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5月1日(火)
北日本放送の金泉さんが来社する。北日本放送さんといえば、ここ数年にわたりデジタル放送告知のスポットCM(ご存知ない方はDVD「ショート・ショート」の中に収録されていますので、ぜひご覧ください)の制作でお世話になっているのだが、その中に出てくるキャラクター、“エチュー”のぬいぐるみが発売になるということで、その試作品を持ってきてくれたのだ。そのキャラクターの生みの親、橋本晋治さんも同席したのだが、その出来栄えには、思わず笑みが。今回は試作品なのできちんとした写真を載せることが出来ないのだが、見ても触ってもかわいいぬいぐるみ。さらに、このスポットCMで展開されてる“ゆっちゅとめっぴとエチューの物語”は絵本になり発売になります。内容はすべて橋本晋治さんの書き下ろしの絵本です。詳細は後日になりますが(出版部から告知があるのかなぁ)、ぜひ楽しみにしていて下さい。とてもかわいい作品ですので。
「試作品なので後姿のみでご勘弁」
ゴールデンウィークの谷間の出勤日ということで、取引先からの電話も少なく、なんとなーく平和な3スタ2階。と、そんな中、かかってくるのはなぜか「トトロは死神なんですか?」という一般の方からの問い合わせばかり。みなさん、ご心配なく。トトロが死神だとか、メイちゃんは死んでるという事実や設定は、「となりのトトロ」には全くありませんよ。最近はやりの都市伝説のひとつです。誰かが、面白がって言い出したことが、あっという間にネットを通じて広がってしまったみたいなんです。「映画の最後の方でサツキとメイに影がない」のは、作画上で不要と判断して略しているだけなんです。みなさん、噂を信じないで欲しいです。 ...とこの場を借りて、広報部より正式に申し上げたいと思います。
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5月1日(星期二)
北日本放送的金泉先生來訪。提到北日本放送,我們這幾年在製作數字廣播宣傳的短廣告(不知道的朋友可以在DVD《短片·短片》中找到,請務必觀看)時一直受到他們的關照。這次,廣告中出現的角色「エチュー」的玩偶即將發售,金泉先生帶來了試製品。這個角色的創作者橋本晉治先生也一同前來,看到成品後,不禁露出了笑容。這次因為是試製品,所以無法展示正式的照片,但無論是看起來還是摸起來,這個玩偶都非常可愛。此外,這個短廣告中展開的「ゆっちゅとめっぴとエチューの物語」也將以繪本的形式發售。內容全部由橋本晉治先生親自撰寫。詳細情況將在日後公布(出版部可能會有通知),請務必期待。這是一部非常可愛的作品。
「因為是試製品,所以只展示背影,請見諒。」
由於是黃金周期間的上班日,客戶的電話很少,3樓2層顯得格外平靜。然而,接到的電話卻都是「トトロ是死神嗎?」這樣的普通觀眾的詢問。大家不用擔心,トトロ是死神,或者メイちゃん已經死了這樣的設定,在《龍貓》中是完全不存在的。這是最近流行的都市傳說之一。似乎有人出於好玩說了這樣的話,結果迅速通過網絡傳播開來。「電影最後部分サツキ和メイ沒有影子」只是因為作畫上判斷不需要而省略了。希望大家不要相信這些謠言。……藉此機會,公關部正式向大家說明。
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5月2日(水)
平日とはいえゴールデンウィークの谷間。第一スタジオも何となくのどかな雰囲気が漂っている。社内でも明日から遊びにいく人もいれば、休日返上で仕事に打ち込む人と様々。こんな状態も今年だけで来年の今頃は全員青ざめながら作品完成に向けて働いているんだろうな、と思いを馳せる制作一同です。それにしても、もう少し明るく未来を見つめられないものだろうか・・・。
トントントンと階段を駆け上がってくる海外事業部の武田さん。「えらいじゃん。全員いるなんて。暇人ばっか」と広報部に向かって、いつもストレートな物言い。そういえば、広報部は5人全員出社しており、確かに、長期休暇を満喫するスタッフもいない様子。広報部はジブリ美術館の窓口でもあるし、次の企画展の内覧会の準備や、日テレの特番の準備など、目前の締め切りに追われているので、毎年こんなことに。そういえば、階下の出版部のスタッフも全員出社しており、こちらも仕事をかかえている様子。空席も目立つのんびりした空気漂うスタジオの中でこの2部署ばかりは何やら忙しそうだった。ご苦労様です。
そうそう、忘れてはいけません。休日返上で出社しているあの部署を。休日を狙ってシステムのメンテナンスや更新作業に取り組むシステム管理部の3人だ。いつもいつも、あなたたちの頑張りでコンピュータが安心して使えているのです。まだまだ作業は続くようですが、本当にお疲れ様です。
5月3~5日
スタジオもゴールデンウィークに入り各部署連休中とはいえ、ここにも毎日明かりが点いている一角が。それは、勿論「ポニョ」のメインスタッフの席。スタッフが連休中の間に少しでも上がりのチェックを進める為、休日返上で作業に取り組んでするのだ。劇場作品の制作に入ると毎回恒例の事とはいえ、本当に頭が下がります。暖かいコーヒーとお菓子を差し入れしながら、メインスタッフを見守る制作部一同なのです。
「左から動画検査 舘野さん 作画監督 近藤さん 美術監督 吉田さんです。お疲れ様です」
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5月2日(星期三)
雖然是工作日,但正值黃金周的間隙。第一工作室也瀰漫著一種悠閒的氛圍。公司里有人明天就要去遊玩,也有人放棄假期專心工作,大家的狀態各不相同。製作團隊的成員們不禁想像,這樣的狀態可能只存在於今年,到了明年的這個時候,大家可能都會為了完成作品而忙得焦頭爛額吧。不過,難道我們不能對未來抱有更積極的態度嗎……
海外事業部的武田先生咚咚咚地跑上樓梯,對著宣傳部說道:「真厲害啊,大家都在呢。看來都是閒人啊。」他總是說話直來直去。說起來,宣傳部的五個人都來上班了,確實沒有人在享受長假。宣傳部也是吉卜力美術館的窗口部門,正在為下一個企劃展的預展和日本電視台的特別節目做準備,被眼前的截止日期追得團團轉,每年都是如此。說起來,樓下的出版部員工也全員到齊,似乎也有一堆工作要處理。在這瀰漫著悠閒氣息的工作室里,只有這兩個部門顯得格外忙碌。真是辛苦了。
對了,別忘了還有一個部門也在放棄假期來上班。那就是趁著假期進行系統維護和更新工作的系統管理部的三位同事。多虧了你們的努力,我們才能安心使用電腦。雖然工作還在繼續,但真的非常感謝你們的付出。
5月3~5日
工作室也進入了黃金周,雖然各部門都在休假,但這裡每天都有一個角落亮著燈。那當然是《崖上的波妞》主創人員的座位。為了在假期期間儘可能推進進度,主創人員們放棄了休息,繼續工作。雖然每次製作劇場作品時都會如此,但真的讓人敬佩。製作部的同事們一邊送上熱咖啡和點心,一邊默默支持著主創團隊。
「從左到右分別是動畫檢查的舘野先生、作畫監督的近藤先生和美術監督的吉田先生。大家辛苦了。」
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5月7日(月)
今週のジブリ日誌は、サンキチよりお送りいたします。
今日は、とても蒸し暑くなりました。半袖で作業をしているスタッフもチラホラみかけるほどです。何しろ、スタッフの机に設置されてあるZライトは案外熱いのです。白熱電球を使用しているからでしょうか。このライトを毎日浴びて作業しているスタッフの皆さん、用紙などが飛ばない程度に窓を開けたり、季節はずれ?の扇風機を回したりしながら今日も頑張っています。
「机の上から見守るように働く扇風機くん。」
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5月7日(星期一)
本周的吉卜力日誌由三吉為大家帶來。
今天天氣變得非常悶熱。已經可以看到一些穿著短袖工作的員工了。畢竟,員工桌上安裝的Z燈意外地很熱。可能是因為使用了白熾燈泡吧。每天在這燈光下工作的大家,為了不讓紙張飛走,開著窗戶,或者開著不合季節的風扇,今天也在努力工作中。
「在桌上默默守護工作的風扇君。」
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5月8日(火)
本日、作監の棚がゼロになってしまいました!!
