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2月1日(木)
撮影部とCG部のスタッフ数人がイマジカ(IMAGICA)の見学に行く。映像演出の奥井さんは、当然、仕事上飽きるほどイマジカには行っているのだが、他のスタッフにしてみれば初号の時ぐらいで、しかも第一試写室とロビーぐらいしか知らないのだ。イマジカとジブリの付き合いは古く、数多くのジブリ作品のフィルムの現像をイマジカで行っている。もちろんジブリ作品だけではなく、洋画邦画問わず毎年数多くの作品のフィルムの現像を行なっており、皆さんも絶対イマジカで現像したフィルムで映画作品を見ているはず。さて、その見学だが奥井さんに感想を聞いたところ、とにかく社員食堂が素晴らしかったとのこと。ジブリにも社食があれば良いのにとしきりに言っていたのだとか。
ジブリの試写室で3DCG映画“ルネッサンス”という映画の試写が行なわれる。ジブリとも付き合いがあるトルネードフィルムの叶井俊太郎氏の計らいらしい。内容は、未来のパリを舞台にしたハードボイルドSFで、一言で言うと押井さんの映画がとにかく好きなんだなぁという作品。この夏公開らしいので、是非、あなたもその目で確かめて欲しい。「なんでタイトルが“ルネッサンス”というんですかね」という問いに「“イノセンス”に似た言葉だからじゃないですか?」とあっさり答えてしまう配給会社の人たちだったし。
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2月1日(星期四)
攝影部和CG部的幾位工作人員前往IMAGICA參觀。影像演出的奧井先生當然因為工作原因已經去過IMAGICA無數次了,但對於其他工作人員來說,除了初號的時候去過一次,基本上只對第一試映室和大廳有所了解。IMAGICA與吉卜力的合作歷史悠久,許多吉卜力作品的膠片沖洗都是在IMAGICA完成的。當然,不僅僅是吉卜力的作品,無論是外國電影還是日本電影,每年都有大量的作品在IMAGICA進行膠片沖洗,大家看的電影作品也一定是在IMAGICA沖洗的膠片。關於這次參觀,詢問奧井先生的感想時,他表示員工食堂非常棒,還一直說如果吉卜力也有員工食堂就好了。
在吉卜力的試映室,進行了一部名為《3DCG電影「Renaissance」》的試映。這似乎是吉卜力的合作夥伴Tornado Film的葉井俊太郎先生安排的。影片以未來的巴黎為背景,是一部硬核科幻作品,簡單來說就是一部非常喜歡押井先生電影風格的作品。據說這部電影將在今年夏天上映,希望大家一定要親眼看看。當被問到「為什麼片名是『Renaissance』?」時,發行公司的人輕鬆地回答:「可能是因為和『Innocence』(《無罪》)這個詞很像吧。」
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2月2日(金)
制作の慎太郎が、今度の日曜日に青梅マラソンに出る。ジブリにはマラソン同好会、通称“ランラン倶楽部”があり、定期的に大会に参加している。実は青梅マラソンへの参加も今年で3回目になるのだとか。しかし、この青梅マラソンはいつも寒い時期なので参加希望者がとても少ないのが悩み。今回も希望者を募ったところ多くの部員が辞退したために、慎太郎へ白羽の矢が立ったというわけ。というのは聞こえが良いのだが、本当は制作の渡邊、伊藤が辞退したいがために、代わりに慎太郎を差し出したというのが真相らしい。そんな本人は不安を募らせていて、まだ20歳になったばかりなので体力はあるものの、過去に10キロ以上は走ったことがなく、大会が近づくにつれて笑顔が失われ、顔色が暗くなっている。「まあ、若いのだから大丈夫だよ。くれぐれも怪我はしないようね」、とまるで他人事のように励ます部長の渡邊さんにも精一杯の苦笑いを返すだけの慎太郎でした。
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2月2日(星期五)
製作部的慎太郎將在本周日參加青梅馬拉松。吉卜力有一個馬拉松同好會,俗稱「跑跑俱樂部」,定期參加各種比賽。其實,這已經是慎太郎第三次參加青梅馬拉鬆了。然而,由於青梅馬拉松總是在寒冷的季節舉行,報名參加的人非常少,這成了一個問題。這次招募參賽者時,許多成員都拒絕了,於是慎太郎被選中了。雖然聽起來不錯,但真相似乎是製作部的渡邊和伊藤想推辭,所以把慎太郎推了出來。慎太郎本人對此感到非常不安,雖然他才剛滿20歲,體力充沛,但從未跑過10公里以上的距離,隨着比賽臨近,他的笑容逐漸消失,臉色也變得陰沉。「嘛,年輕人嘛,沒問題的。千萬別受傷哦。」部長渡邊像在說別人的事一樣鼓勵他,慎太郎只能苦笑着回應。
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2月3日(土)
制作の若手、慎太郎と三吉に、ポストプロダクション及び映画フィルムに関する基礎知識を教えるために講習を行なう。講師の先生はポストプロダクション部の古城くん。普段はなかなか聞くこと出来ない映画制作の常識を丁寧に教えてもらいました。彼の口癖は、ものを頼んだ時に了解の返事の代わりに出る「高いよ!」。果たして本日の講習の値段はおいくら?
3スタのテレビアンテナにはBSが繋がっていない。よって、BS放送を録画したい時は、ポータブルのBSアンテナを使うことにしている。ただ、この機械の欠点は窓ガラスを通すと電波が弱くなるため、使用時には窓を開けなければならないこと。今日も、午後3時半からOAされる久石さんの番組を取ろうとして窓を開けたところ、ブワーッと物凄い風が吹いて、机の上の書類を巻き上げる惨事に。録画の前にまず片付けだ...。
「これが広報部のAVセット全て。番組を逃さずチェック!?」
一方、海外での話題。
2月14日(水)の台湾での「ゲド戦記」公開に先駆け、吾朗監督一行がキャンペーンのため台湾に出発。キャンペーン初日の今日は、台湾ブックフェアに出席する。昨年は11万人が訪れたという大イベントで、この日のメインイベントは吾朗監督のトークショーとサイン会。トークショーにはあふれる程の人が集まり、みんな固唾を呑んで吾朗監督の話に聞き入っていた。
サイン会は、台湾でスタジオジブリの書籍を出版していただいている台湾東販のブースで行われ、「ゲド戦記」のフィルムコミックを購入してくれた先着150名のみが対象だったのだが、既にこの時点でブース周辺はまっすぐに歩けないほどの大混雑。。。
「写真攻めにあう吾朗監督」PHOTO/台湾東販 HERE!雑誌提供
「舞台から見るとこんな感じ!視線がちょっと怖い」
サイン会は初体験とあって多少緊張気味にも見えた吾朗監督だが、日本語で思いを伝えたり、かわいらしい手紙をくれたりとファンとのふれあいで徐々に緊張もほぐれていった様子だった。
「150枚のサインを終えた後は、ブースのポスターにサイン」
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2月3日(星期六)
為了向製作團隊的年輕成員慎太郎和三吉傳授後期製作及電影膠片的基礎知識,我們舉辦了一場講座。講師是後期製作部的古城君。他耐心地講解了平時難得聽到的電影製作常識。他的口頭禪是,當你拜託他事情時,他會用「很貴哦!」來代替「明白了」。那麼,今天的講座到底值多少錢呢?
