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97.7.1(火)
スーパーマンの最終話の作画打会わせが始まる。もちろん40話の作業は続行中。
「ジブリがいっぱい」第1弾「となりのトトロ」に関する問い合わせがかなりくる。その多くは「裏面の髪を両脇で結わえた女の子はメイですか? サツキですか?」というもの。
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97年7月1日(星期二)
《超人》最終話的作畫會議開始了。當然,第40話的工作仍在繼續。
關於《吉卜力大集合》第一彈《龍貓》的詢問相當多。其中大部分問題是「封底那個頭髮在兩側紮起來的女孩是梅嗎?還是小月?」
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97.7.2(水)
原画2人が「スーパーマン」最終話の作打ちを行う。
昼食時、ふと寄ったレコード屋でジブリ関連のキャンペーンをはっているのに出くわす。まだ「もののけ姫」のTVスポットも見ていない身としては何だか背中がかゆくなる。
<イムラ>さあ、バトンは再び田中さんへ、GO!!
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97年7月2日(星期三)
兩位原畫師進行了《超人》最終話的作畫討論。
午餐時,偶然走進一家唱片店,發現正在舉辦吉卜力相關的宣傳活動。我還沒看過《幽靈公主》的電視廣告,感覺有點坐立不安。
<今村>好了,接力棒再次交給田中,GO!!
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97.7.3(木)
復活していきなり「東京ドーム「もののけ姫」ナイター巨人VSヤクルト戦」で東宝、メイジャーのスタッフと共に団扇とちらし配り。外の気温が35度近くになったため、お客さんに団扇が大変喜ばれる。他にジブリからも奥井さんや百瀬さんなど10人以上が参加。もちろんそのほとんどが巨人ファンである。試合は勿論巨人の楽勝。
左の写真は、入口にて団扇とチラシを渡しているところです。右は、コダマを撮りたかったのですが……
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97年7月3日(星期四)
復活後立即在「東京巨蛋《幽靈公主》夜場巨人隊VS養樂多隊比賽」中與東寶和Major的工作人員一起分發團扇和傳單。由於外面的氣溫接近35度,客人們非常喜歡團扇。此外,吉卜力也有奧井先生和百瀨先生等十多人參加。當然,其中大部分都是巨人隊的粉絲。比賽當然是巨人隊輕鬆獲勝。
左邊的照片是在入口處分發團扇和傳單的場景。右邊本來是想拍小精靈的,但是……
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97.7.4(金)
野崎さんが先日まで自転車事故で入院していたらしい。聞くところによると、早朝の大垂水峠をトレーニングのため走行中、突然前を走っていた車がなんでもないところで減速、その車を避けようとして転倒、肋骨など骨を二本折り、頭を10cmほど縫う怪我をしたそうな。頭にくるのは、その事故の原因をつくった車がそのまま走り去ったこと。事故の状況を聞くと後ろを走っていた野崎さんをからかおうとして減速したように思える。おかげで野崎さんは5キロ程歩いて救急車を呼びにいったそうな。あー腹が立つ。
フジテレビが、今年の「ツール・ド・フランス」を、山岳ステージを中心に11日間も放送してくれるらしい。昨年、一昨年と怒り狂っていたジブリツール友の会のメンバーも大喜び。
コミックボックスから「もののけ姫」特集号の初校が送られてくる。は早い!
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97年7月4日(星期五)
聽說野崎先生前幾天因為自行車事故住院了。據說他在清晨為了訓練在大垂水峠騎行時,突然前面的車在毫無原因的地方減速,他為了避開那輛車而摔倒,斷了兩根肋骨,頭部縫了大約10厘米的傷口。讓人氣憤的是,造成事故的那輛車竟然直接開走了。聽事故的情況,感覺那輛車像是故意減速來戲弄後面騎行的野崎先生。結果野崎先生不得不步行了大約5公里去叫救護車。真是讓人火大。
富士電視台似乎會在今年播出11天的「環法自行車賽」,重點是山地賽段。去年和前年為此憤怒不已的吉卜力環法之友會的成員們也非常高興。
從《Comic Box》寄來了《幽靈公主》特輯號的初校。真快啊!
