文档:吉卜力日誌/2007年9月

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 8月 2007年9月 10月
2007年09月
2007年09月
9月1日(土)
休暇の間、PD室にバイトで来てくれていた、ロンドン在住の井上さんが本日で出勤最終日!お別れ会として流し素麺大会をジブリ屋上で行なう。実はこの“流しセット”、鈴木さんがパーティ用に購入したもの。せっかくあるのだから、活用しようということで、この日の再登場となった次第。上流に陣取ったものはひとりで食べ過ぎると下流に行き渡らないので気を使う必要があり、下流のものは自分が食べないと流れてしまうので、無理にでも自分がつかまねばならない。微妙な駆け引きと気配りが必要な催しだということが判明。野中局長はその責任感から無理して素麺を食べ続け、最後にはちょっと苦しくなったとか。結果は、大盛り上がりでした。
井上さん短い期間でしたがお疲れ様でした。次の休みにまた働きに来て下さいね。

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「立派な会場看板ですね」
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「みんなで囲んで食べる素麺は格別です」
9月1日(星期六)
在休假期間,來自倫敦的井上先生在PD室兼職工作,今天是他的最後一天上班!為了告別,我們在吉卜力的屋頂上舉辦了一場流水素麵大會。其實這套「流水設備」是鈴木先生為派對購買的。既然有了這麼好的設備,我們就決定再次利用它。坐在上游的人如果一個人吃太多,下游的人就吃不到了,所以需要特別注意;而下游的人如果不趕緊吃,麵條就會流走,所以必須努力抓住。這個活動需要微妙的策略和細心。野中局長因為責任感,一直努力吃素麵,最後有點吃不消了。結果,活動非常熱鬧。
井上先生,雖然時間很短,但辛苦了。下次休假時再來工作吧。

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「會場招牌真不錯」
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「大家一起圍著吃素麵,感覺特別棒」
9月2日(日)
ワールドコンも4日目。今日は、武重さんのトークショーが催される。会場にいってみると、突然のハプニング。今年の5月、ネビュラ賞を受賞した「ハウルの動く城」のトロフィを贈呈したいといわれ、西岡部長が受け取りに。嬉しいやら、聞いてなかったやらだけど、はじめて見るネビュラ賞のトロフィはすごくキレイで注目の的になっていた。
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「西岡広報部長とMARC SCOTT ZICREEさん」
9月2日(星期日)
世界科幻大會進入第四天。今天,武重先生的談話節目如期舉行。到達會場後,突然發生了一個小插曲。今年5月獲得星雲獎的《霍爾的移動城堡》的獎盃被贈予,西岡部長代表接受。雖然既高興又有些意外,但第一次見到的星雲獎獎盃非常漂亮,成為了全場的焦點。
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「西岡公關部長與MARC SCOTT ZICREE先生」
9月3日(月)
九月に入り、いよいよ「ポニョ」の制作現場は追い込み体制に入りつつあります。これから各部に一日に流れるカット数が増えてくる為、それぞれの部が人を補強したり役割分担を話し合うなどしてカットを満遍なく回していける体制を作り始めています。来年の春に映像素材完成を目指し、長く険しい「追い込みトンネル」に制作現場は入っていきます。
現在の各部の数字
レイアウト・・761cut
原画・・・・・562cut
作監・・・・・460cut
動画・・・・・407cut
背景・・・・・477cut
仕上げ・・・・357cut
撮影・・・・・339cut
 
先週から行なわれていたワールドコンもいよいよ最終日。ただ、ディーラーズルームにいってみると、かなりのコーナーが店じまい状態。人影もまばらで、ちょっとがっかりしたのだが、DVDだけは何故だが売れる。たった、2時間で16枚もの売り上げを達成。ありがとうございました。
撤収後、目黒でミーティングが待っているスタッフは、横浜駅でシューマイ弁当を買って、湘南新宿ラインに駆け込む。ただ、ボックスシートに座れなかったため、シューマイを車内で食べられず、空腹なのに手に持った弁当をじーっと見つめるだけだった...。
9月3日(星期一)
進入九月,《崖上的波妞》(以下簡稱《波妞》)的製作現場終於進入了最後的衝刺階段。從現在開始,每天各部門需要處理的鏡頭數量將會增加,因此各部門開始通過補充人手、討論分工等方式,確保鏡頭能夠均勻地流轉。為了在明年春天完成影像素材,製作現場將進入一個漫長而艱難的「衝刺隧道」。
目前各部門的進度如下:
- 分鏡:761個鏡頭
- 原畫:562個鏡頭
- 作畫監督:460個鏡頭
- 動畫:407個鏡頭
- 背景:477個鏡頭
- 後期:357個鏡頭
- 攝影:339個鏡頭

上周開始的世界動漫展(World Con)也終於迎來了最後一天。不過,當我來到經銷商展區時,發現很多展位已經關門,人影稀疏,讓人有些失望。然而,不知為何,DVD卻賣得不錯,短短兩小時內就賣出了16張。非常感謝大家的支持。
展會結束後,等待在目黑開會的員工們在橫濱站買了燒麥便當,匆匆趕上了湘南新宿線。可惜的是,因為沒有坐到包廂座位,無法在車內吃燒麥,只能餓著肚子盯著手裡的便當發呆……。
