文档:久石讓官網日誌/2007年03月

出自宫崎骏与久石让中文百科
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Staff Blog 2007年03月
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中国映画のその後…
2007年03月03日
中國電影的後來…
2007年03月03日
 ここ数週間携わっていた中国映画の音楽制作がとりあえず終了したご報告です。
 監督とお会いしたのが数週間前、その後いくつかの大きな変更が必要となり、
久石はレコーディング直前まで納得のいくものを作るためにスタジオにこもって作品制作をしていました。休憩をとるためにスタジオのドアが開いて久石の顔が見える度に、徐々にその表情は明るくなってゆき、久石自身が納得のゆく作品ができつつあることをスタッフはその表情から伺い知ることができました。
 そして数日前、都内某所のスタジオでレコーディングが行われました。今回もフルオーケストラとの共演です。直前までバタバタとしていた雰囲気がありましたが、いざ、レコーディングセッションが開始されると、久石はどっしりと構え、この日のセッションをしっかりとリード、大所帯のオーケストラのみなさんを前に指揮台に立っても、緊張どころか、余裕の表情です。いきいきとした表情でタクトを振り、はたから見ていてもとても楽しんでいる様子が伝わってきました。
 オーケストラとのセッションが終わった後は、アイリッシュハープ、リュート、リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオラ・ダ・モーレという、古楽器・民族楽器ばかりを集めためずらしい編成でのレコーディング。映画の中のとあるシーンの情感を表現するのにぴったりの編成です。これらの楽器はなかなか普段は目にすることができない楽器ばかりで、久石はじめ、その場にいるスタッフらもそれらの楽器に興味津々、奏者の方々を質問攻めにしてしまいました(笑)。終日なごやかな雰囲気で順調にレコーディングを終え、誰もが満足。   
 翌日には早速にミックス作業です。レコーディングした素材をさらによりよいカタチにするための大切な行程、この作業いかんによっては完成後のイメージを大きく左右するので、ミックス作業はレコーディングと対になる大事な作業です。多くの機材が並ぶ部屋の中で映像と見ながらセリフや劇中の流れを大切に考えながらミキサーさんとの共同作業を続けます。窓の無い、ある種特殊な空間の中で、丸々二日間の缶詰作業でしたが無事終了。
後の作業は監督さんにお任せするのみです。完成作品を目にするのが今から楽しみです。日本で公開される日を心待ちにしたいと思います。
最近幾周參與的中國電影音樂製作終於告一段落,特此向大家報告。
幾周前與導演見面後,由於需要進行一些重大修改,久石讓一直待在工作室里,直到錄音前都在努力創作出滿意的作品。每當工作室的門打開,久石出來休息時,他的表情逐漸變得明朗,工作人員從他的表情中可以看出,久石自己也在逐漸對作品感到滿意。
幾天前,在東京某處的工作室進行了錄音。這次也是與完整的管弦樂團合作。雖然錄音前氣氛有些緊張,但一旦錄音開始,久石讓顯得非常從容,穩穩地掌控著整個錄音過程。即使站在大編制的管弦樂團前指揮,他不僅沒有緊張,反而顯得非常放鬆。他揮動指揮棒時表情生動,從旁觀察也能感受到他非常享受這個過程。
