为曲名的「World Dreams」,恰如其分。原来,含含糊糊之间,在一片说不清之中,我为乐团起的名字「World Dream Orchestra」,其本身就是作曲的基准概念啊。
レコーディングの当日、まさにこれから録る!という時に僕は指揮台からオーケストラの団員にこれを伝えた。「感情的な昂りは音楽事体には良くない」といつも心がけていたが、込み上げてくるものを押さえることが出来ないまま僕は腕を振り続けた・・・。そしてホールに響いたその演奏は、今まで聞いたことがないくらいすばらしいものだった。
录音的当日,就就就在马上要开始录制的那个时刻!,我站在指挥台上对乐团团员们说:“情感的昂扬对于音乐本身来说不是好事”尽管我是这话的虔诚信徒,演奏时还是压抑不住涌出的情感,我的双臂不断地飞舞着...响彻音乐厅的那次演奏,前所未有地出彩。
その瞬間、僕らは「ワールド・ドリーム・オーケストラ」として1つになった。
就在那个瞬间,我们作为「World Dream Orchestra」,合而为一。
久石譲
久石让

崔文洙

最後のレコーディング・セッションが終わった瞬間、久石さんは僕と笑顔で固い握手を交わしました。しかしこれは単に久石さんとコンサートマスターである僕との握手ではなく、このオーケストラ全員と久石さんとの握手の象徴なのだという実感が沸き起こりました。
在最后的录音环节结束的那个瞬间,久石让先生笑着和我紧紧地握手。这不单单是久石让和首席小提琴的我之间的握手,掌间传递着的这巨大的分量让我感到这更是和乐团全员之间的握手。
初日のリハーサルで一曲目に演奏した「World Dreams」を弾き終えた時に「これは素晴らしいアルバムになる」という直感を得ましたが、レコーディングが進むにつれ僕のそれは確信へと変わっていきました。何より僕にそう思わせたのは、プレイバックの度に全員が集まりそれを聴き、終わればまたディスカッションし、最高の演奏を残そうというオーケストラの結束力と久石さんとの一体感が増しているのが感じられたからです。
第一天的排练中,演奏完第一曲「World Dreams」,直觉告诉我,“这大概会是一张很棒的专辑吧!”。随着录音作业不断地推进,录音重放时全员都聚集在一起认真聆听,重放结束后又聚在一起仔细讨论。“想要留下最棒的演奏。”这是乐团成员们拥有着的共同信念。感受到了彼此之间的浑然一体(久石让与乐团全部成员),我的直觉变成了确信。
僕達が残した最高のテイクを今はトラックダウンするという作業を久石さんと僕は行っていますが、時間をおいてスタジオで今聴いても、最大のエネルギーと繊細さで紡ぎ出された全ての作品は永久に生き続けていける強い生命力を吹きこまれたものとして響いています。
现在久石让先生和我正在为挑选出的最棒的录音版本进行后期调整。在距离录制完成有一段时日的现在,于录音室中再次聆听,那些由最最富有能量却又纤细无比的丝线编织出的旋律正在作为“永生着的,能吹拂着强有力生命气息的什么东西”荡漾着。
皆さんにそれらを、CD、あるいはコンサートでお届けできることを嬉しく思っています。
能通过CD或是音乐会将那些作品带给大家,我由衷地感到高兴。
ソロ・コンサートマスター 崔文洙
小提琴独奏兼首席 崔文洙

Tim Morrison

今回、久石譲さんと新日本フィルハーモニー交響楽団とのレコーディングプロジェクトに参加出来た事を心から光栄に思います。久石さんの音楽は全ての人々の心を包み込み、そして素晴らしいオーケストラのメンバーによって演奏されました。また、この音楽を再び一緒に出来る事を楽しみにしています。
能参加久石让先生和新日本爱乐乐团的这次录音计划我从心底感到光荣。久石让先生的那些能把所有人的心都温柔地包裹起来的音乐,被最棒的交响乐团成员们完美地演奏着。我期待着再次就这些曲子与大家进行合作。
トランペット・ソリスト ティム・モリソン
小号独奏 Tim Morrison