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10月1日(月)
早いもので、もう10月に入りました。
「さぁ、10月も気合入れて頑張るぞぉ!」っと思ったのですが・・・
土日の急激な気温の変化のせいで、体調を崩してしまうスタッフが続出してしまいました。確かに、今年の気温は異常です。
温暖化のせいで気温差が激しくなり、非常に身体に負担がかかる上、これに上手く適応しながらのポニョの制作は、とても厳しいものになりそうです。
『最後まで、スタッフ全員が元気に笑顔で制作し終える!!』ということが何よりもの願いです。
しかし、季節の変わり目が一番危ない時期でもあります。
皆さん、くれぐれも気をつけましょうね。
「こんな状態にならないように、気をつけましょう」
本日、東京都現代美術館で開催されていた「男鹿和雄展」もいよいよ楽日を迎える。閉館後、関係者が全員集合して現代美術館の会議室で打ち上げを。コーヒーや紅茶も入れたものをペットボトルに入れて冷やしたり、もらいもののお菓子を並べたり、とても手作りな暖かい感じの打ち上げだった。出席した男鹿さんもとても嬉しそうで、いろいろな人に挨拶にお礼に忙しい様子だった。
この展覧会は予想を超えるお客様に来ていただいたため、入場まで長時間並んでいただいたり、あきらめて帰られた方も多かったと聞きます。ご不自由をかけた皆様には、本当に、申し訳ございませんでした。今後の巡回展や12月に発売されるDVDにも興味を持っていただけたら、望外の幸せです。
「男鹿さんを囲んでなごやかな打ち上げの様子」
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10月1日(星期一)
轉眼間,已經進入10月了。
「好,10月也要加油干!」雖然這麼想着……
但由於周末氣溫的急劇變化,許多員工都身體不適了。確實,今年的氣溫異常。
由於全球變暖,溫差變得非常大,對身體造成了很大的負擔,同時還要在這種環境下進行《懸崖上的金魚姬》的製作,看來會非常艱難。
「希望所有員工都能健康、微笑着完成製作!」這是我最衷心的願望。
然而,季節交替的時候也是最危險的時期。
大家一定要多加小心哦。
「為了避免這種情況,大家要小心」
今天,在東京都現代美術館舉辦的「男鹿和雄展」也迎來了最後一天。閉館後,所有相關人員聚集在現代美術館的會議室里舉行了慶祝會。咖啡和紅茶都裝在瓶子裏冷藏,還有收到的點心擺在一起,整個慶祝會充滿了手工製作的溫馨感。出席的男鹿先生也非常高興,忙着向各種人打招呼和道謝。
這次展覽會的參觀人數超出了預期,聽說有很多人排了很長時間的隊,甚至有些人放棄了等待。對於給大家帶來的不便,我們深感抱歉。如果大家對今後的巡迴展和12月發售的DVD感興趣,那將是我們莫大的榮幸。
「圍繞男鹿先生舉行的溫馨慶祝會」
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10月2日(火)
今月から、作監と原画マンが祝日なども出勤となり、作業日数が延びることになりました。ということで、いよいよ追い込み時期となり、スタッフの休みも徐々に削られていく現状が始まってしまったのです。
一番心配なことは、休みを削っての作業は、スタッフの身体にも精神的にもストレスを感じやすくなることです。制作部としては、高いモチベーションをこの先も保っていくために、より一層全体に気をつかっていき、現場がスムーズに流れるよう努めたいと思っています。
現在、動画マン個人の面談が終わり、原画マン個人の面談を実施中。一人ひとりの声を聴くと共に、綿密な話し合いの中でお互いの意思疎通をはかっていけたらと思います。
「オレンジ好きな某スタッフのGoods♪」
早速、色占いでオレンジ色を調べてみました。すると、結果は・・・
【人間味があり、情のこまやかな暖かい性格。でも、情に溺れることもなく、一定の距離を保った人間関係を好む。】と出ました。
オレンジ好きの方、この結果は当たっていますか???
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10月2日(周二)
從這個月開始,作監和原畫師即使在節假日也要上班,工作天數增加了。因此,終於進入了衝刺階段,員工的休息時間也逐漸被削減的現狀開始了。
最令人擔心的是,削減休息時間進行工作會讓員工在身體和精神上都更容易感到壓力。作為製作部門,為了在今後繼續保持高昂的士氣,我們希望能更加關注整體情況,努力使工作現場順利進行。
目前,動畫師的個人面談已經結束,正在進行原畫師的個人面談。我們希望在傾聽每個人的聲音的同時,通過細緻的討論來促進彼此的溝通。
「喜歡橙色的某位員工的Goods♪」
我立刻查了一下顏色占卜中橙色的含義。結果如下:
【具有人情味,性格細膩溫暖。但不會沉溺於情感,喜歡保持一定距離的人際關係。】
喜歡橙色的各位,這個結果准嗎???
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10月3日〔水〕
秋と言えば・・・
食欲の秋!!今日の差し入れは「美味しそうなブドウが登場☆」
色とりどりの三色が、またも食欲をそそぎます。
昨日も、原画の山下さんから「皮ごと食べられる種無し葡萄」の差し入れがあり、「甘くて、とぉっても美味しくて、別の果物みたいだぁ◎」と、皆珍しそうにしていました。秋は、美味しい食べ物が沢山登場する季節です。
しみじみと季節の移り変わりを食べ物を見て浸っていましたが(笑)・・・・
よくよく考えてみると、季節が変わる=映画公開予定日にどんどん近づいている!
ということになるのですよね。ぼーぉっとしている場合ではありませんでした。(苦笑)
「絵画のように色鮮やかな葡萄。おもわずジッと見ちゃいます☆」
この日は、終日、イマジカで「雪の女王」の予告編の編集を行なう。予告編を制作といえば、ガルの板垣さんの出番だ。ジブリの作品の予告編はほとんど全て、板垣さんに頼んでいる。だから、板垣さんもこちらが言いたいことを全部察してくれて、こういう時にとても頼りになる人なのである。
ところで、お昼に何を食べるかという話になって、イマジカに常備してあるデリバリーのリストを片端からひっくり返して検討。何がおすすめかをスタッフに尋ねると、「選んでみてダメならいいます」とのこと。ジブリ内で出した結論は「オーベルジーヌ」のカレー。お伺いをたてたところ無事OKがでて、さっそく注文。朝食にカレーを食べてきたまゆちゃん、申し訳ないです。カレーは毎食でも入りますから。
「どんな予告編になったのかは、お楽しみ♪(ネットでも近日公開予定)」
夜は、「アズールとアスマール」の打ち上げで、原宿のチュニジア料理の店に出かける。映画の配給に携わった関係者が40人くらい集まって、みんなで成功を喜ぶ会である。
ところでこの店、映画の舞台にちなんで選ばれた店なのだが、実はNTVの「いまあま」という番組でキャイーンのふたりが食べていたギョーザみたいな食べ物が物凄く食べたくて、選んだことはごく小数のスタッフのみ知るところ。その念願の揚げギョーザのような食べ物は、中に半熟卵が入っていて、パリパリした皮とあいまって、絶妙な美味しさだった。本当は、ひとりひとつだったのだが、あまりに物欲しそうにしていたためか、余ったひとつをお店の人が持ってきてくれて、待望の2個目をゲットできて喜ぶN部長の姿も見られたという。
「ブリックという食べ物のようです」
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10月3日(水)
說到秋天……
就是食慾之秋!!今天的點心是「看起來很好吃的葡萄☆」
五彩繽紛的三色葡萄,再次勾起了食慾。
昨天,原畫師山下先生也帶來了「可以連皮吃的無籽葡萄」,大家都覺得「甜得不得了,簡直像另一種水果◎」,顯得很新奇。秋天是美味食物大量登場的季節。
看着食物,深深感受到了季節的變化(笑)……
仔細想想,季節變化=離電影上映日期越來越近了!