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97.7.5(土)
米沢さんが宮崎監督、鈴木プロデューサーに合流すべく夕方にジブリを出発。なぜか提灯を持参。
今日もコミックボックスの文字校、この調子だと7月発売は間違いなし。カケしないで良かった。
今日が「スーパーマン」40話の原画最終アップ、の予定だったけど終了せず。
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97年7月5日(星期六)
米沢先生為了與宮崎導演和鈴木製片人會合,傍晚從吉卜力出發。不知為何,他帶了一盞提燈。
今天也進行了《Comic Box》的文字校對,照這個進度,7月發售應該沒問題。幸好沒有拖延。
今天原本是《超人》第40話原畫的最終提交日,但未能完成。
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97.7.7(月)
昨日は高畑監督の息子さんが所属する練馬交響楽団のコンサートに行く。フランス音楽特集ということで、ダビッドも聴きに行くが、昨日の練馬の気温は39度、涼しいヨーロッパ育ちのダビッドにとって、初めての夏で、この異常気象はつらすぎるか。本人は日本の夏について「アパートにクーラーが無かったらもう死んでます」と一言。
原画アップが過ぎているにも関わらず、スーパーマンの残り原画があと17CUT。
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97年7月7日(星期一)
昨天去聽了高畑導演兒子所屬的練馬交響樂團的音樂會。因為是法國音樂專場,大衛也去聽了,但昨天練馬的氣溫高達39度,對於在涼爽的歐洲長大的大衛來說,這是他第一次經曆日本的夏天,這種異常天氣對他來說可能太難受了。他本人對日本的夏天評價道:「如果公寓裡沒有空調,我早就死了。」
儘管原畫已經完成,但《超人》的剩餘原畫還有17個鏡頭。
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97.7.8(火)
シリコンのコンピューターを導入し、デジタル化が進められている仕上げ部でデジタルペイントの講習会がひらかれる。
再び「電波少年」松本明子嬢が「「もののけ姫」完成のお祝いに宮崎監督に花束を渡したいー」と突然来社。しかし宮崎監督がキャンペーン旅行で広島に行っている為会えず。花束を持ってとぼとぼと引き上げて行った。ところで前回「電波少年」が来て取材して行った「宮崎監督は本当に引退するのか」の映像が放送されていないような気がするのだがどうなったのだろうか?
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97年7月8日(星期二)
在逐步引入硅計算機並推進數字化的精加工部門,舉辦了數字塗料的講習會。
再次,「電波少年」松本明子小姐突然來訪,表示「想為《幽靈公主》的完成向宮崎導演獻花」。然而,宮崎導演因宣傳活動前往廣島,未能見面。她只好帶着花束黯然離去。另外,上次「電波少年」來採訪的「宮崎導演真的要退休嗎?」的影像似乎沒有播出,不知情況如何?