9月4日(火)
屋上に出てみると、いつの間にか、ススキが穂を出している。秋を感じる一瞬。
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  毎週、渋谷シネマアンジェリカで行なわれているトークイベントの今週のゲストは、第2日本テレビの土屋さん。そう、電波少年のあのTプロデューサーとして有名なあの土屋さんである。土屋さんのトークは面白くあっという間の15分だったが、土屋さんがいたく関心していたのが、「スクリーンには穴が開いていることを発見した」ということ。スクリーンの後ろにスピーカーがあるためなのだが、こういうことは近くで見て初めてわかること。土屋さんもこの業界に長く勤めていてこの日初めて気がついたらしく、いたく関心していた様子だった。
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「ホラ、スクリーンには穴が開いているんですよ」 
9月4日(星期二)
走上屋頂,發現不知何時,芒草已經抽穗。一瞬間感受到了秋天的氣息。
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每周在澀谷Cinema Angelica舉行的談話活動,本周的嘉賓是第二日本電視台的土屋先生。沒錯,就是那位以《電波少年》的T製作人而聞名的土屋先生。土屋先生的談話非常有趣,15分鐘轉眼就過去了。他特別感興趣的是「發現屏幕上有洞」這件事。因為屏幕後面有揚聲器,所以只有在近距離觀察時才能發現這一點。土屋先生在這個行業工作多年,似乎也是在這一天才注意到這一點,對此表現出了極大的興趣。
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「看,屏幕上真的有洞哦。」
9月5日(水)
今日は、作打ちが2件行なわれた。夏季休暇中に監督が休日返上で作業をし、上げた追加80カット分の絵コンテもこれで残り20カット。監督は、作打ち後「もう、絵コンテがない・・。出しても出しても足りなくなる。」と嘆いていた・・・。
映画の根幹である絵コンテをスケジュールに押されながら上げていく苦労は、見ている制作側としても本当に大変なのがわかる。監督の「でも絵コンテの出口は見えている」の言葉に一筋の光を感じた制作陣であった。
9月5日(星期三)
今天進行了兩場製作會議。在夏季休假期間,導演放棄了休息日,完成了額外的80個分鏡,現在只剩下20個分鏡未完成。會議結束後,導演嘆息道:「已經沒有分鏡了……無論怎麼畫都不夠。」 
作為製作團隊的一員,看到導演在緊張的日程壓力下完成電影核心部分的分鏡,真的感到非常不容易。然而,導演的一句「但分鏡的終點已經看到了」讓製作團隊感受到了一絲希望。
9月6日(木)
先週末、鈴木さんが倒れる夢を見て途端に鈴木さんのことが心配になった宮崎監督。「鈴木さんの身体はフルーツと味噌煮込みでできているから長生きしない」という持論から、永年自分が愛飲しているサプリを持ってきては鈴木さんに飲ませている。今日も、こうして目の前で飲ませては、確認している様子。鈴木さんも困った感じで苦笑いしながら飲んでいるのだが、鈴木さんは本当は薬の類がだいッ嫌いだし、身体にも合わないらしい。「かえって悪くなるんじゃないか...ブツブヅブツ」とぼやきながらもおとなしく言うことを聞いている鈴木さんだった。
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「いやいやサプリをクチにする鈴木さんと満足気な宮崎監督」   台風9号が接近中で深夜には東京を直撃するとの事で、公共の交通機関がストップする可能性があるのでスタッフ全員に17時退社が促される。(一部のスタッフは喜んで、夜の街に繰り出していったらしいのだが、果たしてうちに帰れたのだろうか?)
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「雨が打ちつける窓から外を覗く。パトカーが巡回していますね」   風雨が激しくなりつつある夜の9時には、さすがにスタッフの人影もまばらに。そんな中、いつもと変わらないブースが...。勿論それは、メインスタッフがいるブース。窓の外は、木が折れんばかりに風に揺られ、猛烈な雨が窓に叩きつけられている中、黙々と机に向かうメインスタッフたち。 このシーンどこかで見た様な気がして考えると、そうです「ポニョ」の1シーンに似た様なシーンがあるのです。劇場で是非このシーンを探してみて下さい。今日のメインスタッフの姿が重なって見えるかもしれません!!
9月6日(星期四)
上周末,宮崎導演夢見鈴木先生倒下後,立刻開始擔心起鈴木先生的身體。宮崎導演一直認為「鈴木先生的身體是由水果和味噌煮構成的,所以不會長壽」,因此他把自己多年來一直服用的保健品帶來給鈴木先生喝。今天也是如此,宮崎導演親自監督鈴木先生在眼前喝下,並確認他是否真的喝了下去。鈴木先生雖然苦笑著喝了下去,但實際上他非常討厭藥物,而且似乎身體也不太適應。「這樣反而會讓身體變得更糟吧……」鈴木先生一邊抱怨,一邊還是乖乖地聽從了宮崎導演的話。
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「不情願地喝下保健品的鈴木先生和一臉滿足的宮崎導演」 由於颱風9號正在接近,預計深夜將直接襲擊東京,公共運輸可能會停運,因此所有員工被要求在17點下班。(據說一部分員工高興地湧向了夜晚的街道,但他們真的能順利回家嗎?)