也就是說,現在可不是發呆的時候。(苦笑)
「像畫一樣色彩鮮艷的葡萄。忍不住一直盯着看☆」
今天一整天都在IMAGICA進行《雪之女王》預告片的剪輯。說到製作預告片,就是GARU的板垣先生出場的時候了。吉卜力作品的預告片幾乎全都委託給板垣先生。所以,板垣先生也能完全理解我們想要表達的內容,在這種時候非常值得信賴。
話說回來,討論中午吃什麼時,翻遍了IMAGICA常備的外賣清單進行討論。詢問工作人員有什麼推薦時,得到的回答是「你們先選,不行的話我們會說」。吉卜力內部得出的結論是「Aubergeine」的咖喱。詢問後得到了OK的答覆,於是立刻下單。早上已經吃過咖喱的麻由醬,真是抱歉。咖喱的話,每餐都可以吃。
「預告片會是什麼樣子呢?敬請期待♪(近期也將在網上公開)」
晚上,為了慶祝《阿祖爾與阿斯瑪爾》的完成,去了原宿的一家突尼斯料理店。參與電影發行的相關人員大約40人聚集在一起,共同慶祝成功。
話說這家店,是因為電影的背景而選中的,但實際上是因為NTV的節目《いまあま》中,Cayenne的兩個人吃的像餃子一樣的食物看起來非常好吃,所以才選的,這件事只有極少數工作人員知道。那個心心念念的像炸餃子的食物,裏面夾着半熟雞蛋,配上酥脆的外皮,味道絕妙。本來每人只有一個,但可能是因為看起來太想吃了,店裏的人把剩下的一個拿了過來,N部長如願以償地得到了第二個,顯得非常高興。
「好像是叫Brick的食物」
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10月4日(木)
原画と作監の目標UP数と実績UP数がシビアに一目で分かってしまう状況表が貼り出されました。この表からは、いつまでにどれくらいのカット数を終わらせるべきなのかがハッキリと分かります。
スタッフの意識の中に自然と・・・
「目標UP数&UP日」が植えつけられていることでしょう。
スポーツ選手は、自分の目標を口に出して実現していくものです。
それはきっと、アニメの世界でも一緒のはず☆
さぁ、皆さん大声で口に出しましょう。「○月○日にUPします!」って☆
きっと、いや、必ず実現するに違いない・・・・。と信じたい。
夜は、事務系スタッフの歓送迎会で、吉祥寺のトルコ料理の店へ。この店の売りは一日一回、ベリーダンスが行なわれること。ということで、お姉さんといっしょに踊るスタッフの姿を写真で紹介。本人の名誉のため、あえて名前は紹介はいたしませんが。また、お姉さんの肌がキレイかどうかばかりを気にしていた女性スタッフもいたのだが、これも本人の名誉のため、あえて紹介はしないことにします。
「スリムなお姉さんでした。楽しそうですね♪」
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10月4日(星期四)
原畫和作監的目標完成數和實際完成數一目了然的狀況表被張貼出來了。從這張表上可以清楚地看出,應該在什麼時候完成多少鏡頭。
在工作人員的腦海中自然而然地……
「目標完成數&完成日期」已經被植入了。
運動員們會大聲說出自己的目標並努力實現。
在動畫的世界裏,肯定也是一樣的☆
來吧,大家大聲說出來吧。「○月○日完成!」☆
我相信,一定,不,必定會實現的……
晚上,事務系員工的歡送迎新會,去了吉祥寺的土耳其料理店。這家店的賣點是一天一次的肚皮舞表演。因此,我們通過照片介紹了與姐姐一起跳舞的員工。為了本人的名譽,我們特意不介紹名字。另外,也有女性員工只在意姐姐的皮膚是否漂亮,但為了本人的名譽,我們也決定不介紹。
「是位苗條的姐姐。看起來很開心呢♪」
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10月5日(金)
またまた、覗いてみました「ビリー部☆☆☆」
先月の末ごろに、ビリー隊長が日本へやってきて一緒に体操できるイベントが開催されました。ビリー部の方々もそのイベントに参加したとのこと☆
その時に購入したと思われるTシャツを現在の部のユニホームにし、さらに強い団結心が生まれた様子です。
「進化するビリー部☆」
ジブリの近くの北大通り沿いに新しい店舗が建設中。白とオレンジ色を基調としたデザインで、AUショップ?トヨタカローラ店?と思っていたのだが、ついにこの日、判明する。答えは、山梨を発祥の地とする、手ごろな価格で有名なお菓子屋さんのチェーン店だった。ジブリからこんな近くに、お菓子屋さんができるなんて、おやつに最適だね、なんて話している。17日のオープンは、オープニングセールのはずなので、絶対並ぼうと思う、食いしん坊の3スタ2階スタッフたちなのである。
「どこのお店か、バレバレですね(笑)」
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10月5日(周五)
再次窺探了「比利部☆☆☆」
上個月底,比利隊長來到日本,舉辦了一場可以一起做體操的活動。比利部的成員們也參加了這個活動☆
他們似乎購買了活動時的T恤,並將其作為現在部的制服,進一步增強了團隊凝聚力。
「進化的比利部☆」
在吉卜力附近的北大街上,一家新店正在建設中。以白色和橙色為主色調的設計,讓人以為是AU商店?豐田卡羅拉店?但終於在這一天揭曉了答案。原來是一家以山梨為發源地、以價格實惠而聞名的連鎖糖果店。吉卜力附近竟然要開一家糖果店,真是最適合買零食了,大家都在討論。17日開業時,應該會有開業促銷,作為吃貨的3樓二樓員工們,絕對會去排隊。
「是哪家店,一目了然呢(笑)」
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10月6日(土)
ひそかに作画部で流行っている、激辛レトルトカレー!!
その辛さは、なんと40倍☆
辛いのが大好きな某スタッフでさえメゲちゃうほどのお味だそうです。
というか、味なんて分かるのだろうか??