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97.7.9(水)
今日も仕上部ではデジタルペイントの講習会。
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97年7月9日(星期三)
今天在仕上部也舉行了數字繪畫的講習會。
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97.7.10(木)
6時半から、大手町日経ホールに於て、米良美一さんの「日本の叙情」と題されたコンサートが開かれる。ジブリからも音楽おたくの高畑監督ら7人が鑑賞に。じつはこのコンサートは、最初に決まっていた演奏者が急病のため急遽決まったもの。その為か、来ている客が、自分を聴きに来たのかどうかはっきりせず、米良さんもやや緊張気味。曲目は、山田耕作、林光、早坂文雄ら日本の作曲家の歌曲が中心。コンサートが後半に向かうにしたがって、お客さんの反応も良くなり、米良さんも乗ってきた様子。最後はアンコールを4曲も歌い、曲間にはギャグを飛ばす余裕も出て、のりのりのうちに終了する。高畑監督も「早坂文雄の曲が特に良かったですね」と満足げ。
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97年7月10日(星期四)
晚上6點半,在大手町日經大廳舉行了米良美一以「日本的抒情」為主題的音樂會。吉卜力工作室的音樂愛好者高畑導演等7人也前來欣賞。其實這場音樂會原本的演奏者因急病臨時更換,因此米良美一顯得有些緊張,不確定觀眾是否真的是來聽自己演唱的。曲目以山田耕作、林光、早坂文雄等日本作曲家的歌曲為主。隨着音樂會進入後半段,觀眾的反應逐漸熱烈,米良美一也漸入佳境。最後,他加演了4首安可曲,甚至在曲間輕鬆地講起了笑話,整場音樂會在一片歡快的氣氛中結束。高畑導演也滿意地表示:「早坂文雄的曲子特別棒。」
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97.7.11(金)
宮崎監督がキャンペーンから一時帰京し、ジブリに姿をあらわす。東京に帰ってきたのが余程うれしかったのか、やけに明るい。午後から筑紫哲也氏との対談に出かける。
スーパーマン40話の原画、作監がついにアップ。
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97年7月11日(星期五)
宮崎導演從宣傳活動中暫時回到東京,出現在吉卜力工作室。可能是因為回到東京非常高興,他顯得格外開朗。下午,他出發與筑紫哲也進行對談。
《超人》第40話的原畫和作畫監督終於完成了。
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97.7.12(土)
今日は「もののけ姫」の公開初日のため、制作業務はマリオンへ。聞くところによると徹夜組みが600人位出たらしい。私も昔は映画を見るのに夜中から並んだものだが、もう年なので今それをやると映画館で寝てしまうに違いない…。
元ジブリの高橋氏が遊びに来る。みんな彼を見かける度に「ついにジブリ復帰?」と声をかけていた。
会議室にて、高畑監督から次作の説明が行われる。
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97年7月12日(星期六)
今天是《幽靈公主》的首映日,製作工作轉移到馬里昂。聽說有大約600人通宵排隊。我以前也曾經為了看電影而半夜排隊,但現在年紀大了,如果再做這種事,肯定會在電影院裡睡着……
前吉卜力的高橋先生來玩。大家每次見到他都會問:「終於要回吉卜力了嗎?」
在會議室里,高畑導演對下一部作品進行了說明。
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97.7.14(月)
元ジブリで現ガイナックスの大塚氏が来社。いろいろ話を聞く。
ジブリは今、何故か西瓜で溢れ返っている。毎日いろいろな形に切った西瓜が社員に振舞われている。
制作業務の望月氏が、エヴァンゲリオンの予告編に登場する踵落としに「早く見てエー」と狂っている。
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97年7月14日(星期一)
原吉卜力工作室、現GAINAX的大塚先生來訪。聽了很多有趣的事情。
吉卜力現在不知為何到處都是西瓜。每天都有各種形狀切好的西瓜分發給員工。