まるで、高度成長期の日本のように勢いは止まらず、カットは作監棚に置かれる間もなく、すぐに動画さんの手元へ行き渡ってしまう状況が続いています。動画が順調に流れているのは動画担当としては大変嬉しいことですが、それは、同時に動画に入れるカットがなくなってしまうということでもあるのです。ピンチです。けれど凄いことです。だから複雑です。。。今週から、作監補に高坂さんが合流してくださいました!作監棚がお腹いっぱい??になっては困りますが、腹八分目?いや四分目くらいのスマートさを保って采配していけたらいいなぁ。。と思います。
「ひょえぇぇぇ!!」
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5月8日(星期二)
今天,作監的架子竟然空了!!
就像日本高速成長期一樣,勢頭無法停止,分鏡在作監架子上連停留的時間都沒有,立刻就被分發到動畫師的手中。作為動畫負責人,動畫順利進行是非常令人高興的事情,但這也意味著即將沒有分鏡可以投入動畫製作了。真是危機啊。但這也是非常了不起的事情。所以心情很複雜。。。從這周開始,高坂先生加入了作監補的行列!作監架子如果被填滿??那可就麻煩了,但保持八分滿?不,四分滿的適度狀態來安排工作就好了。。我想。
「哇啊啊啊!!」
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5月9日(水)
<ジブリに入って、感じたこと その1>
ジブリに入って感じたこと。それは細かい心遣いが随所に溢れているということです。その一つは、女子トイレに見られます。女子トイレには、いくつもの花瓶があり、綺麗な花がセンス良く飾られています。植物が大好きなスタッフがこのように飾りつけをしてくれるのです。きっと、私だけでなく、沢山の方が気持ちよくトイレを利用されているにちがいありません!!!
「1スタ1階のトイレは華やかです。」
そして、1スタ2階のトイレには「雪もち草」という植物が飾ってあります。ディズニーランドのパレードに出てくるファンタジックで踊り出しそうな植物です!
「お陰さまで癒されております。」
<今週の広報から1>
この日は、待ちに待ったカルロスのコンサート“カルロス・ヌニェス『ゲド戦記』を奏でる”がNHKホールで開催される。本当に、カルロスはすごかった。そして格好良かった。
まずは、リハーサルの様子をご覧下さい。
「カルロス、かっこいぃぃぃぃぃ」
さて、この日は、鈴木さんの密着取材が入っていて、本番前には鈴木さんとカルロスもご覧のように2ショットで出演。本当に中の良い様子をアピールしていた。
「この日の模様は6月4日の“ゲツヨル”で」
コンサートは広いNHKホールを総立ちにして盛り上がり、最後にはご覧のようにみんなでバンザイを。これも、カルロスの陽気で人懐っこい人柄がなせるワザだった。鈴木プロデューサーだけでなく吾朗監督やポスプロ担当のツッシーまでもがステージに上げられ全員満面の笑みの夜だった。
「ご覧のようにスタッフまでもがステージに引っ張り出されるハプニングも...」
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5月9日(星期三)
<進入吉卜力後的感受 其一>
進入吉卜力後,我感受到的是無處不在的細緻關懷。其中一個例子就是女廁所。女廁所里擺放著許多花瓶,裡面裝飾著漂亮的花朵,擺放得非常有品味。這是由一位非常喜歡植物的員工精心布置的。我相信,不僅是我,許多人在使用廁所時都會感到心情愉悅!!!
「1號工作室一樓的廁所非常華麗。」
此外,1號工作室二樓的廁所里還裝飾著一種名為「雪もち草」的植物。這種植物就像是迪士尼樂園遊行中出現的奇幻植物,仿佛隨時會跳起舞來!
「多虧了它,我感到非常治癒。」
<本周的公關活動之一>
這一天,期待已久的卡洛斯音樂會「卡洛斯·努涅斯演奏《地海戰記》」在NHK音樂廳舉行。卡洛斯真的非常出色,而且非常帥氣。
首先,讓我們來看看排練的場景。
「卡洛斯,太帥了!」
這一天,鈴木先生還進行了貼身採訪,演出前鈴木先生和卡洛斯還像這樣一起合影,展現了他們之間非常友好的關係。
「這一天的情景將在6月4日的『ゲツヨル』中播出。」
音樂會讓整個NHK音樂廳的觀眾都站了起來,氣氛非常熱烈,最後大家還一起歡呼。這也是卡洛斯那開朗、親切的性格所帶來的效果。不僅是鈴木製作人,連吾朗導演和後期製作的ツッシー也被請上了舞台,所有人都笑容滿面,度過了一個難忘的夜晚。
「正如你所看到的,甚至連工作人員也被拉上了舞台,發生了一些小插曲……」
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5月10日(木)
本日ベル部の練習日。メトロノームを持ち出して、リズムを掴む練習です。初めは、かなりスローテンポで練習していたのですが、意外とゆっくり演奏するのはとても難しいようで・・・。倍のテンポの速さにメトロノームを合わせてみました!すると・・・なんとも不思議!スラスラ?弾けるではありませんか・・・
みんな、自分の順番が来ると焦ってしまうので、早いテンポで弾く方が自然と上手く行くようです〔苦笑〕
「譜面台が無いため、試写室の椅子に楽譜を置いて練習中」
しかし、どうも楽譜が見づらいので作画の三浦さんが発明してくれた譜面台を使用することに・・・
「蒲団ばさみハンガーコラボ譜面台!完成☆」
とっても見やすい譜面台にスタッフ一同、大喜びしていると・・
美術館から譜面台をお借りできるとの噂が!!!とても助かります☆ありがとうございます!