我こそはという方、ぜひ一度お試し下さい。
「撮影部でも、ポニョが予定通り公開できるように祈りを捧げております☆」
劇的3時間SHOWに鈴木さんが出演。岩波書店の井上さんを聞き役?に、3時間の濃い内容のトークショーがくりひろげられる。いつもの関係各社の面々も勢ぞろいして、「うーん、トークもここまでくると、話芸の域だね」「古典落語みたいに完成度が上がっている」などと好き勝手な感想を述べている。それにしても、映像もないただのトークで飽きがこないというのは、やはりすごいことだと思う。大学の講義なら、2回ぐらい居眠りしてもおかしくないのに...。
「それにしても、すごい数のお客さんでした。鈴木さんも圧倒されていたみたいです」
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10月6日(周六)
在作畫部悄悄流行起來的超辣速食咖喱!!
其辣度竟然高達40倍☆
據說連非常喜歡吃辣的某位工作人員都受不了這個味道。
話說回來,還能嘗出味道嗎??
自認為能挑戰的人,請務必一試。
「在攝影部,我們也為《波妞》能如期上映而祈禱☆」
鈴木先生出演了戲劇性的3小時SHOW。以岩波書店的井上先生為聽眾,展開了3小時內容豐富的話題秀。往常的各位相關人士也齊聚一堂,紛紛發表感想:「嗯,說到這種程度,已經是話藝的境界了。」「像古典落語一樣,完成度很高。」即便如此,沒有影像的單純談話竟然不會讓人感到厭倦,這確實很厲害。如果是大學講座的話,睡個兩三次覺也不奇怪……
「不過,觀眾人數真是驚人。鈴木先生似乎也被震撼到了。」
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10月9日(火)
先月、フィンランドまで出張に行ってきた広報部田村さんがお土産の整理をしている。ジブリ美術館のクリスマス装飾に使うものらしい。そういえば、最近、雑誌でフィンランドの特集があって「世界一まずいお菓子」というのを読んだ気がするので、その話をすると、「買ってきましたよ」と取り出したのがご覧のサルミアッキ。さっそくそのまずさ具合を確かめようと食べてみると、「!?」、案外食べられることに気づく。自分の味覚がおかしいのかと思ったが、案外、回りの人も同意見。ジブリスタッフの味覚、恐るべし。
「これがサルミアッキだ」
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10月9日(星期二)
上個月,公關部的田村先生出差去了芬蘭,現在正在整理帶回來的禮物。這些禮物似乎是用來裝飾吉卜力美術館的聖誕裝飾品。說起來,最近在雜誌上看到了一篇關於芬蘭的專題報道,裏面提到了「世界上最難吃的糖果」,於是我和田村先生聊起了這個話題。他笑着說:「我買回來了哦。」然後拿出了你們現在看到的這種叫做「Salmiakki」的糖果。我立刻嘗了一口,想看看它到底有多難吃,結果發現「!?」,意外地覺得還能接受。我一度懷疑自己的味覺出了問題,但沒想到周圍的人也有同感。吉卜力員工的味覺,真是讓人佩服。
「這就是Salmiakki。」
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10月10日(水)
「雪の女王」予告編の初号がイマジカで行なわれる。その日のおもしろエピソードは「ジブリ美術館ライブラリー日誌」に書かれてしまったので、あえて繰り返さないが、鈴木さんの感想を紹介。鈴木さんによると、「一度目と2度目の見え方は全然違うので、何度か見て欲しい」ということ。確かに情報満載の64秒なので、何度も観て欲しい。そのためには、公式サイトでも見られるので、こちらをチェック。
「試写...というか、遅刻者を待つ鈴木さんほか」
最近、電車(JR中央線)に乗っていると、新型車両の液晶テレビで、ジブリ作品の画像が流れていて、ドキッとさせられることがある。2002年に「空想の空とぶ機械達」というジブリ美術館の企画展示にあわせてつくられた短編だ。JALとジブリが手を組んだ「空を飛ぶ。プロジェクト」のCMの中で、この映像が流れているのである。ジブリが作った短編の中で、宮崎監督が自らナレーションをつとめている幻の作品で、短編集「ショートショート」にも収録されていない貴重な作品です。観ることが出来た人は、ラッキーですよ。(ちなみに本編は、JALの機内で見られるようになるそうです。詳しくは、JALのサイトから)
週一恒例の制作会議が行われる。「ポニョ」制作も今月から原画・作監と順に追い込みに入り制作部も気持ちを切り替え、完成を目指していかなければなりません。スケジュールの話をする時に無視できないのはカッティング!カッティングに間に合わせるためにロール毎の采配を考えたり、間に合わない素材の線取り作業など、カッティングを頭に入れたスケジュールを考えなければならない制作陣。いつもの事ながら更に忙しくなりそうだなと痛感させられた嫌な制作会議であった。(笑)
「崖の上のポニョ」の宣伝会議が宣伝に関する関係各社を集めて開かれる。公開は、まだまだ先なのだが、年末に、主題歌が発売されプロモーションも始まるので、その理解を深めるための鈴木Pによる説明会なのだ。最近の景気動向の分析から、映画の宣伝手法の話まで、いかに、現在、映画の宣伝が難しいかを語る一時間。ジブリは毎回、時代にあった宣伝をするために方針も手法も違うので、毎回、新鮮な気持ちで宣伝に取り組めるのだ。ポニョの宣伝がどうなるか、ご注目のほどを。
「鈴木さんの話を聞く。真剣な表情の一瞬」
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10月10日(周三)
《雪之女王》預告片的初版在Imagica進行。那天的有趣故事已經寫在吉卜力美術館圖書館日誌中,所以不再重複,但我想介紹一下鈴木先生的感想。鈴木先生說:「第一次和第二次看的感覺完全不同,希望大家多看幾次。」確實,這64秒的預告片信息量很大,希望大家反覆觀看。為此,也可以在官方網站上觀看,請點擊這裏查看。
「試映……或者說,等待遲到者的鈴木先生等人。」
