文档:吉卜力日志/2007年4月

来自宫崎骏与久石让中文百科
跳到导航 跳到搜索
 主页面 吉卜力日志 目录 
 3月 2007年4月 5月
2007年04月
2007年04月
4月2日(月)
いよいよ4月。会社近くの桜堤団地の桜も満開を迎える。ただ、冬が戻ってきたように寒さがぶり返して、心なしか凍えているよう。開花状況と天候とカレンダーがなかなか上手く行かないのが花見の難しいところだ。ただ、通勤途中の車窓から目に飛び込んでくる桜にも、ハッとさせられることが多いもの。都内には案外たくさんの桜があるのに気付くのも、毎年この時期なんです。
吉卜力日志 070402a.jpg
「桜堤の桜も見ごろを迎えました」   というわけで、朝、出社すると動画の回収などで使っている会社の車が砂まみれなっている。すわ、誰かのイタズラか?と思ったが、どうやらこれ、この季節恒例の「黄砂」という現象らしい。中国大陸の砂漠から巻き上げられた砂が、偏西風に乗って日本全国に降り注いでいるのだが、こんなにも降るものだなんて、今年は特にひどい気がする。それにしても、こんな大量の黄砂を肺に吸い込んでも大丈夫なのだろうか。花粉の次は黄砂のせいで、鼻水が止まらないと誤解している広報部イトノンだったが・・・それもかくありなんと思わせる砂の量だった。
吉卜力日志 070402b.jpg
「昨日は、遠くの山も霞む、すごい量の黄砂でした(写真は福島県で撮影)」   いつもジブリ作品に参加してくれている原画の○○さんが来社。○○さんは「崖の上のポニョ」が楽しそうだとの噂を聞きつけたらしく、どんな感じかさっそく様子を見に来てくれたらしい。早速、出来上がっているラッシュを見てもらうと、「すごいですね~、楽しそう。こういうのやってみたいですね」とのお言葉。宮崎さんにも会ってもらうと、宮崎さんが開口一番「いつ来れるんですか?」、○○さんが少し間があって「はい、秋には」。こうして、また一人心強いスタッフの参加が決定。○○さん、秋にスペシャルなシーンを用意してお待ちしています! 今日は、出版部田居さんの??回目のお誕生日。いつものように海外事業局のマーさん手作りのケーキで、3スタ1階スタッフでお祝いをする。いくつになってもお祝いされるのは嬉しいものだが、これが手作りのケーキだとなおさら。マーさんは誰かの誕生日になると、いつもこうして手作りのケーキを両手にかかえて電車で通ってくるのだそう。ラッシユとは無縁の下り電車だから良いのだが、その様子を想像するとありがたみも2倍になるというものです。
吉卜力日志 070402c.jpg
「今回は苺タルトのようでした」
4月2日(星期一)
终于到了四月。公司附近的樱堤团地的樱花也迎来了盛开。只是,仿佛冬天又回来了,寒冷再次袭来,感觉有点冻僵了。开花情况、天气和日历总是难以协调,这也是赏花的难点。不过,通勤途中从车窗看到的樱花,常常让人眼前一亮。每年这个时候,都会发现东京市内其实有很多樱花。
吉卜力日志 070402a.jpg
“樱堤的樱花也迎来了最佳观赏期” 于是,早上到公司时,发现公司用来回收视频的车子满是沙子。难道是有人恶作剧?但看来这是这个季节常见的“黄沙”现象。从中国大陆的沙漠卷起的沙子,随着西风飘到日本全国各地,但今年似乎特别严重。即便如此,吸入这么多黄沙到肺里真的没问题吗?公关部的伊藤小姐误以为是花粉导致鼻涕不止,但看到这么多沙子,也难怪她会这么想。
吉卜力日志 070402b.jpg
“昨天,远处的山也被黄沙笼罩,量非常大(照片拍摄于福岛县)” 一直参与吉卜力作品的原画师○○先生来到公司。○○先生似乎听说了《悬崖上的金鱼公主》很有趣,特地来看看情况。马上让他看了已经完成的样片,他说:“太棒了,看起来很有趣。我也想试试这样的作品。”见到宫崎先生后,宫崎先生第一句话就问:“什么时候能来?”○○先生稍作停顿后回答:“嗯,秋天吧。”就这样,又一位强大的团队成员决定加入。○○先生,我们会在秋天准备好特别的场景等你! 今天是出版部田居先生的??岁生日。像往常一样,海外事业部的马先生亲手制作的蛋糕,和3楼1层的同事们一起庆祝。无论多大年纪,被庆祝总是让人开心的,尤其是手作蛋糕。马先生每次有人生日,都会这样亲手制作蛋糕,然后坐电车带来。虽然是下行的电车,不会太拥挤,但想象一下那个场景,感激之情也会倍增。
吉卜力日志 070402c.jpg
“这次好像是草莓塔”
4月3日(火)
「コツッ...コツッ...コツッ...」、ゆっくりと、だが確実に忍び寄る、不気味な階段を登る音がする。静まり返った3スタ2階の午後。「だれ!?」。制作業務部と広報のスタッフが固唾を飲んで注目していると、そこに現われたのは海外事業局のアミーだった。どうやら、書類を読みつつ説明を考えながら歩いていたために、こんな不気味な足音を立てていたらしい。「絶対、ホラーだと思った」といつも周囲の物音を気にしている西岡広報部長だった。
4月3日(星期二)
“咯噔……咯噔……咯噔……”,缓慢但确实地,一种令人毛骨悚然的脚步声逐渐接近,仿佛有人在悄悄爬上楼梯。这是3号工作室二楼一个寂静的下午。“是谁!?”制作业务部和宣传部的员工屏息凝神地注视着,结果出现的是海外事业局的艾米。原来,她一边阅读文件一边思考如何解释,因此发出了这样诡异的脚步声。“我绝对以为这是恐怖片里的声音。”总是对周围声音敏感的西冈宣传部长说道。
4月4日(水)
不穏な天候がづづく。今週になって寒の戻りで花冷えの日が続くと思ったら、空は真っ黒に曇り怪しい感じ。そのうち雷も鳴り出し、都心ではみぞれも降ったという。花冷えどころか、季節はずれの4月の雪で、桜の花もずい分散ってしまったようだった。
吉卜力日志 070404.jpg
「この後、土砂降りに...」
4月4日(星期三)
天气持续不稳定。本以为这周是寒流回潮,导致樱花季节的寒冷日子持续,结果天空却乌云密布,气氛诡异。不久后雷声大作,据说市中心还下了雨夹雪。这哪里是樱花季节的寒冷,简直是反常的四月雪,樱花也因此纷纷凋落。
吉卜力日志 070404.jpg
“之后,下起了倾盆大雨……”
4月5日(木)
球春到来!本日から野球部の練習が再開される。久し振りの練習の割には、確実に全員が上手くなっていることは驚き。各自の冬の間の自主トレが実を結んだようだ。長い冬が明け、今シーズンこそチーム初勝利を目指して一致団結していきたいもの。とはいえ、今シーズンは「ポニョ」の制作があるので練習は控えめにして、怪我だけはないようにしていくのが第一課題なのだが。
 
1スタ3階に行ってみると、ジブリの屋上庭園に鳥がたくさん来ている。スズメはわかるのだが、あとの鳥は一体?さかんに何かを食べているようだが、心当たりはない。昨夜、誰かがポップコーンでも食べたんじゃないか?と噂していたのだが、なんとも長閑な感じで心癒されるひと時だった。
吉卜力日志 070405.jpg
「うかつなことを書くと叱られそうで種類は特定せず。どなたか教えて下さい」 (正解はムクドリでした。たくさんのメールありがとうございました)
