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6月1日(木)
「6月1日までくれればなんとかなる」との言葉を実行すべく、作画稲村氏が、明け方まで残って作監終了。稲村氏は今回演出も兼ねているためまだまだ気を抜けないが、動画以降はこれからが追い込みなので、あともう一息がんばってほしい。
「紅の豚」のころジブリ新社屋建ててくれた某会社が倒産したとのニュースが入ってくる。宮崎監督や総務石迫さんらも、顔見知りの人が多いので心配そうにしている。
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6月1日(星期四)
為了踐行「只要在6月1日前完成就能解決問題」的承諾,作畫師稻村先生一直工作到黎明,終於完成了作監工作。由於稻村先生這次還兼任演出,所以還不能放鬆,接下來動畫製作將進入最後的衝刺階段,希望他能再加把勁。
有消息傳來,曾在《紅豬》時期為吉卜力建造新辦公樓的公司破產了。宮崎導演和總務石迫先生等人與該公司有很多熟人,因此顯得非常擔憂。
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6月2日(金)
美術館作品二班ともに、明日の差し替えに向けてラッシュを行う。今回の差し替え分は効果さんに渡すため、二班とも夕方ぎりぎりまで撮影アップを待ってラッシュをおこなった。
男鹿さんから「千」の背景がいくつか上がってくる。あいかわらず素晴らしい上がりにスタッフ一同溜息。
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6月2日(星期五)
美術館作品二班一起為明天的替換進行衝刺。這次的替換部分要交給效果組,所以二班都等到傍晚最後一刻才完成拍攝並進行衝刺。
男鹿先生提交了《千》的幾個背景。一如既往的高質量讓全體工作人員都讚嘆不已。
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6月3日(土)
稲城さんが美術館作品の音楽撮りのためにチェコに出発。経費も時間も無いのでまたしても三泊四日の強行軍。
制作神村氏が今年の新人達に講義を行う。「『速い安い上手い』をモットーに精進するように」と話したとか。
神村氏が演助高橋氏を連れて、美術館作品の効果予備打ち合わせにサウンドリングへ向かう。これは効果用にこちらで用意した約35CUTの線撮り素材に多少問題があり、音が入れづらい、との苦情があったため行われたもの。ところで、行く途中道に迷った神村氏が近くにいた警官に住所を提示して「わかります?」と聞いたところ「この辺だから自分で探して」と無視されたという。ああ・・・。
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6月3日(星期六)
稻城先生為了美術館作品的音樂拍攝,出發前往捷克。由於經費和時間都有限,這次又是三晚四天的緊張行程。
製作人神村先生為今年的新人進行了講座。據說他提到:「要以『快、便宜、好』為座右銘,不斷努力。」
神村先生帶著助理導演高橋先生前往Sound Ring,進行美術館作品的效果預討論。這是因為我們為效果準備的約35個線描素材存在一些問題,導致音效難以加入,因此進行了這次討論。然而,在前往的途中,神村先生迷路了,他向附近的警察出示地址並問道:「您知道這裡嗎?」結果警察回答:「這附近,你自己找吧。」完全無視了他。唉……
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6月5日(月)
ジブリ内で4人が参加している減量作戦、今月がその最終月。制作神村氏も今月に入ってから日課にしている寝る直前の夜食をやめてラストスパート。しかし、急に無理をした為、今日は朝から腹の調子が悪い。しかも、夕方には空腹の為、手足のしびれと冷や汗が・・・。たまらず、近くのコンビニに、同じ様にダイエットしている渡辺氏とこんにゃくゼリーを買出しに。しかし売っていなかった為、10秒チャージの××ゼリーを購入。ここで大きな落とし穴が。見た目にもおいしそうなシュークリームがチラリと視界に…。渡辺氏と一緒に取り合えず買う。はたして、このダイエット作戦成功するのか。最終日まで後25日。
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6月5日(星期一)