最近,乘坐電車(JR中央線)時,新型車廂的液晶電視上會播放吉卜力作品的畫面,讓人感到驚喜。這是2002年為了配合吉卜力美術館的企劃展覽《空想的飛行機械們》而製作的短片。在JAL與吉卜力合作的「飛向天空。項目」的廣告中,播放了這段影像。這是吉卜力製作的短片中,宮崎駿導演親自擔任旁白的夢幻作品,甚至沒有收錄在短片集《Short Short》中,是一部非常珍貴的作品。能看到的人真是幸運。(順便說一下,正片據說可以在JAL的機內觀看。詳情請訪問JAL的網站)
每周例行的製作會議舉行。《懸崖上的金魚姬》的製作也從本月開始進入原畫和作監的衝刺階段,製作部也必須調整心態,朝着完成的目標前進。在討論日程時,不可忽視的是剪輯!為了趕上剪輯,製作團隊必須考慮每個鏡頭的安排,以及如何處理來不及完成的素材,必須將剪輯納入日程考慮。像往常一樣,這次會議也讓人感到接下來會更加忙碌。(笑)
《懸崖上的金魚姬》的宣傳會議召開,召集了與宣傳相關的各家公司。雖然上映時間還很遙遠,但年底主題曲將發行,宣傳活動也將開始,因此鈴木P召開了說明會,以加深大家的理解。從最近的經濟形勢分析到電影宣傳手法的討論,鈴木P用一小時講述了當前電影宣傳的難度。吉卜力每次都會根據時代的變化調整宣傳方針和手法,因此每次都能以新鮮的心情投入到宣傳中。請大家關注《金魚姬》的宣傳會如何展開。
「聽鈴木先生講話。認真表情的一瞬間。」
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10月11日(木)
「雪の女王」の先付けのラッシュ上映が行なわれる。ラッシュ上映と言ってもフイルムでタイトルのチェックをするだけの短いラッシュだったのだが、今回映写機を操作したのは現在古城さんの講習を受けている制作の慎太郎。本人はいつもの用にお昼に向かおうとしていた所、古城さんが慎太郎の席まで現れ、
「初本番2時からよろしくね」と抜き打ちでフイルムをかけることになり、本人はお昼所では無くなった模様。
ここ2週間程講習が無かった事と初の本番と言うこともあり、不安になったらしく講習ノートを持って映写室へダッシュしていった慎太郎・・・。本番はスムーズにフイルムを掛けられた様子、今後いつ抜き打ちでお願いされるかと思うと「ドキドキですよ」と不安気な慎太郎であった。
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10月11日(星期四)
《雪之女王》的先行試映會進行了。雖然說是試映,但其實只是用膠片檢查片名的簡短試映,不過這次操作放映機的是正在接受古城先生培訓的製作人員慎太郎。他本來像往常一樣準備去吃午飯,結果古城先生突然出現在他的座位前,說:「第一次正式放映從兩點開始,拜託了。」於是他被臨時安排去放映膠片,看來他的午飯時間泡湯了。由於過去兩周沒有培訓,再加上這是他的第一次正式放映,慎太郎似乎有些不安,拿着培訓筆記沖向了放映室……不過正式放映時,他順利完成了膠片的放映。想到以後隨時可能被臨時安排任務,慎太郎顯得有些緊張,說:「真是讓人心跳加速啊。」
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10月12日(金)
本日、11月中旬の社員旅行の打ち合わせが行なわれる。打ち合わせと言っても旅行委員が各持ち場の出欠の確認を取るように言われただけで、宴会時のゲームなどの具体的な話しはこれからしていくらしい。今回の行き先は奈良の某所!ジブリの泊まる予定になっている宿は山奥、歩いてはホテルに迎えないため駅からはロープウェイで向かうらしいのだが終電時間が早いらしい・・・。
一体何人のジブリ社員がホテルに戻れないことになるのか非常に楽しみ・・・、いやいや非常に心配である。スタッフの皆さん終電時刻を調べてから当日は行動しましょう。
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10月12日(星期五)
今天進行了11月中旬員工旅行的討論。雖然說是討論,但旅行委員只是被要求確認各崗位的出席情況,關於宴會時的遊戲等具體內容似乎還要進一步討論。這次的目的地是奈良的某個地方!吉卜力預定的住宿地點在深山中,由於步行無法到達酒店,所以需要從車站乘坐纜車前往,但據說末班車時間很早……。究竟會有多少吉卜力員工無法回到酒店,真是非常期待……,不不,非常擔心。各位工作人員,請在當天行動前查好末班車時間。
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10月13日(土)
昭和女子大で「森は生きている」の公演があり、翻訳者の児島宏子さんからジブリスタッフも招待を受けて出かける。せっかくのロシアの舞台なので、これはチャンスかも!という思いで、「雪の女王」のチラシを持って出かける。無事、会場で配らせてもらっていたら、「何してんの?」という、聴きなれた声が。ジブリ美術館のタッキーと石光さんのふたりだ。飛んで火にいるなんとやらで、さっそく、チラシ配りに協力してもらう。おかげ様で、無事、配り終えることができました。協力、ありがとう!
ところで、舞台は、とっても楽しいものでした。16日までの公演なので、興味がある方は、是非行ってみてください。
夜になると、1階のスタッフは皆帰ってしまい相手にしてくれる人がいないので、必ず2階の制作・作画部の所にやってくるシャチ。
「目を光らせ今日もやってきました」
「シュレッターに身体を擦りつけているシャチ・・一体何しにきたのか。
誰もいない事を確認すると廊下の方に去って行きました。」
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10月13日(星期六)
在昭和女子大學有《森林在活着》的演出,翻譯者児島宏子邀請了吉卜力工作人員前去觀看。因為是難得的俄羅斯舞台劇,覺得這可能是個機會!於是帶着《雪之女王》的宣傳單前往。幸運的是,在會場成功分發了宣傳單,這時聽到一個熟悉的聲音:「你在幹什麼?」原來是吉卜力美術館的タッキー和石光兩人。真是「飛蛾撲火」,他們立刻幫忙分發宣傳單。多虧了他們,順利完成了分發任務。非常感謝他們的幫助!
順便說一下,舞台劇非常有趣。演出持續到16日,有興趣的人一定要去看看。
到了晚上,一樓的工作人員都回家了,沒人陪伴,所以シャチ一定會來到二樓的製作·作畫部。
「睜大眼睛,今天又來了。」
「シャチ在碎紙機上蹭身體……到底來幹什麼呢?
