文档:吉卜力日志/2002年7月

来自宫崎骏与久石让中文百科
跳到导航 跳到搜索
 主页面 吉卜力日志 目录 
 6月 2002年7月 8月
2002年7月
2002年7月
7月1日(月)
 とりあえず0号も終わりみんなホッと一息。と言いつつ制作部は、特集番組の取材の対応や、来週行われる予定の打ち上げパーティの準備で、てんてこ舞い。
7月2日(火)
 朝10時からイマジカにて初号試写が行われる。1回目でなんと、エンディングに不備が発覚し、再レコーディングをすることに。なんとかイマジカさんの努力により、プリント予定に間に合うように直してくれることに。さっそく、お休みしていた泉津井さんに無理やり出社してもらって、再合成の段取りを組む。夕方にはなんとか無事にデータをイマジカへ入れる。

 エンディング以外はなんの問題も無く初号は終了。午後からジブリ内では、作品についての感想を語り合うスタッフの姿が数多く見られた。
7月3日(水)
 夕方5時半からイマジカにて昨日のリテークラッシュを行う。問題なく無事終了。
 打ち上げパーティがかなり大掛かりなイベントになる予感。と言っても膨大に金をかけるとか、ではなく、単に渡辺さん等々スタッフが、みんなに楽しんでもらおうと様々な趣向を凝らしているため準備が大掛かりになっているということ。どうなることやら。
7月4日(木)
 夜7時半から、先日の初号に参加できなかったスタッフや、関係者向けに試写会が行われる。宮崎、高畑両監督も見る。
7月5日(金)
 夜10時からテレマン制作特番のチェックに赤坂へ。帰りが何時になるか分からなかったので、自転車で行ったのだが、意外に早く着いた。電車で行くと東京も広く感じるが、実際は案外狭い。で、家に帰り着いたのは3時半。
7月6日(土)
 月曜日に行われる打ち上げパーティに向け、制作部は必死の作業。ゲーム用の紙素材を作る者、問題を必死で考える者、吉祥寺に景品を買いに行く者様々。
7月7日(日)
 朝10時からスタッフ家族試写会が行われる。子供の反応が見られるチャンス。見終わった某スタッフの子供から「全部面白かった」と言われホッと一安心。

 夜6時から赤坂のテレマンにて再度特番のチェック。今日は電車で行ったのだが、なんと高橋プロデューサーが、最近はまっている自転車BD‐1で三鷹からやってきた。しかもこの暑いのに普通のスラックスのままで。このままいけば3ヵ月後には見違える姿になっているに違いない。この話を聞いて、渡辺氏は猛烈にあせっている。
7月8日(月)
 制作部総出で5時半から行われる打ち上げの準備。午後一にはゲームの景品やらを車何台にも積み込み吉祥寺第一ホテルへ。景品やお土産の準備が出来たのは、入場開始直前。

 人が来てくれなかったらどうしよう、の心配をよそに、300人以上の人が打ち上げに参加してくれる。チーム別クイズ大会では、景品がかかっていることもあり大盛り上がり。ところでスポンサーのハウス食品さんからハウス食品1年分×10人という景品をいただいたのだが、そのあまりの量に、当選した人たちが手で持って帰ることが出来ず、ジブリから宅急便で送ることになる。終了後制作部の面々が汗だくになって車に景品を積み込んでいた。
7月9日(火)
 夕方4時から東京国際フォーラムにて完成記者会見、引き続き6時半から完成披露試写会が行われる。最初につじあやのさんのウクレレ弾き語り「風になる」が演奏され、その後、監督、柊あおいさん、池脇千鶴さん、丹波哲郎さん等の挨拶が行われる。丹波さんの挨拶が記者発表から引き続きやたらと面白い。
7月10日(水)
 午前中の便で、森田監督と鈴木プロデューサー等が全国行脚のたびに出発。まずは松江に向かうため出雲空港へ。台風が接近している中なんとか無事到着したらしい。

 今日は台風が東京に上陸する予報のためみんな早めに帰宅している。完成披露試写も終わり、ようやく制作部の中にもホッとした空気が流れている。
7月11日(木)
 朝から渡辺氏と東宝に直行し、映倫審査上映に立ち会う。問題なく終了。多少時間が空いたので、渡辺氏とぶらぶらしてみるも、あまりの暑さにすぐ喫茶店に。
7月12日(金)
 美術館用作品の音楽打ち合わせに久石譲氏が来社。無事打ち合わせは終了する。