4月5日(星期四)
棒球之春到来!从今天开始,棒球部的训练重新开始。尽管是久违的训练,但令人惊讶的是,大家确实都进步了。看来每个人在冬季的自主训练都取得了成果。漫长的冬天过去了,我们希望这个赛季能够团结一致,争取球队的首场胜利。不过,这个赛季还有《悬崖上的金鱼姬》的制作任务,所以训练会有所节制,首要任务是确保不受伤。

去1号楼的3楼看了看,吉卜力的屋顶花园里来了很多鸟。麻雀是认识的,但其他的鸟是什么?它们似乎在忙着吃些什么,但我不太清楚。昨晚有人猜测是不是有人在那里吃了爆米花?无论如何,这是一个让人心旷神怡的宁静时刻。
吉卜力日志 070405.jpg
“如果随便写可能会被批评,所以不具体说明种类。有谁知道请告诉我。” (正确答案是椋鸟。感谢大家的邮件。)
4月6日(金)
昼、読売新聞経済部の鈴木さんへの取材が行なわれる。いらしたのは、経済部デスクの斉藤さんと記者だ。斉藤さんは、ちょっと前まで宣伝部にも在籍した方でとてもジブリとは付き合いが深い。終わって、いっしょに食事でもということになって、桜堤団地近くの商店街へ出かけたのだが、やっぱり桜がそろそろ見納めだからか。この時期、このあたりへの出没が増える鈴木さんのお昼なのだった。
吉卜力日志 070406a.jpg
「桜堤近辺をお散歩する鈴木さんと読売新聞斉藤さん」    夜、原画の稲村さんが制作にやって来て、「席を替えてもいいですか?」と聞いてきた。どうしたのかと聞くと、「今の席が居心地が良すぎるので、気持ちを引き締める為に席を替わりたい」との事。その心意気、頭が下がります。早速、空いている席に引越しをし、猛然と鉛筆を走らせる稲村さんの背中に、自分に厳しい武士の面影をみた制作スタッフであった。
吉卜力日志 070406b.jpg
「気分一新、仕事に励む稲村さん」
4月6日(星期五)
白天,进行了对读卖新闻经济部的铃木先生的采访。前来的是经济部的编辑齐藤先生和记者。齐藤先生不久前还在宣传部工作,与吉卜力的关系非常密切。采访结束后,大家决定一起吃饭,于是前往了樱堤团地附近的商店街。可能是因为樱花即将凋谢的缘故,这个时期铃木先生在这一带出现的频率增加了。
吉卜力日志 070406a.jpg
“在樱堤附近散步的铃木先生和读卖新闻的齐藤先生” 晚上,原画师稻村先生来到制作部,问道:“可以换座位吗?”询问原因后,他说:“现在的座位太舒服了,为了让自己更加专注,想换个座位。”这种精神令人敬佩。他立刻搬到了空着的座位,制作部的工作人员在他奋笔疾书的背影中,看到了严于律己的武士风范。
吉卜力日志 070406b.jpg
“焕然一新,努力工作的稻村先生”
4月7日(土)
今週の木曜日から、ミッシェル・オスロ監督の最新作「アズールとアスマール」の日本語吹き替え版のアフレコが、高畑監督の演出で行なわれている。場所は、いつもの2スタの試写室とコントロールルーム。
吉卜力日志 070407a.jpg
「「キリクと魔女」のアフレコ以来の高畑監督登場」 今日はキャスティング担当のポスプロ西原さんがとても心配していた子役の子がアフレコの日。なんでも、オーディションの時にすぐに泣いてしまったらしい。そんな心配なアフレコだったが、子役の子は全く泣かずにとても可愛い演技をしてくれたようで、「可愛くて、後ろから抱きしめたくなった」と西原さんもご満悦の様子だった。
吉卜力日志 070407b.jpg
「特典映像用にインタビューや写真撮影も行なわれています」
4月7日(星期六)
从本周四开始,由米歇尔·奥斯洛导演的最新作品《阿祖尔与阿斯玛尔》的日语配音版在高畑勋导演的指导下进行后期录音。地点是在我们常用的2号录音室的试映室和控制室。
吉卜力日志 070407a.jpg
“这是自《哈尔的移动城堡》后期录音以来,高畑导演的再次登场。” 今天是负责选角的后期制作西原先生非常担心的小演员的配音日。据说在试镜时,这位小演员立刻就哭了起来。尽管这次配音让人担心,但小演员完全没有哭,表现得非常可爱,西原先生也非常满意,说“太可爱了,真想从后面抱抱她”。
吉卜力日志 070407b.jpg
“为了制作特典影像,还进行了采访和拍照。”
4月9日(月)
今週は、わたくし制作新人三吉ことサンキチがお送りします。ジブリに来て感じたことや制作現場をお伝えできればと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。
さて、ジブリのお昼休みでのことです。
今日の、天気は曇り空ではありましたが、気温は15℃。過ごし良い気候。久しぶりにカラダを動かしたくなる陽気です。早速、ジブリの近くにある公園で、美術部ホープ佐藤さんが元気っぷりを発揮していました。そんな佐藤さんをアイスを頬張りつつ眺める、PD室の内藤さんの姿が!!
二人とも満足気な様子でした(笑)
吉卜力日志 070409b.jpg
「アクティブ?に動く佐藤さん。アイスを片手に見守る内藤さん。」   桜の花は昨夜の雨でほとんど散ってしまい、地面には花びらの絨毯があちこちに敷かれている中、ジブリスタッフはごらんの通り健在です。このまま健康で病気なく、ポニョの作品づくりを進めていけるように、制作も頑張ります!
吉卜力日志 070409a.jpg
「今週の桜堤の桜の様子。ピンク色に見えるのは花が散った後の“がく”。葉も出始めました」
4月9日(星期一)
本周由我,制作新人三吉(サンキチ)为大家带来日志。希望能向大家传达我在吉卜力感受到的点点滴滴以及制作现场的情况。请大家多多关照。
那么,来说说吉卜力的午休时光吧。
今天的天气虽然是阴天,但气温有15℃,非常宜人。久违地让人想要活动身体的天气。于是,吉卜力附近公园里,美术部的希望之星佐藤同学展现出了他的活力。而PD室的内藤同学则一边吃着冰淇淋,一边注视着佐藤同学的身影!
两人看起来都非常满足(笑)。
吉卜力日志 070409b.jpg
“活力四射的佐藤同学。一边吃着冰淇淋一边守护的内藤同学。” 昨晚的雨让樱花几乎都凋谢了,地面上铺满了花瓣的地毯,而吉卜力的员工们依然精神抖擞。为了能够健康无病地推进《波妞》的制作,我们也会继续努力!
吉卜力日志 070409a.jpg
“本周樱堤的樱花情况。看起来粉红色的是花谢后的‘萼’。叶子也开始长出来了。”
4月10日(火)
今回の作品、とにかく作画内容がとても多いんです!!!!
いろいろな生き物が登場するのですが、その全てのキャラクターに性格があり個性があり、大変なのだけれどもひとつひとつが愛くるしいから憎めない。そんなキャラクターばかりが登場します!作画スタッフも、ひとつひとつを追って描くことに、多大な集中力を持って望み、毎日夜遅くまで頑張っています。
「大変であればあるほど、やりがいのあるカットだから、画いている時は辛くても、やり終えるとすごく楽しい」と清々しい笑顔で語ってくれる作画スタッフ。
「あぁ~、私も絵が画けたらなぁ。」と羨ましい気持ちでいっぱいです。
まだまだ、ポニョの制作は始まったばかり!