與管弦樂團的錄音結束後,接著是愛爾蘭豎琴、魯特琴、豎笛、維奧爾琴和摩爾琴等古樂器和民族樂器的錄音,這種編制非常罕見,非常適合表現電影中某個場景的情感。這些樂器平時很少見,久石讓和在場的工作人員對這些樂器都非常感興趣,紛紛向演奏者提問(笑)。整天的錄音在和諧的氛圍中順利完成,大家都感到非常滿意。
第二天立即開始了混音工作。這是將錄音素材進一步優化的重要步驟,混音的好壞會極大地影響最終作品的呈現效果,因此混音是與錄音同等重要的環節。在擺滿設備的房間裡,大家一邊觀看影片,一邊仔細考慮台詞和劇情的發展,與混音師一起合作。在沒有窗戶的特殊空間裡,整整兩天的封閉工作終於順利完成。
接下來的工作就交給導演了。現在非常期待看到完成的作品。我也非常期待這部電影在日本上映的那一天。
アジアツアーファイナルコンサート 公演終了 
2007年03月06日
亞洲巡迴演唱會最終場 公演結束
2007年03月06日
 昨日3月5日、アジアツアーの凱旋公演「Joe Hisaishi Asia Orchestra Tour Final Concert」が
東京・サントリーホールにて行われました。
 開場前から、ホール前の広場にはたくさんのお客様で溢れかえり、突風と猛烈な降雨にもかかわらず、本当に大勢の皆様にお越し頂きました。チケットも早い時期から完売し、アジアツアーのフィナーレを飾るのに相応しい大盛況ぶりが伺えました。
 さて、このアジアツアーは、昨年11月の台北公演を皮切りに、香港、北京、上海とアジア4都市に加え、大晦日の大阪・ジルベスターコンサートと行われ、各地のオーケストラとの共演も大きな魅力の一つでした。同じ曲目でも、オーケストラが変わるだけで、ガラリと演奏も雰囲気も変わります。そんな変化を誰よりも楽しんでいたのは、やはり久石でした。
 ニ部の演奏が終わると割れんばかりの拍手。アンコールではスタンディングオベーションと歓声の嵐!!昨日の東京都心を吹き荒れた“嵐”に負けないくらい、会場内も“久石旋風”が巻き起こっていたのだと思います。いつまでも拍手が鳴りやまず、最後の最後に久石がピアノに座ると、悲鳴にも似た歓声が沸き起こりました。
(公演レポートは追って掲載予定ですので、乞うご期待ください♪)
 たくさんのお花やプレゼントも本当にありがとうございました。
久石譲、ならびにスタッフ一同心より御礼申し上げます。
平成19年3月6日
株式会社ワンダーシティ
昨天3月5日,亞洲巡迴凱旋公演「Joe Hisaishi Asia Orchestra Tour Final Concert」在東京的Suntory Hall舉行。
開場前,大廳前的廣場上就已經擠滿了觀眾,儘管有強風和暴雨,仍然有大量觀眾前來。門票在很早之前就已售罄,顯示出這場亞洲巡迴的最終場確實是一場盛大的活動。
這次亞洲巡迴從去年11月的台北公演開始,經過香港、北京、上海四個亞洲城市,以及除夕的大阪Silvester音樂會,與各地的管弦樂團合作也是這次巡迴的一大亮點。即使是相同的曲目,只要樂團不同,演奏和氛圍也會完全不同。久石讓本人比任何人都更享受這種變化。
第二部分的演奏結束後,掌聲雷動。在安可部分,觀眾起立鼓掌,歡呼聲如風暴般席捲全場!會場內掀起的「久石旋風」絲毫不遜色於昨天在東京市中心肆虐的「風暴」。掌聲久久不息,當久石讓最後坐在鋼琴前時,歡呼聲幾乎變成了尖叫。
(公演報告將在稍後發布,敬請期待♪)
非常感謝大家送來的鮮花和禮物。
久石讓及全體工作人員衷心感謝。
平成19年3月6日
Wonder City株式會社
アジアツアーファイナルコンサートレポート
2007年03月15日
亞洲巡迴演唱會最終場報告
2007年03月15日
お待たせいたしました。
3月5日 Asia Orchestra Tour Final Concertのレポートをお届けいたします。