在吉卜力內部,有四人參與的減肥計劃,本月是最後一個月。製作人神村先生也從這個月開始,放棄了睡前的夜宵,準備做最後的衝刺。然而,由於突然的過度努力,今天從早上開始肚子就不舒服。而且,到了傍晚,因為空腹,手腳發麻還冒冷汗……實在忍不住了,就和同樣在減肥的渡邊先生一起去附近的便利店買魔芋果凍。但是沒買到,於是買了10秒補充能量的××果凍。這裡有一個大陷阱。看起來很好吃的泡芙在眼前一閃而過……和渡邊先生一起先買了再說。究竟,這個減肥計劃能成功嗎?距離最後一天還有25天。
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6月6日(火)
稲城さんがチェコから無事帰国。そのままマルチに入れてきた音をハードディスクに移し替えるためスタジオに直行。と思ったら機械がトラブってほとんど寝ていないのに夜中の二時過ぎまで作業。
制作部高橋、田中、神村、居村氏で「少女漫画とは」と話しをしていたら、片塰氏、一村氏が偶然そこを通りかかり白熱した議論に発展する。
急遽明後日から奥井さんが二泊三日でロスアンゼルスに行くことになり、航空券を取ろうと近ツリに電話するも、帰りの飛行機がなかなか取れずてんてこ舞い。
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6月6日(星期二)
稻城先生從捷克平安回國。他原本打算直接去工作室,將帶回來的音源轉移到硬碟上。沒想到設備出了問題,儘管幾乎沒怎麼睡覺,他還是工作到了凌晨兩點多。
製作部的高橋、田中、神村和居村先生正在討論「什麼是少女漫畫」,恰巧片塰先生和一村先生偶然路過,於是演變成了一場熱烈的討論。
突然決定後天奧井先生要去洛杉磯待兩晚三天,急忙打電話給近ツリ訂機票,但回程的機票遲遲訂不到,忙得不可開交。
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6月7日(水)
今週頭より研修生が、アニメの名作をビデオで見る会を開始。最近ではあまり見る機会のない「バッタ君町へ行く」や、「雪の女王」、トルンカの人形アニメなどを中心に、夕食の時間を使って行われている。手間を惜しまず作られた作品が、新人達にいい刺激になるとよいのだが。
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6月7日(星期三)
從本周開始,研修生們利用晚餐時間,通過觀看視頻的方式欣賞動畫名作。最近,他們主要觀看了《螞蚱君進城》、《雪之女王》以及特倫卡的人偶動畫等一些如今不太常見的作品。希望這些精心製作的作品能夠給新人們帶來一些有益的啟發。
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6月8日(木)
明日のアフレコのため、神村、古城両氏が試写室真ん中付近のイスを取り外し機械をセッティング。まるで本物の録音スタジオのようと関係者も感嘆。音響監督の林さん等も入り、準備完了。
美術館作品の効果音打ち合わせが行われる。
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6月8日(星期四)
為了明天的配音錄製,神村和古城兩位工作人員在試映室中間附近拆除了椅子並設置了設備。相關人員感嘆道,簡直就像真正的錄音棚一樣。音響監督林先生等人也參與其中,準備工作已經完成。
美術館作品的效果音討論會也如期舉行。
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6月9日(金)
試写室にて美術館作品のアフレコが行われる。芳尾班子役の女の子は、初めてのアフレコで少し緊張はしていた物の、しっかりした受け答えで役を演じた。お昼を過ぎたため休憩を挟もうかというスタッフの問いにも、「続けてやります」との頼もしい答えでスタッフも感心することしきり。ただここは、急ごしらえの録音スタジオの為、同じ空間に演技者とスタッフが同居する際どい設定。案の定様子を見に来た宮崎監督は入り口に本番中のランプが点灯しているにもかかわらず「映写室の窓から覗いたら大丈夫そうだったから」と、いきなり試写室に入り込み録音がNGになる場面も。
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6月9日(星期五)
在試映室進行了美術館作品的後期錄音。飾演芳尾班子的女孩雖然是第一次進行後期錄音,有些緊張,但她以紮實的表演完成了角色。過了中午,工作人員詢問是否要休息一下,她卻堅定地回答「繼續吧」,讓工作人員感到十分佩服。不過,由於這裡是臨時搭建的錄音室,演員和工作人員共處一室,情況有些緊張。果然,宮崎導演來看情況時,儘管入口處亮著「正在錄音」的燈,他卻說「從放映室的窗戶看進去好像沒問題」,突然闖進試映室,導致錄音不得不中斷。