3號樓的電視天線沒有連接BS信號。因此,當想要錄製BS節目時,我們不得不使用便攜式BS天線。不過,這個設備的缺點是,當信號穿過窗戶玻璃時會變弱,所以使用時必須打開窗戶。今天,為了錄製下午3點半播出的久石先生的節目,我打開了窗戶,結果一陣大風呼嘯而入,把桌上的文件卷得亂七八糟。在錄製之前,先得收拾一下……
「這是宣傳部的所有AV設備。確保不錯過任何節目!?」
另一方面,海外的消息。
在2月14日(星期三)台灣上映《地海戰記》之前,吾朗導演一行人為了宣傳活動前往台灣。今天,他們參加了台灣書展。這是去年吸引了11萬人的大型活動,當天的重頭戲是吾朗導演的談話會和簽名會。談話會現場人山人海,大家都屏息凝神地聆聽吾朗導演的講話。
簽名會在台灣東販的展位舉行,只有前150名購買了《地海戰記》電影漫畫的觀眾才能參加。然而,此時展位周圍已經擁擠到無法正常行走……
「被照片圍攻的吾朗導演」PHOTO/台灣東販 HERE!雜誌提供
「從舞台上看是這樣的!視線有點嚇人」
由於是第一次參加簽名會,吾朗導演顯得有些緊張,但通過與粉絲的互動,用日語表達自己的想法,收到可愛的信件,他的緊張逐漸緩解了。
「在完成150張簽名後,還在展位的海報上簽名」
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2月4日(日)
台湾キャンペーン2日目は、一日中メディアの個別取材。夕方になるとやっと時間が空き、ホテル周辺をブラブラする吾朗監督たち。昨日に引き続き今日も晴天に恵まれ、20℃前後の気温で居心地がいい。今は旧正月の時期なので、通りがかった公園では凧揚げをする子供たちを多く見かけた。懐かしいな、と見ていると、見かけた凧のほとんどのデザインが日本のアニメーションのキャラクターであった・・・(苦笑)。
マラソン同好会(通称:Run乱倶楽部)の面々が青梅マラソンに参加する。天気に恵まれ見事なマラソン日和だったのだが、残念ながら全員が完走というわけにはいかず。この青梅マラソンはコースもさることながら、制限時間も厳しく、きちんと練習をしていないと完走できない大会なのだ。制作の慎太郎も若さに任せ練習もせずに参加したのだが、前半は快調だったものの後半から体が動かず20キロあたりで時間切れとなってしまう。それでもぶっつけで走ったのに20キロも走れたのはたいしたもの。完走したのは管理部の島宮局長、伊藤さん、美術部の武重さんの三人でした。歳の順から完走しているのが不思議。マラソンは若さだけではダメなことを痛感。奥が深いスポーツです。
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2月4日(星期日)
台灣宣傳活動的第二天,吾朗導演一整天都在接受媒體的個別採訪。到了傍晚,終於有了空閒時間,吾朗導演和團隊在酒店附近閒逛。和昨天一樣,今天也是晴天,氣溫在20℃左右,非常舒適。由於現在是春節時期,路過的公園裡有很多孩子在放風箏。看着這些場景,不禁讓人感到懷念,但仔細一看,發現大多數風箏的設計都是日本動畫的角色……(苦笑)。
馬拉松同好會(通稱:Run亂俱樂部)的成員們參加了青梅馬拉松。天氣很好,非常適合馬拉松,但遺憾的是,並不是所有人都能完賽。青梅馬拉松不僅賽道難度大,時間限制也很嚴格,如果沒有好好練習,很難完成比賽。製作人慎太郎也仗着年輕,沒有練習就參加了比賽,前半段跑得很順利,但後半段體力不支,在20公里左右時因超時而被淘汰。儘管如此,他臨時參賽還能跑20公里,已經相當不錯了。最終完賽的是管理部的島宮局長、伊藤先生和美術部的武重先生三人。有趣的是,完賽的成員按年齡排序,年紀越大反而越能完賽。這讓人深刻體會到,馬拉松並不是只靠年輕就能完成的運動,它是一項深奧的體育項目。
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2月5日(月)
この日、DVDで発売する「イバーラード□□」の打ち合わせがコントロールルームで行なわれる。お昼の打ち合わせということで、お弁当つき。広報のNさんが車で運んだ“今半”のすき焼き弁当だ。こんな豪華なお昼は小金井ではなかなか食べられないので、舌鼓を打ちながら味わっていたのだった。さて、問題は、お弁当の容器の処理。ご覧のような立派な弁当箱に入っていたのだが、なんとこれが使い捨て。自宅だったら場所に困って捨ててしまうのだろうが、ここは会社ということで、次回の炊き出しにでも使おうと、大切に棚の奥にしまわれたのだった。はたして、次の出番はあるのか?
「案外立派な弁当箱。釜飯の容器ほどではないが扱いに困ります」
いよいよ3日目となった台湾出張の話題。今日は「ゲド戦記」のプレミア上映まで時間があったため、せっかく旧正月に訪れたのだからということで、歳末市で賑わう迪化街へ繰り出す。月曜日にも関わらず通りはかなりの混雑で、漢方薬店やら乾物店が道いっぱいに立ち並び、お正月用品を求める多くの人手でごったがえしていた。これぞまさに台湾といった雰囲気。
「歳末市で賑わう迪化街」
夕方にはプレミア上映の劇場に到着したのだが、劇場には数多くの「ゲド戦記」宣材が貼られており、中には5m×5mはあろうかという巨大なポスターまでも。チケット売り場にはプレミア上映チケットを求める50名ほどの列も出来ていて、いよいよ公開が近づいているという熱気を感じた。台湾の人々に「ゲド戦記」がどのように映るのか今から楽しみだ、と思う海外事業部、安野でした。
「プレミア会場にて:吾朗監督、花束を贈呈した歌手のエイチェルさんとゲド」
PHOTO/台湾東販 HERE!雑誌提供
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2月5日(星期一)
這一天,在控制室進行了關於即將發售的DVD《伊巴拉德□□》的討論。因為是中午的會議,所以還提供了便當。這是由公關部的N先生用車帶來的「今半」壽喜燒便當。在小金井很難吃到這麼豪華的午餐,所以大家一邊品嘗一邊讚嘆。問題是便當盒的處理。便當裝在一個非常漂亮的盒子裡,但竟然是可丟棄的。如果是在家裡,可能會因為占地方而扔掉,但這裡是公司,所以決定好好保存,放在架子的深處,以備下次活動使用。不知道下次還有沒有機會用到呢?
「意外的漂亮便當盒。雖然沒有釜飯的容器那麼麻煩,但處理起來還是有點困難。」
終於到了台灣出差的第三天。今天在《地海戰記》的首映之前還有時間,所以趁着舊新年之際,去了熱鬧的迪化街年末市場。雖然是星期一,但街道上非常擁擠,中藥店和乾貨店沿街而立,許多人購買新年用品,熱鬧非凡。這正是台灣的氛圍。
「年末市場熱鬧的迪化街」
傍晚到達了首映的劇院,劇院裡貼滿了《地海戰記》的宣傳材料,甚至還有一張大約5米×5米的巨大海報。售票處有大約50人排隊購買首映票,讓人感受到即將上映的熱烈氣氛。海外事業部的安野表示,現在就開始期待台灣觀眾對《地海戰記》的反應了。
「首映會場:吾朗導演、贈送花束的歌手艾切爾和地海」
照片/台灣東販 HERE!雜誌提供
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2月6日(火)
ジブリでは密かに納豆ブームが続いている。とはいっても別にダイエットや健康のためではなく、単に(制作渡邊が)好きだからなのだが・・・。今日は、納豆好きの間で本当においしいと評判の納豆を共同購入したものが届く。早速食べてみると、本当に美味い。何とも言えない甘みがあり、白米によく合うのである。これでは何杯もご飯を食べてしまいそう。ダイエットの大敵だな、本当に。
「買いすぎ?賞味期限は短いのに」
最近、テレビでもたくさん紹介されている“出茶屋”の鶴巻さん。火曜日は、ここジブリの隣の「オリーブガーデン」で営業中。ただ、今日は、17度近く気温が上がり、すっかり春の陽気。冬の間は寒風吹きすさぶ中の「ちょっとした憩いの空間」だったこのコーヒー屋さんも、だんだん温かくなるとどうなるのかなぁと、ちょっと心配。夏は、アイスコーヒーなどもやるのかなあ。
「だんだん緑が増えてきたオリーブガーデンに出店する出茶屋さん」
台湾の話題、最終日。とはいえフライトが早朝だったため、一行は朝から桃園国際空港へ。出張前に体調を崩していた吾朗監督も、帰る頃には台湾の美味しい食事三昧のせいか、すっかり持ち直していた。食事は、初日の小龍包に始まり、伝統台湾料理、カジュアルな屋台風のレストランまでとても美味しいものばかりだったと思う(by 食いしん坊のレポーター安野)。そして食事を含め、出張初日から最後の空港まで、滞在のお世話をしてくれたブエナビスタ台湾のKikiさん、一行の数々のわがままに付き合っていただき本当にありがとうございました。非常謝謝。
「市内を走る「ゲド戦記」バスに注目せよ」
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2月6日(星期二)
吉卜力內部正悄然興起一股納豆熱潮。不過,這並非為了減肥或健康,純粹是因為(製作人渡邊)喜歡而已……今天,我們共同購買了一批在納豆愛好者中口碑極佳的納豆,終於到貨了。立刻嘗了嘗,果然非常美味。它有一種難以形容的甜味,與白米飯搭配得天衣無縫。這樣下去,恐怕會忍不住多吃好幾碗飯。真是減肥的大敵啊。
「買太多了?保質期可是很短的。」
最近,電視上頻繁介紹的「出茶屋」的鶴卷先生。每周二,他都會在吉卜力隔壁的「橄欖花園」營業。不過,今天氣溫接近17度,完全是一派春日的景象。這家在冬日寒風中成為「小小休憩空間」的咖啡店,隨着天氣逐漸變暖,會變成什麼樣呢?我有點擔心。夏天會不會也賣冰咖啡呢?