<今週の広報から2>
鈴木さんが「アニマックス」の特番のためのインタビューを受ける。インタビュアーとしてきていたのが元「アニメージュTV」を担当していた佐藤氏で、いっしょに元徳間書店時代の仲間だった大塚さんも来社。インタビューは鈴木さんを前にして佐藤氏があまりに緊張してしまったためか、短時間で終了。「えっもうおしまい?」と鈴木さん自身が驚くほど。(この日の様子は、アニマックスで8月18日から24時間放送される“アニソンベスト500”(仮題)という番組でOAされます)
ただ、徳間時代を知っている筆者がしみじみ思ったのは、昔の徳間書店というのはいろいろな事業に手を染めており、事実上の解体となった現在も、OBはいろいろなところで活躍しているんだなぁ、ということだった。OBのみなさんの活躍をお祈りします。
「鈴木さんは手馴れたもの。緊張するのはインタビュアーの方だった!?」
<今週の広報から3>
最近の恒例企画となった誕生日ネタ。今日のお誕生は海外事業部の武田部長です。やっぱり、ケーキでお祝い。丁度、ご挨拶でスタジオを見学に来ていたアードマンのご一行もいっしょに記念写真を。武田さん、これからもますます元気に、ビシビシと、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます 。
「楽しそうな海外事業局とお客様のみなさん」
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5月10日(星期四)
今天是貝爾部的練習日。我們拿出了節拍器,進行節奏掌握的練習。一開始,我們以非常慢的節奏練習,但意外的是,慢速演奏似乎非常困難……於是我們將節拍器的速度調快了一倍!結果……真是不可思議!竟然能流暢地彈奏了……
大家似乎在自己的輪次到來時會感到緊張,所以以較快的節奏彈奏反而更自然、更順利(苦笑)。
「因為沒有譜架,所以將樂譜放在試映室的椅子上進行練習。」
然而,由於樂譜看起來不太方便,作畫的三浦先生發明了一個譜架……
「蒲團袷衣架合作譜架!完成☆」
大家都對這個非常方便的譜架感到非常高興,這時有傳言說可以從美術館借到譜架!!!真是太有幫助了☆謝謝!
<本周的公關消息2>
鈴木先生接受了「Animax」特別節目的採訪。作為採訪者的是曾經負責「Animage TV」的佐藤先生,還有曾經在德間書店時代的同事大塚先生也來到了公司。由於佐藤先生在鈴木先生面前過於緊張,採訪在短時間內就結束了。「咦,已經結束了?」鈴木先生自己也感到驚訝。(這一天的情景將在8月18日開始在Animax播出的「動畫歌曲最佳500」(暫定名)節目中播出。)
不過,作為了解德間時代的人,我深深感到,曾經的德間書店涉足了各種事業,即使在事實上已經解體的現在,前員工們仍然在各個領域活躍著。祝願所有前員工們繼續活躍。
「鈴木先生非常熟練。緊張的反而是採訪者!?」
<本周的公關消息3>
最近成為常規企劃的生日話題。今天的壽星是海外事業部的武田部長。當然,我們用蛋糕來慶祝。正好,來工作室參觀的Aardman的客人們也一起拍了紀念照片。武田先生,希望您今後繼續充滿活力,給予我們更多的指導和鞭策。
「看起來很快樂的海外事業局和客人們」
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5月11日(木)
夜遅く美術部を訪ねてみると、若手ホープ佐藤さんが残って作業をしていました。というわけで、佐藤さんを先生に迎え、背景描きの「ミニミニ体験講座」を受けることになりました(笑)まずは、空と雲の描き方から。始めに「水張り」・・画用紙を水で濡らして紙を馴らす作業を行います。次に「地塗り」・・画用紙が濡れている間に、ある程度絵の下地を作っていきます。そして乾かないうちに(これが最高に焦ります!)雲を描き、電信柱を描き、電線を描こうとしたら、力を均一に入れることが出来ずにド太い電線が完成。
「難しかぁ~。」と思わず博多弁が漏れてしまうサンキチ・・・。
自分の絵心の無さに凹むと同時に、美術スタッフの見事な背景を目の当たりにして、溜め息が漏れるほどの美しい背景に惚れ惚れするのでした。佐藤さん、とても貴重な体験をありがとうございました!
「年季の入った美術道具たち。多大な集中力で背景スタッフも頑張っています!」
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5月11日(星期四)
深夜去美術部拜訪時,發現年輕有為的佐藤先生還在工作。於是,我們請佐藤先生當老師,參加了一個「迷你體驗講座」,學習如何繪製背景(笑)。首先,從天空和雲的畫法開始。第一步是「水張」——用水濕潤畫紙,讓紙張適應。接下來是「地塗」——在畫紙濕潤的時候,先為畫作打好底色。然後,在畫紙未乾之前(這真是最讓人著急的部分!)畫雲,畫電線桿,畫電線時,由於無法均勻用力,結果畫出了一根超粗的電線。
「太難了~。」我不禁用博多方言感嘆道。
在為自己的繪畫天賦感到沮喪的同時,親眼目睹了美術工作人員繪製的精美背景,不禁為那令人嘆為觀止的美麗背景所傾倒。佐藤先生,非常感謝您讓我有了這次寶貴的體驗!
「這些經過多年磨練的美術工具。背景工作人員也在用極大的專注力努力著!」
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5月12日(土)
<ジブリに入って、感じたこと その2>
植物好きなスタッフが多いということは前にもお話いたしました。そのことが、如実に表れている場所があります。その場所とは、様々なグリーンたちが置かれている第一スタジオの「らせん階段上」です。
この植物たちがいつまでも枯れずに育っているのは、自発的に水やりを行っているスタッフの方々がいるからこそなんです。様々な種類の植物が、窓から差し込む陽の光とスタッフの愛情たっぷりの水やりでいつも青々としています。
「階段を通る度、緑が鮮やかに出迎えてくれます」
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5月12日(星期六)
<進入吉卜力後的感受 其二>
之前我也提到過,吉卜力有很多喜歡植物的員工。這一點在一個地方表現得尤為明顯,那就是第一工作室螺旋樓梯上擺放的各種綠色植物。
這些植物之所以能夠長久地茁壯成長,正是因為有一些員工自發地為它們澆水。在從窗戶透進來的陽光和員工們充滿愛心的澆灌下,各種植物總是綠意盎然。
「每次經過樓梯,綠色植物都會鮮艷地迎接我們。」
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5月14日(月)
この所、天気が不安定な東京!早い物で5月も3週目に入る。
「新緑が鮮やかな5月の3週目です」
いつものようにスケジュールの状況を確認して回っていると、なにやら制作の席から可愛らしい音楽が聞こえてくる。どうやら「ポニョ」の物語中に流れる音楽らしい!