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6月10日(土)
稲村班のアフレコ&歌の収録が行われる。小学校低学年の子供たちが10人も集まったためスタジオ内は収拾のつかない大騒ぎとなる。子供パワーに押されスタッフ達ははんばあきらめ状態。パパになったばかりの居村氏は、将来を想像しげんなりしたのが、顔で笑って目が死んで状態だった。
7時半より企画検討会が行われる。今回は5人のスタッフが共同で提案者となり、イメージボード等も用意した力のこもったものとなる。時間が足りなかったので、もう一寸練り直し、次回も同じ企画で行うことに。
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6月10日(星期六)
稻村班的配音和歌曲錄製進行。由於聚集了10名小學低年級的孩子,錄音棚內一片混亂,無法收拾。工作人員被孩子們的活力所壓倒,幾乎放棄了控制。剛成為父親的居村先生,想像著未來,臉上笑著,眼神卻失去了生氣。
從7點半開始進行企劃討論會。這次由5名工作人員共同提出提案,並準備了充滿力量的形象板等材料。由於時間不夠,決定再稍作調整,下次繼續以相同的企划進行。
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6月12日(月)
美術館作品稲村班のセリフあわせを試写室にて行う。音楽は前日の日曜日、2時までかかって5.1チャンネルのトラックダウンまでが終了。
土曜日に宮崎さんが「これは面白そうなんだがまだ読んでいない」と制作部で話していた、「気温の周期と人間の歴史」上下巻を、湯島にある出版社まで買いに行く。面白いんだか、あやしいんだか・・・。
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6月12日(星期一)
在試映室進行了美術館作品稻村班的台詞對練。音樂部分在前一天周日,一直工作到凌晨2點,完成了5.1聲道的音軌混音。
周六,宮崎先生在製作部提到「這本書看起來很有趣,但我還沒讀過」,於是我去湯島的出版社購買了《氣溫的周期與人類歷史》上下卷。不知道是有趣還是可疑……。
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6月13日(火)
美術館作品の音響作業が試写室で続いているが、今日は作業が深夜まで及んだため、林さん、某副社長等音響スタッフ三人に、ジブリが近くに借りているアパートに泊ってもらうことに。さー、早く寝て明日に備えよう、と思ったら、そこにはなぜか一升瓶が・・・。結局寝入ったのは朝方だったとか。
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6月13日(星期二)
美術館作品的音響工作仍在試映室進行,但今天工作持續到深夜,因此決定讓林先生、某副社長等三位音響工作人員住在吉卜力在附近租的公寓裡。想著「好了,早點睡,為明天做準備吧」,結果不知為何那裡竟然有一升瓶的酒……最終他們直到凌晨才入睡。
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6月14日(水)
昨日美術館作品芳尾班のセリフ合わせが行われたが、それに合わせて、特別に声優初挑戦のムゼオ盛田氏が、アフレコに再チャレンジ。前回アフレコ時、音響監督からだめだしを受け、家族にも自慢げに話してしまったため、失敗は許されない。あがってしまって声がうわずるのを押さえるため、ビールを一杯引っかけて来たのが運の尽き。それを聞いた宮崎監督はおもしろがり、さらにお酒を飲ませてしまった。ほろ酔い加減の声が使われたかどうかは、音響作業終了までのおたのしみとなっている。
音響作業中、デジタルミキシングコンソールが突然大暴走。画面上のメーターが何もしていないのに行ったり来たり勝手に動きだした。「見えないお友達の仕業か!」と試写室は騒然となる。
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6月14日(星期三)
昨天進行了美術館作品芳尾班的台詞對練,與此同時,特別安排首次挑戰聲優的盛田先生再次嘗試配音。上次配音時,他因表現不佳被音響監督批評,而且已經向家人炫耀過,所以這次不能失敗。為了抑制緊張導致的聲音顫抖,他喝了一杯啤酒,結果卻成了他的不幸。宮崎導演得知後覺得有趣,反而讓他繼續喝酒。至於是否使用了微醺狀態的聲音,要等到音響工作結束後才能揭曉。
在音響工作過程中,數字混音台突然失控。屏幕上的儀表在沒有操作的情況下自行來回移動。「難道是看不見的朋友在搗鬼!」試映室一片譁然。