 『水の旅人』で華々しくコンサートが幕空けです。冒頭こそピアノのソロですが、後半になるにつれて壮大に発展していくオーケストレーション。これから始まる唯一無二のひとときに対する期待感をより一層盛り上げてくれたような気がします。コンサートを始めるに本当に相応しい楽曲です。新日フィルの方々のこのコンサートへのやる気を感じさせられるような、壮大で、かつ、清々しい演奏でした。アルト・フルートのソロで始まる『For You』は、アルト・フルートという楽器特有の、優しくも深い音色が、この曲のメロディーの美しさをより一層際立たせている気がします。続いて『NAUSICAÄ 2006』。オーケストラのそれぞれの楽器の特性を生かしつつ、様々な要素が絶妙に散りばめられていて、「風の谷のナウシカ」の映画が描く世界観を表しつつも、音楽だけで成り立つ世界観をも感じられる表情豊かな演奏でした。続いて『組曲・もののけ姫』。中間部の“タタリ神のテーマ”の箇所は、パーカッションパートの聞かせどころ。舞台後方から聞こえてくる和太鼓、そしてチャンチキと締め太鼓による特徴的な音色に加え、追われるようなリズムとが組み合わさって、聞いている側に迫り来るような効果的な緊迫感を生み出していました。そして第一部ラストは『交響変奏曲「メリーゴーランド」』です。ここまでの楽曲はほぼ作曲年代順になっていましたが、年を経る度に少しずつ作曲のスタイルもかわり、しかしながらどの楽曲にも久石らしさが存分に散りばめられています。実際に映画をご覧になった方もそうでない方も大変に聴きごたえのあるプログラムだったのではないかと思います。舞台袖に下がって来た久石は顔面に沢山の汗。これまでに無いくらいのすごい量の汗(by久石本人)が熱演を物語っていました。
 休憩を挟んで、第二部は『あの夏へ』から始まる、ピアノソロコーナーです。久石のピアノを心待ちにしてくださっているファンの皆様が息を呑んで久石の演奏を見守って下さっているその緊張感が何ともコンサート特有でした。そして『Summer』。実は先にホームページで募集した「私が選ぶ思い出の曲」のアンケートで堂々の一位に輝いたのがこの曲なのです。ファンの皆様の熱いリクエストに応えることができて何よりでした。そして、最近のコンサートではアンコールに演奏されることが多かった『アシタカとサン』は今回、コンサート本編でのお披露目。
皆さんお楽しみいただけたのではないでしょうか。
 ピアノソロコーナーの後はアルバム<Asian X.T.C.>の中から。『Dawn of Asia』、続いて『Hurly-Burly』、『Monkey Forest』、と、勢いのある3曲が続きました。実は、駆け上るようなフレーズがたたみかけるように続くのが特徴的なこの『Dawn of Asia』、リハーサルで最も時間を割いた曲なのです。続いての『Hurly-Burly』は遊び心満載な楽曲です。オリジナルはサクソフォーンが印象的でしたが、オーケストラバージョンも更に力強く、題名のとおり大騒ぎを物語る作品になりました。弦楽器だけという編成で演奏された『Monkey Forest』、テンポも速いし、複雑なリズム。他の楽曲にも増してしっかりと指揮をしなくては、と、久石は本番前に構えていました。『Asian Crisis』、後半に行くにつれての緊張感は圧巻でしたね。このまま続けるのかと思いきや、久石は、予定外にも、舞台袖に戻ってきました。舞台監督さんもたまたま近くにおらず、ドアの前にいたスタッフがなれない手つきでドアを開けましたが、舞台裏はちょっとだけ慌ただしい雰囲気になりました。