文档:久石讓官網日誌/2000年7月

出自宫崎骏与久石让中文百科
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2000/7:Jul
2000年7月
7月1日(土)
倉敷から飛行機で帰京。そのままCMの打ち合わせに入る。映像をつくるためにデモテープが欲しいとのこと。スケジュールとにらめっこしながら制作日程を組み立てるが…う~ん、スケジュールに空きが無い!
7月2日(日)
ジブリ美術館・ロゴマークテーマのTD。途中、宮崎監督がいらっしゃり若干の修正が入るものの、満足のいく作品に仕上がる。
7月3日(月)
東宝の撮影所にて、映画スタッフとの打ち合わせ。撮影や録音、美術、装飾、照明などメインスタッフが一同に会する。この日、撮影所に「久石組」の看板が初めて掲げられる。
7月4日(火)
ピアノ練習日。ツアーのフィナーレを飾る明日の大阪公演に向けて、最終調整に入る。腕や腰の痛みは相変わらずだが、仕上がりは順調の様子。
7月5日(水)
ツアー最終日。長時間の移動でやや疲れ気味だったが、本番は息の合ったアンサンブルを聴かせてくれる。気合いの入ったメンバーとのデュオは、お互い譲り合わずの最高の演奏を披露。ラストはスタンディングオーベイションとなり、久石さんをはじめメンバーの目にも光るものが…。
7月6日(木)
大阪から帰京。その足でプロデューサーや助監督などを交えた、長時間の台本打ち合わせが行われる。
7月7日(金)
長期に及ぶハードスケジュールのため、久石さんの体は疲労の極致。大事をとって胃カメラを飲む。診断結果にヒヤヒヤするものの、疲労以外は特に問題ナシとのこと。久石さんをはじめ、スタッフにも安堵のため息が漏れる。
7月8日(土)
映画「Quartet」の音楽制作。主役の弾くヴァイオリンソロ曲のアレンジを行う。
7月9日(日)
早朝からのロケハン。ホールとバーを見た後、劇中で使われる楽器を選びに某楽器店へ。俳優さんと共に、監督のイメージに合ったカラーの楽器を選ぶ。楽器店の御好意により、時価数千万はくだらないという名器(!)を貸して頂けることとなる。
7月10日(月)
ラストシーンに使われるホールのロケハン。ホール内だけでなく、周囲の景観にも目を配り、スタッフらと細かい打ち合わせを行う。その後スタジオに入ってカルテット曲の構想を練る。
7月11日(火)
終日スタジオにこもる。とりあえずは冒頭シーンに流れる曲を…と言っていた久石さんだが、何パターンかアレンジするものの納得がいかない様子。
7月12日(水)
一人っきりでスタジオにこもり、メインテーマの構想を練る。夜からは、プロデューサーや脚本家を交えて、修正を加えた台本を再検討する。
7月13日(木)
某音楽大学へロケハンに行く。構内を歩きながらカメラアングルや撮影場所などを決定していく。途中、スタジオで練習中の学生に「エキストラで出演しない?」と声をかける一幕も。その後、東宝撮影所にある「久石組」スタッフルームに戻りロケハンの内容を再検討する。
7月14日(金)
事務所で映画用のレコーディング日程を調整する。その後スタジオに入り、夕食をとるのも忘れてプリプロ作業に没頭する。のべ12時間近くのプリプロ!!その集中力には、スタッフもあらためて驚かされる。