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6月15日(木)
沖縄サミット絡みで各国の記者が貸し切りバスに乗って集団で取材に来る。鈴木さん西岡さん等が対応に当たっていたが、ジブリについてここには書けないことを根掘り葉掘り聞かれていた。
美術館作品稲村班の音響作業は、昨日の遅れを取り戻すため、別の機械を導入し行うこととなる。先に仕込んでいた効果音を各チャンネルに仕込みながら、音のレベルを調整。急ごしらえと言うこともあり、音の移動は、ミキサーに付属のマウスで画面に合わせながら操作するという離れ業。音響作業の際には必ずと言っていいほどマシントラブルがついてまわるものである。
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6月15日(星期四)
由於沖繩峰會的緣故,各國記者乘坐包車集體前來採訪。鈴木先生和西岡先生等人負責接待,但記者們對吉卜力的事情刨根問底,問了許多不便在此記錄的內容。
美術館作品稻村班的音響工作,為了彌補昨天的延誤,決定引入另一台機器進行。在將預先準備好的音效分配到各個聲道的同時,調整音量的水平。由於是臨時準備,音效的移動操作是通過混音器附帶的滑鼠在屏幕上進行,堪稱絕技。在進行音響工作時,幾乎總是會遇到機器故障。
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6月16日(金)
美術館作品稲村班の音響作業は今日でプリミックスが終了。稲村、宮崎立ち会いのもと、チェックを行う。宮崎監督は「なかなか良いでき」とご満悦。ちなみに鈴木さんは「せっかく制作の野中くんに声を当ててもらったのに、加工したら誰だかわかん。これなら野中くんで無くてもよかった」とつれない一言。
夜、宮崎監督から、稲村作品のエンドクレジットを手書きの寄せ書き風にしないかとの提案がある。抵抗する制作居村氏を押しに押し、演出稲村氏も味方に付けこれを了承させる。しかも最後まで抵抗した古城氏に対しては、ヘッドロックの型をみせ、実力行使でこれを撃破。宮崎監督は「絶対いいって、寄せ書き」とにやり。かつて「となりの山田くん」の際、冗談めかして制作で話し合っていたことが、まさか現実になろうとは・・・。
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6月16日(星期五)
美術館作品稻村班的音響工作今天完成了預混音。在稻村和宮崎的見證下,進行了檢查。宮崎導演表示「做得相當不錯」,非常滿意。順便一提,鈴木先生說:「好不容易讓製作部的野中君配音,結果加工後都聽不出是誰了。這樣的話,不用野中君也行啊。」冷淡地說了這麼一句。
晚上,宮崎導演提議將稻村作品的片尾字幕用手寫的留言風格來呈現。製作部的居村先生對此表示反對,但宮崎導演一再堅持,並說服了導演稻村先生同意這個方案。而且,對於一直堅持反對的古城先生,宮崎導演甚至展示了「頭鎖」的姿勢,用實力將其擊敗。宮崎導演笑著說:「絕對會很好,留言風格。」曾經在《隔壁的山田君》時,製作部開玩笑討論過的事情,沒想到竟然真的要實現了……
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6月17日(土)
美術館作品稲村班、東京テレビセンターにてファイナルミックスを行う。しかし試写室で使ったハードディスクの一部の調子が悪く、制作野中氏の声は明日作業することに。結局この日は夜中まで作業が終わらず、演出稲村氏は制作神村氏の車で帰宅。稲村氏は、はじめてのスタジオ作業のため緊張したのか、帰りの車中で酔ってしまい、ふらふらしながら帰って行った。本人は「ずっと机に向かって仕事していたので、久しぶりの車で酔ったのかなあ」と気を使って言っていたが、古城氏に言わせると「神村さんの運転が荒いんじゃないの」とのこと。
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6月17日(星期六)
美術館作品稻村組在東京電視中心進行最終混音。然而,試映室使用的硬碟部分出現問題,製作野中先生的聲音決定留到明天處理。最終,當天工作一直持續到深夜,導演稻村先生乘坐製作神村先生的車回家。稻村先生因為是第一次參與工作室工作,可能有些緊張,在回家的車上感到暈車,搖搖晃晃地回去了。他本人解釋說:「可能是因為一直坐在桌前工作,很久沒坐車所以暈車了。」但古城先生則認為:「可能是神村先生開車太猛了吧。」