実は、リハーサルになって、久石は急遽、指揮棒を持たずに指揮をすることになり(指揮棒を持つと、グリップを握ることにより手が固まってしまい、ピアノを弾く時に思ったように指が動かないかのように感じてしまうそうです。)、体全体を使って表現、指示をするわけで、肉体に対する負荷は、指揮棒を持ったときより重いらしいのです。次に繊細な気遣いが必要とされるピアノ演奏を控え、本番中の張りつめた緊張を緩める瞬間が必要だと判断したのでしょう。あれだけの興奮の渦の中で自分自身を見つめ直し、一瞬でも自分を客観的に眺められること、そして本番中でも冷静になれるその落ち着きぶりはさすがでした。
 舞台袖に戻って来たのは束の間の気分転換となったのでしょうか。一瞬のうちに息を整えて再び舞台へ向かった久石。気分を一新して舞台中央に置かれているピアノに向かいます。うねるような『HANA-BI』の演奏が始まります。ピアノと弦パートがなでるように奏でるメロディー、情熱を内に秘めた、何とも官能的な演奏でした。続いて『Tango X.T.C.』。冒頭のティンパニーが会場に気持ちよく響きます。後半、スウィングのリズムになって、オケのノリの良い演奏に、ついつい体が動いてしまったお客様も多かったのではないでしょうか。本編最後の曲は『Kids Return』。ピアノによって刻まれるリズムが会場の全員をクライマックスへと昇華させていきます。演奏が終わった瞬間には割れんばかりの拍手。いつにも増して内容の濃いプログラム、時間を忘れさせるひとときを味わって頂けたのなら嬉しいです。
 久石のコンサートに通い慣れた方はご存知だと思いますが、もちろんこれでコンサートが終わりなわけではありません(笑)。
 アンコール1曲目は、『A Chinese Tall Story』。ピアノが曲全体を引っ張る大切な役割を果たしている楽曲です。演奏が終わると久石は一度舞台袖に戻って来たものの、お客様も久石本人もこれで終わるとは思っているはずも無く(笑)、続いて『Oriental Wind』。もちろんフルオーケストラバージョンです。CMバージョンとは全く違うアレンジで会場全体を包み込むような壮大なオーケストレーションは、やはりコンサートに来て体で感じる最高の感覚ですよね。そして最後の曲、『My Neighbor, TOTORO』。最近は久しくコンサートで演奏することが無かったので、この曲が好きだった方には、嬉しいサプライズだったことと思います。そういえば、この曲の途中に、トランペットのソロがあるのですが、スタッフ曰く、アジア各地のオーケストラはことごとく音を外していたのだとか(それぐらい難しいということ)。ところがさすが新日フィル。リハの時ももちろん本番も、完璧でした。素晴しい!!!----- 難しいものを難しく聴かせない、それが難しいのです。
  ここで予定していたアンコール曲、総て終了。会場は興奮と熱気に満ち溢れた様子。スタンディングオベーション、全く鳴り終わる気配を感じさせない温かい拍手。久石も今までに無いほどのお客様の反応に驚いていました。多くの花束を頂き、何回か舞台上で挨拶をしますが、それでもやはり鳴り止まぬ拍手。ここで、急遽、もう一曲演奏をすることになりました。久石が一言;「じゃ、『Zai-Jian』」。実はこの曲、リハーサルで演奏はしていたものの、本番では弾かないことになっていたのです。あまりの皆様の熱意に負けて急遽演奏することに。数ヶ月かけてアジア各国をまわったツアーをしめくくるに相応しく、アジアにインスパイアされた曲、そしてこの日会場に来て頂いたお客様とのZai-Jian(=再会)の意をかけていたのかもしれません。温かいお客様の拍手に久石は励まされ、今後の活動の活力としていくはずです。会場にお越しいただいた皆様、本当にどうもありがとうございました。