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「從被雨水拍打的窗戶向外望去。警車正在巡邏。」 到了風雨逐漸加劇的晚上9點,員工的身影果然變得稀疏。然而,有一個地方依然和往常一樣……當然,那就是主要員工所在的工位。窗外,樹木被風吹得幾乎要折斷,猛烈的雨水拍打著窗戶,而主要員工們依然默默地坐在桌前工作。 這個場景讓人感覺似曾相識,仔細一想,沒錯,這和《崖上的波妞》中的某個場景非常相似。在電影院觀看時,不妨找找這個場景,或許你會看到今天主要員工們的身影重疊在其中!!
9月7日(金)
毎週金曜恒例のラッシュチェックが行なわれる。これでラッシュの合計は、約30分になる。ラッシュ後、撮影済みカットの素材が制作部へ回ってくる。制作部のブースの横にある倉庫に整理して並べていくのだが、本当にその素材の量にびっくりさせられる。完成の時にはいったいどれだけの量になるのでしょうか?
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「これでまだ3分の1以下ですよ・・・」 台風がスモッグを吹き飛ばしたこんな日は、夕焼けがキレイなはず!ということで夕方の屋上に出てみると、宮崎監督をはじめ、どんどんスタッフが集まってくる。富士山のシルエットも久々に姿を現わし、風も心なしか心地よい。気がつくとウシコまで屋上に上がってきて、夕陽をみている(なんて風雅なネコだこと!)。こうしてわずか20分ほどの夕暮れを楽しんだのだが、こうした心の余裕は、制作が佳境にはいってもいつまでも失わないで持っていたいもの。この場で、いつまでもご報告できますように。
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「思い思いに空を眺める。カッコイイですね」   
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「ウシコも上がってきました」  
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「これが、この日の夕焼けだ!久々にダイナミックな空でした」
9月7日(星期五)
每周五的例行檢查工作如期進行。這樣一來,檢查的總時間大約為30分鐘。檢查結束後,已拍攝的鏡頭素材被送到製作部。我們將這些素材整理並擺放在製作部旁邊的倉庫里,但真的被這些素材的數量嚇了一跳。完成時到底會有多少呢?
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「這還不到三分之一呢……」 颱風將煙霧吹散的日子裡,晚霞應該會很美!於是傍晚時分我們來到屋頂,發現宮崎導演和其他工作人員陸續聚集過來。富士山的輪廓也久違地顯現出來,風也讓人感到格外舒適。不知不覺中,連貓咪ウシコ也爬上了屋頂,欣賞著夕陽(多麼風雅的貓啊!)。就這樣,我們享受了短短20分鐘的黃昏時光,但希望即使在製作進入關鍵階段時,也能一直保持這種心靈的餘裕。希望在這裡,我能永遠向大家報告這些美好的時刻。
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「大家各自仰望天空。真帥氣啊。」  
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「ウシコ也上來了。」  
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「這就是那天的晚霞!久違的壯麗天空。」
9月8日(土)
今、巷で話題の“脳内メーカー”がスタジオでも話題になっている。これは、自分の名前をパソコンに打ち込むとその人の頭の中がなにで出来ているかを教えてくれる姓名判断のようなもの。スタッフそれぞれが名前を入れて、当たってる、当たってないなど大はしゃぎして楽しんでいた。
驚いたのは、宮崎監督と制作部長の渡邊さんが全く同じ結果だった事。そして、その内容はなんと・・・脳内全部が「悩」で一杯になっていた。これにはさすがに宮崎さんも渡邊さんもショックを受けていた。それを見ていたスタッフは、脳内メーカー恐るべしと感じたに違いない。
9月8日(星期六)
最近在街頭巷尾熱議的「腦內生成器」也在工作室里引起了話題。這是一種類似于姓名占卜的工具,只要在電腦上輸入自己的名字,它就會告訴你這個人的大腦是由什麼構成的。工作人員們紛紛輸入自己的名字,有的覺得准,有的覺得不准,大家玩得不亦樂乎。
令人驚訝的是,宮崎導演和製作部長渡邊先生的結果竟然完全一樣。而且,內容竟然是……他們的大腦里全是「煩惱」。這讓宮崎先生和渡邊先生都感到非常震驚。看到這一幕的工作人員們,一定也感受到了「腦內生成器」的可怕之處。
9月10日(月)
本日、動画に鈴○さんが合流してくださいました☆お待ちしておりました(嬉)。現在、動画のペースはなかなかいい調子です!と言いたいところなのですが、実はこのままでは、公開予定に間に合うのか危ういという状態なのです(涙)。未だ、作監棚にはなかなかカットが溜まらず、いつもお腹をすかせている状態です。兎にも角にも、どうしてもペースアップを計らなければなりません。
挽回するためにも、ここがふんばりどころ!!!!
公開予定に間に合うように、スタッフ一同頑張ります!!
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「見えない穴でもあるのではと疑いたくなる作監棚」   この日から、プロデューサー室に小林さんが仲間入り。小林さんは、これまでジブリ美術館関係の仕事をして働いていたのだが、産休に入る白木室長の代わりに鈴木さんのアシスタントを務めることになったのだ。さっそく製作・宣伝関係の会議で紹介させられて、ちょっと緊張気味の様子。この初々しいショットも一ヶ月もすれば、すっかり仕事になれて、いい思い出になるはずです。頑張って!