製作部門的望月先生對《新世紀福音戰士》預告片中的踵落(一種武術動作)非常着迷,一直喊着「快點看啊」。
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97.7.15(火)
ジブリ野球部が、サンライズの大橋氏率いる野球チームと小金井球場にて試合を行う。「もののけ姫」の制作が忙しかった為、部員の全員が野球をするのが1年ぶり、というのにいきなり試合をする暴挙。ところが何がそうさせたのか、1回からジブリ野球創設以来の猛打爆発。2回を終わって7対0の大差をつけ楽勝ムードとなる。しかし、30度を超える猛暑の中、1年以上のブランクは大きかった。3回以降全員のスタミナが急速に低下し、5回についに同点に追いつかれる。結局このまま5回時間ぎれ引き分けとなり、通算2勝目(負け数は数え切れず)はお預け。
高畑監督が、社内のスタッフに、小学校と中学校の時に給食だったか弁当だったかのアンケートを始める。
キャンペーン中の宮崎監督から、「秋田ではテレビで「ツール・ド・フランス」やってないから録画しといて」との命が下る。
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97年7月15日(星期二)
吉卜力棒球隊在由Sunrise的大橋先生率領的棒球隊在小金井球場進行比賽。由於《幽靈公主》的製作非常忙碌,全體隊員已經有一年沒有打棒球了,這次突然進行比賽簡直是暴行。然而,不知是什麼原因,從第一局開始,吉卜力棒球隊就爆發了自成立以來最猛烈的攻勢。第二局結束時,以7比0的大比分領先,氣氛輕鬆。然而,在超過30度的酷暑中,一年多的空白期影響巨大。第三局以後,全體隊員的體力迅速下降,第五局終於被對手追平。最終,比賽在第五局結束時以平局告終,吉卜力棒球隊的第二場勝利(敗績數不勝數)再次被推遲。
吉卜力棒球隊的成員
高畑導演開始在公司內部員工中進行一項問卷調查,詢問他們在小學和初中時是吃學校午餐還是自帶便當。
正在參加活動的宮崎導演下達了命令:「在秋田,電視上沒有播放『環法自行車賽』,所以請錄下來。」
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97.7.16(水)
石井氏が、デジタルペイントの社内用マニュアルを作成し、コピーしているところをちらりと覗く。1頁目の第一章に絵付きで「モニターとタブレットとコンピュータの電源を入れる」とある。やっぱりそこから書かなきゃだめなのね…。
高畑監督がなぜかお休み。
土日は勿論、平日でも「もののけ姫」を観にかなりの人々が劇場に足を運んでくれているらしい。スタッフは皆けっこうホッとしている。内心コケたらどうしようと心配していたのだ。
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97年7月16日(星期三)
石井先生正在製作和複印公司內部的數字繪畫手冊,我偷偷瞥了一眼。第一頁的第一章配有插圖,寫着「打開顯示器、數位板和電腦的電源」。果然還是得從那裡開始寫啊……
高畑導演今天不知為何休息。
聽說不僅周末,就連平日也有很多人去電影院看《幽靈公主》。工作人員們都鬆了一口氣。其實大家心裡都在擔心,如果票房不好該怎麼辦。
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97.7.17(木)
群馬のファンから突然お菓子が届けられる。気持ちはとてもありがたいけど、お金がもったないから止めるように。
なんと!コミックボックス「もののけ姫」特集号をもって、才谷、三好両氏が来社。本当に出来上がっている…。いしいひさいち画の鈴木プロデューサーの似顔絵は必見。発売は19日。
米沢さんがスパイ活動の一環として、有楽町の劇場を廻り客の入り具合を視察。平日なのに立ち見になっているらしい。因みに○スト・○ールドは座ってみられるとか(劇場が大きいからしょうがないか)。でもあんまり入りすぎるのも何かありそうで恐いぞ。
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97年7月17日(星期四)
突然收到了群馬粉絲寄來的點心。雖然非常感激這份心意,但覺得花錢太浪費了,希望他們能停止這樣做。
沒想到!才谷和三好兩位先生帶着《幽靈公主》特輯號的《Comic Box》來到公司。真的已經完成了……石井壽一畫的鈴木製作人的肖像畫一定要看。發售日期是19日。
米澤先生作為間諜活動的一部分,去有樂町的劇場巡視,觀察觀眾的上座情況。雖然是平日,但似乎已經站滿了人。順便說一下,據說《○st ○old》可以坐着看(因為劇場很大,這也是沒辦法的事)。不過,觀眾太多的話,總覺得有點可怕。