 リハーサルやツアー等で色々なホールを廻りましたが、サントリーホールは本当にいいホールですね。まず、音が素晴しい。豊かに響き、たとえ舞台から離れた席であっても遠さをあまり感じさません。世界的にも高く評価されているホールだけあります。そして施設の使い勝手も、スタッフの皆さんも、総てが最高級。お客様はもちろん、演奏する側も気持ち良いはず。久石本人も会場に大変満足をしておりましました。
 久石は、今回のコンサートのパートナーである新日フィルには並々ならぬ信頼を寄せています。今までの数ある共演経験からお互いへの信頼関係がしっかり築けているからこそ、お互いが言わんとしていること、表現したい音が、言葉を介さなくても伝えあえるのでしょう。
 コンサートに足を運んで下さった方々にはスタッフ一同心より感謝いたします。次回のコンサートでも今回以上に良いものを皆様にお届けできるよう久石本人、スタッフ一同努力して参りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
讓大家久等了。
現在為大家帶來3月5日Asia Orchestra Tour Final Concert的報導。
音樂會以《水之旅行者》華麗開場。雖然開頭是鋼琴獨奏,但隨著樂曲的推進,管弦樂逐漸變得宏大。這似乎進一步提升了大家對即將開始的獨一無二時刻的期待感。這首曲子非常適合作為音樂會的開場曲。新日本愛樂樂團在這場音樂會中的演奏充滿了幹勁,既宏大又清新。接下來是《For You》,以中音長笛的獨奏開始,這種樂器特有的溫柔而深沉的音色,似乎更加突出了這首曲子的旋律美。緊接著是《NAUSICAÄ 2006》,這首曲子充分利用了管弦樂隊中各種樂器的特點,各種元素巧妙地融合在一起,不僅展現了《風之谷》電影中的世界觀,還讓人感受到僅憑音樂就能構建的豐富世界。隨後是《組曲·魔法公主》,中間部分的「塔塔利神主題」是打擊樂部分的亮點。從舞台後方傳來的和太鼓,以及獨特的音色,加上緊迫的節奏,營造出一種令人緊張的效果。第一部分的最後是《交響變奏曲「旋轉木馬」》。到目前為止的曲子幾乎都是按照作曲年代順序排列的,隨著時間的推移,作曲風格也有所變化,但每首曲子都充滿了久石讓的特色。無論是看過電影的人還是沒看過的人,都會覺得這是一場非常值得一聽的音樂會。久石讓走下舞台時,臉上滿是汗水,這前所未有的汗水量(據久石讓本人說)證明了他的熱情演出。
休息過後,第二部分以《那個夏天》開始,這是鋼琴獨奏環節。久石讓的鋼琴演奏讓期待已久的粉絲們屏息凝神,這種緊張感正是音樂會特有的。接著是《Summer》,這首曲子實際上是在之前網站上進行的「我選出的回憶曲」調查中榮登榜首的曲子。能夠回應粉絲們的熱情請求,真是再好不過了。而最近在音樂會中經常作為安可曲演奏的《阿西達卡與珊》這次則是在音樂會正篇中首次亮相。大家應該都很享受吧。
鋼琴獨奏環節之後是來自專輯《Asian X.T.C.》的曲子。《Dawn of Asia》、《Hurly-Burly》、《Monkey Forest》,這三首充滿活力的曲子接連上演。實際上,這首《Dawn of Asia》的特點是連續不斷的上升旋律,是排練中花費時間最多的曲子。接下來的《Hurly-Burly》是一首充滿玩心的曲子。原曲中薩克斯風非常突出,但管弦樂版本更加有力,正如曲名所示,講述了一場大騷動。由弦樂器獨奏的《Monkey Forest》,節奏快且複雜。久石讓在正式演出前就表示,必須比其他曲子更加認真地指揮。