確認沒人後,它朝走廊方向離開了。」
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10月15日(月)
ここまでの各セクションの数字
レイアウト・・878cut
原画・・・・・644cut
作監・・・・・540cut
動画・・・・・491cut
背景・・・・・582cut
仕上げ・・・・462cut
撮影・・・・・449cut
季節もようやく寒くなり、身も心も引き締めてくれる時期になる。全体のスケジュールの3分の2が経過して、各部が追い込み体制に入っている。制作部としてもここからいかにコンスタントに数字を積み重ねていけるかが勝負の時期となるのだ。
長い間、ジブリ担当だったディズニーの永見さんが、人事異動のためジブリの担当を外れることになる。そのご挨拶で、後任の担当者とともにスタジオジブリを訪問し、別れを惜しむ。実をいうと、永見さんとは、一年以上ジブリの広報部にレンタル移籍で来てもらっており、この日誌にもちょくちょく話題を提供してくれていた、とてもジブリと親しい間柄の女性なのである。鈴木さんからは、直筆のサイン色紙が送られ、本当に名残惜しいひと時だった。後任の山下さんは、ひょっとしたら、ジブリの海外担当の部署の仕事をしていたかもしれない男性ということがわかり、ジブリとの不思議な縁を感じる。これからも、よろしくお願いします。
「永見さん、色々とありがとうございました。袋の中には鈴木さん直筆の色紙が入っています」
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10月15日(周一)
截至目前各部分的數字
佈局……878cut
原畫……644cut
作監……540cut
動畫……491cut
背景……582cut
後期……462cut
攝影……449cut
季節終於轉冷,身心都開始緊繃的時期到了。整體進度已經過了三分之二,各部門都進入了衝刺階段。作為製作部門,從現在開始如何穩步推進數字的積累是關鍵。
長期擔任吉卜力迪士尼負責人的永見女士,因人事調動將不再負責吉卜力。她帶着接任的負責人一同拜訪了吉卜力工作室,表達了惜別之情。實際上,永見女士曾以借調的形式在吉卜力公關部工作了一年多,也經常為這份日誌提供話題,與吉卜力關係非常親密。鈴木先生送上了親筆簽名的色紙,真是令人依依不捨的時刻。接任的山下先生,據說可能曾在吉卜力海外部門工作過,讓人感受到與吉卜力的奇妙緣分。今後也請多多關照。
「永見女士,非常感謝您。袋子裏裝着鈴木先生親筆的色紙。」
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10月16日(火)
いつもお弁当を届けてもらっているキッチンブラウンのおじさんの息子さんが結婚するとかで(おめでとうこざいます!)、この二日間、広報弁当がお休み。ということで、今日は、広報部のうっきゃーがオリ○ン弁当を買いに行く。久々に食べる他の店のお弁当は、結構ボリュームがあり、ひとりでは食べきれないほど。おじさんのお弁当は、よく考えられているなあとつくづく思う今日この頃なのである。毎日、本当にありがとうございます。
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10月16日(周二)
一直以來為我們送便當的Kitchen Brown大叔的兒子要結婚了(恭喜!),所以這兩天宣傳部的便當暫停供應。因此,今天宣傳部的うっきゃー去買オリ○ン便當。久違地吃其他店的便當,分量相當足,一個人根本吃不完。最近我深刻感受到,大叔的便當真是考慮得非常周到。每天真的非常感謝。
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10月17日(水)
近くのお菓子屋さんが、ついにオープン。朝から、オープンセールですごい人だかり。ジブリ3スタスタッフも、午後になって出かけて見るが、帰ってきての感想は、「普通のお菓子屋さんだった」ということらしい。確かに洋菓子だけでなく、開拓おかきに良く似た食べ物や、10円饅頭、牛乳なんかも売っているらしい。というわけで、みんなで試食してみる。今度は、ケーキを買ってみようなどと思う。
「さっそく牛乳を飲んでいるイトノン。そのお味は?」
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10月17日(星期三)
附近的一家糖果店終於開業了。從早上開始,開業促銷活動就吸引了大量人群。吉卜力工作室的幾位員工下午也去看了看,回來後的感想是「就是一家普通的糖果店」。確實,店裏不僅有西式甜點,還有類似開拓米餅的食品、10日元饅頭和牛奶等。於是,大家一起試吃了一下。下次打算買些蛋糕嘗嘗。
「伊東諾恩立刻喝起了牛奶。味道如何?」
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10月18日(木)
今シーズン最後の野球部の練習が行なわれる。これから「ポニョ」が追い込みになり、部員が集まらない事と練習場も冬季休業に入る為である。今月の下旬に練習試合があり、それがシーズン最後の試合。来期に向けて、勝って良い形でシーズンオフを迎えて欲しいと思う制作部一同であった。
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10月18日(星期四)
本賽季最後一次棒球部的練習將舉行。由於接下來《懸崖上的金魚姬》的拍攝進入衝刺階段,部員們無法集中,且練習場地也將進入冬季休業期。本月下旬有一場練習比賽,這將是本賽季的最後一場比賽。製作部全體成員希望球隊能夠以勝利的姿態迎接休賽期,為下個賽季做好準備。
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10月19日(金)
宮崎監督と制作部で、今後の追い込みの各セクションの状況について話し合いをする。絵コンテの状況や各セクションの抱えている問題点、今後の方向性など、話し合いは多岐に渡る。監督として譲れない部分と制作として解決していかなければいけない問題点を提示しあい、今後どの様に全体をコントロールしていくのかを話し合ったのだが、その中で、この先の絵コンテの展望の話をする監督は非常に楽しげで、しばし現実を忘れてその話を聞き込んでしまう制作なのであった。
お昼に、男鹿和雄展で売っていた秋田セットに入っている“きりたんぽ”を調理。ついでに、制作業務の品川氏がインターネットショッピングで仕入れた格安の蟹を大量に茹でて、スタッフ有志でいただくことに。野菜がふんだんに入った“きりたんぽ”は絶品で、みんな何かに取りつかれたように無言でなべに向かう。ご飯に汁をかけておいしく頂くスタッフや、蟹をいっしょに入れてアレンジして食べるスタッフもいて、本当に大満足のお昼だったのだが、一人当たりの負担がわずか500円と聞いて、一体あの蟹は大丈夫だったのだろうかと思ったのも事実でした。
「おいしそうですね。きりたんぽ鍋。左のほうには蟹の姿も見えます」
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10月19日(星期五)
與宮崎導演和製作部討論了接下來各部分的進展情況。討論內容廣泛,包括分鏡的進展、各部門面臨的問題以及未來的方向等。作為導演,宮崎提出了不能妥協的部分,而製作部則提出了必須解決的問題,雙方就如何整體控制進行了討論。在討論中,導演對未來分鏡的展望顯得非常興奮,製作部也暫時忘記了現實,沉浸在他的講述中。
中午,我們烹飪了在男鹿和雄展上購買的秋田套裝中的「きりたんぽ」(一種日本傳統食物)。順便,製作部的品川先生通過網購買到了便宜的螃蟹,我們大量煮熟後,與有意願的同事們一起享用。加入了豐富蔬菜的「きりたんぽ」非常美味,大家都像被什麼東西吸引了一樣,默默地對着鍋。有的同事將湯汁澆在飯上享用,有的則將螃蟹一起放入鍋中調味,大家都非常滿足。然而,當聽說每人只需負擔500日元時,我不禁懷疑那些螃蟹是否真的沒問題。
「看起來很好吃呢,きりたんぽ鍋。左邊還能看到螃蟹的身影。」
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1010月20日(土)
夜21時過ぎに、制作部長の渡邊さんが元気無く落胆した顔で夕食から戻ってくる。どうしたのか尋ねると、「シーズンが終わった」と一言。どうやら現在行なわれているプロ野球のクライマックスシリーズで、大ファンのジャイアンツがドラゴンズに負けて敗退してしまったらしい。
それを聞いた、制作の郷平(ライオンズファン)と慎太郎(タイガースファン)が嬉しそうに「今シーズン、ご苦労様でした」と傷に塩を塗る言葉を投げかけていた。週明けは、社長の鈴木さん(大のドラゴンズファン)の笑い声が会社に響く事になりそうだ・・・。
六本木ヒルズの「みなと映画祭」で「アズールとアスマール」の上映があり、チラシ配りに出かける。小さな会場だったので、チラシ配りものんびりしたものだったが、気がつくと会場内では、売り子さんが、パンフレットの販売やお菓子の販売を行なっていて、なんだか、最近の映画館では見かけなくなってしまった光景だなあと、懐かしくなってしまった。最近は、いたるところで昭和ブームだし、来月には、「続・三丁目の夕日」も公開になります。忘れたくないですね、こういう古きよき時代を。
「シネコンでも、売り子さんがいるんですね」
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10月20日(周六)
晚上9點多,製作部長渡邊先生一臉無精打采、沮喪的樣子從晚餐回來。我問他怎麼了,他只說了一句:「賽季結束了。」原來,在目前正在進行的職業棒球高潮系列賽中,他非常喜歡的巨人隊輸給了龍隊,被淘汰了。
聽到這個消息,製作部的鄉平(獅子隊球迷)和慎太郎(老虎隊球迷)高興地說:「這個賽季,辛苦了。」這簡直是在傷口上撒鹽。下周一開始,社長鈴木先生(龍隊的鐵杆球迷)的笑聲可能會在公司里迴蕩……
在六本木Hills的「港電影節」上,有《阿祖爾與阿斯瑪爾》的放映,我出去發傳單。因為是個小會場,發傳單的工作也很悠閒,但不知不覺間,會場裏已經有售貨員在賣宣傳冊和零食了,這讓我感到有些懷念,因為最近在電影院裏已經很少見到這樣的場景了。最近,昭和風潮無處不在,下個月《續·三丁目的夕陽》也要上映了。真不想忘記這些美好的舊時光啊。
「在電影院綜合設施里,也有售貨員呢。」
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10月22日(月)
制作部では、各担当の進行状況がわかるように、状況表を作ったり塗り絵にしたりして貼り出しています。それらには、各セクションの目標UP予定日なんかも、記載されています。動画の目標UP予定日は、4月の中旬を目指しています。
それなのに、誰かさんが(笑)消えないペンで堂々と【7月】と目標UP日を延ばしているのを発見し、びっくりした制作は、慌てて負けじと太いマーカーでさらに明確な日にちを記載した紙を貼り付けました(笑)
それを見て苦笑いのIさん・・・・・。
そうです、作監補として頑張ってくださっているIさんの仕業だったのです!