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97.7.18(金)
ジブリにきた手紙や、ホームページに送られてきたメールをひとまとめにして、二階の卓袱台の上に置いてスタッフに公開。みんな自分達の作った映画の反応を熱心に見ている。
農工大大学院で猿を研究している制作居村氏の妹が来社。美人だったので一部で騒然となる。
吉田君と鈴木まり子嬢が先日ついに結婚。恒例の色紙が社内をまわっている。
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97年7月18日(星期五)
將寄到吉卜力的信件和通過主頁發送的郵件整理在一起,放在二樓的圓桌上向員工公開。大家都很熱心地查看自己製作的電影的反響。
農工大研究生院研究猿猴的製作居村先生的妹妹來到公司。因為是個美人,所以在一部分人中引起了騷動。
吉田君和鈴木麻理子小姐前幾天終於結婚了。按照慣例,簽名板在公司內傳閱。
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97.7.19(土)
キャンペーンから無事帰還した宮崎監督と鈴木プロデューサーが早速出社(社内では「1日位休めばいいのに」の声しきり)。宮崎監督は早くもジブリ若手スタッフを捕まえて、次の企画の話をしている。
今年のツール・ド・フランスがメチャクチャ面白いため、ジブリツール友の会メンバーが急速に増殖中。
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97年7月19日(星期六)
從宣傳活動順利歸來的宮崎導演和鈴木製片人立即回到公司(公司內部紛紛議論「休息一天也無妨」)。宮崎導演已經迅速抓住吉卜力的年輕員工,開始討論下一個項目。
由於今年的環法自行車賽非常精彩,吉卜力環法自行車賽愛好者協會的成員正在迅速增加。
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97.7.22(火)
野崎氏が宮崎監督に「母をたずねて三千里」のインタビューをするため来社。ところでツール・ド・信州に参加予定の野崎氏だが、事故の後遺症のため左腕が完全に上がらず参加が危ぶまれている。
もう一つツールの話題。一昨日高坂氏が本番に備えて斎藤氏と共に宮崎監督の山小屋に行ってきたそうな。結果は高坂氏が165キロの行程を5時間40分のタイム。斎藤氏もその1時間遅れ。こちとら目標は10時間で完走だっていうのに…。日頃から午前中につくと言っていた言葉は本当だったのか。
高畑監督と鈴木プロデューサーが美術の田中氏、武重氏と話し合いを持つ。次の美術はこの2人で。
高畑監督が某新聞の投書欄を周りのスタッフに見せては、意見を聞いている。
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97年7月22日(星期二)
野崎先生為了對宮崎導演進行《尋母三千里》的採訪而來到公司。然而,原本計劃參加信州自行車賽的野崎先生,由於事故的後遺症,左臂無法完全抬起,參賽情況令人擔憂。
另一個關於自行車賽的話題。前天,高坂先生為了準備正式比賽,與齋藤先生一起去了宮崎導演的山中小屋。結果,高坂先生以5小時40分鐘完成了165公里的行程,齋藤先生則比他慢了一個小時。而我們的目標是10小時內完成比賽……他平時總說上午就能完成,這話是真的嗎?
高畑導演和鈴木製片人與美術部門的田中先生、武重先生進行了討論。接下來的美術工作將由這兩位負責。
高畑導演拿着某報紙的讀者來信欄目給周圍的員工看,並聽取他們的意見。
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97.7.23(水)
以前いくつかのジブリ作品で原画を担当したT氏が来社。8月後半から高畑監督の次回作にメインスタッフとして参加する予定。
宮崎監督からスウェーデンの画家カール・ラーソンの画集を手に入れよ。との指令が出る。早速吉祥寺のパルコブックセンターに行くも、1冊もなし。何軒かの書店にTELし、結局澁谷のロゴスで入手。
漫画家の柊あおい、長谷川潤、谷川史子の三氏が来社し宮崎監督と歓談。色紙にサインをもらっていた者多数。
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97年7月23日(星期三)
曾經在幾部吉卜力作品中擔任原畫的T先生來到公司。他計劃從8月下旬開始作為主要工作人員參與高畑勛導演的下一部作品。