「在逐漸綠意盎然的橄欖花園裡開店的出茶屋先生」
台灣話題的最後一天。由於航班是清晨的,一行人一大早就前往桃園國際機場。出差前身體不適的吾朗導演,在回程時似乎因為台灣美食的滋養,已經完全恢復了。從第一天的小籠包開始,到傳統台灣菜,再到休閒的夜市風格餐廳,每一餐都非常美味(來自吃貨記者安野的報道)。此外,從出差第一天到最後在機場的整個行程,感謝布埃納維斯塔台灣的Kiki小姐的悉心照顧,以及對我們各種任性的包容。非常感謝。
「注意看市內行駛的《地海戰記》巴士」
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2月7日(水)
昨日に続き、気温が14度近くある暖かい日が続く。今年はこのままだと、3月10日ごろに桜が咲いてしまうんじゃないだろうか。...という話をしていると、正月に蝉が鳴く、“エヴァ”に描かれたような日本が本当にやってくるかもしれないと真剣に思う、40代を過ぎてもヲタなスタッフたちであった。
5年を過ぎた出版部が所有している車を買い替えることに。最近、社用車を全てミニバンタイプの車に入れ替えてしまったため、女子から「車が大きくて運転できない」だの「タワーパーキングに入らない」だの文句が出ていることに対処するため。そこで、またまた先日と同じディーラーさんに頼んでコンパクトカーを選び色やオプションも決定する。今日は下取りの査定をしてもらおうと、シブリに来てもらったところ、運悪く下取り対象の車が出払っていて、すっかり空振り。本当に横の連絡が悪くて申し訳ないと思う。まあ、これで2台買ったのだから勘弁してくださいね。
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2月7日(星期三)
繼昨天之後,今天又是一個氣溫接近14度的溫暖日子。照這樣下去,今年櫻花可能會在3月10日左右就開放了。……聊着這個話題時,我們這些已經過了40歲卻依然痴迷於動漫的員工們,不禁認真地想到,或許真的會出現像《新世紀福音戰士》中描繪的那樣,正月里蟬鳴的日本。
出版部決定更換已經使用了5年的車。最近,公司將所有公務車都換成了迷你廂型車,導致女員工們抱怨「車太大開不了」或「進不了立體停車場」。為了解決這個問題,我們再次委託了前幾天的那家經銷商,選擇了一款緊湊型車,並確定了顏色和配置。今天,我們請他們來評估舊車的置換價值,但不幸的是,置換的車子都不在,結果白跑一趟。真的很抱歉,橫向溝通不暢。不過,既然我們已經買了兩輛車,就請原諒我們吧。
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2月8日(木)
主に映像部を中心に進行管理を担当している制作の望月さんが珍しく体調を崩してお休み。普段、具合悪いといいながらも会社を休んだことがない人なので、今日のように会社を休まれると本当に心配になる。さらに午後は映像部のスタッフのひとりも具合が悪くなり早退したので、社内に良くないウィルスでも入り込んだのではと不安になったのだが、それ以外は元気そうだったので、とりあえずひと安心。そういえば先日の健康診断の結果がそれぞれの元に届いている。漏れ聞く話では、日ごろの運動不足がたたっている様子。アニメーションは座り仕事が殆んどなので、各人が意識をしないと運動不足になりがちである。スタッフの中には、昼休みを利用して散歩やキャッチボールをしている人もいるようだが、ぜひこれに習って、意識をして運動するように努めたいもの。
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2月8日(星期四)
主要負責影像部進度管理的製作人員望月先生今天罕見地因為身體不適而請假。他平時即使身體不舒服也從不請假,所以今天他請假讓我非常擔心。更糟糕的是,下午影像部的一名員工也因身體不適提前下班了,這讓我擔心公司里是否出現了什麼不好的病毒。不過,其他人都看起來精神不錯,所以暫時鬆了一口氣。說起來,前幾天健康檢查的結果已經陸續送到了每個人手中。聽說,大家平時運動不足的問題比較嚴重。動畫製作工作大多是坐着完成的,如果不有意識地運動,很容易導致運動不足。有些員工會利用午休時間散步或玩接球遊戲,希望大家能向他們學習,有意識地努力運動。
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2月9日(金)
昨日、映像部の長、奥井さんと制作渡邊の二人で、新宿にオープンするシネコンの内覧会に出かける。新宿には久しく新しい劇場が出来ていなかったので、新しくて綺麗な劇場はそれだけで新鮮な感じがしたそう。個人的に嬉しいサービスは、やはり平日のレイトショー。仕事終わりに映画を見たいと思っても、大抵の劇場ではレイトショーは金曜日か土曜日に限られていたので行けないことが多かったのだが、平日も選択肢に入れることができるのはありがたい。新宿という土地柄か、さらには、平日の昼間にディスカウントサービスがあるとか。いろいろな劇場が立地に合わせて、独自のサービスを提供してくれるのは楽しい。このような努力で劇場に多くの人が足を運ぶようになれば良いのですが。
この日、鈴木さん一行は、北関東方面に出没。途中、関越の赤城高原SAに立ち寄ったのだが、最近では、サービスエリアにいろいろな施設ができているのが嬉しい。車の運転で疲れた鈴木さんは、鉄棒にぶら下がったりしてリフレッシュしていたのだが、そんなおじさんの挑戦は居合わせた子供たちにも大人気の様子だった。ただ、誰もジブリの鈴木さんだとは気付いてなくて、気楽に遊べたのが良かったのかも。
「子供たちに囲まれる鈴木プロデューサー」
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2月9日(星期五)
昨天,影像部的負責人奧井先生和製作人渡邊兩人一起參加了即將在新宿開業的電影院的內部預覽會。由於新宿已經很久沒有新建的劇院了,所以這座嶄新而漂亮的劇院本身就給人一種新鮮感。個人而言,最讓我高興的服務是平日的深夜場。以前即使想在下班後看電影,大多數劇院的深夜場通常只限於周五或周六,所以經常無法實現,而現在平日也有了選擇,真是太好了。可能是因為新宿這個地方的特殊性,甚至還有平日的白天折扣服務。各個劇院根據地理位置提供獨特的服務,這讓人感到非常有趣。希望通過這些努力,能夠吸引更多人走進劇院。
這一天,鈴木先生一行人出現在北關東地區。途中,他們在關越的赤城高原服務區稍作停留,最近服務區里新增了許多設施,這讓人感到非常高興。開車疲憊的鈴木先生通過吊在單槓上來放鬆自己,而這位大叔的挑戰似乎也受到了在場孩子們的歡迎。不過,沒有人認出他是吉卜力的鈴木先生,這讓他能夠輕鬆自在地玩耍,或許這也是件好事。
「被孩子們包圍的鈴木製作人」
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2月10日(土)
次回作○○○の背景の打ち合わせで男鹿さんが来社。男鹿さんは皆さんもご存知のとおり、ジブリ作品には欠かせない美術スタッフの一人。前回のゲド戦記でも数多くの素晴らしい背景カットを描いていただいたのだが、今回の作品でもどんな素敵なカットを描いてくれるのか、本当に楽しみ。男鹿さんといえば、昨年に初監督作品として宮沢賢治の原作を紙芝居映像にしたDVD「種山ケ原の夜」を手がけたことは、ご存知でしょうか。普段の映画作品になると男鹿さんが描いたカットがどのカットかわからないことが多いと思うが、この映像はすべて男鹿さんの描かれた絵なので、十分に男鹿美術ワールドを堪能することが出来ると思います。まだ見ていない人は、ぜひチェックしてみてください。(また、男鹿さんには、この夏、大きなニュースがあるのですが、発表までもうしばらくお待ちください。)