まだ仮の曲でどう仕上がるのかは謎なのだが、仮の状態でも良いのではと思える位に「ポニョ」にはまりすぎている。あまりの可愛さに振り付けを付けようと勝手に盛り上る制作陣!「ナウシカ」「ラピュタ」や「トトロ」のようにどの世代からも愛される、誰もが口ずさむ曲に仕上がって欲しいと思う一同である。
このところ、第一スタジオの仕上げの部署の出入り口に植えられているバラが見事な花をつけている。色彩設計の保田さんも、毎日気にしながら、花の咲くのを楽しんでいる様子。いつも通っている出入り口なのに、言われてみて初めて「こんなところにバラの花あったっけ?」と改めて気付くスタッフもかなりいて、下ばかりではなく上を向いて歩こうよと思う今日この頃なのである。
「このバラに気付かないなんて...」
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5月14日(星期一)
最近,東京的天氣不太穩定!轉眼間,5月已經進入了第三周。
「這是新綠鮮艷的5月第三周。」
像往常一樣,我四處查看日程安排時,聽到製作席那邊傳來一段可愛的音樂。似乎是《崖上的波妞》故事中會出現的音樂!
雖然還是臨時曲目,最終會變成什麼樣還是個謎,但即使是臨時狀態,我也覺得它已經足夠適合《崖上的波妞》了。製作團隊因為這段音樂太過可愛,甚至開始自發地編排舞蹈動作!大家都希望這首曲子能像《風之谷》、《天空之城》和《龍貓》一樣,成為被所有世代喜愛、人人都會哼唱的經典曲目。
最近,第一工作室完成部門的入口處種植的玫瑰開出了美麗的花朵。色彩設計的保田先生也每天關注著,享受著花朵綻放的過程。雖然這是大家經常經過的入口,但被提醒後,許多工作人員才第一次注意到:「原來這裡還有玫瑰花啊?」最近,我也開始提醒自己,走路時不要總是低頭,也要抬頭看看周圍。
「居然沒注意到這些玫瑰……」
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5月15日(火)
「ポニョ」動画担当の手島さんが1cut 633枚のcutを上げる。普通、枚数500枚以上となると一人で作業をすると当然相当な期間がかかってしまう物。通常ジブリでは、数名で分けて作業するのが基本になっている。
ところが、彼女はたった一人で約3ヶ月をかけて600枚ある動画を書いてくれました。このcut、作画内容が楽ならまだ救われるのですが作画内容も異常!枚数・内容共に大変なcutをコツコツと一枚一枚書いていくのです。気の遠くなる作業です。本当にお疲れ様です。
これで終わりなら良いのだがそうはいかないのがジブリ作品!!!動検の舘野さんも絶大な信頼を寄せている彼女には、これからも大変なcutをお願いしていく事になると思われますのでよろしくお願いします。
「QARに撮りこんだ動画をチェックする監督とメインスタッフ!」
余談になりますが633枚のcutを一人で上げて頂いた手島さん!十分凄い事です!
さらに、美術館用フイルムぐるぐるの動画約2500枚を4ヶ月で上げてくれた土岐さん!!・・・・上には上がいます!!
つくづく優秀なスタッフに恵まれているスタジオだなぁと感じる制作でした。
この日、昼ごろ、寒気の流れ込みで天候が不安定になる関東地方。ここ小金井でも昼ごろ激しい雷と雹(ひょう)が観測される。今年の5月はいつまでも寒気の流れ込みが止まらず、天候がなかなか安定しない。梅雨入りも遅れ気味なのである。
「晴天だったのに、一転にわかにかき曇り...」
「小金井でも雹を観測」
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5月15日(星期二)
《崖上的波妞》的動畫負責人手島小姐完成了633張的動畫繪製。通常,如果繪製數量超過500張,一個人單獨完成的話,自然會花費相當長的時間。在吉卜力工作室,通常是由幾個人分工合作來完成。然而,她一個人花了大約三個月的時間,完成了600張的動畫繪製。如果這些動畫的內容簡單還好,但偏偏內容也非常複雜!她一張一張地完成了這些數量龐大且內容複雜的動畫。這真是一項令人望而生畏的工作。真的辛苦了。
如果這就結束了還好,但吉卜力的作品可不會這麼簡單!!!動畫檢查的舘野先生對她寄予了極大的信任,今後可能還會請她完成更多艱巨的動畫繪製工作,所以請多多關照。
「導演和主要工作人員正在檢查QAR拍攝的動畫!」
順便一提,手島小姐一個人完成了633張的動畫繪製!這已經非常了不起了!
此外,土岐先生在四個月內完成了約2500張美術館用循環動畫的繪製!!……真是人外有人!!
這次製作讓我深深感受到,吉卜力工作室真是擁有許多優秀員工的地方。
這天中午,由於冷空氣的流入,關東地區的天氣變得不穩定。在小金井地區,中午時分也觀測到了強烈的雷雨和冰雹。今年的五月,冷空氣的流入一直持續,天氣遲遲無法穩定。梅雨季節的到來也似乎比往年要晚一些。
「原本是晴天,突然烏雲密布……」
「在小金井也觀測到了冰雹」
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5月16日(水)
~たまにはウシコ~
「夜明けのウシコ。しゃきっとしています」
「アズールとアスマール」の予告編の初号が五反田のイマジカ第一試写室で上映される。朝9時半からという早朝(?)のためか、やっぱり高畑監督は欠席。またこの日、「ゲツヨル!」の取材でカメラが入っていたため、サービス精神旺盛な鈴木Pはさかんに周りの人に話しかけて、カメラのために面白い画を撮らせようと頑張っていた。結構みんなカメラを意識してかおとなしくいまひとつのコメント...。彼女ならと、「美樹ちゃん、どうだった?」と後ろのほうに座っていた武田さんに話を振ってみたところ、明るい声で「最初から観てないからわかりませ~ん」と、“遅刻してきて途中からもぐりこんだらしい”武田さんの屈託のない返事が返ってきただけであった。
出版部のイッヒーがご覧のように頭をグルグル巻きにしている。「ケガした?」「寒いの?」と尋ねると、そうではなくて次回編集を担当する本のために気持ちを盛り上げるためらしい。なるほど、次回作は中世イスラムが舞台で、この白い巻物はターバンのつもりなのだとか。そう、彼女は7月21日に公開される「アズールとアスマール」の絵本の編集を担当するのである。こんな一生懸命な彼女が担当しています。7月に発売予定なので、みなさん是非とも手にとって見てください。
「ターバン、に見えないこともないが...」
週末からジブリ美術館で公開される「3匹のくま」展のプレスリリースの撮影のためにほぼ完成した展示を見るのと写真撮影のために、広報部の面々が出かける。宮崎監督も丁度現われて、出来上がったばかりの展示を楽しみながら、チェックにも余念がない。監督の指示で雰囲気を出すために照明を落とせと言われたのだが、おかげで最初の部屋はバーみたいな雰囲気に!?そのうち、きっと宴会が開かれるに違いない!?いや、筆者はどちらかというとサークルの合宿の夜、消灯時間を過ぎたあと、いつまでも寝ないで酒を飲みつつ青春話に興じる合宿所の感じに似ていると思った。ほろ苦い青春時代の思い出に浸るN部長なのである。