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「緊張しながらも挨拶する小林さん」
9月10日(星期一)
今天,鈴○女士加入了我們的視頻製作團隊☆我們一直在等待她的到來(開心)。目前,視頻的進度看起來還不錯!雖然我想這麼說,但實際上,按照現在的進度,我們可能無法按時完成發布(淚)。作監棚里還沒有積累足夠的鏡頭,總是處於「飢餓」狀態。無論如何,我們必須加快進度。
為了挽回局面,現在是關鍵時刻!!!!
為了按時發布,我們全體工作人員都會加油!!
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「作監棚里仿佛有一個看不見的洞,讓人不禁懷疑」 從今天開始,小林女士加入了製片人辦公室。小林女士之前一直在吉卜力美術館工作,但現在她將代替休產假的白木室長,擔任鈴木先生的助理。她很快就被介紹到製作和宣傳相關的會議中,看起來有點緊張。這個新鮮的鏡頭一個月後就會變成她完全適應工作的美好回憶。加油!
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「緊張但仍在打招呼的小林女士」
9月11日(火)
今日は、社内歯科検診の日でした。1スタのBARで歯科検診のセッティングが行われ、先生が一人ひとり丁寧に診てくださいました。ジブリでも普段から、歯への意識は高く、お昼ごはんを済ませたスタッフは、一様にMyハブラシを取り出しては、磨いております。虫歯は、仕事にも支障をきたすので、いつも健康な歯でいたいものですね。今回の指導で、より歯を大切にしようという意識がスタッフ全員に高まったことでしょう!
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「皆さん、歯は大切に・・」
9月11日(星期二)
今天是公司內部牙科檢查的日子。在1樓的BAR區域進行了牙科檢查的布置,醫生為每個人進行了細緻的檢查。吉卜力的員工平時對牙齒的健康意識也很高,吃完午飯後,大家都會拿出自己的牙刷進行清潔。蛀牙會影響工作,所以大家都希望保持健康的牙齒。通過這次的指導,相信全體員工會更加重視牙齒的健康吧!
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「大家,要好好愛護牙齒……」
9月12日(水)
本日、第一回目の動画さんの個人面談を行いました。
現在の全体の動画状況と今後のスケジュールのお話をしました、スタッフ一人ひとり、時間をいただいて現在の状況から体の調子に至るまで、はたまた突っ込んだ質疑応答が行われました。普段、じっくりと話せる機会はそうそうないため、このような面談は制作にとっても大切な時間です。それぞれの進路状況や苦手分野、またこの機会にしか言えないようなことなど、さまざまなお話ができ有意義な面談でした。
また、「今後の追い込みに向けて1枚でも多く上げられるように頑張ります」とスタッフたちの力強い言葉をいただけたことは、制作部にとって頼もしいひと言でした。私たちも、スタッフの皆さんが働きやすい環境づくりに日々頑張ります◎
 
ふと3階のPD室の外を見ると、空が異様な色に染まっている。すわ、天変地異の前触れかと、あまりの不気味さに、ぞくぞくとスタッフが屋上に上がってくる。宮崎監督も登場して、じっと空を眺めて何か考え込んでいる様子だった。最近、空から目が離せないジブリ周辺である。
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「まるで描き割りのような夕焼けです。誰もが気になりますね」
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「カントク、立ち尽くす」
9月12日(星期三)
今天,我們進行了第一次與動畫師的個人面談。我們討論了當前的整體動畫進展和未來的計劃,每位員工都花時間詳細介紹了從當前工作狀態到身體狀況的各個方面,還進行了深入的問答交流。平時很難有機會這樣深入地交談,因此這樣的面談對於製作來說是非常寶貴的時間。大家談到了各自的進展、不擅長的領域,以及只有在這種場合才能說的事情,這次面談非常有意義。
此外,員工們紛紛表示:「為了接下來的衝刺,我們會努力製作更多的作品。」這對製作部來說是非常鼓舞人心的一句話。我們也會繼續努力,為員工們創造一個更舒適的工作環境。
突然,三樓的PD室外面,天空染上了異常的顏色。難道這是天災的預兆嗎?由於太過詭異,員工們紛紛跑到屋頂查看。宮崎導演也出現了,他靜靜地凝視著天空,似乎在思考著什麼。最近,吉卜力工作室的周圍總是讓人無法忽視天空的變化。
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「這夕陽簡直像是畫出來的,大家都忍不住好奇。」
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「導演,站在那裡一動不動。」
9月13日(木)
ジブリの野球部が報道健保野球大会に出場することになりました。
試合は、9月16日の日曜日。
というわけで、本番に備えて練習をしなくてはと、早速グランドへ向かった選手たち。
さて練習の成果はいかに?!
それにしても対戦相手である、東放さんはなんだかとても強そうです。
大丈夫なのでしょうか?(苦笑)
選手の皆さん、試合当日までに体調管理等しっかり気をつけて下さいね。
応援してますよぉぉ!!!!!見てますよぉぉ!!!!注目してますからねぇぇぇぇ!!!!!
と、プレッシャーをかけてみました。。。テヘ。笑。
9月13日(星期四)
吉卜力的棒球隊決定參加報導健保棒球比賽。
比賽將在9月16日星期日舉行。
因此,為了準備正式比賽,隊員們立刻前往球場進行練習。
那麼,練習的成果如何呢?!
不過,對手東放隊看起來似乎非常強大。
我們能行嗎?(苦笑)
各位隊員,在比賽當天之前請務必注意身體狀況管理哦。
我會為你們加油的!!!!!我會看著你們的!!!!!我會密切關注你們的!!!!!