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6月18日(日)
今日もテレセンでファイナルの作業。順調に進み、夜の9時頃に無事終了。動画以降はまだ作業中とはいえ、音響が一段落するとようやく完成が射程に入る気がする。
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6月18日(星期日)
今天也在電視台進行決賽的後期製作。工作進展順利,晚上9點左右順利結束。雖然視頻部分還在製作中,但音響部分告一段落後,終於感覺完成在望了。
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6月19日(月)
先週の宮崎監督の強行採決によって、手書き寄せ書き風でいくことになった稲村班作品のエンドクレジット。出演した子供達に自分の名前を書いてもらおうと、各児童劇団に動画用紙など一式を送る。これで名前を集める手配も整った。しかし、いざ集めた名前をどう組んだらよいものか、前代未聞の試みに制作居村氏は頭を抱えている。宮崎監督に指令を浴びせられ、やり直すこと3回。本来ならば、これで決定させないと間に合わない。しかし、居村氏の苦悩の日々はまだ終わりそうにない。
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6月19日(星期一)
由於上周宮崎導演的強行表決,稻村班作品的片尾字幕決定採用手寫寄語風格。為了讓出演的孩子們寫下自己的名字,我們向各個兒童劇團發送了視頻用紙等材料。這樣一來,收集名字的安排也準備就緒。然而,面對如何將這些收集到的名字進行編排這一前所未有的嘗試,製作人居村先生感到十分頭疼。在宮崎導演的指令下,他不得不反覆修改,已經重做了三次。本來,如果這次還不能確定,時間就來不及了。然而,居村先生的苦惱日子似乎還遠未結束。
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6月20日(火)
美術館作品芳尾班の音楽トラックダウンを行う。一度通しで見たところ、宮崎監督の勅令により、一部手を加えることに。音響スタッフは、またもや深夜までの作業に突入。作業場となっている試写室は、いまや音響スタッフの怨念が充満しているという。
一方、美術館作品稲村班の仕上げ上がりが、一気に5カット上がる。これで133カット中、仕上げ作業中が1カット、動画作業中が2カット、動検中が1カットとなるまでにこぎつけた。当然この後、撮影や、リテークの処理はあるものの、だいぶ見通しが明るくなった。
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6月20日(星期二)
今天進行了美術館作品芳尾班的音樂軌道調整。我們首先整體觀看了一遍,根據宮崎導演的指示,對部分內容進行了修改。音響工作人員再次工作到深夜。作為工作場所的試映室,現在充滿了音響工作人員的怨念。
另一方面,美術館作品稻村班的完成部分一口氣增加了5個鏡頭。這樣一來,在總共133個鏡頭中,正在完成作業的有1個,正在動畫作業的有2個,正在動畫檢查的有1個。雖然之後還有拍攝和重拍的處理工作,但整體進度已經明朗了許多。
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6月21日(水)
空いてる時間を利用してせっせと紙タップ作り。早く自動紙タップ製造機が出来ないものか・・・。
寄せ書き風に作ろうと進めていた美術館作品稲村班のクレジットは、なかなか手強い。手書きの名前をどう組み合わせるかが決まらず、苦闘していた居村氏の作業に業を煮やした宮崎監督がついに登場。居村氏から作業を奪い、自らいろいろ組み合わせてみたもののあえなく玉砕する。結局、手書きという点だけ活かして名前を羅列することに落ち着く。昨日、見通しが明るくなったと書いた矢先なのに、意外なところに壁はあるものだ。
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6月21日(星期三)
利用空閒時間,我忙著製作紙膠帶。真希望能快點有自動紙膠帶製造機啊……
我們正在以簽名風格製作美術館作品的稻村班名單,但這項工作相當棘手。手寫的名字如何組合一直無法確定,居村先生為此苦惱不已。宮崎導演終於看不下去了,親自上陣,從居村先生手中接過工作,嘗試了各種組合方式,但最終還是失敗了。最後,我們決定只保留手寫的特點,簡單地將名字羅列出來。昨天我還覺得事情有了進展,沒想到在意外的地方又遇到了障礙。
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6月22日(木)