「みんな、まったりしています!?(本当は疲れてぐったりしているのだと思う)」
突然、気付くと広報部のタムチンが、すっくとテーブルに立ち上がってキョロキョロと不審な動きを。「上から見たら、どう見えるかと思って」とはタムチンの弁。でも、明らかに驚いたんですけど...。
「カントクもびっくり」
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5月16日(星期三)
~偶爾的牛子~
「清晨的牛子。精神抖擻。」
《阿祖爾與阿斯瑪爾》的預告片初版在五反田的Imagica第一試映室上映。由於是早上9點半開始的早場(?),高畑導演果然缺席。此外,這天因為《ゲツヨル!》的採訪,攝像機也進來了,服務精神旺盛的鈴木P不停地和周圍的人搭話,努力為攝像機拍攝有趣的畫面。大家似乎都意識到攝像機的存在,表現得有些拘謹,評論也不夠出彩……於是,鈴木P試著向坐在後面的武田小姐搭話:「美樹,你覺得怎麼樣?」結果,武田小姐用明亮的聲音回答:「我從一開始就沒看,所以不知道~」原來她遲到了,中途才悄悄溜進來。武田小姐的回答毫無顧忌,僅此而已。
出版部的伊奇像這樣把頭裹得嚴嚴實實。「受傷了嗎?」「冷嗎?」我們問她,結果並不是這樣,而是為了給下一期編輯的書提升氣氛。原來如此,下一部作品的背景是中世紀的伊斯蘭世界,這條白色的卷布是當作頭巾用的。沒錯,她負責的是7月21日上映的《阿祖爾與阿斯瑪爾》的繪本編輯。這麼努力的她在負責這本書,預計7月發售,請大家一定要拿起來看看。
「說是頭巾,也不是完全不像……」
為了周末在吉卜力美術館開幕的《三隻熊》展覽的新聞稿拍攝,宣傳部的成員們去參觀了幾乎已經完成的展覽,並進行了拍攝。宮崎導演也正好出現,一邊欣賞剛剛完成的展覽,一邊仔細檢查。根據導演的指示,為了營造氛圍,燈光被調暗了,結果第一個房間變得像酒吧一樣!?說不定接下來會開個宴會!?不過,筆者覺得這更像是社團合宿的夜晚,熄燈時間過後,大家遲遲不睡,一邊喝酒一邊聊著青春話題的合宿所的感覺。沉浸在苦澀青春回憶中的N部長。
「大家都很悠閒!?(其實我覺得是累得不行了)」
突然,宣傳部的Tamchin站了起來,站在桌子上東張西望,動作有些可疑。「我想看看從上面看是什麼樣子。」這是Tamchin的解釋。不過,顯然大家都被嚇了一跳……
「導演也嚇了一跳」
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5月17日(木)
今日は朝から天気の悪い東京、今日は今月唯一の野球部練習日だっだのに、当然中止の憂き目に・・・。近いうちに試合も予定されているというのに、練習をしない状態で果たして大丈夫なのだろうか、とても心配である。
「ジブリ野球部「梶野町ビックマウス」のマスコット、次の試合を待ち望む坊ねずみ!」
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5月17日(星期四)
今天從早上開始東京的天氣就很糟糕,今天本來是這個月唯一的棒球部練習日,但當然還是被迫中止了……。雖然近期還有比賽計劃,但在沒有練習的情況下真的能行嗎?我非常擔心。
「吉卜力棒球部「梶野町大嘴巴」的吉祥物,期待下一場比賽的小老鼠!」
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5月18日(金)
席を離れて百瀬さんの部屋、通称“百部屋”に遊びに行ってみると、机の上に頭の大きな女の子の人形が置いてある。
この人形!作画のアレックスさんが手にいれてきたらしく、百瀬さんのお気に入りなのだが、目が何種類もの色に変わるらしく、色が変わるとなんとなく雰囲気が変わって見えるこの人形。
「目を緑にしてみました!これは可愛らしい!!」
「ピンクにしてみました。これも可愛いが、少し怖い・・・」
「マリリンモンローと並んでさらににぎやかになった百部屋」
さて百瀬さんのお仕事の方はというと、9月の中から「ポニョ」と並行して作業の進んでいた短編アニメーションもいよいよ追い込みに入りました。(これと同時に雑誌の挿絵のイラストを描くなど、多数の仕事をこなしているのが凄い所です!)
作業は終盤!!ラストcutも後わずかです、後少しよろしくお願いします。By慎太郎
「残り少ないcutのチェックをする百瀬さん!」
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5月18日(星期五)
我離開座位,去百瀨先生的房間,俗稱「百部屋」玩,發現桌子上放著一個頭很大的女孩玩偶。
這個玩偶!據說是作畫的亞歷克斯先生弄來的,百瀨先生非常喜歡它。玩偶的眼睛可以變成好幾種顏色,顏色一變,整個玩偶的氛圍似乎也跟著變了。
「我把眼睛調成綠色了!這樣很可愛!!」
「調成粉色了。這樣也很可愛,但有點嚇人……」
「和瑪麗蓮·夢露放在一起,百部屋變得更加熱鬧了。」
那麼,百瀨先生的工作進展如何呢?從9月中旬開始,與《波妞》並行製作的短篇動畫也終於進入了最後的衝刺階段。(與此同時,他還為雜誌繪製插圖等,處理多項工作,真是厲害!)
工作已進入尾聲!!最後的鏡頭也所剩無幾了,請再堅持一下。By 慎太郎
「百瀨先生正在檢查剩下的鏡頭!」
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5月19日(土)
「ポニョ」の動画出しの棚に余裕が無かったため手空きになってしまっていた個人外注さん3名に約1ヶ月ぶりに動画入れにいく!!この3名の個人外注さん、古くからジブリ作品をお手伝いしてくれていて動検の舘野さんの信頼も厚く、いつもすばらしい動画を上げてきてくれます。ところが、この1ヶ月出せるcutが無く手を空けてしまうという非常に勿体ない状況が続いていた。
が!この状況を打開してくれたのはゴールデンウィーク明けから作監に入ってくれた高坂さん!!まだジブリに入ってから2週間しかたっていないのにも関わらず作監の近藤さんの負担を減らし、確実に作監のペースを上げてくれています。これで本当に少しだが棚にcutが溜まってきました。といっても来週の頭には全て動画出ししてしまう予定・・まだまだ棚に貯金は溜まりませんが確実に成果は出ています!
近藤さん・高坂さん!これからも制作部一同期待しています。
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5月19日(星期六)
由於《崖上的波妞》的動畫製作任務緊張,導致三位個人外包人員已經空閒了近一個月,終於可以再次為他們分配動畫任務了!這三位個人外包人員長期以來一直協助吉卜力工作室的作品,深受動畫檢查員舘野先生的信任,並且總是能夠提交出高質量的動畫作品。然而,過去一個月里,由於沒有可分配的任務,他們一直處於空閒狀態,這種情況非常可惜。
不過,這種情況在黃金周結束後得到了改善,這要歸功於剛剛加入作畫監督團隊的高坂先生!儘管他加入吉卜力才兩周,但他已經有效地減輕了作畫監督近藤先生的負擔,並顯著提高了作畫監督的工作效率。因此,現在終於有了一些可以分配的任務。雖然預計下周初這些任務就會被全部分配出去,棚上的任務儲備仍然不足,但確實已經取得了進展!