「デカデカと貼り付けました。笑。」
とにかく、この目標でやれるところまでやってみるのです!!ふむふむ。(奮)
(秋の話題その一)
韓国からやってきた海外事業局のお客さんが、なんと大量の松茸をお土産に!さっそく、各部署にも御裾分けが配られる。こんなに立派な松茸を見る機会はめったになく、「ありがたや。ありがたや」と、一同で取り囲んでは手を合わせる。ちょっと香りは少なめだが、明後日に松茸ご飯にしておいしくいただくことに決定する。そんな秋の一日だった。
「見事な松茸ですね」
(秋の話題その二)
秋も深まると、そろそろ空気も澄んできて夕陽の様子が気になってくる。今日も良い天気だったのでそろそろと思い、一スタの屋上に上がってみると、ご覧のように見事な夕陽とうろこ雲が見られたのであった。これから、約半年間、油断できなくなるスタジオの夕方である。(撮影部の方、美術の方、お待ちしております。)
「雲が秋っぽいですね」
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10月22日(星期一)
在製作部,為了讓每個人都能了解各自的工作進展,我們製作了進度表,甚至用塗鴉的方式展示出來。這些表格上還標註了各個部分的目標完成日期。視頻的目標上傳日期定在4月中旬。
然而,某位同事(笑)竟然用不可擦的筆大膽地將目標上傳日期改成了【7月】,這讓製作部大吃一驚,急忙用粗記號筆在紙上寫下了更明確的日期,並貼了上去(笑)。
看到這一幕的I先生只能苦笑……沒錯,這正是作為作監助理的I先生的傑作!
「大大方方地貼了上去。笑。」
總之,我們會按照這個目標盡力而為!嗯嗯。(加油)
(秋天的故事之一)
從韓國來的海外事業局的客人,竟然帶來了大量的松茸作為禮物!很快,各個部門都分到了一些。看到如此優質的松茸的機會非常難得,大家圍在一起,雙手合十,感嘆道:「真是感激不盡,感激不盡。」雖然香味稍淡,但決定後天做成松茸飯來享用。這就是秋天的某一天。
「真是漂亮的松茸啊。」
(秋天的故事之二)
隨着秋天的深入,空氣逐漸變得清澈,夕陽的景象也讓人格外在意。今天天氣很好,想着差不多該去看看了,於是來到一樓的屋頂,看到了如此美麗的夕陽和魚鱗雲。從現在開始,工作室的傍晚將變得不可掉以輕心。(攝影部和美術部的同事們,我們等着你們。)
「雲朵很有秋天的感覺呢。」
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10月23日(火)
毎週、火曜日は、制作ミーティングの日です。いろいろと、状況報告を行って話し合いがなされるのですが、毎度毎度、ミーティングをすればするほど、どんよりした空気が漂っているような・・・。
それはさておき、基本的に制作部は明るくて笑いの多い、冗談好きな(特に部長のWさん、それにIさん、Kさん・・・)部署なので、とりあえず、前向きにこの状況を乗り越えようとしております。
この先一体、どうなってしまうのか、ますます波乱万丈のスケジュールになりそうですが、絵コンテが早く出来ますようにと祈りつつ、頑張ります◎
この日の夜、「スターダスト」という映画の社内試写が行なわれる。どうしてジブリで上映されることになったのかというと、「この物語の感動は、まさしく宮崎映画の実写版を見ているようだ」というアメリカでの評論家のコメントが宣伝文句として使われているせいなのか、はたまた、原作者のニール・ゲイマンさんが、「Princess Mononoke」の英語版の脚本を担当していただいたせいなのか、本当に、内容がハウルやラピュタがもつイギリス風なテイストが似た空気を感じさせるためなのか...。観たスタッフの感想としては、とにかく「ロバート・デ・ニーロが最高!」というのが衆目の一致するところ。是非とも、劇場でご覧下さい。
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10月23日(星期二)
每周二都是製作會議的日子。大家會匯報各種情況並進行討論,但每次會議結束後,總感覺氣氛有些沉重……。
不過,製作部基本上是一個充滿活力和笑聲、喜歡開玩笑的部門(尤其是部長W先生,還有I先生、K先生……),所以大家還是積極面對,努力克服當前的困境。
未來會怎樣呢?日程似乎會越來越緊張,但我祈禱分鏡能儘快完成,並繼續努力◎
這天晚上,公司內部放映了電影《星塵》(「スターダスト」)。為什麼會在吉卜力放映呢?可能是因為美國評論家的評論「這個故事的情感,簡直就像在看宮崎駿電影的真人版」被用作宣傳,或者是因為原作者尼爾·蓋曼曾負責《幽靈公主》英語版的劇本,又或者是因為電影的內容確實讓人感受到《哈爾的移動城堡》和《天空之城》那種英倫風格的氣息……。看過電影的員工的感想是,無論如何,「羅伯特·德尼羅太棒了!」這是大家一致的評價。請務必去電影院觀看。
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10月24日(水)
ジブリでは、作監修正用の紙の端にペンで色を付け、誰が修正を入れたのか分かるようにしてあります。早速、その用紙にペンで色を付けようとしていたIさんを発見!!
よーく見ると・・・・
なななんと、今の心の心境を書き綴りながら紙に色を付けているではありませんか!!!!