《Asian Crisis》,隨著曲子的推進,緊張感達到了高潮。就在大家以為音樂會會這樣繼續下去時,久石讓卻意外地回到了舞台側邊。舞台監督恰好不在附近,站在門前的員工不熟練地打開了門,舞台後方一時顯得有些慌亂。實際上,在排練時,久石讓突然決定不用指揮棒指揮(據說拿著指揮棒時,握緊指揮棒會讓手變得僵硬,彈鋼琴時手指會感覺不靈活),而是用整個身體來表達和指示,這對身體的負擔比拿著指揮棒時更重。接下來是需要細膩處理的鋼琴演奏,他可能覺得需要在正式演出中放鬆一下緊繃的神經。在如此興奮的氛圍中,能夠冷靜地審視自己,哪怕只是一瞬間,這種冷靜的態度真是令人佩服。
回到舞台側邊可能只是短暫的情緒轉換。久石讓在瞬間調整呼吸後再次走向舞台。他煥然一新地走向舞台中央的鋼琴。起伏的《HANA-BI》演奏開始了。鋼琴和弦樂部分輕柔地演奏著旋律,充滿內斂的熱情,非常性感。接著是《Tango X.T.C.》,開頭的定音鼓在會場中迴響得非常悅耳。後半部分變成了搖擺節奏,管弦樂隊的演奏非常帶感,很多觀眾都不由自主地跟著動了起來。正篇最後一首曲子是《Kids Return》,鋼琴敲擊的節奏將全場的氛圍推向高潮。演奏結束的瞬間,掌聲如雷。如果大家能忘記時間,沉浸在內容豐富的節目中,那就太好了。
熟悉久石讓音樂會的人應該知道,當然音樂會並不會就此結束(笑)。
安可第一首是《A Chinese Tall Story》,鋼琴在這首曲子中扮演著引領全曲的重要角色。演奏結束後,久石讓一度回到舞台側邊,但觀眾和他本人都知道這還不是結束(笑),接著是《Oriental Wind》,當然是全管弦樂版本。與CM版本完全不同的編曲,將整個會場包裹在宏大的管弦樂中,這正是在音樂會現場才能感受到的最佳體驗。最後一首曲子是《我的鄰居龍貓》。最近很久沒有在音樂會中演奏這首曲子了,喜歡這首曲子的人應該會感到驚喜。說起來,這首曲子中間有一段小號獨奏,據工作人員說,亞洲各地的管弦樂隊幾乎都吹錯了音(可見難度之高)。但新日本愛樂樂團不愧是專業的,無論是排練還是正式演出,都表現得非常完美。太棒了!!!----- 把難的東西演奏得不讓人覺得難,這才是最難的。
原定的安可曲目已經全部結束,會場充滿了興奮和熱烈的氣氛。觀眾們起立鼓掌,掌聲溫暖而持久,似乎沒有停下來的跡象。久石讓也被觀眾們前所未有的反應所驚訝。他收到了許多花束,並在舞台上多次致謝,但掌聲依然沒有停止。於是,臨時決定再演奏一首曲子。久石讓簡單地說了一句:「那麼,就演奏《Zai-Jian》吧。」其實,這首曲子雖然在排練時演奏過,但原本並不在正式演出計劃中。由於觀眾們的熱情太過高漲,臨時決定演奏這首曲子。這首曲子或許是為了為這次歷時數月、走遍亞洲各國的巡演畫上句號,它是一首受到亞洲啟發的曲子,也可能寓意著與今天到場觀眾們的「再見」(再會)。久石讓被觀眾們溫暖的掌聲所鼓舞,這將成為他未來活動的動力。感謝所有來到會場的觀眾們,真的非常感謝。
在排練和巡演期間,我們走過了許多音樂廳,但三得利音樂廳確實是一個非常好的音樂廳。首先,音效非常出色。聲音豐富而飽滿,即使坐在離舞台較遠的座位,也不會感到距離感。不愧是全球備受讚譽的音樂廳。此外,設施的使用體驗和工作人員的服務也都是一流的。觀眾們自然感到舒適,演奏者也一定會感到愉快。久石讓本人也對會場非常滿意。
久石讓對這次音樂會的合作夥伴——新日本愛樂樂團寄予了極大的信任。正是基於過去多次合作的經驗,雙方建立了深厚的信任關係,因此即使不用言語,彼此也能理解對方想要表達的情感和音樂。
我們全體工作人員對前來參加音樂會的觀眾們表示衷心的感謝。久石讓本人和全體工作人員將繼續努力,爭取在下次音樂會中為大家帶來比這次更好的演出。今後也請多多關照。