実は今週末、鈴木さんほかスキー部有志は、先々週のリベンジで、ここ舞子後楽園にスキーに来ているのだ。前回の羽鳥湖と違って雨に降られ、ゲレンデのコンディションは良くなくスキーも重い。さらに、鈴木さんはリフトを降りた途端にお尻から太ももにかけて激痛が走り「アーッ」と声をあげる。どうやら坐骨神経痛らしい。そんな中でも、身体をかばいながら初心者コースをボーゲンで滑り続ける鈴木さんは大したものだと思う。一緒に行った子供たちはとえば、今回初心者だった俊君を含め、どんな斜面もスイスイと降りていく勇気と上達の早さに感服した次第。とにかく、今年もスキー部は見事に活動存続。
「大人たちを尻目に、さっそうと滑る子供たち」
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2月10日(星期六)
下次作品○○○的背景討論會上,男鹿先生來到公司。男鹿先生是大家熟知的吉卜力作品中不可或缺的美術工作人員之一。在上次的《地海戰記》中,他繪製了許多精彩的背景畫面,而這次的作品中他又會帶來怎樣的精彩畫面,真是令人期待。提到男鹿先生,大家是否知道,去年他首次擔任導演,將宮澤賢治的原作改編成了紙芝居影像的DVD《種山原之夜》[1]。在平時的電影作品中,我們往往難以分辨哪些畫面是男鹿先生繪製的,但這部影像中的所有畫面都是男鹿先生親自繪製的,因此可以充分體驗到男鹿美術的世界。還沒看過的人,一定要去欣賞一下。(另外,關於男鹿先生,今年夏天還有一個大新聞,但請稍等一段時間,我們會正式公布。)
其實這個周末,鈴木先生和其他滑雪愛好者們為了報復前兩周的失敗,來到了舞子後樂園滑雪。與上次的羽鳥湖不同,這次下雨了,雪場條件不好,滑雪也很沉重。更糟糕的是,鈴木先生剛下纜車就感到從臀部到大腿的劇痛,發出「啊——」的叫聲。似乎是坐骨神經痛。儘管如此,鈴木先生還是小心翼翼地保護着身體,繼續在初學者坡道上滑行,真是了不起。同行的孩子們,包括這次是初學者的俊君,無論面對什麼樣的斜坡都能輕鬆滑下,他們的勇氣和進步速度令人佩服。總之,今年滑雪部的活動依然精彩。
「孩子們在大人面前瀟灑地滑行」
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2月13日(火)
制作の郷平がいつものように作監と渋打ち(渋い内容の打ち合わせ)を行なう。未作監の棚が、今の時期からかなり溜まってしまっており、なかなか減らないのだ。まだ時間があるにせよ、このまま行けば遠からず制作スケジュールは崩壊してしまうので早めに手は打ちたいところだが・・・。作品の質と量のバランスはなかなか一致しないのが世の常。しかしながら作品が完成しないことには、何をしたところですべての努力は水の泡。とにかく予定を守りながら質を可能な限り高めていく作業が大事であり、制作の醍醐味なのでしょう・・・、とだんだん自分たちを慰めるフレーズが増えてくる今日この頃なのである。
3スタでは、連休を利用して実家に帰っていた制作業務の長澤さんが大量のお土産を持って出社。写真を見ればわかるのだが、最近スーパーの棚からはすっかり姿を消している、あのメーカーのお菓子たちだ。都内で探してもどこにもないのに、山梨方面では何事もなかったかのように普通に売られていたのだという。確かに企業に落ち度はある。だが、どうも、東京を中心とした都市のまわりでは、企業の不祥事のニュースに対して過敏になりすぎているような気がする。このままだと、お互いミスがないかばかりを監視しあう、窮屈な世の中になってしまうような気がするのだが、それが杞憂なのか否かは、このメーカーの製品が販売が再開された時に明らかになるのだろう。
「あのお菓子も、あのお菓子も」
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2月13日(星期二)
製作部的郷平像往常一樣與作監進行了關於嚴肅內容的討論。未完成作監的堆積工作從這個時候開始就已經相當多了,而且很難減少。雖然還有時間,但如果繼續這樣下去,製作日程很快就會崩潰,所以希望儘早採取措施……。作品質量和數量的平衡往往難以一致,這是世間的常態。然而,如果作品不能完成,所有的努力都將化為泡影。無論如何,在遵守計劃的同時儘可能提高質量的工作是重要的,這也是製作的樂趣所在……,最近我們越來越多地用這些話來安慰自己。
在3號工作室,利用連假回老家的製作業務的長澤先生帶着大量的特產來上班。從照片中可以看出,這些是最近在超市貨架上完全消失的那家製造商生產的零食。在東京市內找遍了也沒有,但在山梨地區卻像什麼事都沒發生一樣正常銷售。確實,企業有過錯。但是,我覺得在以東京為中心的城市周圍,人們對企業醜聞的新聞過于敏感。如果這樣下去,我們可能會變成一個互相監視對方是否有錯誤的緊張社會,但這是否是杞人憂天,只有在這家製造商的產品重新開始銷售時才會明了。
「那個零食也是,那個零食也是」
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2月14日(水)
「イバラード□□」の効果チェックのため音響を担当している笠松さんのスタジオ、デジタルサーカスに井上直久さんと一緒に出かける。スタジオは大井競馬場のそばの倉庫の一部を改造してスタジオにしており、スタジオの中と外とのギャップが不思議な感じ。スタジオでは、井上さんの悩んでいたキャラクターの声を改めて録ることになる。ポスプロの津司さん、(新人)西原さんに協力してもらい、井上さんに、その場で産み出したイバラード語の台詞を喋ってもらい、これまた不思議な会話のガヤが出来上がったのでした。
世間はバレンタインデー。ジブリでも例外ではなく、たくさんのチョコがいろいろな思惑を乗せて飛び交っていた。ところが、出版部の伊平嬢は今日がバレンタインデーだということに気付かず、先週末にたくさん買ったチョコレートを全て家に忘れてきたのだとか。いつもなら、「やっぱり、イッヒーはそそっかしいなー」と笑ってすませる話なのだが、「私も忘れそうだった」「昨日帰りに声かけてもらって思い出した」なんて声がちらほら。どうも月曜日が休日だったので、曜日感覚がズレてしまったかららしい。皆さんの中にも、同じようなそそっかしい人いませんでしたか?
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2月14日(星期三)
為了檢查《伊巴拉德□□》的效果,我和井上直久先生一起前往負責音響的笠松先生的工作室——數字馬戲團。工作室位於大井賽馬場附近,是由倉庫的一部分改造而成的,室內外的反差給人一種奇妙的感覺。在工作室里,我們重新錄製了井上先生一直苦惱的角色聲音。在後期製作的津司先生和(新人)西原先生的協助下,井上先生即興創作了伊巴拉德語的台詞,最終形成了一段奇妙的對話背景音。
今天是情人節,吉卜力也不例外,各種巧克力帶着不同的心思在辦公室里飛來飛去。然而,出版部的伊平小姐竟然沒有意識到今天是情人節,還把上周末買的一大堆巧克力都忘在了家裡。平時大家可能會笑着說「果然,伊平還是那麼粗心大意」,但今天卻有不少人表示「我也差點忘了」「昨天回家前有人提醒我才想起來」。可能是因為周一放假,大家對星期幾的感覺有些混亂。大家中也有這樣粗心大意的人嗎?