それぞれに個性を持って生きているキャラクターたちを、劇場で楽しんでいただけるよう、現場では日々作品づくりに没頭中です!
吉卜力日志 070410a.jpg
「毎日、本当にお疲れ様です」   生物係の演助清川さんが、おたまじゃくしを持ってきてくれました。 おたまじゃくしの数は、ざっと70匹ちかくはいるのではないでしょうか? 数匹ならば可愛い気がしますが、このすべてがカエルになると思うと・・・。 しかし、ジブリにはカエル好きが沢山います。それぞれの机にカエルの置物をよく見かけます。不思議と目に付いてしまうほど、なぜか存在感があるんですよね。 しかも、緑色だからなんだか癒されますし(笑) カエル好きの某スタッフは沢山のグッツを持っているそうで。何でも、自然とカエルが集まってきてどんどん増えていったそうです。 そのほんの一部??を見せていただきました!
吉卜力日志 070410b.jpg
「某スタッフのカエルちゃんたち。いろいろあるのですね!」
4月10日(星期二)
这次的作品,作画内容真的非常多!!!!
各种各样的生物登场,每个角色都有性格和个性,虽然很辛苦,但每一个都可爱得让人无法讨厌。这样的角色们纷纷登场!作画人员们也以极大的专注力逐一描绘,每天工作到很晚。
“越是辛苦的镜头,越有成就感,虽然画的时候很累,但完成后非常开心。”作画人员们带着清爽的笑容说道。
“啊~,如果我也能画画就好了。”我充满了羡慕的心情。
《悬崖上的金鱼姬》的制作才刚刚开始!
为了让观众在影院中享受这些各具个性的角色们,我们每天都在现场埋头创作!
吉卜力日志 070410a.jpg
“每天真的辛苦了。” 生物组的演助清川先生带来了蝌蚪。 蝌蚪的数量大概有近70只吧? 几只的话可能觉得可爱,但想到这些都会变成青蛙…… 不过,吉卜力有很多喜欢青蛙的人。经常在各自的桌子上看到青蛙摆件。不知为何,它们的存在感很强,总是引人注目。 而且,因为是绿色,总觉得很治愈(笑)。 据说某位喜欢青蛙的职员有很多青蛙周边。据说自然而然地青蛙就越来越多。 我们看到了其中的一部分!
吉卜力日志 070410b.jpg
“某职员的青蛙们。真是各种各样呢!”
4月11日(水)
ポニョの制作は順調!?ではあるのですが、制作部では、今までとは違う作風に期待と不安が入り混じる中、強い味方である原画を担当してくださる○吉さんが合流してくださいました。それにより、制作の三吉の吉と原画○吉さんの吉で、合計四つの吉がジブリに存在することになります(笑)
「あとどれくらいの吉が必要になるのかなぁ」と話していると、制作部長の渡邊さんが、「この際、三吉は百吉いや、万吉に改名しちゃえばいい!!」とのお言葉が・・?!
ひょえー!!!と思いつつ、それでポニョの制作がスムーズに行くのならば、それも有りかも!?と密かに思うサンキチでした。
 
吉卜力日志 070411a.jpg
「最近、急な雨が多いですね。気象が不安定な4月です。」   ここで、“ぶたぶ”からのお知らせです。本日第3回ぶたぶの会合が行なわれました。場所は、吉祥寺の李朝園です。詳しい活動報告は、“ぶたぶ”のブログに長澤さんがあげてくれたので、部員は必ず参照するようにしてください。次回の会合は5月を予定しています。以上。
4月11日(星期三)
《悬崖上的金鱼姬》的制作进展顺利!然而,在制作部门中,大家对与以往不同的作风既充满期待又有些不安。就在这时,我们的得力助手——负责原画的○吉先生加入了团队。这样一来,制作部门的三吉和原画的○吉,吉卜力工作室里就有了四个“吉”(笑)。
我们正讨论“还需要多少个‘吉’呢”,制作部长渡边先生突然说:“干脆把三吉改成百吉,不,万吉吧!”
哇!虽然有点惊讶,但我想如果这样能让《悬崖上的金鱼姬》的制作更加顺利,那也未尝不可!——三吉暗自思忖。

吉卜力日志 070411a.jpg
“最近突然下雨的天气很多呢。四月的天气真是不稳定。” 接下来是“ぶたぶ”的通知。今天举行了第三次“ぶたぶ”聚会,地点在吉祥寺的李朝园。详细的活动报告已经由长泽先生发布在“ぶたぶ”的博客上,请各位成员务必查看。下次聚会预计在五月举行。以上。
4月12日(木)
まだまだではありますが、初めの頃よりは線の持つ個性が分かり始めたように思います。動画を担当させていただいていますので、嬉しいことに沢山の動画さんの画に触れることができます。それは、ジブリだけではなく、外注のスタッフの方々など幅広く接する機会があるため、画かれた方の想いや気持ちが画に表れており、感じるものがあります。
いつかはもっと極めて、カットを見ただけで誰が描いたものかが分かるほどに、いやもっと、健康状態まで分かり気遣うことができるまでになれればと思います。
ちょっとやそっとでは習得できそうにないですが・・(汗)
何でもそうですが、モノを作るということは、その人の人柄が表れてしまうものですね。
だからこそ、同じキャラクターを描いているようで、実は様々な想いによってそのキャラクターは幾ばくにも変化し命が吹き込まれているのだと思います。
私は、そのような動画に真っ先に触れることができ、本当に有難いことだと感じています。
吉卜力日志 070412a.jpg
「今にも動き出しそうな色鉛筆たち、動画さんの頑張りが見えます。」   今日は、ベル部の練習日。ポニョ制作中ではあるのですが、ちょっとした息抜きになればと思い始めました。しかし、一息つくつもりで始めたベルですが、意外と頭をとても使うんです。楽譜を追いかけながら受け持ちの音を気持ちを込めて鳴らすことは、結構難しいのです。 そして何故か練習の際は「猫語」で音確認が始まります。 「にゃにゃ♪にゃにゃにゃ♪にゃにゃにゃ♪」のように唄いながら・・・。」 ちょっと異様な空気が流れています(笑) 部員の皆さんは常に楽譜とにらめっこで演奏していますが、きっと余裕が出てくれば、笑顔を見せながらの演奏が出来るはずです(期待) 練習時間は1時間なのですが、ちょうどいい気晴らしになっているようで嬉しいです。「もっと練習したい!」という物足りなさを感じながら、また机に向かって何事も無かったかのように仕事を始める作画の皆さん。その集中力と切り替え方の素早さ、さすがです!!!
吉卜力日志 070412b.jpg
「ベル部に入れず、ふてくされて寝転ぶシャチ。もしかしてご機嫌ナナメ?」
4月12日(星期四)
虽然还有很多不足,但我觉得比起刚开始的时候,现在已经开始理解线条的个性了。因为负责动画部分,所以很高兴能够接触到很多动画师的画作。这不仅仅是吉卜力的作品,还有外包的动画师等,有机会接触到各种各样的画作,画中表达了作者的想法和情感,让我感触颇深。
希望有一天能够更加精通,仅仅看到画面就能知道是谁画的,甚至能够通过画作感受到作者的健康状态并给予关心。
虽然这似乎不是一朝一夕就能掌握的……(汗)
无论做什么,创作的过程都会反映出创作者的性格。
正因如此,虽然看似在画同一个角色,但实际上由于不同的情感,角色也会发生各种变化,仿佛被赋予了生命。
我能够最先接触到这样的动画,感到非常感激。
吉卜力日志 070412a.jpg
“这些彩色铅笔仿佛随时都会动起来,可以看到动画师们的努力。” 今天是铃铛部的练习日。虽然正在制作《波妞》,但我觉得稍微放松一下也不错。然而,本以为铃铛练习可以轻松一下,没想到却非常费脑筋。一边看乐谱,一边用心演奏自己负责的音符,其实相当困难。 而且不知道为什么,练习时总是用“猫语”来确认音准。 “喵喵♪喵喵喵♪喵喵喵♪”这样唱着…… 气氛有点奇怪(笑) 部员们总是盯着乐谱演奏,但我想如果熟练了,应该可以一边微笑一边演奏吧(期待) 练习时间虽然只有一小时,但似乎正好可以放松心情,这让我很高兴。“还想再多练习一会儿!”带着这种意犹未尽的感觉,大家又回到桌前,仿佛什么都没发生过一样开始工作。这种专注力和切换速度,真是厉害!