近藤先生、高坂先生!我們整個製作團隊都對你們充滿期待!
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5月21日(月)
作画部で可愛がっているナマズ君が元気がない。どうやら順調に育ち過ぎて体が大きくなった為、今の水槽だと狭くて体をぶつけてしまう事が原因のようだ。早速、ナマズ君の飼育係でもある演出助手の清川君が一回り大きな水槽を買ってきて引越しをさせる事に。徐々に水を入れ替えてナマズ君を新しい水に慣れさせながらの引越し作業。作業する清川君のその目はまるで我が子を見守る様な温かく優しい目をしていたのが印象的だった。
「無事、大きな水槽に引越しが終わり快適そうに眠るナマズ君!」
6月4日OAの日本テレビ夜の番組「ゲツヨル!」のスタジオ収録で鈴木プロデューサーが日テレ生田スタジオに向かう。ちょっと早めに着いてしまった鈴木さんは、さっそく散歩に出かけ、周囲の緑の中を30分くらい歩き回っていた。こうして頭と気分をリフレッシュするのが鈴木流だ。生田という土地は確かに緑に溢れる良いところだったと思う。
「ただいま、お散歩中」
さて、いよいよスタジオトークの収録。事前に準備されたVTRはほとんどなく、司会の三宅さんと羽鳥アナの進行で収録は進む。テリー伊藤さんや秋元康さんなどを人気プロデューサーをお呼びしてのスタジオトークは面白かったし、立体造形物で埋め尽くされたスタジオもとても楽しく、収録後、秋元さんや勝俣さんらが子供のに自慢するためにと、トトロと一緒に写真を撮っていたのが印象的だった。鈴木さんは、「眠い眠い」といいながらもトークはいつもの感じで無難に乗り切り、とても面白いものになったと思います。是非OAを楽しみにしていて下さい。
「スタジオ内のモニターでチェックする鈴木さんの様子」
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5月21日(星期一)
在作畫部備受寵愛的鲶魚君最近看起來沒什麼精神。原因似乎是它長得太快,體型變大了,現在的水槽對它來說太狹窄,導致它經常撞到身體。於是,作為鲶魚君的飼養員,演出助手清川君立刻去買了一個更大的水槽,準備給它搬家。在逐漸更換水的過程中,清川君讓鲶魚君慢慢適應新環境。清川君的眼神溫暖而溫柔,仿佛在守護自己的孩子,這一幕讓人印象深刻。
「順利搬到大水槽後,鲶魚君舒適地睡著了!」
6月4日,日本電視台的晚間節目《ゲツヨル!》將進行錄製,鈴木製作人前往日テレ生田工作室。鈴木先生提前到達後,立刻出去散步,在周圍的綠意中漫步了大約30分鐘。這是鈴木先生用來放鬆頭腦和心情的方式。生田這個地方確實充滿了綠色,是個好地方。
「正在散步中」
接下來,終於到了節目錄製的環節。事先準備的VTR並不多,錄製由主持人三宅先生和羽鳥主播主導。邀請了像Terry伊藤先生和秋元康先生等知名製作人參與討論,節目非常有趣。工作室里擺滿了立體造型物,氣氛十分愉快。錄製結束後,秋元先生和勝俁先生等人為了向孩子們炫耀,還特意和龍貓一起拍照,這一幕讓人印象深刻。鈴木先生雖然一直說「好睏好睏」,但討論依然如往常一樣順利,節目非常有趣。請大家一定要期待節目的播出。
「鈴木先生在工作室的監視器前檢查」
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5月22日(火)
この夏公開の話題のアニメーション映画「アズールとアスマール」のプロモーションを兼ねて、オスロ監督が来日。今日はジブリを訪問して、日本語吹き替え版を観て、高畑監督や鈴木プロデューサーと歓談する。写真撮影で密着していた広報部机さんの話によると、上映終了後の監督が発した言葉は「エクソン!」と聞こえたらしい。たぶんこれは「テクセロン!」というのが正解のようだ(英語のエクセレントに相当する“素晴らしい”という意味)。また、通訳を兼ねて同行していた海外事業部の“いい男”オッチーは、日本語のみならずフランス語もネイティブのような発音らしく、「彼のフランス語は流暢だ」と、オスロ監督がずいぶん感心していたという。
「ジブリ訪問中のオスロ監督。高畑監督とともに」
ジブリ社内の内線電話は数字3桁である。管理部の島宮局長の内線は110番。この番号を見てピンと来る方もいるだろうが、島宮さんに掛けようとして、外線の110番に掛けてしまう人が時々いるらしい。「はいこちら110番、警察です。」と太い声でいわれた時のドキドキ感はかなりのものだと思う。そんなわけで今日、「間違って警察にかける人がいるんだって!バカみたい」と明るく話題にする広報部机さんの発言に、「私は、2度警察に掛けたことがある」とボソッと告白する広報部タムチンなのであった。
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5月22日(星期二)
為了宣傳今夏即將上映的熱門動畫電影《阿祖爾與阿斯瑪爾》,導演奧斯洛來到日本。今天他訪問了吉卜力工作室,觀看了日語配音版,並與高畑勳導演和鈴木製片人進行了愉快的交談。據負責攝影的宣傳部機先生透露,電影放映結束後,導演說了一句「Exxon!」,聽起來像是「Texelon!」(相當於英語中的「Excellent」,意為「太棒了」)。此外,兼任翻譯的海外事業部的「帥哥」奧奇不僅日語流利,法語發音也像母語者一樣,奧斯洛導演對他的法語水平讚不絕口。
「訪問吉卜力期間的奧斯洛導演。與高畑導演在一起。」
吉卜力公司內部的內線電話是三位數。管理部的島宮局長的內線號碼是110。看到這個號碼,有些人可能會立刻想到什麼,但據說有時有人想打給島宮先生,卻誤撥了外線的110報警電話。「你好,這裡是110,警察局。」聽到對方用低沉的聲音回應時,那種緊張感可想而知。因此,今天宣傳部機先生開玩笑地說:「聽說有人誤打給警察了!真是搞笑。」而宣傳部的塔姆欽則低聲坦白道:「我已經兩次打給警察了。」
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5月23日(水)
先週、今週と作打ちが連日続いている。手持ちシーンが終わった社内原画スタッフと交渉していた外注原画スタッフの合流が重なった為で、現在上がっている絵コンテ分は、ほとんど作打ちが済んでしまった。宮崎監督は「やばい、絵コンテを早く描かないと作打ちが出来なくなる・・・」と頭を抱えている。そんな監督の言葉に乗っかって「そうですねー。このままだと原画さんが空いてしまうので絵コンテお願いします」とお尻に火を点ける制作陣なのである。
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5月23日(星期三)
上周和這周連續幾天都在進行作畫會議。由於內部原畫師完成了手頭的場景,外包原畫師也陸續加入,目前已經完成了大部分分鏡的作畫會議。宮崎導演抱著頭說:「糟糕了,如果不快點畫分鏡,作畫會議就沒法進行了……」製作團隊趁機火上澆油:「是啊,這樣下去原畫師們會閒下來的,請儘快完成分鏡吧。」
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5月24日(木)