我試著給他們施加了一些壓力。。。嘿嘿。笑。
9月14日(金)
今日は、恒例のハンドベル部の練習日です。
実は忘年会で、ある曲を披露するために、いざ練習を始めようとしたのですが、ベルの本数が足りないということが発覚し、新たに低い音を8本買い足すことになりました。これで、もっと音域の広い曲にも挑戦できるようになりました。
そして少しずつ、練習曲のレベルも上げており、リズムが難しい曲にも挑戦しています。部員も、初めは渋い顔つきで一生懸命楽譜を追いかけていましたが、2回目以降は余裕が伺えます。大分、成長してきたようです♪
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「この演奏隊形は、楽譜に出てくるフェルマータの記号を元にしてできたものです。 こうすることによって、より息がぴったりと合わさるのです(笑)」
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「楽譜で使われるフェルマータ記号です。」
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「早速、新品の低音ベルと高音ベルを比較してみました。低音はやはり重くてデカイです。」
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「なななんとぉおお!!!!三浦さんがHABUのマークを刺繍してくださいました!」   この精密さに驚くHABUたち。どうしても刺繍ワッペンを作りたいHABUたちは、三浦さんに全員分お願いできないですかね?と聞いていましたが・・・。 さすがにそれはNGでした。。。苦笑。 そりゃそうですよね。 けれども、ますます刺繍ワッペンが欲しくなる一同でした。
9月14日(星期五)
今天是手鈴部例行的練習日。其實是為了在忘年會上表演某首曲子,正準備開始練習時,發現鈴的數量不夠,於是決定新購買8個低音鈴。這樣一來,就可以挑戰音域更廣的曲子了。
而且,練習曲的難度也在逐漸提高,開始挑戰節奏複雜的曲子。部員們一開始還皺著眉頭拼命看樂譜,但從第二次開始就顯得遊刃有餘了。看來大家都進步了不少呢♪
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「這個演奏隊形是根據樂譜中的延長記號設計的。這樣做可以讓大家的呼吸更加一致(笑)。」
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「這是樂譜中使用的延長記號。」
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「立刻比較了一下新買的低音鈴和高音鈴。低音果然又重又大。」
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「哇啊啊啊!!!!三浦小姐為我們繡了HABU的標誌!」 HABU們對這個精細的刺繡感到驚訝。大家非常想要刺繡徽章,於是問三浦小姐能不能幫每個人都做一個……不過,果然還是被拒絕了。。。苦笑。這也是理所當然的吧。不過,大家反而更想要刺繡徽章了。
9月15日(土)
深夜、誰もいないはずの会社のトイレから、ひそひそ話が聞こえてきます。
2Fの女子トイレで、何やら会議が行われているようなのです。
とてもとても、小さな声なので、注意深く耳を澄ましていなければ聞こえません。
制作部の代わりに、今後のスケジュールについて話し合っているのでしょうか?
ぜひとも、話し合いがまとまり次第、制作部に案を提出していただけませんでしょうか?
いつでも、お待ち申し上げております。(笑)
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「会議中の海の生物たち。日に日に数が増えているような気がするのは 気のせいでしょうか?」
9月15日(星期六)
深夜,本應無人的公司廁所里,傳來了竊竊私語的聲音。
在二樓的女子廁所里,似乎正在進行某種會議。
聲音非常非常小,如果不仔細傾聽,根本聽不到。
難道是在代替製作部討論未來的日程安排嗎?
能否在討論結束後,將方案提交給製作部呢?
我們隨時恭候。(笑)
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「正在開會的海洋生物們。總覺得它們的數量每天都在增加,這是錯覺嗎?」
9月16日(日)
晴天に見舞われた16日の日曜日、報道健保野球大会に参加したジブリ野球部。初の公式戦という事もあり緊張した様子であった野球部の面々でしたが、試合が始まると皆リラックスした面持ちで試合に臨んでいました。
結果は5回コールド負け・・実力の差もありますが自分達のミスを減らさないと試合には勝てないという事を実感させられました。次回の試合は10月の末に練習試合を予定しています、それに向け少しでも実力がアップするように練習をしていかなければと思う野球部一同なのです。
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「試合写真。攻撃中のジブリ野球部!」
9月16日(星期日)
在晴朗的天氣中,吉卜力棒球部參加了報導健保棒球大會。由於是首次參加正式比賽,棒球部的成員們顯得有些緊張,但比賽一開始,大家都以放鬆的狀態投入了比賽。
結果是在第五局被提前結束比賽而告負……雖然實力上存在差距,但我們也深刻認識到,如果不減少自己的失誤,就無法贏得比賽。下一次比賽計劃在10月底進行練習賽,為此,棒球部的全體成員都決心通過練習來提升實力,哪怕只是一點點。
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「比賽照片。吉卜力棒球部正在進攻中!」