先週から居村氏の悩みの種となっている美術館作品稲村班のクレジットに新たな動きが。今度は鈴木プロデューサーから注文が出る。プロデューサー令の発動に、制作高橋氏は即座に居村氏を呼び、決定経路その他について1時間ほどお小言。「今後は自分や鈴木氏にもよく相談するように」とお灸をすえる。居村氏は「ほんとに最後の最後に必ず何かあるなあ…」と肩を落としていた。
第三スタジオの正面の壁塗り作業がいよいよ本塗り段階に入る。レリーフ状に土を盛って木や鳥の絵を描く作業に、見物人がちらほら。宮崎監督も「端の方にちょこっとでいいから、やらせてくれないかなあ」と大いに興味を示していた。
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6月22日(星期四)
自從上周以來,居村先生一直為美術館作品稻村班的信用問題而煩惱,今天又有了新的進展。這次是鈴木製作人提出了新的要求。隨著製作人令的發布,製作人高橋先生立即召見了居村先生,並就決策路徑等問題進行了大約一個小時的訓誡。「今後要多和我以及鈴木先生商量,」高橋先生嚴厲地提醒道。居村先生無奈地嘆了口氣,「真的每次到最後都會出點什麼事啊……」
第三工作室正面的牆壁塗裝工作終於進入了最後的塗裝階段。工人們將泥土堆砌成浮雕狀,並在上面繪製樹木和鳥類的圖案,吸引了不少圍觀者。宮崎導演也表現出極大的興趣,說道:「能不能讓我在邊上稍微畫一點呢?」
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6月23日(金)
美術館作品芳尾班の動画作業も大詰めをむかえている。作監、動検が、今後の動画の割り振りについて協議。ここを間違えると動画アップに間に合わなくなるため、小声でひそひそながらも真剣な討議が続く。
梅雨らしい天気に戻ったのをねらったかのように、1スタ2階の天窓が、開けっ放しのまま閉まらなくなり下の机が水浸しとなる。制作は大慌てとなったが、窓の開閉スイッチをいくら押してもうんともすんとも言わない。こうなったら最後の手段ということで、勇敢な特殊工作員が屋上から無理矢理人力で閉め、テープで固定し、どうにか切り抜ける。幸い、水浸しの机は使われておらず、たまたまおいてあった大判フレームのおかげでレイアウト類にも被害が及ばなかった。この天窓、一ヶ月ほど壊れっぱなしだったのだが、それが祟ったか。早いところなんとかしないと不便な上に、テープ止めはちょっとみすぼらしい。
美術館作品稲村班がついに動画アップ。ようやくここまで辿り着いたか、とこれまでの長い日々が甦って感傷に浸りそうになるが、そうはいかない。次は芳尾班の動画アップが迫っている。賽の河原もいつか積み上がるのだ、と気を引き締め直す。
夜9時過ぎに、QARのそばで歓声と拍手が沸き起こる。何事かと思い見てみると、美術館作品稲村班の最後の動画が終わったという事。お疲れ様でした。しかし再び半袖を着る季節になろうとは・・・。月曜からは、早速芳尾の動画に入ってもらおう。制作は、鬼です!
11時頃、監督から上がっている分だけ、と絵コンテを受け取る。カット番号を見るとなんとNO2001、おお、3時間の超大作として早くも絵コンテ完成か、と思ったら「BパートとCパートの間に挿入するんだが、カット番号がややこしくなりそうなので」と宮崎監督。Cパートはその後ろから続きのカット番号できちんと続いていた。びっくりしたー。
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6月23日(星期五)
美術館作品芳尾班的視頻製作也接近尾聲。作監、動檢正在商討今後動畫的分配問題。如果這裡出錯,動畫上傳就會來不及,因此雖然是小聲討論,但討論非常認真。
仿佛瞄準了梅雨季節的天氣,1號工作室二樓的天窗一直開著關不上,下面的桌子被水浸濕。製作人員非常慌張,但無論怎麼按窗戶的開關都沒有反應。到了最後的手段,勇敢的特殊工作人員從屋頂強行用手關閉,用膠帶固定,總算解決了問題。幸運的是,被水浸濕的桌子沒有使用,偶然放在那裡的大幅畫框使得布局類物品沒有受到損害。這個天窗已經壞了大約一個月,可能是這個原因。如果不儘快處理,不僅不方便,用膠帶固定也顯得有點寒酸。
美術館作品稻村班終於上傳了視頻。終於走到這一步,回想起過去漫長的日子,不禁感慨萬千,但還不能放鬆。接下來芳尾班的視頻上傳也迫在眉睫。賽之河原總有一天會堆積起來的,重新振作精神。
晚上9點多,QAR旁邊響起了歡呼聲和掌聲。一看,原來是美術館作品稻村班的最後一個視頻完成了。辛苦了。但是,又到了穿短袖的季節了……從周一開始,馬上進入芳尾的視頻製作。製作真是魔鬼!