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2月15日(木)
美術館の展示でおなじみの“フィルムぐるぐる”の新作の動画があがる。動画の枚数はなんと1カット82秒で2466枚!動画を担当したのは土岐さん。10月の頭から約4ヶ月間、独りでこの動画作業を行なってもらったことになる。土岐さん、本当にお疲れ様でした。さて、その動画をクイックチェッカーに取り込む作業を一日がかりで三吉、慎太郎の二人で行なう。動画を取り込んだまでは良かったのだが、物量が多いためか上手くレンダリングが出来ず、何とかムービーでは書き出せたものの、クイックチェッカー上では再生できないカットになってしまう。それにしても見ごたえのある作品になっていると思う。完成まではもう少し時間がかかりますが、ぜひジブリ美術館でご覧下さい。
ここで突然、クイズです。この中に本物は何匹居るでしょう?
「気持ちよさそうに管理部のキャビネットの上で寝ている猫たち」
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2月15日(星期四)
在美術館的展覽中,大家熟悉的「膠片旋轉」新作視頻已經上傳。這個視頻的幀數竟然達到了82秒2466幀!負責動畫製作的是土岐先生。從10月初開始,他獨自一人進行了大約4個月的動畫製作工作。土岐先生,真的辛苦了。接下來,三吉和慎太郎兩人花了一整天的時間將動畫導入到快速檢查器中。雖然成功導入了動畫,但由於數據量太大,無法順利渲染,雖然勉強導出了視頻,但在快速檢查器上無法播放。儘管如此,我認為這已經是一部值得一看的作品。雖然完成還需要一些時間,但請務必在吉卜力美術館觀看。
這裡突然來個小測驗。這裡面有幾隻是真的貓呢?
「在管理部的柜子上舒服地睡着的貓們」
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2月16日(金)
制作の慎太郎に、今年も花粉症の季節がやって来た。四六時中マスクをする姿も風物詩のようになっているのだが、当の本人はそんな長閑な気分ではなく、当然のことに辛そう。いろいろな薬や治療法もあるようだが、どれも決め手にかけるようで、今年も根性で耐え忍ぶ覚悟らしい。それにしても、今年は暖冬の影響で花粉が早くから飛んでいるようだ。いつもよりマスクをするのが早いのだが、本格的な花粉症シーズンの到来した日には、慎太郎のコンタクトが眼鏡に変わるのだとか。その時期もそう遠くない予感。
この日、ジブリの“肉部”の活動で、さらに海外事業部のオッチーの誕生日ということもあって、大久保まで、韓国料理を食べに出かける。狙いは、豚の三枚肉を焼いた“サムギョプサル”。大久保周辺は、本場の韓国料理の店が集まっていて、味も、値段も現地に近いレベルで韓国料理を楽しめるのだ。みんなが肉に集中している中、ふと気付いた店員さんが着ているジャージのロゴがとってもキュートで一目ぼれしたらしく、今度、絶対に制服を作ろうと盛り上がる広報の永見さんだった。
「これが、ハーブサムギョプサルだ!」(今週も食べ物の話題を入れてしまいました)
「キュートなロゴマーク。あのマークに似ているって?イエイエ、まさか」
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2月16日(星期五)
製作部的慎太郎迎來了今年的花粉症季節。他整天戴着口罩的樣子似乎已經成為了一道風景,但當事人並沒有那麼悠閒的心情,顯然很痛苦。雖然有很多藥物和治療方法,但似乎都沒有決定性的效果,看來今年他還是要靠毅力來忍耐。不過,由於今年暖冬的影響,花粉似乎比往年更早開始飄散。慎太郎戴口罩的時間也比往年更早,據說在花粉症季節正式到來時,他會把隱形眼鏡換成普通眼鏡。看來那個時期也不遠了。
這一天,吉卜力的「肉部」活動加上海外事業部的Occhi的生日,大家一起去大久保吃韓國料理。目標是烤五花肉「Samgyeopsal」。大久保周邊聚集了很多正宗的韓國料理店,味道和價格都接近當地水平,可以盡情享受韓國料理。在大家專注於吃肉的時候,公關部的永見小姐突然注意到店員穿的運動服上的標誌非常可愛,似乎一見鍾情,她興奮地表示下次一定要製作這樣的制服。
「這就是香草Samgyeopsal!」(這周又提到了食物的話題)
「可愛的標誌。那個標誌很像?不不,怎麼可能。」
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2月17日(土)
システム部の槙原くん(通称:マッキー)が結婚しました。とはいっても籍は今年の元旦に入れており、今日は身内だけでの式なのだ。この間、その準備に追われ少し疲れ気味だった彼もきっと楽しいひと時を過ごしているのではないだろうか。結婚したお相手はジブリ美術館の事務所、通称“草屋”で働いている女性(当たり前か)で、今回も社内結婚となる。このところジブリでは社内結婚以外聞いたことがないのだが、世間一般ではその比率は減っているのだとか。1987年までは、夫婦の出会いの場として職場は一位だったらしいのだが、それ以降は減り続けているらしい。ちなみに現在は、友人・兄弟姉妹を通じて知り合うのというのが一位だそうです(つまり合コン?)。それだけ考えると、またもやジブリは流行と逆の方向に進んでいる気がするのだが、僕だけでしょうか?
「マッキーおめでとう!本人たちがどうしても嫌だというので、顔を隠させていただきました」
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2月17日(星期六)
系統部的槙原君(暱稱:麥基)結婚了。不過,他們其實在今年元旦就已經登記了,今天只是舉行了一個只有家人參加的儀式。最近,他因為忙於準備婚禮,顯得有些疲憊,但今天他一定度過了一個愉快的時光吧。他的結婚對象是在吉卜力美術館的辦公室,俗稱「草屋」工作的女性(這是理所當然的),所以這次也是公司內部的婚姻。最近在吉卜力,除了公司內部的婚姻,我幾乎沒聽說過其他的。據說在1987年之前,職場是夫妻相遇的第一場所,但之後這個比例一直在下降。順便說一下,現在通過朋友或兄弟姐妹認識的是最多的(也就是說,相親?)。這麼一想,吉卜力似乎又在逆潮流而行,難道只有我這麼覺得嗎?