宮崎駿導演下達了指令,要求獲取瑞典畫家卡爾·拉森的繪畫集。我立刻前往吉祥寺的PARCO書店中心,但一本也沒有找到。於是打電話詢問了幾家書店,最終在澀谷的LOGOS書店找到了。
漫畫家柊葵、長谷川潤和谷川史子三位來到公司,與宮崎駿導演進行了愉快的交談。許多人得到了他們在色紙上的簽名。
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97.7.24(木)
4℃の田中さんと松見さんが来社。
ツール・ド・信州のユニフォームがついに完成。宮崎監督が早速社内をまわって見せびらかしている。
明日屋上で、今月で退社する某氏の送別会を兼ねた、北海道人の心のふるさとジンギスカンパーティを開催する予定だが、台風が接近しているというニュースが…。
今日からエヴァンゲリオンの一挙再放送が始まるが、高畑監督が「見なくては」と意欲を見せている。
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97年7月24日(星期四)
田中先生和松見先生來訪,氣溫4℃。
信州自行車賽的隊服終於完成了。宮崎監督立刻在社內四處展示。
明天計劃在屋頂舉辦送別會,兼為即將離職的某位同事舉行北海道人心中的故鄉——成吉思汗烤肉派對,但新聞說颱風正在接近……
從今天開始,《新世紀福音戰士》將連續重播,高畑監督表示「一定要看」,展現出極大的興趣。
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97.7.25(金)
Dプロジェクトの本田さんが来社。新たな特番の収録。その際本田さんからツール・ド・信州に表彰台(何故か「ガメラ」と書いてある)と垂れ幕(「ツール・ド・たたら」と書いてある)のプレゼントがある。
午後6時すぎから屋上にて送別会を兼ねたジンギスカンパーティを開催。心配された台風も来ず、北海道からベルジンギスカンのたれを取り寄せ、ラムやマトン等7.5キロを用意。ジンギスカン鍋が一つしかないので後は鉄板で代用する。何だかんだで3、40人のスタッフが参加し大盛況となる。
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97年7月25日(星期五)
D項目的本田先生來到公司。進行了新特別節目的錄製。期間,本田先生贈送了信州自行車賽的領獎台(不知為何寫着「加美拉」)和橫幅(寫着「踏踏拉自行車賽」)作為禮物。
下午6點過後,在屋頂舉辦了兼作送別會的成吉思汗烤肉派對。擔心的颱風沒有來,從北海道訂購了貝爾成吉思汗烤肉的醬料,準備了羊肉等共7.5公斤。由於只有一個成吉思汗烤肉鍋,其餘用鐵板代替。最終大約有三四十名員工參加,非常熱鬧。
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97.7.26(土)
午後3時より「ツール・ド・信州」の参加者説明会及びユニフォームの配布が行われる。怪我人野崎さんも来社する。ようやく昨日5分間だけ自転車に乗ることが出来たという話だが、まだ参加すると豪語している。
「ツール・ド・信州」のユニフォームです。モデルは制作の田中さん。
職場委員会が行われる。「もののけ姫」の興行状況や次回作等の報告。
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97年7月26日(星期六)
下午3點開始,將舉行「環信州自行車賽」的參賽者說明會及隊服發放。受傷的野崎先生也會來公司。據說他昨天終於能夠騎自行車5分鐘了,但他仍然豪言要參加比賽。
這是「環信州自行車賽」的隊服。模特是製作部的田中先生。
將舉行職場委員會會議。會上將報告《幽靈公主》的票房情況及下一部作品的相關信息。
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97.7.29(火)
宮崎監督の指示で、MITスタジオから歩いて10分程の浅草橋で1m近くある無地の提灯を購入。ツール・ド・信州の際、ゴールである監督の山小屋に飯屋の意味で「黒豚亭」と書いてぶら下げたいとのこと。美術田中氏が文字を書き、提灯全体をブラシでピンクに塗る。
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97年7月29日(星期二)
在宮崎導演的指示下,從MIT工作室步行約10分鐘到淺草橋購買了一個近1米高的素色燈籠。據說在「環信州自行車賽」期間,想在導演的山間小屋作為終點時,掛上寫有「黑豚亭」字樣的燈籠,意為餐館。美術部的田中先生負責書寫文字,並用刷子將整個燈籠塗成粉色。