吉卜力日志 070412b.jpg
“没能加入铃铛部,虎鲸闷闷不乐地躺下。难道是心情不好?”
4月13日(金)
ジブリには、またも新しく部が誕生しました!その名も「ビリー部!」
ビリーという方が開発した、普段使わない筋肉を引き締める体操を行う部です。
早速、見学のために扉を開けてみると・・・
画面のビリー先生に合わせて、軽やかにカラダを動かしている部員の皆さんの姿がありました!時々、ビリー先生が「諦めるな!」と励ましの言葉があるなど、見学しているだけで楽しかったです。皆さん、それぞれ自分の引き締めたい箇所を意識しながら頑張っているようで、朝から清々しい汗をかいておられました。何だかキレイオーラが部員の皆さんのカラダから出ているようで、見ていてこちらも気持ちが良かったです。
吉卜力日志 070413a.jpg
「必死にビリー先生についていく部員の皆さん。」   本日は、午後4時より2回目の「ポニョ」のラッシュが行われました。 ラッシュでは、もちろん音がまだ入っていないのですが、キャラクターが動く度に 音も一緒に聞こえてくるような気がします。 ラッシュの感想は、きっと、スタッフさまざまに想いを巡らしていることでしょう。 その熱い想いをどんどん作品に込めていき、よりよいものに仕上げていく為にも、 ラッシュは、スタッフのモチベーションを高めてくれる大事なものになっています。   (ここから少しだけ、いつもの担当者がお伝えします) 鈴木さん関係の話題をひとつ。ぴあで連載中の「としお写真日誌」がついに最終回を迎えることに。というのは、担当の浅岡さんが異動になるからなのだ。テーマは最終回に相応しく、「最後の授業」。鈴木さんが先月訪ねた母校での授業の様子がテーマなのだが、実はこれは14日に放送されたNHKの「課外授業ようこそ先輩」でのひとこま。教師になるのが夢だったと語る鈴木さんに、さもありなんとうなずくスタッフも多いはず。そういえば、この連載の取材もなんだか、編集者やライターさんに対する授業みたいだったと改めて思う筆者だが、場所を変えてでも連載復活して欲しいと願うのは筆者だけではあるまい。とりあえず、この日の取材は、5月10日発売のInvitation6月号で。
吉卜力日志 070413b.jpg
「画像を送ってくださいよ!しつこく鈴木さんに食い下がるのも担当者の役割です」   夜は、美術館ライブラリー劇場公開第2弾となるミシェル・オスロ監督の「アズールとアスマール」の日本語字幕版試写と製作委員会が催される。配給に協力してくださるスタッフや宣伝スタッフが集まったのだが、スクリーンで見る映画は、その美しさと面白さで圧倒的であった。人種とか差別の問題も扱っていて、たまたま別件で来社していた日テレのスタッフの女性が見ていて、感動して涙を流していたのが印象的だった。是非、一刻も早く皆さんにも観ていただきたいと強く思う筆者である。(ここまで、いつもの担当者筆)
吉卜力日志 070413c.jpg
「試写を待つ人たち。みなさんのおかげで、一本の映画が世の中に伝えられて行くのですね」
4月13日(星期五)
吉卜力又诞生了一个新的部门!名为“比利部!”
这是一个以比利先生开发的、通过锻炼平时不常用的肌肉来紧致身体的体操为主的部门。
我立刻打开门去参观了一下……
看到部员们正随着屏幕上的比利老师轻快地活动身体!偶尔,比利老师还会鼓励大家“不要放弃!”,光是看着就让人感到很开心。大家似乎都在努力锻炼自己想要紧致的部位,从早上就开始流下了清爽的汗水。部员们身上仿佛散发出一种美丽的气场,看着他们我也感到心情愉悦。
吉卜力日志 070413a.jpg
“拼命跟上比利老师的部员们。” 今天下午4点,进行了第二次《波妞》的拉片会。 在拉片会上,虽然还没有加入音效,但每当角色动起来时,仿佛能听到声音一样。 拉片会的感想,想必每位工作人员都有各自的思考。 为了将这份热情融入作品中,打造出更好的作品,拉片会成为了提升工作人员士气的重要环节。 (接下来,由平常的负责人稍微说几句) 关于铃木先生的一个话题。在《ぴあ》上连载的“年男写真日志”终于迎来了最后一期。原因是负责的浅冈先生要调动工作了。主题非常符合最后一期,名为“最后一课”。内容是铃木先生上个月访问母校时的授课情景,其实这也是14日NHK播出的《课外教学 欢迎前辈》中的一幕。铃木先生曾说过自己梦想成为一名教师,想必很多工作人员都会对此点头称是。说起来,这次连载的采访也让我再次觉得,仿佛是对编辑和记者们的一堂课。希望连载能在其他地方复活,这应该不只是我一个人的愿望。总之,这天的采访内容将在5月10日发售的《Invitation》6月号上刊登。
吉卜力日志 070413b.jpg
“请把照片发给我!坚持不懈地追问铃木先生也是负责人的职责。” 晚上,举行了美术馆图书馆剧场公开第二弹——米歇尔·欧斯洛导演的《阿祖尔与阿斯玛尔》日语字幕版的试映会和制作委员会。参与发行的宣传人员齐聚一堂,大银幕上的电影以其美丽和趣味性令人震撼。影片还涉及种族和歧视问题,碰巧因其他事务来访的日本电视台的一位女性工作人员观看后感动得流泪,这一幕令人印象深刻。我强烈希望这部作品能尽快与大家见面。(以上,由平常的负责人撰写)
吉卜力日志 070413c.jpg
“等待试映的人们。多亏了大家,一部电影才能传遍世界。”
4月14日(土)
毎日、遅くまで頑張るスタッフに声を駆け回る、宮崎監督。宮崎さんだってきっと疲れているに違いないのですが、こんな新人サンキチに対しても、心配りをしてくださいます。
 
宮崎さん:「サンキチ君、今日も笑顔ですね。でも、いつ笑顔が消えてしまうかな?ここは、吸い取り紙のように吸い取ってしまいますからね〔笑〕」
サンキチ:〔心の中で〕いやぁ。吸い取られないようにしなくては。〔笑〕
 
さて現場では、劇場で楽しみに待ってくださっている方々の為に、今日も頑張っています!!!!!! 来週の制作日誌の担当は制作仲澤さん!
しかし、仲澤さん、自分は書いてもいいけど、俺のマネージャーが書かせてくれないんだよね!と何やら意味不明な発言をしています・・〔笑〕
ならば、早速マネージャーさんに交渉してみます!って誰なんだろうマネージャーって・・。
4月14日(星期六)
每天,宫崎导演都会为那些工作到很晚的同事们四处奔走,给予鼓励。宫崎先生自己肯定也很疲惫,但即便如此,他仍然关心着像我这样的新人三吉。

宫崎先生:“三吉君,今天也笑得很开心呢。不过,笑容什么时候会消失呢?这里可是像吸墨纸一样会把笑容吸走的哦(笑)。”
三吉:(心里想)哎呀,我得小心别被吸走了(笑)。

在现场,为了那些在剧场里期待着我们作品的观众们,今天大家也都在努力着!!!!!! 下周的制作日志将由制作仲泽先生负责!