9月18日(火)
先日の台風のせいか(?)、毛虫が地表近くの低いところに大量発生しているらしい。先日の野球の試合で藪の中にもぐりこんだナヨは、その毛虫にやられたらしく、腕とお腹がかぶれて大変なことになっている。それを皆にみせるものだから、みんなでワ~キャー、と大騒ぎ。鈴木さんは、「わー、うつる!近寄るなー」とひどいし(本当はうつりません)、こわいもの見たさで見せてもらったPD室のウッチーも大声を上げて逃げ回っていた。
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「キャーッと逃げるウッチー」
9月18日(星期二)
可能是因為前幾天的颱風(?),毛蟲在地表附近的低處大量出現。前幾天在棒球比賽中鑽進草叢的ナヨ似乎被那些毛蟲咬了,手臂和肚子都起了疹子,情況很嚴重。她給大家看的時候,大家都「哇~呀~」地大吵大鬧。鈴木說:「哇,會傳染的!別靠近!」(其實不會傳染),而PD室的ウッチー因為好奇也看了,結果也大聲尖叫著逃跑了。
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「尖叫著逃跑的ウッチー」
9月19日(水)
昨日から「ゲド戦記」でもお世話になっていたお弁当屋さん「○マナさん」へ、夜のお弁当を再びお願いする。○マナさんのお弁当はスタッフお気に入りのお弁当で味も格別!非常に人気のあるお弁当です。
「ポニョ」制作も追い込みのシーズンを迎えるため夜遅くまで作業をする人が増えてきました。スタジオの周りには食事のできる場所が無いためスタッフは待ちわびていた模様。○マナさん、ポニョの制作が終わるまでお付き合いの程よろしくお願いします。
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「この張り紙も出番が来ました。お弁当を注文した方はお忘れなく!」
9月19日(星期三)
從昨天開始,我們再次向曾經在《地海戰記》時期也照顧過我們的便當店「○マナさん」訂購了夜宵便當。○マナさん的便當是工作人員們的最愛,味道也特別棒!是非常受歡迎的便當。
由於《崖上的波妞》的製作也進入了衝刺階段,工作到深夜的人越來越多。工作室周圍沒有可以吃飯的地方,所以工作人員們都非常期待。○マナさん,請繼續陪伴我們直到《崖上的波妞》製作完成吧。
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「這張告示也派上用場了。訂了便當的各位請不要忘記!」
9月20日(木)
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制作部横に設置されている「ポニョ」の進行表グラフ! 少しずつ完成に向けて進んでいます。現在はゆったりとした右肩上がりの線になっていますが、だんだん急な右肩上がりになっていく事でしょう、なる筈です!そうならなければ公開できないだけの話ですが・・・・。
9月20日(星期四)
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製作部旁邊設置的《崖上的波妞》進度表圖表! 正在逐步向完成邁進。目前是一條緩慢上升的曲線,但很快就會變成陡峭的上升曲線,應該是這樣的!如果不這樣的話,就無法上映了……。
9月21日(金)
本日、絵コンテDパートの続きが上がってくる。これで絵コンテ完成cut数は946cutになりました。少しではありましたが内容は意外な方向に進み、物語の先が読めなくなりました、尚更続きが気になるスタッフ一同なのです!
 
2スタの前の防火用水に浮いているホテイアオイが可憐な花をつけているのを発見。夏の終わりに、ようやく間に合った様子。ホッとする瞬間です。
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「ウォーターヒヤシンスともいうそうです。涼しげな花です」   最近、ジブリの社内でも、密かに、“エヴァ”が流行っている様子。誰々と観に行ったとか、2回目をいつ行くとか、美術館の某スタッフは3回観たらしいとか、あちこちで話題持ち切り様子。3スタの某女性スタッフは、以前からかなりのエヴァ好きだったのだが、これまでは心のうちに秘めていて、その素振りを見せてこなかった...。のに、それが少しずつバレてきて、最近ではついに本人も開き直った様子。「ええ、どうせ、エヴァ好きですよ!」、ということで、コレクションを一挙公開!
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「このコレクションの持ち主は、腐女子といったら可哀想なくらいの美人さんです」 
9月21日(星期五)
今天,分鏡D部分的後續內容提交上來了。這樣一來,分鏡完成的鏡頭數達到了946個。雖然內容不多,但故事卻朝著意想不到的方向發展,讓人無法預測接下來的情節,這讓全體工作人員更加期待後續的發展!

在2號工作室前的防火用水池裡,我們發現漂浮著的鳳眼蓮開出了美麗的花朵。在夏末時節,終於趕上了花期。這是一個讓人感到安心的瞬間。
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「據說這也叫水葫蘆。花朵給人一種清涼的感覺。」 最近,吉卜力公司內部似乎也悄悄流行起了「EVA」(《新世紀福音戰士》)。有人討論著和誰一起去看了,什麼時候去看第二次,甚至聽說美術館的某位工作人員已經看了三次,到處都在談論這個話題。3號工作室的某位女性工作人員,其實一直以來都是EVA的忠實粉絲,但之前一直藏在心裡,沒有表現出來……然而,最近她的秘密逐漸被大家發現,最終她也坦然承認了。「沒錯,我就是喜歡EVA!」於是,她一口氣公開了自己的收藏!