制作部の渡邊と伊藤が所用でジブリ美術館の近くに行ったので、先週から美術館で展示が始まっている「3びきのくま」展を見学していく事に。くまの家に入り、最初は展示物を細かく見たり読んだりしていたが、子供が見たらどうなのかが気になり膝を曲げて子供の目線で部屋を見渡してみる。すると部屋の表情が全く違うのに気付いた。大人の目の高さで家に入ると「お邪魔する」という気分。子供の目の高さで入ると「忍び込む」という気分。子供の目の高さで入ると本当にドキドキする気持ちになる。「3びきのくま」展に行かれる方は、是非子供の目線で見てみて下さい。子供がこの本になぜドキドキするかが体感できると思いますよ。
「子供の目線でテーブルの上を眺める」
この夏、現代美術館で開催される「男鹿和雄展」関連の打ち合わせで、八王子の男鹿さんのアトリエへ出かける。引っ越したばかりのアトリエは多摩川の支流に面していて、夕陽がきれいに見える。東京都下でこんなに開けた土地に面した物件はなかなかないに違いない。その日の天候によって、夕陽や雲はころころと表情を変えるので、このような景色を日々眺めて過ごすのも美術に携わるものにとっては大事なことなのだ。ただ、西日をまともに受ける間取りでは夏は暑いんじゃないかなと思ったのだが、その暑さの中で涼しい顔をして窓から外を眺めているのも、男鹿さんらしいと思ったひと時だった。
「アトリエからの眺め。夕陽にはまだ少し早いか...」
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5月24日(星期四)
製作部的渡邊和伊藤因為有事去了吉卜力美術館附近,所以決定去參觀上周開始在美術館展出的「三隻熊」展覽。進入熊的家後,一開始我們仔細地觀察和閱讀展品,但突然想到如果孩子看到會是什麼感覺,於是我們彎下膝蓋,以孩子的視角環顧房間。結果發現房間的表情完全不同。以成人的高度進入家時,感覺是「打擾了」;而以孩子的高度進入時,感覺是「潛入」。以孩子的高度進入時,真的會感到心跳加速。如果有機會去參觀「三隻熊」展覽的朋友,請務必以孩子的視角來看,我想你們能體驗到孩子為什麼會為這本書感到心跳加速。
「以孩子的視角看桌子上的東西」
今年夏天,為了籌備在現代美術館舉辦的「男鹿和雄展」,我們去了八王子的男鹿先生的工作室。剛搬進去的工作室面向多摩川的支流,夕陽非常美麗。在東京都內,很難找到這樣開闊的地方。根據當天的天氣,夕陽和雲彩會不斷變化,對於從事美術工作的人來說,每天欣賞這樣的景色也是非常重要的。不過,我覺得這種直接面對西曬的房間夏天會很熱,但在這樣的炎熱中,男鹿先生依然能冷靜地從窗戶眺望外面,這真是很符合他的風格。
「從工作室看到的景色。夕陽還稍微早了點……」
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5月25日(金)
「ポニョ」の制作も中盤に差し掛かり、原画・動画それぞれに心強いフリーのアニメーターの方々が合流してくださり、当初は空席が目立っていた作画部の作画机もいつのまにやらぎっしりと埋まってきた。これから制作状況も序盤の「映画の作風を作り出す作業」から本格的に生産体制へと入っていく。終盤の追い込みを迎えるまでにどれだけカット数を各セクションが上げておく事が出来るかで作品の質は変わってきます。制作部としても一番重要と考えるこの時期、気温の上昇と共に緩みそうな気持ちに帯を締め直し、今日も社内回りをする制作陣なのである。
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5月25日(星期五)
《崖上的波妞》的製作已經進入中期,原畫和動畫部門都迎來了實力強勁的自由動畫師,原本空蕩蕩的作畫部的作畫桌也不知不覺間被填滿了。接下來,製作狀況將從初期的「確定電影風格的工作」正式進入生產階段。在進入最後的衝刺階段之前,各個部門能夠完成多少鏡頭數量將直接影響作品的質量。作為製作部門,我們認為這一時期最為關鍵,隨著氣溫的上升,大家容易鬆懈,因此我們製作團隊今天也在公司內巡視,提醒大家繃緊神經,繼續努力。
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5月28日(月)
原画や動画が上がると、動きの確認をするために必ずQARという機械に入れ込んでチェックをします。そんなチェック中の時のことです。別のスタッフが後ろを通りかかってチラッと見ただけで、シートの打ち間違えを発見し、動きが少し可笑しいのでは、と指摘なさいました。確認すると、確かにシートの打ち間違えでした。それは、何度見ても気づけないほどのちょっとした動きでした。
「見える人には見える。分かる人には分かる。」
一瞬の動きも見逃さない鋭い眼光は、プロであることの意識の高さを物語っていました。
「本日も動きをチェック中」
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5月28日(星期一)
當原畫和動畫完成後,為了確認動作,我們一定會將它們放入QA機器中進行檢查。在一次檢查過程中,另一位工作人員從後面經過,只是瞥了一眼,就發現了畫面的打錯,並指出動作有些不對勁。經過確認,確實是畫面的打錯。那是一個即使多次查看也難以察覺的微小動作。
「看得見的人自然看得見,懂的人自然懂。」
那一瞬間的動作也沒有逃過他們銳利的目光,這正體現了專業人士的高度意識。
「今天也在檢查動作中」
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5月29日(火)
のどかな昼下がり、自転車置き場に自転車を止めようとしたら、何やら気配がします。しかし、人影はありません。けれども気配だけはするので、キョロキョロと辺りを見回していると・・・。なんとウシコが山森さんのバイクに乗っかって「私のものよ!」と言わんばかりに寝そべっているではないですか!!
もしや、ひそかに運転しているのでは???
ガソリンが減っていたら要注意です!
間違いなく、ウシコがツーリングしたに違いないのですから!
証拠写真はホラ!この通り!
「ウシコ、ばっちりポーズ決まっています☆ 」
「んっ?もしやポーズ取ったままでお昼寝中なのですか?」
<こちら広報部から>
6.4にOAされる「ゲツヨル!」の取材で会議にテレビカメラが入っている。日常の鈴木さんを撮るためらしい。確かに、鈴木さんは、カメラがあろうがなかろうが何も変わらない。「まずいところは後で切ればいいんだから」と企業秘密もなんでもしゃべってしまう。どうしてもカメラを気にしてしまうのは、20人の同席したスタッフたちだけだった。ところで、この日のディレクターはテレビマンユニオンの八幡さん。お母さんになっても頑張っている八幡さんは、ジブリものとなると何度となく呼ばれて登場している名ディレクターだ。
「会議の様子。今日は、いい画が撮れましたか」
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5月29日(星期二)
在一個悠閒的午後,我正要把自行車停在自行車停放處時,突然感覺到有什麼動靜。然而,周圍並沒有人影。儘管如此,我還是感覺到有某種氣息,於是四處張望……。沒想到,牛子竟然趴在山森先生的摩托車上,仿佛在說「這是我的!」難道她偷偷在駕駛嗎???如果汽油減少了,那可要小心了!毫無疑問,牛子一定去兜風了!證據照片就在這裡!看吧!