不过,仲泽先生却说了些让人摸不着头脑的话:“我自己写是可以,但我的经理不让我写啊!(笑)”
那么,我们得赶紧去和经理商量一下!不过,这位经理到底是谁呢……
4月15日(日)
今日は、制作伊藤郷平の結婚式が立川の某結婚式場で行われました。いつもはクールに構えている郷平も、今日はやたらと緊張してにやけていたり、歩き方が変だったり、そうかと思えば感極まって涙を流したりと、普段、あまり会社では見せない顔を見せていました。
ジブリからも多数が出席し、披露宴は鈴木さんの挨拶から始まり、渡邊さんの挨拶では、郷平からリクエストされていた“愛のメモリー”を熱唱するミュージッククリップと、本人に内緒で制作していた “イトー戦記”予告編の上映が行われ、大いに盛り上がりました。
4月15日(星期日)
今天,制作人伊藤郷平的婚礼在立川的某婚礼会场举行。平时总是冷静自持的郷平,今天却异常紧张,时而傻笑,走路姿势也变得奇怪,甚至有时感动得流泪,展现出了在公司里不常见的一面。
吉卜力的许多成员也出席了婚礼,婚宴从铃木先生的致辞开始,渡边先生的致辞中,郷平特别请求的“爱的记忆”音乐视频被热情演唱,还有他本人不知情的“伊藤战记”预告片放映,现场气氛非常热烈。
4月16日(月)
先週スイスに旅行に行っていた山下さんがお土産を持って出社する。さすがに外国のお菓子、見慣れないお菓子が並んでいるなか、不思議な飴を発見。どうやら舐めているうちに、8通りの味に変わっていくらしい?社内でもいろいろな人が舐めてもらったのだが、アニスと言う身体に良い薬草が入っているらしく非常に癖のある味で、あまり評判はよくない。
吉卜力日志 070416a.jpg
パッケージに載っている花がどんな効果があるのか、パソコンで調べている作画の人もいるのだが、そもそも書かれている言葉が何語なのかわからない文章なので、全然解読ができないまま、そのうちお蔵入りになってしまった。海外事業部に見せにいけば良かったかなと、少し後悔した某スタッフであった。
吉卜力日志 070416b.jpg
「8種類のアニス?!どの花がどのような効果のある薬草なのか。どれも身体には良いのだろうが...」   朝、3スタに出社してみると、出版部にあった受付の棚がない!おかげで、こんな開放的な状態に。というのは、社内に出来た新しい秘密の部署のスタッフがこれから続々と机を並べることになるからだ。これからにぎやかになるのは楽しみだが、あの棚は一体どこへ?風通しが良くなって、これが冬だったらさぞかし寒かったことだろう。夏で良かった。
吉卜力日志 070416c.jpg
「出版部と秘密の部署の様子」   広報部にあるホワイトデーで海外事業部のオッチーからもらった鉢植えの花が咲く。水をちゃんとあげてていれば、咲くもんだなぁとしみじみ思うが、誰もこれがなんという植物なのかわからない。結構きれいな花だったので、知りたいと思うのだが。みなさん、情報あったら、送ってください。
吉卜力日志 070416d.jpg
「誰か教えてください from広報部」 (情報をいただきました。「キャットテール」だそうです。浜田さん、ありがとうございました)   電通の新人さんたちが、社内研修の一環で鈴木さんの話を聞くためにジブリを訪問する。鈴木さんは、特別ゲストとして、同じ広告代理店の先輩である博報堂DYMPの藤巻さんをゲストに登場させるという予想もしなかった禁じ手に出る。ライバル会社の電通さんの前ということで嫌がっていた藤巻さんだったが、大先輩の広告マンとしての生き方の訓示を、新人さんたちにおもしろおかしく話していた。ただ、そのトークもだんだんと「藤岡藤巻」のライブトークのようになり、説教や訓示というよりはネタと化していたのが楽しかったのだが。「金曜日のライブ、受付でジブリと名を出してくれれば、入れるようにしておきますから」とライブの動員にも余念がなかった。
吉卜力日志 070416e.jpg
「藤巻さんを紹介する鈴木さん」
4月16日(星期一)
上周去瑞士旅行的山下先生带着礼物来公司上班。不愧是外国的糖果,摆满了我们平时不常见的糖果,其中发现了一种奇特的糖果。据说在舔的过程中,会变成8种不同的味道?公司里也有很多人尝试了,但里面似乎加入了一种对身体有益的草药——茴芹,味道非常独特,评价并不太好。
吉卜力日志 070416a.jpg
有些作画人员正在用电脑调查包装上印的花有什么效果,但根本看不懂上面写的是什么语言,所以完全无法解读,最后这件事也就不了了之了。某位员工有些后悔,觉得应该拿去给海外事业部看看。
吉卜力日志 070416b.jpg
“8种茴芹?!这些花都是有什么效果的草药呢?虽然对身体都有好处吧……” 早上来到3号工作室,发现出版部的接待架不见了!因此,这里变得非常开放。这是因为公司内部新成立的秘密部门的员工将陆续搬进来摆放桌子。虽然期待这里会变得热闹起来,但那个架子到底去哪儿了?通风变得很好,如果是冬天的话,肯定会很冷吧。幸好现在是夏天。
吉卜力日志 070416c.jpg
“出版部和秘密部门的情况” 公关部里放着的情人节时从海外事业部的Occhi那里得到的盆栽开花了。只要好好浇水,花就会开,真是让人感慨,但谁也不知道这是什么植物。花很漂亮,所以很想知道。大家如果有相关信息,请告诉我。
吉卜力日志 070416d.jpg
“请告诉我 from公关部” (已经收到信息了。据说这是“猫尾草”。滨田先生,谢谢您。) 电通的新员工们作为公司内部培训的一部分,来吉卜力听铃木先生的讲话。铃木先生作为特别嘉宾,出乎意料地邀请了同为广告代理公司前辈的博报堂DYMP的藤卷先生作为嘉宾。藤卷先生虽然因为是在竞争对手电通公司面前而感到不情愿,但还是以广告界前辈的身份,风趣地向新员工们讲述了广告人的生活方式。不过,他的讲话逐渐变得像“藤冈藤卷”的现场演出,与其说是训诫,不如说变成了段子,非常有趣。“周五的演出,只要在接待处报上吉卜力的名字,就可以入场。”他对演出的动员也毫不懈怠。
吉卜力日志 070416e.jpg
“铃木先生介绍藤卷先生”
4月17日(火)
ジブリでは野球部やベル部など、さまざまな部が立ち上がっていますが、美術の武重さんと制作慎太郎でバスケ部を立ち上げたいという話が出てきている。と言っても、1年位前から話が出てはいるのだが、バスケット人口が少ないためなかなか活動できない悲しい現状が続いている。人数は少なくてもいいから一度やりに行きたいのだが...。いずれは人数を増やして体育館で試合をしたいねとしみじみ思う2人なのであった。バスケ好きの社員の皆さん、2人はいつでも待ってます!
4月17日(星期二)
在吉卜力,已经成立了棒球部、钟琴部等各种社团,但美术部的武重和制作部的慎太郎最近提出了想要成立篮球部的想法。不过,其实这个话题从大约一年前就开始讨论了,但由于篮球爱好者太少,活动一直无法顺利开展,现状令人遗憾。即使人数不多,他们也希望能先尝试一次……两人深切地希望,未来能够增加成员,在体育馆里进行比赛。喜欢篮球的同事们,他们随时都在等着你们!