「麥基,恭喜!因為他們無論如何都不願意露面,所以我把他們的臉遮住了。」
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2月19日(月)
DVD作品「イバラード□□」のMAが行われる。MAとは、映像に合わせて音楽と効果音をミックスすることで、映像作品はこれが終わって初めて完成といえるのだ。本来であれば、音楽と効果音のバランスを調整するだけで、それぞれを修正することはないのであるが、実はそんなにスムーズに行くことは滅多にない。やはりこの日も、井上さんからどうしても追加してもらいたい効果音のリクエストが出てくる。台所で食事の支度をしているときの水の音。とはいってもそんな音は用意していないので、急遽その場で録ることになり、PLCの流し場から桶を借りて水を張り、井上さん自身が映像に合わせて水の音を出して録音することに。お陰で無事、気に入った音も録れ、満足のいくものになったと思う。PCLのスタッフの皆さん、効果の笠松さん、いろいろありがとうございました。
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2月19日(星期一)
DVD作品《イバラード□□》進行了MA(音頻後期製作)。MA是指將音樂和音效與影像進行混音,影像作品只有完成這一步才算真正完成。原本只需要調整音樂和音效的平衡,不需要對它們進行修改,但實際上很少能如此順利。果然,這一天井上先生也提出了無論如何都希望追加的音效請求。這是在廚房準備飯菜時的水聲。然而,我們並沒有準備這樣的音效,於是緊急決定現場錄製。我們向PLC借了水槽,裝滿水,井上先生親自根據影像發出水聲進行錄音。多虧了大家的幫助,我們順利錄到了滿意的音效,結果令人滿意。感謝PLC的各位工作人員,以及負責音效的笠松先生,非常感謝大家的幫助。
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2月20日(火)
野球部、マラソン部、スキー部など小規模ながら部活が盛んになってきているスタジオだが、このたびハンドベル部が結成されることに。ハンドベルといえば数年前の忘年会で作画のスタッフが披露して盛り上がったことがあったのだが、その後、その演奏を聞く機会は無く、自然に休部状態。ところが、制作の新人、三吉さんが学生時代にハンドベル部だったこともあり、ついに部として活動を再開することになった次第。今年の忘年会ではどんな名演奏が聴けるのか、楽しみです。
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2月20日(星期二)
雖然規模不大,但棒球部、馬拉松部、滑雪部等社團活動在工作室中逐漸活躍起來。而這次,手鈴部也即將成立。提到手鈴,幾年前在忘年會上,作畫部門的員工曾表演過,場面非常熱鬧。然而,之後再也沒有機會聽到他們的演奏,手鈴部也自然進入了休部狀態。不過,由於製作部門的新人三吉在學生時代曾是手鈴部的成員,手鈴部終於決定重新開始活動。今年的忘年會上,我們又能聽到怎樣的精彩演奏呢?真是令人期待。
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2月21日(水)
お昼に、広報部の田村ことタムチンと永見さんの姿がなくなる。ふと気がつくと、ホワイトボードには、“梅見”と書いてある。どうもふたりとも、お昼がてら近くの梅の花を見に行ったらしい。そういえば、近所では梅の花が見ごろだ。日ごろは桜の話ばかり話題にして梅のことを忘れがちなのだが、案外たくさん梅の木ってあるものだ。日ごろ多忙すぎる二人だが、たまにはこんな息抜きもいいんじゃないと、暖かい目で見守ろうという気持ちになる。ただ、毎日配達してもらっている弁当が売切れなくて苦労している広報伊藤部員には可哀想だったのだが。
「近所の梅の花。紅白が入り乱れていて目出たいですね」
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2月21日(星期三)
中午時分,公關部的田村(暱稱塔姆欽)和永見不見了蹤影。突然注意到,白板上寫着「賞梅」。看來兩人是趁着午飯時間去附近看梅花了。說起來,附近的梅花正值盛開期。平時我們總是談論櫻花,容易忽略了梅花,沒想到周圍竟然有這麼多梅樹。平日裡忙碌的兩人,偶爾這樣放鬆一下也不錯,我懷着溫暖的心情看着他們。只是,對於每天為我們送餐卻因便當賣不完而苦惱的公關部伊藤成員來說,真是有點可憐。
「附近的梅花。紅白交錯,真是喜慶啊」
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2月22日(木)
ポストプロダクション部に新しくスタッフとして加入した西原さんの歓迎会が行われる。彼女はこれまでジブリでは声優さんのことで大変お世話になっている中央方面の“某子供タレント事務所”に所属しており、「千尋」のときからジブリと一緒に働いていた人なのだが、次回作では、ついにジブリにスタッフとして来てもらうことになったのでした。子供事務所で働いていたせいか(!?)、もともとの性格なのか、大変な笑い上戸でとてもユニークなキャラクターの持ち主の様子。これからもたびたびこの日誌に出てくるような楽しい事件を起こしてくれそうな気がしている。期待してますよ、西やん。いや、仕事をですが・・・。
というわけで、スタッフに“西”の名がつくスタッフが増えてきたこともあり(西岡、西原、西村×2、あと西川くんとか安西さんまで?)、その場ではついに“西の会”結成か!?という話が沸きあがる。といっても何をする会なのだろうか?当事者としては大変気になる。とりあえず、飲む会ではないかという気がするのだが...。
「千尋の頃の西やんの写真を特別に発掘。瑠美ちゃんや奥田さんも写ってますね」
夕方バーに行ってみると、デジタル撮影の片塰さんと佐藤さんが白菜を切っている。なんでも、2月生まれの人の誕生日を祝う会を美術部が中心になって行なうらしく、その準備だとか。そういえばジブリでは、ちょっと前から“白菜なべ”がはやっている。豚のバラ肉に白菜をタップリと入れて煮て、食べる時に塩と薬味をお好みでいれるだけ。ごま油をちょっと足すのがポイントらしい。冬の超簡単、定番料理として管理部の一村さんが布教に励んでいる料理だからとか。みなさんも、是非お試しあれ。
「白菜と奮闘中。いくら切ってもなくなるのはアッという間です」
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2月22日(星期四)
在後期製作部舉行了歡迎新加入的西原小姐的歡迎會。她之前一直隸屬於中央地區的「某兒童藝人事務所」,在吉卜力工作室的配音演員方面給予了很大的幫助。從《千與千尋》開始,她就一直與吉卜力合作,而這次她終於以正式員工的身份加入了吉卜力。可能是因為在兒童事務所工作的緣故(!?),或者她本身就是這樣的性格,她非常愛笑,性格非常獨特。感覺她以後會經常在日誌中帶來一些有趣的事件。期待你哦,西原小姐。當然,是工作上的期待……
由於名字中帶有「西」的員工越來越多(西岡、西原、西村×2,還有西川君和安西小姐等),現場甚至有人提議成立「西之會」!?不過,這個會到底是做什麼的呢?作為當事人,我非常好奇。暫時猜測可能是個喝酒的會吧……
「特別挖掘了《千與千尋》時期的西原小姐的照片。瑠美醬和奧田先生也在照片中呢。」
傍晚去酒吧時,看到負責數字攝影的片塰先生和佐藤先生正在切白菜。原來,美術部正在籌備為2月出生的人慶祝生日的活動。說起來,吉卜力最近很流行「白菜鍋」。做法很簡單,只需在豬五花肉中加入大量白菜煮熟,吃的時候根據個人口味加入鹽和調味料。關鍵是要加一點芝麻油。這是管理部的一村先生極力推廣的冬季超簡單經典料理。大家也一定要試試哦。
「正在與白菜奮戰。不管切多少,轉眼間就沒了。」
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2月23日(金)
二日連続の歓迎会。今日は、ジブリで今年立ち上がったばかりの某プロジェクトのために、ジブリとは縁の深い会社からから引き抜かれた斉藤さんの歓迎会。これまでずっとその会社で書籍販売営業に携わっていたキャリアの人なのだが、今回は全く新しい分野へのチャレンジとなる。普通の会社勤めだったためか、見た目は貫禄十分で“頼れる部長!”といった感じなのだが、年齢が45歳だということを聞いてびっくり。あのスタッフとか、あの部長とかよりも若いのである。遅れて参加した海外事業部長の武田さんに、さっそく“ひろさま”というあだ名をもらい、この日で、全身からにじみ出ていた威厳と貫禄も5割減になった模様。(斉藤さんの席の近くには出版部の斉藤さんの机があり、周囲からは“ちかさま”と呼ばれている。そう、彼も、もともとは某出版社の“こわもて”として知られた部長だった人物だったのに、ジブリへ来てあだ名をもらってすっかり親しみやすいキャラクターに変身したという前例もあるのだから)
この日、「文化庁メディア芸術祭」の表彰式があり、広報部員田村ほか、美術館ライブラリースタッフが参加する。そう、ジブリ美術館ライブラリー事業の劇場配給第一弾の「春のめざめ」がアニメーション部門の優秀賞を受賞したからだ。この日たくさんの作家や有名人の参加で式は盛り上がったらしいのだが、広報部のタムチンの話では、「安倍首相を見た!」が、この日、最大のポイントだったとか(確かに、ジブリ関係で現役の首相にお目にかかることはなかなかなく、「となりの山田くん」の制作発表会の時の故小渕首相以来ではなかろうか)。とりあえず、「春のめざめ」の公開は3月17日です。よろしくお願いします。