「牛子,擺出了完美的姿勢☆」
「嗯?難道她擺著姿勢在午睡嗎?」
<來自公關部>
在6月4日播出的《ゲツヨル!》的採訪中,電視攝像機進入了會議室。似乎是為了拍攝鈴木先生的日常生活。確實,鈴木先生無論有沒有攝像機,都表現得一如既往。「不好的地方可以後期剪掉」,他甚至會說出企業秘密。真正在意攝像機的,只有在場的20名工作人員。順便說一下,這天的導演是電視人聯盟的八幡先生。即使成為了母親,八幡女士依然非常努力,她是多次被邀請參與吉卜力作品的名導演。
「會議的場景。今天拍到了好畫面嗎?」
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5月30日(水)
昨年の秋に見たスタジオは、茶色い枝が壁一面に張り巡らしてはいたものの、緑の葉っぱなどは一枚も無く、全体的に茶色のイメージでした。しかし現在、青々と生い茂る蔦の葉っぱに、すっぽりと包み込まれているスタジオを見て、改めてこう感じます。
「やっぱり、きっといるよ。きっと…」
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5月30日(星期三)
去年秋天看到的吉卜力工作室,雖然棕色的枝條遍布牆壁,但一片綠葉也沒有,整體給人一種棕色的印象。然而現在,看到被鬱鬱蔥蔥的藤葉完全包裹的工作室,我再次感受到:
「果然,一定存在。一定……」
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5月31日(木)
外注の方のお家へ動画の回収へ行く際は、本当に緊張します。
転んでカットをばら撒いたりしないように。
いきなり盗まれて無くしたりしないように。
雨が降れば、カットがヨレヨレにならないように。などと心配してしまいます。
特に夜は、必要以上に、ただ横を通り過ぎただけの人を警戒してしまうほどです〔苦笑〕
何せ、夜の住宅地は意外と怖いので・・。疑われた方すみません。ご了承ください〔笑〕
回収は夜中が多いため、事故には十分に気をつけて運転していますが、やはり暗いと視界が狭くなり、雨が降るとなおさら運転に神経を使うことになります。毎日、パトカーやら救急車、消防車に白バイと遇わない日はありませんし、カーレーサー?!かと思わせるスピード狂の車も結構いたりします。そんな中、信号待ちでふと世の中の忙しさを客観的に感じてしまいます・・。
兎にも角にも、皆さん交通事故だけは気をつけて安全運転で行きましょうね!
「毎日フル回転の制作車キューブ君。もう一台の相方は入院中。(修理中)」
<こちら広報部から>
6.16に全国公開される話題の映画、「舞妓Haaaan!!!」の社内試写が昨日から行なわれている。京都を舞台に舞妓さんにあこがれるあまりに、大暴走を繰り広げる主人公鬼塚の活躍を描く、クドカン脚本阿部サダヲ主演の抱腹絶倒ハイテンション・コメディだ!今日の試写は、鈴木Pや高畑監督も参加。ご挨拶に来社した水田監督もちょっと緊張気味のようだった。
「鈴木さんに挨拶する水田監督」
「監督の舞台挨拶付きとは豪華だなあ」
試写を観た感想は、正直にいうとジブリ社内では両極端だった。クドカンや阿部サダヲを知っている人には大絶賛、そうでない人にはよくわからなかったらしいのだ。でも、圧倒的に前者が多い若いスタッフの間では、翌日、この映画の話題で持ちきりだった。おじさんスタッフにはクドカンを一から勉強してもらいたいものである。
実はこの映画、企画は植木等の「日本一の男シリーズ」をこよなく愛する日本テレビの奥田さんの企画だとか。先日惜しくも亡くなられた植木さんの最後の映画出演ともなった「舞妓Haaaan!!!」、是非とも劇場でご覧下さい。
いろんなことがあった5月もこれでおしまいです。「崖の上のポニョ」の完成まで、あと一年となったわけですが、来年の今頃は、きっと目の色が変わっていることでしょう。新緑やバラの花にも気付かないで...。
いつも心にちょっとだけ余裕を持っていたものです。
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5月31日(星期四)
去外包人員的家裡回收視頻時,真的非常緊張。
擔心會不會摔倒把剪輯的片子撒得到處都是。
會不會突然被偷走或丟失。
如果下雨,剪輯的片子會不會變得皺巴巴的。等等,總是會擔心這些事情。
特別是晚上,甚至會過度警惕那些只是從旁邊經過的人(苦笑)。
畢竟,夜晚的住宅區意外地讓人感到害怕……被懷疑的人真是抱歉,請理解(笑)。
因為回收工作大多在深夜進行,所以開車時非常小心,避免發生事故。但果然,天黑時視野會變窄,下雨時開車更是需要格外集中精神。每天都會遇到警車、救護車、消防車和摩托車,甚至還有一些開得像賽車手一樣的瘋狂司機。在這樣的情況下,等紅燈時,不禁會客觀地感受到這個世界的忙碌……
總之,大家一定要注意交通安全,安全駕駛!
「每天都在全速運轉的製作車『Cube君』。另一台夥伴正在住院中(修理中)。」
<來自公關部>
6月16日全國上映的熱門電影《舞妓Haaaan!!!》的社內試映會從昨天開始舉行。這部電影以京都為背景,講述了一個對舞妓充滿憧憬的主人公鬼塚大暴走的故事,由宮藤官九郎編劇,阿部サダヲ主演,是一部令人捧腹大笑的高能喜劇!今天的試映會,鈴木P和高畑導演也參加了。來公司打招呼的水田導演看起來有點緊張。
「水田導演向鈴木先生打招呼」
「導演的舞台問候真是豪華啊」
看完試映會的感想,老實說,吉卜力社內的反應兩極分化。了解宮藤官九郎和阿部サダヲ的人讚不絕口,而不了解的人則似乎不太理解。不過,在年輕員工中,絕大多數都是前者,第二天大家都在熱烈討論這部電影。希望那些年長的員工也能從頭學習一下宮藤官九郎的作品。
其實這部電影的策劃是日本電視台的奧田先生,他非常喜愛植木等的《日本第一的男人》系列。前幾天不幸去世的植木先生,這部電影《舞妓Haaaan!!!》也成為了他最後的電影作品,請務必去電影院觀看。
五月份發生了很多事情,現在也結束了。《崖上的波妞》距離完成還有一年,明年的這個時候,大家一定會變得非常忙碌吧。連新綠和玫瑰花都無暇顧及……
希望大家心中總是留有一點餘裕。
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