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97.7.30(水)
高畑監督が韓国で行われるアニメーションフェスティバル「アニメキスポ97」に参加するため、今日からお休み。
ところでスパイの米沢さんは、数日まえから既に夏休みに入っており、一旦故郷の大阪に帰り、来月3日からは奥さんとイタリア旅行に行くそうな。
宮崎監督は、例の提灯を携えて三輪車で山小屋に出発する予定であったが、雨のため延期。
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97年7月30日(星期三)
高畑導演為了參加在韓國舉行的動畫節「Anime Expo 97」,從今天開始休假。
另外,間諜米澤先生幾天前已經進入暑假,先回故鄉大阪,下個月3號開始將和妻子一起去意大利旅行。
宮崎導演原本計劃帶着那個燈籠騎三輪車去山間小屋,但因為下雨而延期。
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**米沢さんレポート**
休暇中の米沢さんから、帰省先の京都の劇場の様子がメールで送られてきました。以下にお伝えします。
京都市では、東宝公楽、弥生座という2つの映画館で「もののけ姫」を上映しています。7月30日(水)に両劇場を訪れたのですが、いずれも開場1時間前には長蛇の列。それぞれの劇場の方にお話を伺いました。
東宝公楽 西堀営業課長「初日、朝7時には劇場の前に延々と列ができているのを見て一体何の行列かと...。まさか「もののけ姫」をお待ちのお客様だとは思いませんでした。特に「スーパー情報最前線」(7月28日)放映後は、朝の回からびっしりという状態になりまして、「もののけ姫」のパワーに驚いています。」
弥生座 神田支配人「もう、こんなことは何十年ぶりです。うちはそんなに大きい劇場でもないので、行列がすぐ新京極通に連なってしまって。新京極は商店街ですから、行列がすごく目立つんです。それがまたお客様を呼ぶという状態で...。東宝公楽さんとは上映時間をずらして、お互いにお客様を誘導しているんですが、とても追いつきません。なにより驚いているのは、上映3週間というのに、客足が全然落ちないことですね。もう少しすれば落ち着いてくるとは思うんですが、今のところは、もううれしい悲鳴なんてもんじゃないです。」
京都の暑い夏はまだまだ続きそうです。
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**米沢小姐的報告**
休假中的米沢小姐從她回老家的京都發來了關於當地劇院情況的郵件。以下是她的報告。
在京都市,東寶公樂和彌生座兩家電影院正在上映《幽靈公主》。7月30日(周三)我去了這兩家劇院,發現兩家劇院在開場前一小時就已經排起了長隊。我分別與兩家劇院的工作人員進行了交談。
東寶公樂的西堀營業課長說:「首映日早上7點,我就看到劇院前排起了長長的隊伍,一開始還不知道是什麼情況……沒想到是等待《幽靈公主》的觀眾。特別是在《超級信息最前線》(7月28日)播出後,早場就已經座無虛席,真是被《幽靈公主》的影響力震驚了。」
彌生座的神田經理說:「這種情況已經幾十年沒見過了。我們劇院並不大,所以隊伍很快就排到了新京極通。新京極是商業街,隊伍非常顯眼。這反而吸引了更多觀眾……我們和東寶公樂錯開上映時間,互相引導觀眾,但還是忙不過來。最讓人驚訝的是,上映已經三周了,觀眾數量一點都沒有減少。本以為過段時間會平靜下來,但現在的情況已經不僅僅是驚喜了。」
京都的炎熱夏天似乎還會持續一段時間。
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97.7.31(木)
宮崎監督、ツール・ド・信州の受け入れ準備の為、提灯を持って山小屋へ出発。ああ、いやでも盛り上がるツールの緊張感。
明日から休日と言いながら仕事が終わらずに明日も出社する人も何人かいる。
吉田夫妻の結婚記念パーティが近所の飲み屋で開かれた。
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97年7月31日(星期四)
宮崎導演為了準備迎接「環信州自行車賽」,帶着燈籠出發前往山間小屋。啊,即使不願意,也能感受到環信州賽事的緊張氣氛。
雖然說明天開始是假期,但還有一些人工作沒做完,明天還得來公司。
吉田夫婦的結婚紀念派對在附近的酒館舉行。
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