「ウェスティンで催された祝賀パーティの様子。挨拶しているのは首相です。」
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2月23日(星期五)
連續兩天的歡迎會。今天是為了吉卜力今年剛啟動的某個項目,從與吉卜力關係密切的公司挖來的齊藤先生的歡迎會。他之前一直在那家公司從事書籍銷售業務,這次將挑戰一個全新的領域。可能是因為一直在普通公司工作的緣故,他看起來非常有威嚴,給人一種「可靠的部長!」的感覺,但聽說他只有45歲,真是讓人驚訝。他比那些員工和部長都要年輕。後來參加歡迎會的海外事業部長武田先生立刻給他起了個綽號叫「廣大人」,從那天起,他身上散發出的威嚴和氣勢似乎減少了一半。(齊藤先生的座位附近是出版部的齊藤先生的桌子,周圍的人都叫他「近大人」。是的,他原本也是某家出版社以「嚴厲」著稱的部長,來到吉卜力後也獲得了綽號,變成了一個非常親切的角色。)
這一天,「文化廳媒體藝術節」舉行了頒獎儀式,公關部成員田村以及美術館圖書館的工作人員都參加了。沒錯,吉卜力美術館圖書館項目的劇場發行第一彈《春之覺醒》獲得了動畫部門的優秀獎。據說當天有很多作家和名人參加,儀式非常熱鬧,但據公關部的Tamchin說,「看到了安倍首相!」是當天最大的亮點(確實,吉卜力相關活動中很少能見到現任首相,上次見到首相可能還是在《隔壁的山田君》製作發布會時的已故小淵首相)。總之,《春之覺醒》將於3月17日上映,請大家多多支持。
「在威斯汀酒店舉行的慶祝派對的場景。正在致辭的是首相。」
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2月24日(土)
「月刊少年シリウス」で好評連載中の「風の館の物語」(講談社刊)の単行本発売を記念して、著者であるあさのあつこさんとイラストを手がけている百瀬さんとの対談が、池袋ジュンク堂で行なわれる。二人が初めて出会ってから3年も経つのですが、このようなトークイベンでの顔合わせは初めて。はじめは、二人とも緊張しているようでしたが、あさのさんの軽快なトークにあわせて百瀬さんも次第に調子が出始め、とても有意義な内容のイベントになったとか。お客さんも真剣に二人の話に耳を傾け、中にはメモをとっているような人もいたらしい。対談のあとはサイン会も行われ、イベントに参加してくれた人はもちろんのこと、ジュンク堂や講談社のスタッフも列に並んで二人のサインを貰うほどの人気振りでした。
「イベントはご覧のようなアットホームな雰囲気でした」
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2月24日(星期六)
為紀念在《月刊少年Sirius》上好評連載中的《風之館的故事》(講談社出版)單行本發售,作者淺野敦子與負責插畫的百瀨先生在池袋淳久堂舉行了對談活動。兩人自初次見面以來已經過去了三年,但這是他們首次在這樣的對談活動中同台。起初,兩人似乎都有些緊張,但隨着淺野女士輕快的談話,百瀨先生也逐漸進入狀態,活動內容變得非常豐富。觀眾們認真聆聽兩人的對話,甚至有人在做筆記。對談結束後還舉行了簽名會,不僅參加活動的觀眾,連淳久堂和講談社的工作人員也排隊領取兩人的簽名,場面十分熱鬧。
「活動氛圍就像您看到的那樣溫馨。」
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2月25日(日)
DVD作品「イバラード□□」の特典用として、井上さんや音楽を担当した松尾清憲さん、小室和幸さんを交えてのオーディオコメンタリー収録がジブリで行われる。
収録後は、完成を記念してジブリのバーで簡単な打ち上げパーティーが開かれる。CGを担当したメディアライツの方々や、作画を担当したジブリのスタッフも参加し、とてもにぎやかな会になる。パーティーでは、井上さんのリクエストもあり“松尾清憲&小室和幸’s イバラード・トラベリング・バンド”のミニライブが行われ、井上さんやメディアライツの木部さん、ジブリの制作渡邊も参加して、「イバラード□□」の曲やビートルズの曲を演奏して楽しむ。
またこの作品の完成を祝して、小室さんの娘さんが手作りのケーキを作ってきてくれたのですが、これが見事の出来で、見栄えも味も素晴らしいものでした。
「そんなケーキのひとつを特別にご紹介。食べるのがもったいない」
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2月25日(星期日)
在吉卜力工作室,為DVD作品《イバラード□□》的特典內容,進行了音頻評論的錄製,參與者包括井上先生以及負責音樂的松尾清憲先生和小室和幸先生。
錄製結束後,為了慶祝作品的完成,在吉卜力的酒吧舉辦了一個簡單的慶祝派對。負責CG的Media Rights公司成員和負責作畫的吉卜力工作人員也參加了,派對非常熱鬧。在派對上,根據井上先生的請求,「松尾清憲&小室和幸’s イバラード・トラベリング・バンド」進行了迷你現場演出,井上先生、Media Rights的木部先生以及吉卜力的製作人渡邊也參與其中,演奏了《イバラード□□》的曲目以及披頭士的歌曲,大家玩得非常開心。
此外,為了慶祝這部作品的完成,小室先生的女兒親手製作了蛋糕,蛋糕不僅外觀精美,味道也非常棒。
「特別介紹其中一款蛋糕,簡直捨不得吃。」
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2月26日(月)
広報部の伊藤部員と西岡部長が近くの小金井第三小学校に出かける。小学3年生の授業の一環でジブリの話を聞かせて欲しいと呼ばれたからだ。伊藤部員は、10人の小学生を前にして、御覧のように黒板にイラストを描きながら、アニメーションが出来るまでの話などを説明していた。話は「トトロ」を題材に話していたのだが、どうも子供たちの受けはいまひとつな様子。そこで、一番好きなジブリ作品を聞いたところ、10人中7人が「千と千尋の神隠し」だそうで一番人気、トトロが一番好きだと答えた子供は2人だけだった。先生曰く、どちらかというとトトロはお母さんたちのほうに人気があるのだとか。そうなると残った一人の女の子はどうかというと、「ゲド戦記!」と力強く答えてくれて、なんだか嬉しくなる広報の二人であった。
「張り切る伊藤部員」
この日誌でもたびび登場している博報堂DYMPの藤巻さんの手がけている映画の最新作、「あしたの私のつくり方」の試写が社内で行なわれる。
「告知のポスターが貼られて、希望者は名前を書くのです」
映画の内容を一言でいうと、大きなドラマや劇的な事件は起こらないのだが、思春期の少女の心中をリアルにみずみずしく描いた素敵な作品だ。大人である我々にも十分共感できる内容だと思う。鈴木プロデューサーも、「市川準監督の最高傑作じゃないか」とまで語っているし。そんな鈴木さんは、藤巻さんと、原作者の「まどか」さん(藤巻さんの部下なのです)に対して、宣伝文句が良くないとかチラシはこうした方が良いなどと、さっそく宣伝プロデュースの血が騒ぎ出して止まらない様子だった。公開はGWごろだそうです。筆者である私もお勧めします。是非とも、御覧下さい。
「藤巻さんとまどかさんに、あれこれ指摘をする鈴木プロデューサー」
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2月26日(星期一)
公關部的伊藤成員和西岡部長前往附近的小金井第三小學。他們被邀請為小學三年級的孩子們講解吉卜力工作室的動畫製作過程。伊藤成員在十名小學生面前,一邊在黑板上畫插圖,一邊解釋動畫是如何製作的。他以《龍貓》為主題進行講解,但孩子們的反應似乎並不熱烈。於是,他詢問孩子們最喜歡的吉卜力作品,結果十人中有七人表示最喜歡《千與千尋》,只有兩人最喜歡《龍貓》。老師解釋說,相比之下,《龍貓》更受媽媽們的歡迎。剩下的一個女孩則堅定地回答:「《地海戰記》!」這讓公關部的兩人感到非常高興。
「充滿幹勁的伊藤成員」
在這篇日誌中多次出現的博報堂DYMP的藤巻先生的最新電影《明天的我的樣子》在公司內部舉行了試映會。
「貼出了通知海報,有興趣的人可以報名」
這部電影的內容可以用一句話概括:雖然沒有宏大的戲劇性或戲劇性的事件,但它真實而生動地描繪了青春期少女的內心世界,是一部非常出色的作品。即使是成年人也能產生共鳴。鈴木製片人甚至表示:「這可能是市川准導演的最高傑作。」鈴木先生對藤巻先生和原作者「まどか」小姐(藤巻先生的部下)提出了許多宣傳方面的建議,比如宣傳語不夠好,傳單應該這樣設計等等,他的宣傳製片人的熱情似乎無法抑制。電影預計在黃金周期間上映。作為作者,我也強烈推薦大家觀看。
「鈴木製片人對藤巻先生和まどか小姐提出各種建議」
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2月27日(火)
次回作○○○の作画打ち合わせのために浜○さんが来社。先日までは百瀬監督のPVを手伝ってもらっていたが、早速次回作の原画に入ってもらう。打ち合わせの後、今回は本当に大変そうですねと不安を口にしながら帰っていったのだが、そういいながらいつも素晴らしい原画をあげてくれる浜○さん。今回も長いお付き合いになると思うが、よろしくお願いします。
さて、天気もおだやかなこの日の午前中、美術館では「王と鳥」のDVD発売用のCM撮影が行なわれる。出演はドラマや舞台で大活躍中の大泉洋さん。雨男で有名な大泉さんなので当日の天気が心配だったのだが、この晴天は本当に珍しいらしい。(ジブリ最凶の雨男で知られる海外事業部の安野をスタッフとして参加させなかったことが勝因か?)