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「這位收藏的主人,如果說她是腐女的話,那她可是一位讓人不忍心這麼說的美女。」
9月22日(土)
先週手持ちの原画が終わり作監に合流してくれた賀○さん!今週から作監が3人体制になり追い込みに向けてのペースアップが徐々に進んでいます。早速今週の作監上がりの数字が上がりはじめ作監増員効果が少しずつでてきました。最終的には作監は4人まで増える予定、動画以降のペースアップは作監のペースアップ無しにはいきません、迫りつつある追い込みに向けて少しずつ準備をしていかなければと思う制作部である。
 
毎年恒例の秋の防災訓練が行なわれる。地元消防署の指導のもと、避難訓練から炊き出しまで行なわれる本格的なもの。今年の目玉は、避難梯子による降下訓練。1スタ3階から梯子を下ろして、それ降りるというもの。3階からだと馬鹿にしたものではなくて、上から見ると結構高いし、命綱もなくとても不安なもの。おまけに、下に敷いてあるのが申し訳程度のマットが一枚。正直言って、かなり、こわい。
3スタの住人が率先して、何人かが恐る恐る降下した後、颯爽と立ち向かったのが宮崎監督。ジブリ全スタッフが、固唾を呑んで見守る中、スルスルと降りてしまう。一堂は、拍手喝采。でも、もしここで間違いがあったら...、世界の宮崎は...、明日の新聞の見出しは...などの心配をよそに涼しい顔の監督だった。
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「この瞬間、全員が、まさに固唾を呑んだはず」 
9月22日(星期六)
上周,賀○先生完成了手頭的原畫工作,加入了作畫監督的行列!從本周開始,作畫監督團隊增加到三人,逐漸加快了趕工的節奏。本周作畫監督的工作量已經開始增加,增員的效果也逐漸顯現。最終,作畫監督團隊將增加到四人,動畫製作後續的進度加快離不開作畫監督的提速。面對即將到來的趕工階段,製作部正在逐步做好準備。

每年秋季的例行防災訓練如期舉行。在當地消防署的指導下,從避難訓練到炊事演練,整個過程非常正式。今年的亮點是使用避難梯子進行下降訓練。從1號樓的3樓放下梯子,然後從梯子上下來。從3樓看下去,高度並不低,從上往下看時感覺相當高,而且沒有安全繩,讓人非常不安。更糟糕的是,下面只鋪了一張薄薄的墊子,幾乎起不到什麼保護作用。說實話,這相當可怕。
在3號樓的幾位居民率先小心翼翼地下降後,宮崎駿導演毅然決然地站了出來。在吉卜力全體員工的屏息注視下,他輕鬆地從梯子上滑了下來。全場響起了熱烈的掌聲和歡呼聲。然而,如果在這個過程中出了什麼差錯……世界的宮崎駿……明天的新聞頭條……這些擔憂都被導演的冷靜態度所化解。
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「這一刻,所有人都屏住了呼吸。」
9月25日(火)
レイアウト・・825cut
原画・・・・・601cut
作監・・・・・495cut
動画・・・・・448cut
背景・・・・・527cut
仕上げ・・・・411cut
撮影・・・・・397cut
 
本日、冒頭のシーンを担当していた原画の田中敦子さんの手持ちが終わり、追加の作打ちが行なわれる。この冒頭のシーンは、36cutあり内容も大スペクタクルシーンの為、枚数もとんでもない事になっている。その枚数なんと14000枚!!1cutあたり約400枚というとても贅沢で豪華なシーンなんです。きっと、お客さんの心をがっちりと掴む冒頭シーンになる事でしょう!
 
鈴木さんが、森永乳業マミークランの取材を受ける。食べ物のことについて語らないといけない取材だったが、鈴木さんは、この冬ジブリ美術館ライブラリーとして公開する「雪の女王」が何故神話なのかという話を中心に...。自分たちでも理解しようと、必死に聞き耳をたてる同席スタッフたちなのであった。
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「インタビュアーは元NHKアナウンサーの方でした」  この日は、旧暦の8月15日で十五夜。ここ、小金井でも夕方には東の空に見事な仲秋の名月が顔を出す。でも、なんだか、丸くないんだよなあと思ったら、月齢は13.6で、今月の満月は、二日後らしい。でも、とりあえず、屋上に上がって、月を愛でるこの日の夜だった。でも、いつから、十五夜が満月ではなくなったんだろう。子どものころは絶対満月だったように記憶しているのだが...。
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  「丸くないけど、キレイな月でした」
9月25日(星期二)
布局:825cut
原畫:601cut
作監:495cut
動畫:448cut
背景:527cut
後期:411cut
攝影:397cut

今天,負責開頭場景的原畫師田中敦子完成了手頭的工作,並進行了額外的作畫討論。這個開頭場景共有36cut,內容非常壯觀,因此畫稿數量也相當驚人。具體來說,竟然有14000張!平均每cut約400張,是一個非常奢侈和豪華的場景。相信這個開頭場景一定會牢牢抓住觀眾的心!

鈴木先生接受了森永乳業Mami Clan的採訪。雖然採訪的主題是關於食物的,但鈴木先生卻主要講述了為什麼今年冬天將在吉卜力美術館圖書館上映的《雪之女王》是一部神話作品……在場的其他工作人員也拼命傾聽,試圖理解其中的含義。
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「採訪者是前NHK的播音員。」 今天是農曆八月十五,中秋節。在小金井,傍晚時分東方的天空中出現了一輪美麗的中秋明月。不過,總覺得月亮不夠圓,查了一下月齡是13.6,本月的滿月似乎是在兩天後。儘管如此,大家還是爬上屋頂,欣賞了這晚的月亮。不過,從什麼時候開始,中秋節的月亮不再是滿月了呢?我記得小時候中秋節的月亮絕對是滿月……
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「雖然不圓,但月亮還是很美。」
9月26日(水)
毎月末に行なわれている各部署集まってのジブリMTGが行われる。この会議の中で、毎年11月に行なわれる社員旅行の行き先が発表された。今年の行き先は、「奈良・吉野」。ジブリ社員の中には、神社・仏閣好きがかなり多いので、行き先を聞いた社員はかなりテンションが上がっていた様子。「ポニョ」の追い込みの真っ只中の旅行だが、それが良い気分転換になればと願ってますいますので、何卒お願いします「神様」!