「重ねるとわかりませんが、ひろげると・・心の叫びが出てきます」
「かなりお疲れのようです。。。。。」
Iさん、毎日毎日お疲れ様です。お願いですから、自分のカラダに耳を傾けて、
ちゃんと労わってあげてくださいね。制作部からのお願いです。
月曜日に頂いた松茸が、お昼に “松茸ご飯”となり、すきっ腹のスタッフの胃袋に直行。無事、成仏されたのであります。ご馳走様でした。
「おかずもたくさん用意しました。」
今日は、日本テレビが総力を挙げて制作し公開される「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の社内試写が、日テレの奥田さんのご厚意で行なわれる。冒頭からぐいぐい惹き込まれる内容で(ネタバレ厳禁です)、再現された昭和30年代の東京のディテールも素晴らしく、最後には回り中がすすり泣き状態の感動作でした(一部スタッフは、本編の先付けで上映された「マリと子犬の物語」の予告編を観た時点で、ボロボロ泣いてしまったという...)。11月3日公開なので、是非とも劇場でご覧下さい。
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10月24日(星期三)
在吉卜力,我們會在作監修正用的紙的邊緣用筆塗上顏色,以便知道是誰進行了修正。今天,我發現了正在用筆給紙張塗色的I小姐!!
仔細一看……
她竟然一邊寫下自己此刻的心情,一邊給紙張塗色!!!!
「疊起來看不出來,但展開後……就能看到內心的吶喊。」
「看起來她真的很累了……。」
I小姐,每天都很辛苦。拜託你,傾聽自己的身體,好好照顧自己。這是製作部的請求。
周一收到的松茸,中午變成了「松茸飯」,直接填飽了飢腸轆轆的員工的胃。松茸已經安然成佛了。非常感謝。
「還準備了很多配菜。」
今天,日本電視台傾盡全力製作並即將上映的《ALWAYS 續·三丁目的夕陽》在公司內部進行了試映,這要感謝日電視台的奧田先生的好意。影片從一開始就引人入勝(嚴禁劇透),再現了昭和30年代東京的細節也非常出色,最後全場都沉浸在感動的啜泣中(部分員工在正片前放映的《瑪麗與小狗的故事》預告片時就已經哭得稀里嘩啦……)。影片將於11月3日上映,請務必去影院觀看。
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10月25日(木)
最近、シャチが勝手に椅子に座って、我が物顔で占領します。
しかも決まった時間に・・足音も立てずに・・・こっそりとやってくるのです。
こちらも、負けずに無理矢理に座ってみせると、ホラこの通り、なんだか迷惑そうな顔をしています。迷惑なのはこっちのほうです、シャチさん!
「なぜ座るニャ!的な顔のシャチさんです」
そして、こちらも、決まった時間に鳴いてやってくるウシコ。
「私も、お仕事させてニャン!」
「アニメーションノート」というムック本の取材で、押井守監督が来社する。鈴木プロデューサーとの対談である。前回の公の場での対談は、確か、「立喰師列伝」の時だから、約2年ぶりというわけだ。ふたりの対談は、監督論やプロデューサー論を皮切りに、序盤戦から火花が飛び散る丁々発止状態。ものすごくおもしろかったのだが、筆者は用事があったため中座しなくてはならなくて、最後まで見届けることが出来なかった。ああ、早く、続きが読みたい!と思える久々の対談だったので、今から発売日が待ち遠しいのである。
「いつになく、真剣な様子。火花が飛び交います」
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10月25日(木)
最近,貓咪總是擅自坐在椅子上,一副理所當然的樣子霸佔着。
而且總是在固定的時間……悄無聲息地……偷偷地過來。
我也不甘示弱,強行坐上去,結果你看,它露出一副好像很困擾的表情。困擾的明明是我才對,貓咪!
「為什麼坐在這裏喵!」——露出這種表情的貓咪。
然後,還有總是在固定時間叫喚着過來的小牛。
「我也要工作喵!」
《動畫筆記》這本雜誌的採訪中,押井守導演來到公司。與鈴木製作人進行對談。上次在公開場合的對談,應該是《立食師列傳》的時候,所以這次是時隔約兩年的對談。兩人的對話從導演論和製作人論開始,從一開始就火花四濺,激烈交鋒。非常有趣,但因為我有事不得不中途離開,沒能看到最後。啊,真想快點讀到後續!這是久違的讓人期待的對談,現在就開始期待發售日了。
「比平時更加認真的樣子。火花四濺。」
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10月26日(金)
なんと!!!
今度の社員旅行でベル演奏の機会を設けてくださるという情報が入り、あの送別会以来、2度目のお披露目の機会をいただけることになりそうです。
しかし、突然だったため、まともに演奏できる曲が無く、一同焦りの顔が出始めました。
実は、演奏チャンスがあるかも??という予想は、少しはあったのですが、
「まさかぁ~」と言いながら練習をしておらず、12月の忘年会に向けて、
地道にゆっくりとベル練をしているくらいのレベルだったのです。
さてさて、社員旅行の日まで、本日入れてあと3回しかありません。
一体、3回でどんな曲が弾けるのでしょうか?? どうなるHABU?!
この日の夜は、ジブリ担当を離れる永見さんの送別会。子供連れもいることだし、思い出の場所での送別会ということで、ここ3スタの2階で行なわれる。広報部のうっきゃとPD室のまゆちゃんをはじめとする皆の頑張りで、料理もたくさん、キャンドルでの演出や、思い出写真のスライドショーも準備されて、手作りだけど、あったかな送別会になりました。永見さんも、こみ上げる思いがあって、思わず涙があふれた瞬間も。たとえ、ジブリ担当からは離れても、永見さんとの友情は不滅です。いつでも、遊びに来てください。
「照明を消してキャンドルサービスでムードを盛り上げます。永見さん、これからもよろしく!」
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10月26日(星期五)
真是令人驚訝!!!
我剛剛得知,在這次的公司旅行中,將有機會進行鐘琴演奏。這將是自那次告別會以來的第二次展示機會。
然而,由於這個消息來得突然,我們還沒有準備好可以正式演奏的曲目,大家都開始顯得有些焦慮。
其實,我之前也稍微猜測過可能會有演奏的機會,但心想「怎麼可能呢~」,所以並沒有為此練習。我們原本只是在為12月的年終晚會慢慢而紮實地練習鐘琴。
現在,距離公司旅行的日子,包括今天在內,只剩下三次練習的機會了。在這短短的三次練習中,我們究竟能演奏出什麼樣的曲目呢?HABU會怎樣應對呢?!