 赤坂のテレビマンユニオンにて特番最後のチェック。この暑い中ジブリから自転車で行ったのだが、近道を狙って見事に道に迷い麻布周辺をうろうろ。ぎりぎりで到着する。
7月15日(月)
 銀座ガスホールにて金曜ロードショー試写会開催。そこで百瀬監督の舞台挨拶が行われる。南阿佐ヶ谷で打ち合わせの後、マッドハウスの高坂氏の仕事場を覗く。着々と「アンダルシアの夏」が・・・というほどガンガン上がっているわけではないけれど、徐々に進んでいる様子。あのコンテを見ちゃうと出来上がりに期待したくなります。頑張ってください。
7月17日(水)
 東京ドームにて「猫の恩返し」ナイターが行われる。内野席のゲートごとに約1000枚の団扇とラッキーカード付きのチラシを配る。それより、内野の入場者に先着で配られていた巨人選手フィギュアがとても気になる今日この頃。
7月18日(木)
 森田監督と鈴木プロデューサーが全国行脚の旅最終地札幌から帰京。台風やらなにやらいろいろあったらしい。
7月19日(金)
 日本テレビ系「ズームインスーパー」の中継がジブリからあるため、朝5時半に出社。準備を進める。森田監督も7時にはジブリに入る。8時前からいよいよ生中継。監督もさすがに緊張しているようだ。そしていよいよ森田監督が「ズームイン!」と締めの言葉を言おうと思ったら緊張のためタイミングがずれてしまった。落ち込む森田監督。

 深夜鈴木プロデューサー、日本テレビの奥田さん等が日比谷の映画館に様子を見に出かける。やっぱり見つかって千尋と同じくサイン攻めにあったとか。実は森田監督も心配になって様子を遠くから眺めていたそうだ。
7月20日(土)
 いよいよ「猫の恩返し」の公開。徹夜組みも含め立ち見もでる。日比谷映画にて初日舞台挨拶も行われ、まずまずの滑り出しだ。監督以下ホッと一息。
7月22日(月)
 制作部、業務部、管理部門の席替えが行われる。先週から準備が進められていたが、玉突き式に席を替わることになっていたため、最初の某氏の片づけが遅れたことにより、結局当日まで荷物を運ぶことが出来ず、慌てた席替えとなる。

 昨日のツール第14ステージ、モンバントゥにおけるビランクの逃げに宮崎さん以下ジブリの自転車好きは「ついに男になった」と大興奮。
7月23日(火)
 人がほとんどいなくなった1スタの一画から山下さんが百瀬部屋に移動。ますます寂しくなった・・・。
7月24日(水)
 「猫の恩返し」の演助だった鶴岡氏が某作品のお手伝いをするため挨拶も兼ねてガイナックスへ。頑張って欲しい。
7月25日(木)
 ず~っと休みを取っていなかった森田監督が休養を兼ねて友人と沖縄へ旅立つ。二泊三日の予定なのだが、台風が接近しているため、ちゃんと帰って来れるかどうか心配なところ。ところで森田監督は、29日から全国行脚の一環として四国に行かなければならないのだが、その担当者、メイジャーの土屋さんは「大丈夫ですよね・・・」とちゃんと帰って来れるか非常に心配している。
7月26日(金)
 美術館作品の動画を御願いに制作斉藤君が○○スタジオに。
7月29日(月)
 来年2月からジブリは、10~11時のフレックスから完全10時出勤になる予定。練習の為に、制作も本日から10時出勤にしたが、結果は・・・。

 無事森田監督と鈴木プロデューサーは松山に出発。明日の朝には帰京の予定。
7月30日(火)
 美術館の新展示の一環として映像収録が予定されている羽ばたき模型飛行機の「羽ばたき実験」が、休館日でひっそりとした美術館で行われる。模型といっても幅2メートルくらいはあるものなので、室内では羽ばたかせることが出来ず、入り口付近のちょっとしたスペースで行われる。テレマン浦谷氏等スタッフが見守る中、実験は無事終了するが、炎天下での撮影のため、外気温30℃をはるかに超える中での作業にみんなふらふら。
7月31日(水)
 美術館作品のハーモニー素材のテストチェックの為、○○さん来社。色指定の三笠さんに色々注文を出し、昼過ぎから夕方までみっちりチェック。