文档:吉卜力日志/1998年8月

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1998年8月
1998年8月
吉卜力日志 988.gif
98.8.1(月)
 明日のツール・ド・信州に向け、参加者は皆早めに帰宅。
98.8.2(日)
 IG、マッドハウス、AIC、ゴンゾのスタッフも参加し、第二回ツール・ド・信州が開催される。今年は昨年と違い、暑さがさほどでもなく好タイムが続出。結果は、1位が下馬評通り昨年に引き続き高坂希太郎氏(今年はマッドハウスからの参加)でタイムが5時間21分、2位が昨年怪我の後遺症で本気の出せなかった野崎氏、3位が昨年2位の斎藤氏。4位がAICの堀内氏となる。結局、ジブリからの参加者のほとんどが昨年のタイムを大幅に更新してゴールする。ところでジブリ門屋氏のピンチヒッターとしてジブリから参加した、コミックボックスの自称元自転車部の三好氏は午後6時半に長野県に入ったところでタイムオーバーということで強制回収。その他全員完走したジブリチームの冷たい視線を一身に浴びていた。もちろん宮崎監督にも人間扱いはされず。
98.8.4(火)
 信州から直接出社するもの多数。高坂、斎藤、野崎の三氏は途中で雨に降られながらも自転車で帰還。
98.8.5(水)
 東小金井駅南口で町内盆踊り大会が行われる。何時もお世話になっている藤和さんのテントにスタッフが招待を受ける。焼きソバ、焼き鳥等お祭り食品の食べ放題だ。
 声入れの参考用にマック版急速演技記録計に記録した動画をアビッド上で編集しているが、制作斎藤氏が各シーンの前につくボールドを事前にマックのワープロで書いていたところ、高畑監督から「手書きの方が感じが出ますね」と指摘される。斎藤氏、今までに書いた約100枚のボールドを泣く泣く破棄。
98.8.6(木)
 明日の声入れに向けアビッドでの編集が急ピッチで行われてる。古城氏も夏休み返上で出勤。
 第五回○○塾が行われる。今回は、前回の課題に若干修正を加えたものをQARに取り込み、全員で鑑賞する。総評の後、次回課題の説明後、○○さんが一人一人に、絵に修正を加えながら解説。
98.8.7(金)
 高畑監督と鈴木プロデューサーは声の録音の為、大阪出張。
 先日四国で行われた会合に参加した高橋氏に、お礼として送られてきた讃岐うどんを、望月氏が大鍋で一気にゆで、スタッフに振舞う。実に旨い。
98.8.8(土)
 午後一で高畑監督大阪から帰京。まつ子とたかしの声の録音を全て終了させてくる。20日~24日のうち、1日位を使ってOKテイクの抜きだしを行う予定。
 来年度の研修生応募が、9月1日から部署別に順次締め切られていくが、高橋さん等が音頭をとり、実技試験の内容や、研修そのものをどうしていくかを話し合う会議が行われる。
98.8.17(月)
 今日から高畑監督、田辺氏、安藤氏が、遅れている絵コンテ作業に専念するため、銀座のとあるホテルにカンヅメとなる。
98.8.21(金)
 銀座にカンヅメになっている高畑監督等に会いに行く。コンテは一応順調に進んでいる模様。
98.8.24(月)
 合宿の成果、絵コンテ76CUT分、429秒18コマアップ。
 浜洲氏が今日からIN。早速シーン4-1の打ち合わせ。
 安藤氏シーン3-2 3CUT分打ち合わせ。
98.8.25(火)
 山森氏シーン9-7打ち合わせ。
 3時よりバーにて、先日プロジェクターでチェックしたシーン5-3と新しく撮ったボードの35ミリラッシュチェックが行われる。プロジェクターの光量が大きいのか、映写機のランプがボロイのか、やけに暗く重い感じに映写される。その後メインスタッフで打ち合わせが行われる。
 ののちゃん4巻を購入。帯に映画化の告知が付いている。メインスタッフ数名が「プ、プレッシャーが…」といやな顔。
 雪崩の資料用にビデオをいくつか借りてくるがなかなか上手く映っているものが少ない。しかも何度も繰り返し見ていたらレンタルしてきたテープがデッキに絡まってしまった。踏んだり蹴ったり。
 日曜日に野球の試合があるため、練習しなきゃいけないな、等と夜の10時すぎに雑談をしていたところ、突如高橋、門屋両氏が「バッティングセンターに行こう」と言い出し始める。遅くまで開いているとみられていた、田無のバッティングセンターに向かうも、既に店仕舞いの後。
 オーディオ雑誌「ステレオ」9月号((株)音楽の友社)の「BEST RECORDINGS」のページで、なんと「交響組曲『もののけ姫』」が紹介されていた。これは、特にすぐれたレコーディングまたは復刻版のCDを紹介するページで、高質レンジ等10項目にそれぞれ10点満点で点数がつけられているのだが、これがまた専門的すぎてさっぱりわからない。特に最後の雰囲気っていったい……。しかし数ある作品のうち、満点は「もののけ姫」だけだった。
98.8.26(水)
 来年度新人研修の応募書類の整理を始める。まだ25通程。
 庵野氏来社。鈴木プロデューサーらと長々と話しをしていた。
 再度雪崩映像をインターネットを利用し探しまくるも、良いものが見つからず。日本テレビの奥田氏に助けを求める。
 先日神村氏が車で5分程のところに新しい弁当屋さんを発掘。髪が緑のおばさんにまったくやる気の感じられないコギャルバイト二人が働いている割りには味がかなりまともな為、メインスタッフ等は今日で三日連続でここに夕食を頼んでいる。
 毎日スタッフの食生活を一寸だけ豊かに感じさせてくれていたバーの電子レンジが火を吹いて壊れる。
98.8.27(木)
 高橋さん以下制作部が会議室に集まり、アビットやマック版急速演技記録計を作業を遅らせることなく、実作業のチェックにどう活用すべきかを話し合う。
 倉田さん シーン4-5、大谷さん シーン3-2 CUT16~、山口さん シーン9-8の作打ちが行われる。合宿で貯めた絵コンテが早くもピンチ。
 1台のQARの調子が悪いので、一応予備として新しいQARを購入する。
98.8.28(金)
 会議室のアンプとLDの調子が悪いので買い換えに吉祥寺へ。よっぽど売れないのか、アンプは4割り以上の値引きがされていた。
 マック版急速演技記録計専属として、斎藤君の友人の小野田君がバイトとして採用が決定。斎藤君は「部下ができた」と大喜び。
98.8.29(土)
 山田くんで使うバスの資料をインターネットで探そうと、検索をかけたところ、バス関連のホームページが想像以上に存在することが分かった。しかもそのどれもが深い。近所を走っている関東バスや西武バスの専門ページがあったりとついつい見続けてしまう。
 木曜日から延期されていた○○塾が行われる。
98.8.31(月)
 デスク神村氏、居村氏、望月氏等が、シナリオから各シーンの秒数を正確に出そうと独自で読み合わせ行う。
 新人募集の締め切りを前に、書類がどんどん送られてくる。