春のCMということで、サンクンテラス前の枯れた芝生に人工芝を敷き、緑の地面を復活。監督との細かな打ち合わせも終わり、いよいよ撮影スタート。その内容はというと、
~暖かい陽射しと木漏れ日の中でうたた寝をする大泉さん。
見ている夢は一体何なのだろう・・・~
飛行機が飛んできたり、車の通過待ちをしたり、カメラは何度か中断したものの、撮影は順調に終了。その後は、大泉さんがメーキンソー役で声の出演をしている短編「星をかった日」を見ていただいたり、なぜか当日スタッフとして参加している特効の糸川さんからカメラを借りてスチール用の写真撮影をしたりして、本人もとても楽しんでいた様子。大泉さん、お忙しい中、ありがとうございました!ちなみに、CMのOAは4月の予定です。乞う、ご期待!!
「腰掛ける大泉さん。大勢の撮影スタッフに囲まれて」
この日、ジブリに、長野に住むファンの女性から大量のチョコレートが差し入れで届く。おまけに、花束と地元で採れた「ふきのとう」も。ファンの皆さんの好意はありがたいものです。でもあまり無理をなさらないで下さいね。気持ちだけで、本当に励みになりますから。
「花束は飾っています。職場がパッと明るくなりました」
「春の便りのふきのとうは、お弁当を届けてもらっているキッチンブラウンのおじさんに頼んで天ぷらにしてもらい、おいしくいただきました!」
PD室長の白木さんが机に戻ってみたら、御覧のような張り紙が。斉藤“ひろさま”が先週の歓迎会のお礼として、新橋小川軒の「レーズンウィッチ」を、不在の間に配って行った様子。「見てみて!“ひろさま”は画も上手いんですよ」と自画像の似顔絵を見て、白木さんの斉藤さん株はまたまた上がったらしい。でも果たして、本当に上手いといえる?のだろうか...。多少は、似ているけれど...。
「テキトーという言葉がちょっと素敵」
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2月27日(星期二)
為了下次作品○○○的作畫討論,浜○先生來到公司。之前他一直在幫忙百瀬導演的PV,現在則迅速投入到下次作品的原畫工作中。討論結束後,他一邊說着「這次看起來真的很辛苦啊」一邊離開了,但儘管如此,浜○先生總是能交出出色的原畫。這次合作也會持續很長時間,請多多關照。
當天上午,天氣晴朗,美術館裡進行了《王與鳥》DVD發售用的CM拍攝。出演的是在電視劇和舞台劇中非常活躍的大泉洋先生。因為大泉先生以「雨男」著稱,所以當天的天氣讓人有些擔心,但這次卻意外地晴朗。(或許是因為沒有讓以吉卜力最凶的雨男聞名的海外事業部的安野先生作為工作人員參加?)
因為是春季的CM,所以在桑克特拉斯前枯萎的草地上鋪上了人工草皮,恢復了綠色的地面。與導演的詳細討論也結束了,終於開始拍攝。內容如下:
~在溫暖的陽光和樹蔭下打盹的大泉先生。
他到底在做什麼夢呢……~
雖然拍攝過程中因為飛機飛過、等待車輛通過等原因中斷了幾次,但拍攝還是順利完成了。之後,大泉先生觀看了他配音的短片《買下星星的日子》,還借用了當天作為工作人員參加的特效師糸川先生的相機拍攝了一些靜態照片,看起來他本人也非常享受。大泉先生,感謝您在百忙之中抽空前來!順便一提,CM的播出預計在4月。敬請期待!!
「坐着的大泉先生。被眾多拍攝工作人員包圍着。」
當天,吉卜力收到了一位住在長野的粉絲送來的一大堆巧克力。此外,還有一束花和當地採摘的「蜂斗菜」。粉絲們的好意讓我們非常感激。但請不要太過勉強自己,光是心意就足以讓我們感到鼓舞了。
「花束已經裝飾起來了。辦公室瞬間變得明亮了許多。」
「作為春天消息的蜂斗菜,我們請了負責送便當的廚房布朗大叔幫忙做成了天婦羅,非常美味!」
PD室長白木先生回到辦公桌時,看到了這樣的便條。齊藤「ひろさま」作為上周歡迎會的感謝,在新橋小川軒的「葡萄乾三明治」在他不在的時候分發給了大家。「看看!『ひろさま』畫畫也很厲害哦。」看到自畫像的肖像畫,白木先生對齊藤先生的好感度似乎又上升了。不過,真的能說畫得很好嗎……雖然多少有點相似……
「隨便這個詞有點可愛」
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2月28日(水)
最近、ジブリ美術館ライブラリーの仕事で忙しいウッチーが草屋からジブリの1スタ3階に引越してくる。映画「春のめざめ」他の配給の担当なので、「王と鳥」で実績を残したプロデューサー西村君の指導を受けるのに都合が良いからという理由らしい。鈴木さんのお膝元、PD室はまたまたフレッシュなメンツが増えてますます盛況に。ただ、その机は宮崎監督が息抜きにやってきて、ナヨをいじりに来るために座っていた机だったはず...。果たして、宮崎さんは、これから3階に来た時、どこに座ったら良いのだろう?
「ウッチー、よろしく。みんなで楽しく働きましょう」
というわけで、2007年2月はおしまいです。暖冬で、雪も降らないまま、周りには花がたくさん咲き始めました。いよいよ、春です。3月は、イベントや発表がいっぱいのジブリの予定です。乞う、ご期待!!
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2月28日(星期三)
最近,忙于吉卜力美術館圖書館工作的ウッチー從草屋搬到了吉卜力的一棟三層樓里。由於他負責電影《春之覺醒》等作品的發行,據說這樣更方便接受在《王與鳥》中有出色表現的製片人西村的指導。鈴木先生的身邊,PD室又增加了新鮮的面孔,越來越熱鬧了。只是,那張桌子原本是宮崎導演來放鬆時,用來擺弄ナヨ的桌子……。那麼,宮崎先生以後來三樓時,該坐在哪裡呢?
「ウッチー,請多關照。讓我們一起愉快地工作吧。」
就這樣,2007年2月結束了。由於暖冬,雪一直沒有下,周圍的花已經開始盛開。春天終於來了。3月,吉卜力將有許多活動和發布。敬請期待!!
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