そういえば、前回の奈良旅行では、煎餅を求めて無言で集まってくる鹿を見て「シシ神」というキャラクターが生まれたという。今回は果たして、何か生まれるのでしょうか?
9月26日(星期三)
每月末舉行的各部門齊聚的吉卜力會議如期召開。在這次會議中,公布了每年11月舉行的員工旅行的目的地。今年的目的地是「奈良·吉野」。吉卜力員工中有很多喜歡神社和寺廟的人,所以聽到目的地的員工們顯得非常興奮。雖然這次旅行正值《崖上的波妞》的衝刺階段,但希望它能成為一次良好的心情轉換,所以請多多關照,「神明」!
說起來,上次的奈良旅行中,因為看到為了煎餅而默默聚集過來的鹿,誕生了「シシ神」這個角色。這次又會有什麼新的靈感誕生呢?
9月27日(木)
この日、鈴木さんの隠れ家、通称「れんが屋」で、10月7日からTOKYO FMほか全国38局ネットで放映開始となる“ラジオジブリ”の収録が行なわれる。狭い部屋で20人を超える関係者が集まって、スシ詰め状態。でも案外本番は静まり返っていて、ラジオってこんなにしゃべらなくても大丈夫なの?という状態だったらしい。オンエアをお楽しみに。
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「収録の貴重なスタップ」   ...というわけで、今夜が本当の満月です。月齢は15.6ということで、少し欠け始めているのだが、キレイなお月様が雲の切れ間から顔を出す。といえわけで、1スタの屋上では、有志が集まってお月見宴会を開催!みんな「月が~出た出~た~♪」ととりあえず炭鉱節を歌い出すのだが、なぜか一番しか歌えない。出版部にバイトで来ていた西田さんも福岡出身なのにそこまで...。広報部のN部長もそこまでだった...。
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「右側がちょっとかけている気もしますが、見事な月でした」  
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「お供えもちゃんとしました。酒でしたが...」
9月27日(木)
這一天,在鈴木先生的秘密基地,俗稱「磚屋」,進行了從10月7日開始在TOKYO FM等全國38個電台播出的「吉卜力廣播」的錄製。在狹小的房間裡,聚集了超過20名相關人員,擠得水泄不通。但意外的是,正式錄製時卻非常安靜,似乎廣播節目即使不怎麼說話也沒關係。敬請期待播出。
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「錄製現場的珍貴工作人員」   ……所以,今晚是真正的滿月。月齡為15.6,雖然已經開始稍微缺損,但美麗的月亮從雲縫中露出臉來。於是,在1樓的屋頂上,志願者們聚集在一起舉辦了賞月宴會!大家先唱起了「月亮~出來了~♪」的煤礦節,但不知為何只會唱第一段。出版部兼職的西田先生雖然是福岡人,但也只會唱到那裡……。公關部的N部長也只會唱到那裡……。
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「雖然右邊似乎有點缺損,但月亮依然很美麗」  
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「我們也認真地供奉了。雖然是酒……」
9月28日(金)
9月の下旬なのに何故こんなに暑いのだろうか・・・。ニュースを見ると、東京では30度を超えているらしい。カレンダーが8月の下旬と間違えているような気さえしてくる。予報では明日から冷え込むと言っているが、全然信じられない。東京にそしてジブリに秋は本当にやってくるのだろうか?
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「マスクド鈴木プロデューサー」      それなのに、昨日から鈴木プロデューサーが風邪をひいている。こんなに暑いのに、普段からめったに風邪をひかない鈴木さんなのに、白い立体マスクをしている姿は痛々しい。そんな残暑が続く週末の夕方だった。(とはいえ、この日の深夜から急に気温が下がり始め、翌週からは風邪引きが続出する事態に陥るのだが、この時点でそれに気づいている人間は皆無だった...)     というわけで、暑かった九月も終わりです。 来年の今頃は、のんびりして、“社員旅行”とか“ツールド何々”のことばかり、考えていられたら良いなあとしみじみ思う、今日このごろです。
9月28日(星期五)
明明已經是9月下旬了,為什麼還這麼熱呢……看了新聞,東京的氣溫似乎已經超過了30度。甚至讓人懷疑日曆是不是把8月下旬搞錯了。天氣預報說明天開始會變冷,但我完全不相信。東京,還有吉卜力,秋天真的會來嗎?
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「戴著口罩的鈴木製作人」      然而,從昨天開始,鈴木製作人就感冒了。這麼熱的天氣,平時很少感冒的鈴木先生,戴著白色立體口罩的樣子讓人心疼。這就是持續酷暑的周末傍晚。(不過,從這天深夜開始,氣溫突然下降,到了下周,感冒的人接連不斷,但在這個時候,還沒有人意識到這一點……)     就這樣,炎熱的九月也結束了。 最近,我深切地希望,明年的這個時候,能夠悠閒地想著「員工旅行」或者「環某某自行車賽」之類的事情就好了。