4月18日(水)
本日「ポニョ」の動検済みカットの原画を整理する。動画チェックの舘野さんのチェックした動画を仕上げ作業に回す時、カット袋内の原画は仕上げ作業では必要がないので(一部を除き)、別の所に保管しておかなければならないのだ。基本的にダンボールに保管することにしているのだが、トータルで1000カット前後になるのでダンボールで10箱以上になり、毎回制作部の倉庫に保管しておくのだが、毎回の事なのだが場所がない・・・。同じように撮影済みカットや背景も制作の倉庫に保管しなくてはならないので、毎回制作部では同じ時期に倉庫の整理に追われるのである。
吉卜力日志 070418a.jpg
「いずれは倉庫一杯にダンボールで埋め尽くされるのだが、それまでの道のりはまだまだ長い」
4月18日(星期三)
今天整理了《悬崖上的金鱼姬》中已经完成动画检查的镜头的原画。当将馆野先生检查过的动画交给后期制作时,镜头袋内的原画在后期制作中并不需要(除了一部分),所以必须将它们存放在其他地方。基本上我们决定用纸箱来存放,但总共有大约1000个镜头,所以需要10多个纸箱,每次都要存放在制作部的仓库里,但每次都没有足够的空间……同样,已经拍摄完成的镜头和背景也必须存放在制作部的仓库里,所以每次制作部都会在同一时期忙于整理仓库。
吉卜力日志 070418a.jpg
“总有一天仓库会被纸箱填满,但距离那一天还有很长的路要走。”
4月19日(木)
毎月、作画部と美術部のスタッフは作業ノートの提出が義務付けられている。自分が何枚書いたのか、カットをいつ上げたかなどその日の作業内容を記入しているのである。制作としては個人の進行状況がわかりやく書いてあり非常に助かっているのだが、提出するスタッフの立場に立ってみると、自分の作業量や休み等を各部の担当に見せなければならないので、あまり気乗りするものでは無いのでは、と思う制作慎太郎であった。
 
「ゲド戦記」の音楽に参加していただいた世界的なミュージシャン、カルロス・ヌニェス氏と、音楽担当の寺嶋民哉氏、そして吾朗監督のトークショーがタワーレコード新宿店で行なわれる。とにかくカルロスは人懐っこくて笑顔が素敵な人だった。彼に会ったひとは一目でファンになってしまうだろう。まさに「ケルトの貴公子」の名が相応しい。ジブリの社員も思わずCDを買って、サインの行列に並んでしまうほどだった。また、最後にちょっとだけ披露したパイプの演奏が素晴らしくて、本当に5月9日のNHKホールのコンサートが楽しみになったひと時だった。
吉卜力日志 070419b.jpg
「恍惚とした表情でパイプを吹くカルロス。すごい。」
吉卜力日志 070419c.jpg
「サイン会の様子。笑顔が素敵ですね」
4月19日(星期四)
每月,作画部和美术部的工作人员都必须提交作业笔记。他们需要记录自己当天画了多少张画,什么时候完成了分镜等作业内容。对于制作方来说,这些笔记清晰地展示了每个人的工作进度,非常有用。然而,制作人慎太郎认为,从提交笔记的工作人员的角度来看,他们不得不向各部门负责人展示自己的工作量和休息情况,这可能会让他们感到不太情愿。

在塔楼唱片新宿店,参与《地海战记》音乐制作的世界级音乐家卡洛斯·努涅斯、音乐负责人寺嶋民哉以及吾朗导演举行了一场座谈会。卡洛斯是一个非常亲切、笑容迷人的人。见到他的人一定会立刻成为他的粉丝。他完全配得上“凯尔特贵公子”的称号。吉卜力的员工们也忍不住买了他的CD,排队等待签名。此外,他在最后展示的管乐演奏非常精彩,让人更加期待5月9日在NHK音乐厅举行的音乐会。
吉卜力日志 070419b.jpg
“卡洛斯陶醉地吹奏着管乐。太棒了。”
吉卜力日志 070419c.jpg
“签名会的情景。他的笑容真迷人。”
4月20日(金)
毎日夜遅くまで作業をしている美術監督の吉田さん、今日も遅くまで作業に没頭しています。「ポニョ」は舞台が海なので、当然のことながら背景で使う絵の具は青がベースになります。美術部では毎回毎回絵の具で海の色を作るのが大変なので、基本になる海の色を一度にビンに大量に作っているそうです。いろいろな工夫をしているんですね。
吉卜力日志 070420a.jpg
「吉田さん愛用の「ポニョ」深い海の中色。シーンによって薄めたり濃くしたり、ベースになっているのはもちろんこの絵の具」 また、吉田さんの机の上は絵の具やら色鉛筆が散乱しています。道具もいろいろとあって、普段小学生が使うような色鉛筆やクレヨンもあれば、背景を描く人が専門的に使うクレヨンなどもあって幅も広く、使い分ける事が重要なんだそうです。その成果は、本編をお楽しみに。
吉卜力日志 070420b.jpg
「クレヨンだけでも2~3種類あります。いろいろと状況によって使いわけています」  
吉卜力日志 070420c.jpg
「やはり机の上は青が目立つ。雑巾も青に染まり当然水も水色に濁り・・・ここまで極端だと写真を撮る為に準備をしたとしか思えないですね(^^ゞ」   今日は、ジブリのネコたちを見かけないなーと思ったら。こんなところに。暖かくなって活動範囲が広がっているようです。
吉卜力日志 070420d.jpg
「近くの駐車場の車の下でくつろぐウシコ。轢かれないようにねっ!」   今日は、SHIBUYA-AXで藤岡藤巻のライブが催される。ジブリからも応援半分、冷やかし半分でかなりのスタッフが会場に駆けつける。初めてライブを見に行ったのだが、藤巻さんのトークは絶妙だったし、藤岡さんの負のオーラはすごかった。スポンサーのKUREからはお土産をいただき、抱腹絶倒の2時間だったし、誰もが満足して帰った一夜だった。これなら、年末の武道館ライブもまんざら夢ではないかもしれない。ところで、事前にセカンドアルバムを聴き込んでこの日に備えた野中局長は、新曲が歌われなかったことをとても残念がっていたらしい。また、シークレットゲストの里田まいを生で見られて喜んでいたのは、西岡広報部長だったという。
吉卜力日志 070420e.jpg
「ライブの様子を隠し撮りしたが、だれからも注意を受けなかった」
吉卜力日志 070420f.jpg
「鈴木さんが、一番楽しそうだったみたい」
4月20日(星期五)
每天都在工作到深夜的美术监督吉田先生,今天也埋头工作到很晚。《悬崖上的金鱼姬》的舞台是海,所以背景使用的颜料当然以蓝色为基础。美术部每次都要用颜料调配海的颜色,非常麻烦,所以他们一次性大量制作了基本的海的颜色,装在瓶子里。真是想了很多办法呢。
吉卜力日志 070420a.jpg