11點左右,從導演那裡拿到了已經完成的分鏡。一看鏡頭編號,竟然是NO2001,啊,難道3小時的超大作分鏡已經完成了?結果宮崎導演說:「這是在B部分和C部分之間插入的,鏡頭編號可能會有點複雜。」C部分從後面開始繼續編號。真是嚇了一跳。
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6月26日(月)
美術館作品芳尾班のダビングが始まる。今日はセリフ合わせが中心だが、お母さん役の徳間インターナショナル・森吉さんの再アフレコも行われる。「本当の母親のようないらだちの感情が出ていて、ちょっと怖いぐらい」と宮崎監督も満足の様子。セリフ合わせも夕方にはOKが出て、本日の作業は終了。やはり修羅場になりそうなのは、水曜日から始まる効果音のほうか。またまた徹夜続きが予想され、向かいのアパートでは夜な夜な宴会が繰り広げられるかも。
「千と千尋の神隠し」Bパート前半の美術打ち合わせ。炎の処理やそれに伴う画面の明滅など、やっかいな処理が多く前途多難。
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6月26日(星期一)
美術館作品芳尾班的配音工作開始了。今天主要是台詞對練,但飾演媽媽的德間國際·森吉女士也進行了重新配音。宮崎導演對此表示滿意:「她表現出了真正母親般的焦躁情感,甚至有點讓人害怕。」台詞對練在傍晚時也順利通過,今天的工作就此結束。不過,預計從周三開始的音效工作可能會更加緊張。看來又要連續熬夜了,對面的公寓裡或許每晚都會舉行宴會。
《神隱少女》B部分前半的美術會議。火焰的處理以及隨之而來的畫面閃爍等棘手問題很多,前途多舛。
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6月27日(火)
美術館作品2班が、ラッシュ上映を行う。芳尾班は今週末のファイナルダビングに向けて、キネコ出し、フィルム出しを行う。夕方にライカリールの差し替えを行ったものの、未だに仕上げアップまでに至ってないカットが10カット以上ある。やはり効果のダビング作業は修羅場となるのか、トホホ。
ジブリ講演会のため、塩野七生さんが来社。講演会は、試写室がダビング機材を設置しているため使えず、二馬力にて行われた。60人ほどの参加者を前に、塩野さんはその作家歴からはじまり、歴史、宗教、芸術、政治、ファッションとあらゆる分野にまたがって、ユーモアと含蓄のある話をたっぷりと語って下さった。「芸術は矛盾から生まれる。矛盾を使いこなすのが芸術家」などの言葉に、宮崎監督のことを思い浮かべたのは私だけだろうか。
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6月27日(星期二)
美術館作品2班進行了拉片放映。芳尾班為了本周末的最終混音,進行了膠片和底片的準備工作。傍晚更換了萊卡捲軸,但仍有超過10個鏡頭尚未完成最終調整。果然,音效的混音工作還是像修羅場一樣艱難,真是讓人無奈。
為了吉卜力演講會,鹽野七生女士來到公司。由於試映室正在安裝混音設備,無法使用,演講會在二馬力舉行。在約60名參與者面前,鹽野女士從她的作家生涯開始,跨越歷史、宗教、藝術、政治、時尚等各個領域,以幽默且富有深意的語言進行了精彩的演講。「藝術源於矛盾,藝術家是善於運用矛盾的人。」聽到這句話時,我不禁想起了宮崎導演,或許只有我這樣想吧。
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6月28日(水)
宮崎監督、鈴木プロデューサーをはじめ、各部署メインスタッフが集まって、「千と千尋の神隠し」の現状を再認識するための巨頭会談が開かれる。救出された捕虜のように、会談から疲れ果てて戻ってきた神村氏。その憔悴しきった顔が、制作状況のシビアさを如実に物語っていた。
美術館作品芳尾班の効果ダビング作業を行う。この作品のポイントはやはり犬の声。これまでに録りためた犬の声など、様々な素材を駆使して音を作っていく。中でも犬のあくびに大いに手を焼いた。ついには試写室に集まったスタッフのあくびをアフレコするという、端から見るとちょっと異様な作業が行われる。みごとあくびが採用されたのは録音監督の林氏。なんとこれに猫のあくびを混ぜて、犬のあくびを完成させた。
