文档:吉卜力的教科書 兒時的點點滴滴

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  ジブリの教科書6 おもひでぽろぽろ 心をルポル々一ジュする ナビゲーター・岩井俊二が選ぶキャラクター名場面

宣傳文案

子どもの頃から田舎に憧れる27歳のOL・タエ子は、親戚の農作業を手伝うため、休暇をとって夜行列車で山形へと向かう。その車中、小学生時代の記憶が溢れ出す。高畑勲の不朽の名作に岩井俊二、香山リカ、村山由佳らが多彩な切り口で迫る。制作当時の現場の様子や、タエ子役の今井美樹のインタビュー、男鹿和雄による美い、背景画も特別収録。
 
監督紹介
 高畑勲(たかはた・いさお)アニメーション映画監督。1935年三重県生まれ。59年、東京大学仏文科卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)へ入社。『太陽の王子ホルスの大冒険』で初監督。以後『アノレプスの少女ハイジ』『母をたずねて三千里』『赤毛のアン』などでTV演出を担当。『セロ弾きのゴーシュ』『じゃりン子チエ』『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『ホーホケキョ となりの山田くん』などの長編アニメ映画を発表。プロデュース作品に『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』がある。2013年『かぐや姫の物語』が公開された。
 
 
スタジオジブリの隠れた名作、登場!
私はワタシと旅にでる。――27歳と小学5年生の自分との間を行き来しながら、タエ子は何をみつけるのか、岩井俊二らが読み解く。(「近刊情報」より)
 

目錄

ナビゲーター・岩井俊二
ノスタルジーの正体
Part1 映画『おもひでぽろぽろ』誕生
 新生ジブリと『おもひでぽろぽろ』
 鈴木敏夫 高畑勲と宮崎駿。二人の巨匠の「分かれ道」
 宮崎 駿 大ナマケモノの子孫
 映画『おもひでぽろぽろ』演出ノート
 ・viewpoint・香山リカ
 「あいまいな娘」と複雑な父親の存在
Part2 『おもひでぽろぽろ』の制作現場
 [美術監督] 男鹿和雄
 「どこにでもある風景を、緊張感のある画面で」
 紅花──その歴史的な魅力を探る
 [キャラクター色彩設計] 保田道世
 「思いきって真っ白な画面に挑戦してみた『思い出編』」
 [キャラクターデザイン・作画監督] 近藤喜文
 「人間の顔の微妙な曲面と必死にとり組んだ日々」
 [場面設計・絵コンテ] 百瀬義行
 「細やかな表情や動作のなかに“その人らしさ”をこめたい」
 [撮影監督] 白井久男
 「高畑監督の粘りある演出のもとで仕事がしたかった」
 「作画」の流れ 一枚の絵コンテが動き出すまで
 今井美樹・柳葉敏郎スペシャルインタビュー
 [監督] 高畑 勲 
 反響の大きかった映画 意見の分かれたラストシーン
 高畑 勲の音楽のはなし
 ぽろぽろ事典
 映画公開時の掲載記事を再録!
Part3 作品の背景を読み解く
 村山由佳 人の手業が超えるもの
 朝倉あき 冷静な視線と、冷静さを保てなくなる瞬間
 from overseas
 イグナシオ・フェレーラス
 『おもひでぽろぽろ』について私が思うこと
 伊藤 悟 「ひょうたん島」が寄りそってくれた時代
 川崎賢子 『おもひでぽろぽろ』の記憶と想像力
????──文化映画の系譜に連なることと踏み越えること
 山田太一×高畑 勲 これからの時代を切り開いてゆくヒント
 大塚英志 『おもひでぽろぽろ』解題
 出典一覧
 映画クレジット
 高畑 勲プロフィール
 


カバー・『おもひでぽろぽろ』
第1弾ポスターより
デザイン・田村経一郎
 
ナビゲーター 岩井俊二
特別協力 大塚英志(国際日本文化研究センター教授)
本文デザイン 加藤愛子(オフィスキントン)