“吉田先生爱用的《悬崖上的金鱼姬》深海颜色。根据场景的不同,有时会调淡或加深,但基础的颜料当然是这个。” 此外,吉田先生的桌子上散落着颜料和彩色铅笔。工具有很多种,既有小学生常用的彩色铅笔和蜡笔,也有背景绘制人员专用的蜡笔,种类繁多,区分使用非常重要。成果如何,敬请期待正片。
吉卜力日志 070420b.jpg
“光是蜡笔就有两三种。根据不同的情况分别使用。”
吉卜力日志 070420c.jpg
“果然桌子上蓝色很显眼。抹布也被染成了蓝色,水当然也变成了淡蓝色……做到这种程度,简直让人觉得是为了拍照而特意准备的(^^ゞ” 今天,我还在想怎么没看到吉卜力的猫呢。原来在这里。天气变暖了,它们的活动范围似乎也扩大了。
吉卜力日志 070420d.jpg
“在附近停车场车下放松的Ushiko。小心别被车轧到哦!” 今天,在SHIBUYA-AX举行了藤冈藤卷的演唱会。吉卜力的员工们也一半为了支持,一半为了凑热闹,纷纷赶到了会场。这是我第一次去看演唱会,藤卷先生的谈话非常精彩,藤冈先生的负能量也相当强大。赞助商KURE还送了礼物,两个小时的演出让人捧腹大笑,大家都心满意足地回家了。这样的话,年底的武道馆演唱会或许也不是遥不可及的梦想了。顺便一提,野中局长事先听熟了第二张专辑,为这一天做了准备,但似乎因为新歌没有演唱而感到非常遗憾。另外,西冈宣传部长因为能亲眼看到秘密嘉宾里田舞而非常高兴。
吉卜力日志 070420e.jpg
“偷偷拍下了演唱会的场景,但没有人提醒我。”
吉卜力日志 070420f.jpg
“铃木先生看起来是最开心的。”
4月21日(土)
今週初めは天気に恵まれず雨が多かった東京、今日はひさびさの晴天に恵まれ、絶好のお出かけ日和。こんな日は屋上に作業の手を止めて息抜きにくる社員も多い。風があまりに気持ちいいので、ふと屋上に出て見ると、足もとに何やら怪しい箱が三つ。よく見ると「かぶと虫 飼育中」と書かれている。どうやら屋上で誰かが育てているみたいだが、その誰かが謎。社内でいろんな人に聞いて見るものの、誰も知らない様子。誰か知ってる人がいたら、教えてください。連絡は制作の慎太郎まで。
吉卜力日志 070421a.jpg
「まだ幼虫らしい。立派なカブト虫になって欲しいものだ。 by慎太郎」
4月21日(星期六)
本周初东京天气不佳,雨水较多,但今天终于迎来了久违的晴天,是个绝佳的出游日。这样的日子里,许多员工都会停下手中的工作,到屋顶上放松一下。因为风实在是太舒服了,我偶然走到屋顶上,发现脚下有三个可疑的箱子。仔细一看,上面写着“正在饲养甲虫”。看来有人在屋顶上养甲虫,但这个人是谁还是个谜。我在公司里问了好多人,但似乎没人知道。如果有人知道的话,请告诉我。请联系制作部的慎太郎。
吉卜力日志 070421a.jpg
“看起来还是幼虫。希望它们能成长为强壮的甲虫。——慎太郎”
4月23日(月)
毎週月曜日は「ポニョ」のグラフの更新日。先週の各部の実績を更新していく。作画inから約半年、ここまでの実績はというと、
 レイアウト...(552cut)
 原画......(290cut)
 作監......(200cut)
 動画......(161cut)
 美術......(210cut)
 仕上げ.....(151cut)
 撮影......(115cut)
「ポニョ」のスケジュールは1000カットで立てている。もちろん絵コンテが最後まで上がっていないので最終的にはわからないのだが、これまでの作品では制作の予想はことごとく裏切られており、最終的には何カットになるやら・・・。グラフ更新中そんな事を考えると、まだまだ先は長いと痛感する制作なのである。
 
この日の夜、吉祥寺で、ジブリにこの春立ち上がった“秘密の部署”に配属になった宮坂さんの歓迎会が催される。宮坂さんは、子供が好きで、結構たよれる姉御タイプのニューフェイスだ。これから、とても大変だろうけれども、一所懸命、がんばって欲しいものです。ジブリの将来は、みなさんの手にかかっているのですから!
4月23日(星期一)
每周一是《悬崖上的金鱼姬》的图表更新日。我们会更新上周各部门的进展。从作画开始大约半年,目前的进展如下:
 分镜.....(552卡)
 原画.....(290卡)
 作监.....(200卡)
 动画.....(161卡)
 美术.....(210卡)
 上色.....(151卡)
 摄影.....(115卡)
《悬崖上的金鱼姬》的计划是按照1000卡来制定的。当然,由于分镜还没有全部完成,最终会是多少卡还不得而知,但以往的作品中,制作的预测总是被打破,最终会是多少卡呢……在更新图表的过程中,想到这些,深感制作的路还很长。

这天晚上,在吉祥寺,为今年春天被分配到吉卜力新成立的“秘密部门”的宫坂小姐举行了欢迎会。宫坂小姐是个喜欢孩子、相当可靠的姐姐型新人。虽然接下来可能会很辛苦,但希望她能全力以赴。吉卜力的未来,就掌握在大家的手中!
4月24日(火)
「ポニョ」の制作ノートを整理する制作渡邊さん、毎日数回に分けてノートをチェックしPCのカット表に更新しています。毎回ノートを見るたびに思うことがあるようだが、今作品枚数が非常に多い・・・。現在原画上がりの合計枚数が36647枚、カット数が290カット!!!!つまり、1カット平均が120枚前後もある・・・。
1カット700枚や1000枚越えなど、過去の作品では有り得なかった枚数のカットもちらほら出てきているようで、果たしてどのような仕上がりになるのかが楽しみな所なのだ。
ただ、今作品ではこの枚数が当たり前になってきているのが怖い所。果たして来年夏に公開できるのかと、不安がよぎる・・・。いや、なんとしても公開させなければいけないのだが。
吉卜力日志 070424a.jpg
「ポニョ撮影済みカット袋。6カットで、枚数767枚!!!」
4月24日(星期二)
整理《悬崖上的金鱼姬》的制作笔记。制作人员渡边先生每天分几次检查笔记,并更新到电脑的镜头表中。每次看笔记时都会有些想法,但这次的作品数量非常多……目前原画的总数量已达到36647张,镜头数为290个!!!!也就是说,每个镜头的平均张数在120张左右……
甚至有些镜头超过了700张或1000张,这在过去的作品中是难以想象的,所以很期待最终会呈现出怎样的效果。
不过,这次作品中这样的张数似乎已经变得很常见,这让人有些担心……明年夏天真的能如期上映吗?虽然无论如何都必须让它上映。
吉卜力日志 070424a.jpg
“《悬崖上的金鱼姬》已拍摄的镜头袋。6个镜头,共767张!!!”