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6月28日(星期三)
宮崎導演、鈴木製片人以及各部門的主要工作人員聚集在一起,召開了關於《神隱少女》現狀的巨頭會議。會議結束後,神村先生像被解救的俘虜一樣疲憊不堪地回來了。他那憔悴的面容,真實地反映了製作的嚴峻狀況。
美術館作品芳尾班進行了效果配音工作。這部作品的關鍵點仍然是狗的聲音。他們利用之前錄製的狗的聲音等各種素材來製作音效。其中,狗的哈欠聲讓他們大費周章。最終,他們甚至讓聚集在試映室的工作人員錄製哈欠聲,這在旁人看來有些怪異。最終被採用的哈欠聲來自錄音監督林先生。令人驚訝的是,他還混入了貓的哈欠聲,最終完成了狗的哈欠聲。
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6月29日(木)
音響稲城氏20と十数回目の誕生日に、作画の女性達からプレゼントが渡される。ここではちょっと書けないような強烈な代物に、稲城氏は「これってセクハラだよね」と素直に喜べない様子。日頃の稲城氏のオヤジな態度からすれば、こういうジョークも出て当然、と周囲は納得していたのだが。
インターネット・ホームページのiモード化にかこつけて、制作の携帯電話をiモード対応に機種交換する。これで田中氏が制作中のiモード版HPを確認する度に、渡辺さんの携帯が使われることもなくなるであろう。
来年度の新人募集がもうすぐ発表になるが、来年度は制作部でも新人を募集することになっている。制作部では4月に新人を募集したことがないため、どんな人が応募してくれるのか、神村氏以下制作部はいまからそわそわ。
米林氏の第三回の作画打ち合わせが行われる。
制作神村氏が作監安藤氏とともに外部の原画マンに仕事の依頼に向かう。今のところ原画マンの数が圧倒的に少ないので何とかお願いしたいところ。
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6月29日(星期四)
在音響稻城先生的20歲和十幾歲生日之際,作畫的女性們送上了禮物。這些禮物有些強烈到無法在這裡詳細描述,稻城先生表示「這算是性騷擾吧」,無法坦率地感到高興。鑑於稻城先生平時的大叔態度,周圍的人認為這種玩笑也是理所當然的。
借著網際網路主頁i-mode化的機會,製作部門的手機也換成了支持i-mode的機型。這樣一來,田中先生在製作i-mode版主頁時,就不必再借用渡邊先生的手機了。
來年度的新人招募即將公布,製作部門也將招募新人。由於製作部門從未在4月招募過新人,神村先生及製作部門的成員們從現在開始就感到有些緊張。
米林先生的第三次作畫會議舉行。
製作部門的神村先生與作監安藤先生一起前往外部原畫師處委託工作。目前原畫師的數量非常少,因此他們希望能盡力爭取到合作。
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6月30日(金)
あちこちで修羅場をむかえているスタジオに、高畑監督からのサクランボの差し入れ。ありがたく頬張りつつ、そうか「さくらんぼの実る頃」も過ぎたのか、と時の流れの速さを呪う。
一方、北海道出身の作画・山田氏からはカニが配られる。スタジオのいたるところでカニの匂いが充満し、食事時までガマンできなくなった何人かがカニの身をほじくり出していた。
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6月30日(星期五)
在工作室各處都迎來緊張局面的時刻,高畑導演送來了櫻桃。我們心懷感激地大口吃著,同時感嘆道:「櫻桃成熟的時節」也已經過去了啊,不禁詛咒時間的流逝之快。
另一方面,來自北海道的作畫師山田先生分發了螃蟹。工作室里到處瀰漫著螃蟹的香味,有幾個人在用餐時間前就忍不住開始剝蟹肉了。
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