當晚,是為即將離開吉卜力團隊的永見小姐舉辦的告別會。由於有些同事帶着孩子,所以選擇在大家都有回憶的地方——這裏的三樓舉行。在公關部的Ukkya和PD室的Mayu等人的努力下,準備了許多美食,還有蠟燭裝飾和回憶照片的幻燈片展示,雖然都是手工製作,但讓告別會充滿了溫馨。永見小姐也深受感動,甚至一度淚流滿面。即使她不再負責吉卜力的工作,我們與永見小姐的友誼將永遠不變。請隨時回來看看我們。
「關掉燈光,用蠟燭服務來營造氛圍。永見小姐,今後也請多多關照!」
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10月29日(月)
つい最近10月になったと思えばもう月末!月変わりが早く感じるという事は「ポニョ」も公開日が徐々に近づいている事になります・・・。
公開が近づくと言う事は当然スケジュールを意識し始め、来年1月からを予定している、カッティングに向けた準備を始めていかなければなりません。カッティングに必要な素材は勿論完成した映像!しかし中には撮影まで間に合わない絵もでてきてしまうのがアニメーション制作の悲しいところ・・・。当然の事なのだが、できるだけ完成映像をカッティングで使用したいので、カッティングが行われるコンテの範囲を把握し、cutの優先順位を決めて1cutでも多くの完成映像をカッティングに間に合わせなければならないのです。
1回目のカッティングはコンテのA・Bパートに当たるので、ほぼ完成映像になると思われます。しかし問題は2回目以降のカッティング・・・Cパート以降に関しては正直この場では申し上げにくい進行状況。Dパートのコンテも完成していないので先も見えないのだが、なんとかカッティングを乗り切っていきたいと思う制作部一同である。
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10月29日(周一)
感覺才剛剛進入10月,轉眼就到了月末!時間的流逝讓我覺得《懸崖上的金魚姬》的上映日期也在逐漸臨近……
隨着上映日期的臨近,我們自然要開始關注日程安排,並着手準備明年1月開始的剪輯工作。剪輯所需的素材當然是完成的影像!但動畫製作中總會有一些畫面無法在拍攝前完成,這是令人遺憾的地方……雖然這是不可避免的,但我們還是希望在剪輯中儘可能使用完成的影像,因此必須明確剪輯的範圍,確定鏡頭的優先級,確保在剪輯前儘可能多地完成鏡頭。
第一次剪輯將涉及劇本的A、B部分,因此幾乎會使用完成的影像。但問題在於第二次及之後的剪輯……關於C部分及之後的進展,老實說目前還難以明確。D部分的劇本也尚未完成,前景尚不明朗,但製作團隊全體都在努力確保剪輯工作順利進行。
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10月30日(火)
昨日の日誌でも出ましたが、制作部ではカッティングを意識したスケジュールを組み始めています。カッティングの話しをする時に忘れてはならないのが線撮り作業。線撮りとはカッティングまでに完成映像が間に合わないとされる原画・動画を編集用に色のついていない白黒の状態で撮影する方法。スケジュール的に見るとカッティングは来年の1月を予定しているので準備をするには早いのだが、今回「ポニョ」では以前まで線撮りで使っていたソフトではなく、ジブリオリジナルのGTSというソフトを使って作業をすることに決まり、仕上げの齋藤さんから使い方の講習を制作・慎太郎と三吉が受ける事になる。GTSはスキャンのスピードが非常に速く、追い込み時期の時間短縮には非常に嬉しい。当然使いこなせなければ意味が無いので、少しでも早く習得するべく、空いた時間にGTSを使っての線撮り練習を行っていかなければと思う若手2人である。
「早速、線撮り練習を行う三吉」
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10月30日(星期二)
正如昨天的日誌中提到的那樣,製作部已經開始制定以剪輯為焦點的日程安排。在討論剪輯時,不能忘記的是線攝工作。線攝是指在剪輯前,如果原畫和動畫無法及時完成,為了編輯需要,將未上色的黑白狀態進行拍攝的方法。從日程安排來看,剪輯預計在明年1月進行,所以現在開始準備還為時尚早。但這次在《懸崖上的金魚姬》中,決定不再使用之前用於線攝的軟件,而是使用吉卜力原創的GTS軟件進行工作。製作部的慎太郎和三吉將向負責後期製作的齋藤先生學習使用方法。GTS的掃描速度非常快,對於趕工時期的時間縮短非常有幫助。當然,如果不能熟練使用就沒有意義,所以這兩位年輕人決定儘早掌握,利用空閒時間進行GTS線攝的練習。
「三吉立即開始線攝練習」
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10月31日(水)
本日はジブリ連絡MTGが行われる。各部署の代表が、毎月一回、鈴木さんの伝える社内のニュースを聞きに来る会議である。ところが今日のMTG、開口一番、鈴木さんの口から出た話題は、日本シリーズのこと。そう、鈴木さんは知る人ぞ知る、中日ドラゴンズ、特に、落合監督の大ファンなのだ。ここで鈴木さんは、「初戦のダルビッシュの快投にやられた時点で、ドラゴンズの4連勝を確信した」と、大予言。この予言は、結果として大当たりになるのだが、鈴木さんのドラゴンズについて語る様子の嬉しそうだったこと。出席者は全員ため息をついていたのだが・・・。
「楽しそうに語っている鈴木プロデューサー」
本日、「雪の女王」チームは、ソニーPCLでテレビ用スポットのMA、つまり、音楽作業とナレーション撮り。ナレーションは日本テレビの古閑陽子アナウンサー。さすが「うるぐす 」などを担当していることもあり、ハキハキした明るいしゃべり方で、ほとんど一発採りでOK。ただ、日テレの映画事業部の畠山さんは、「もっと色気を出して」なんて無理なリクエストを出して、いろいろやってもらったのだが、色気については、微妙な感じだった。はたして、どんな仕上がりになったのかは、日本テレビの早朝や深夜で流れる(であろう)「雪の女王」テレビスポットでご確認ください。
「打ち合わせをする畠山さんと、明るい古閑アナウンサー」
というわけで、10月は終わりです。ハロウィンだというのに、今年は盛り上がりもなく、淡々と過ぎて行きました。今年も残すところあと2ヶ月です。季節は着実に冬へと向かっている東京の小金井市にあるスタジオでした。
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10月31日(周三)
今天舉行了吉卜力聯絡會議。各部門代表每月一次前來聽取鈴木先生傳達的公司內部新聞。然而,今天的會議一開始,鈴木先生開口就談到了日本系列賽。沒錯,鈴木先生是眾所周知的中日龍隊,尤其是落合教練的超級粉絲。在這裏,鈴木先生大膽預言:「在第一場比賽中看到達比修有的出色投球時,我就確信龍隊會四連勝。」這個預言最終大獲成功,鈴木先生談論龍隊時的興奮模樣讓所有與會者都忍不住嘆氣……
「興致勃勃談論的鈴木製作人」
今天,「雪之女王」團隊在索尼PCL進行了電視廣告的MA工作,即音樂製作和旁白錄製。旁白由日本電視台的古閒陽子播音員擔任。不愧是曾負責「烏魯古斯」等節目的她,說話方式清晰明快,幾乎一次通過。不過,日本電視台電影事業部的畠山先生提出了「再性感一點」這樣有些無理的要求,雖然嘗試了各種方式,但性感度還是略顯微妙。最終的效果如何,請在日本電視台的早間或深夜時段播出的(預計)「雪之女王」電視廣告中確認。
「正在討論的畠山先生和開朗的古閒播音員」
就這樣,10月結束了。雖然是萬聖節,但今年並沒有特別熱鬧,平淡地過去了。今年只剩下兩個月了。季節正穩步邁向冬季,這裏是位於東京小金井市的工作室。
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