4月25日(水)
東小金井の駅前についに、本格的な本屋さんがオープン。その名は「ブックス・キャロット」。1,2階が本屋さんで、3階がレンタルショップという本格的なつくり。これまで、東小金井には、駅の南側に小さな本屋さんが2軒あるくらいで、ここまで大きな本屋には車で出かけないと、たどりつけなかったのだ。東小金井といえば、これまで銀行と本屋がないのが本当に不便だったわけだが、そのひとつが本日解消したのである。いやあ、めでたい。「駅前のキャロット行きました?東小金井に似合わないくらい立派ですよ」と、制作業務の川端さんもちょっと興奮気味だった。
吉卜力日志 070425a.jpg
「本日オープン。いつまでも頑張って欲しいものです。」   実は、この日の朝から、広報部に机さんが産休明けで復帰する。これまで数々の面白エピソードを提供してくれたクイーンの復活で、3スタ2階も、ますます明るくなることだろう。これからおころであろう面白エピソードは随時この場で報告いたしますので、お楽しみに。
吉卜力日志 070425b.jpg
「復帰した机さんと、ついでに36歳の誕生日のイトノンを祝うケーキ」
4月25日(星期三)
东小金井站前终于开了一家正式的书店,名为“Books Carrot”。书店共有三层,一、二楼是书店,三楼是租赁店,设计非常专业。在此之前,东小金井站南侧只有两家小书店,要想去更大的书店,必须开车前往。说到东小金井,一直以来没有银行和书店确实非常不便,而今天终于解决了其中一个问题。真是可喜可贺。制作业务的川端先生也略带兴奋地说:“你去过站前的Carrot了吗?它气派得简直不像东小金井的风格。”
吉卜力日志 070425a.jpg
“今天开业。希望它能一直坚持下去。” 其实,从今天早上开始,宣传部的桌子小姐产假结束,正式回归。这位曾为我们带来许多有趣故事的“女王”的回归,让3号工作室的二楼也变得更加热闹了。接下来发生的趣事将随时在这里报告,敬请期待。
吉卜力日志 070425b.jpg
“庆祝回归的桌子小姐,顺便也庆祝36岁生日的伊藤君的蛋糕。”
4月26日(木)
5月9日に開かれるコンサートに出演するカルロス・ヌニェスさんがジブリとジブリ美術館を訪問する。ジブリでは、鈴木さんたちと歓談したあと、「ゲド戦記」の英語字幕版を鑑賞。とても楽しんでいた様子だった。ところで、西原さんの話によるとカルロスはニシヤンに会うなり、「You are fantastic!」を終始連発していたとかで、スペイン男性の情熱的な一面を見せていたのだとか。いやあ、モテル女は大変です。
吉卜力日志 070426a.jpg
「カルロスさん、鈴木さんと歓談中。バーにて」 原画の稲村さん、今日もサイクルウェアに身を包みビシっと決まっています!しかし、後ろにでっかいタケコプターが??? いやいや、実は修理に出していたタイヤだそうです(笑)。それにしても、このままの格好で宙に浮いてしまいそうな勢いですね。
吉卜力日志 070426c.jpg
「競技に出るために日々特訓。仕事もプライベートも充実しています」 夜、五反田イマジカの第一試写室で、美術館ライブラリー作品としてこの夏公開予定の「アズールとアスマール」の日本語吹き替え版初号が上映される。高畑監督が演出を務めたこの吹き替え版は傑作で、もう文句なく素晴らしかった。特に、シャムスーサバ姫役の子役の演技とクラプー役の香川照之さんの演技は群を抜いていたと思う。上映後には「アスマールが日本語をしゃべっただけで、(感動で)どっと涙があふれた」と語る広報部長を、「ばっかじゃない」と一蹴する海外事業部長の姿もあったのだが、どちらが正しいかは、皆さんの目で確かめてほしいものです。
吉卜力日志 070426b.jpg
「特典映像用の取材も並行して行なわれています。高畑監督と鈴木さんと整音の井上さん。」
4月26日(星期四)
将于5月9日举行的音乐会上演出的卡洛斯·努涅斯先生访问了吉卜力和吉卜力美术馆。在吉卜力,他与铃木先生等人进行了愉快的交谈,随后观看了《地海战记》的英文字幕版。他看起来非常享受。顺便说一下,据西原先生说,卡洛斯一见到西原就不断重复着“You are fantastic!”,展现了西班牙男性热情的一面。哎呀,受欢迎的女性真是辛苦啊。
吉卜力日志 070426a.jpg
“卡洛斯先生与铃木先生正在愉快交谈。在酒吧里。” 原画的稻村先生,今天也穿着骑行服,非常帅气!但是,后面有个巨大的竹蜻蜓??? 不不,其实那是送去修理的轮胎(笑)。不过,这样的装扮看起来好像随时会飞起来一样。
吉卜力日志 070426c.jpg
“为了参加比赛,每天都在特训。工作和生活都很充实。” 晚上,在五反田Imagica的第一试映室,作为美术馆图书馆作品,今年夏天即将上映的《阿祖尔与阿斯玛尔》的日语配音版首次放映。由高畑勋导演执导的这部配音版堪称杰作,毫无疑问非常出色。特别是饰演沙姆苏萨巴公主的小演员和饰演克拉普的香川照之先生的表演尤为突出。放映结束后,宣传部长说“阿斯玛尔一开口说日语,(感动得)眼泪就涌出来了”,而海外事业部长则不屑一顾地说“真是傻瓜”,到底谁对谁错,还是请大家亲眼去确认吧。
吉卜力日志 070426b.jpg
“特典影像的采访也在同步进行。高畑导演、铃木先生和音效的井上先生。”
4月27日(金)
本日は「ポニョ」のラッシュ上映が行われる日。今日のラッシュは30カット。まだラッシュは3回しか行なわれていないが、毎回、作画のスケールに圧倒される。某キャラクターが出るカットでは、歓声が流れる程である。これを映画館の巨大スクリーンで上映するとどうなってしまうのだろうか。一刻も早くお客さんの反応を早く見てみたいと思う一方、「映画館で客として見れたら幸せだよね、作る方は不幸せだけど(笑)」と、冗談かホンネかわからない会話を交わす制作の伊藤さんと慎太郎なのであった。
吉卜力日志 070427a.jpg
「ラッシュ上映前の試写室。ワクワク感が高まります」 ラッシュは都合2回上映される。1回目はメインスタッフや作画スタッフ中心、2回目は、映像部や事務系スタッフ中心。「ポニョ」はスタッフにとっても本当に楽しみな作品なので、50席ばかりの試写室は毎回立ち見となるほどの盛況となる。今回の特徴としては、ラッシュが上映されると、まだ音も台詞もないのに、毎回決まってスタッフの間で笑いが起こること。動きだけで笑いが起きるというのは、本当にすごいことではないだろうか。とんでもない傑作の予感...?ただ、今日一番受けていたのは、ボソッと聞こえた「私にも描けそう」という海外事業局の武田さんのつぶやきで、試写室中が思わず大爆笑につつまれてしまった。     というわけで、2007年4月の日誌を終わります。天候が不順な4月でしたが、着実に季節は進行し、桜に替わって新緑の緑が目にもまぶしい、今日この頃です。来月は、はたして、ジブリの中で何が起きるのやら、楽しみでもあり、不安でもあり...。  
4月27日(星期五)
今天是《悬崖上的金鱼姬》的试映日。今天的试映有30个镜头。虽然只进行了三次试映,但每次都会被作画的规模所震撼。某个角色出现的镜头时,甚至会有欢呼声。如果在电影院的巨大屏幕上放映,会是什么样子呢?一方面,我迫不及待地想看到观众的反应,另一方面,制作团队的伊藤和慎太郎开玩笑说:“如果能作为观众在电影院看的话会很幸福吧,但作为制作方就不幸福了(笑)”,不知道是玩笑还是真心话。
吉卜力日志 070427a.jpg
“试映前的试映室。兴奋感越来越强。” 试映会进行两次。第一次以主要工作人员和作画人员为主,第二次以影像部门和事务人员为主。《悬崖上的金鱼姬》对工作人员来说也是非常期待的作品,所以每次试映室里的50个座位都会坐满,甚至有人站着看。这次的特点是,试映时,虽然没有声音和台词,但每次都会在工作人员中引发笑声。仅凭动作就能引发笑声,这难道不是很厉害吗?感觉会是一部了不起的杰作……?不过,今天最让人忍俊不禁的是海外事业局的武田先生低声说了一句“我也能画出来”,试映室里顿时爆发出大笑声。 就这样,2007年4月的日志结束了。虽然4月的天气不太稳定,但季节确实在稳步推进,如今新绿的色彩已经取代了樱花,令人目眩。下个月,吉卜力工作室里会发生什么呢?既期待又不安……。