文档:吉卜力日誌/2007年3月

出自宫崎骏与久石让中文百科
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2007年03月
2007年03月
3月1日(木)
制作業務局長の野中さんが、最近、ふと見ると眼帯をしている。1ヶ月前にもしていたと思ったが、先週からまた復活。なにやら急に眼球が痛みだすようで、そもそもの原因ははっきりしないらしいのだが、角膜の表面がはがれていると医者に言われたそう。目薬をさして安静にしていると直ってくるが、直りかけるとなぜかまた表面が傷ついてしまうそうで、そうなったら医者に行くしか無いとか。そういえば作画の古屋さんも今週は目の痛みで休んでいるし、何か目に良くないことがこのスタジオにあるのだろうか?
 
久しぶりに、第2日テレの田村さん他、NTVのみなさんが広報部に来社。この春、第2日テレのジブリショップをグレードアップし、ジブリチャンネルと統合して、総合的なジブリ応援サイトを企画して下さるというお話。今年の夏もジブリはイベントや企画が一杯なので、告知することはたくさんあり、とってもありがたい提案で感謝する。とはいえ打ち合わせの時間は30分もなく、その後は吉祥寺に出かけて、全員で"もつ鍋"を満喫。こうして親睦は深まっていくのだろうが、確かに"飲ミニケーション"の国だと思う、日本は。
3月1日(星期四)
製作業務局的野中先生最近突然戴上了眼罩。我記得一個月前他也戴過,上周又開始戴了。據說他突然感到眼球疼痛,具體原因尚不清楚,但醫生告訴他角膜表面有剝落。滴眼藥水並保持安靜的話會有所好轉,但不知道為什麼好轉時表面又會受傷,一旦發生這種情況就只能去看醫生了。說起來,作畫的古屋先生這周也因為眼睛疼痛而請假,難道這個工作室有什麼對眼睛不好的東西嗎?

時隔許久,第二日視的田村先生和其他NTV的同事們來到宣傳部。他們計劃在今年春天將第二日視的吉卜力商店升級,並與吉卜力頻道整合,打造一個綜合性的吉卜力支持網站。今年夏天吉卜力也有很多活動和企劃,所以有很多需要宣傳的內容,這個提議非常令人感激。不過,會議時間不到30分鐘,之後大家就去了吉祥寺,一起享用了「內臟鍋」。通過這樣的方式,大家的友誼逐漸加深,日本確實是一個「飲酒交流」的國家。
3月2日(金)
ようやくプロ野球のオープン戦も始まり、本格的な球春到来。暫くオフシーズンだった我が野球チーム"梶野町ビッグマウス"もそろそろ活動を再開すべく各自自主トレを始めている。今日は我がチームのエース、ナヨが投球練習を行なう。それにしても一年も投げていると人間は成長するもので、最初のころはコントロールと球威のバランスが全然取れていなかったはずなのだが、今はそのバランスがなんとかなり始めている。もちろん完璧なコントロールではないが、高低左右の大枠の中で自信を持って投げている感じがありちょっと頼もしい。まあ、問題は体力不足なんだろうが。ナヨ、走りこんで下半身の体力を付けてください。"ラン乱倶楽部"が待ってます。
 
この日、鈴木プロデューサーが「第2回渡辺晋賞」を受賞する。芸能大手ワタナベプロダクションの創始者にちなんで設けられた賞だ。福岡から手嶌葵ちゃんも駆けつけて、お祝いに「テルーの唄」をアカペラで披露していたとか。その他にも、クレイジーキャッツの谷啓さんや、中尾ミエさん、伊東ゆかりさん、園まりさんら3人娘、青島幸男さん関係など、ナベプロが誇る、鈴木さんやNTV奥田さんの青春時代の憧れの芸能人大集合といった感じ。こんな賞をいただけるのも、徳間社長や宮崎さんと出会ったおかげですと謝辞を述べる鈴木プロデューサーであった。
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「葵ちゃん、素敵ですね」   東北芸術工科大の卒業生である美術の西川君と佐藤さんが、母校の学校案内の取材を受ける。社内の何箇所かで写真を撮ったのだか゛、玄関での一枚の時、突然「ネコ、連れてきていいですか?」と佐藤さん。そして、ご覧のようにウシコを抱いての撮影となる。だが、なんとんく西川君の表情が固く、強張っている感じ。終わって、西川君は「僕、猫アレルギーなんですよ。必死でウシコから遠ざかってました」と。せっかくの母校のインタビュー写真の出来はいかに?
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「ネコを見ないように頑張る西川くん」   この日の夜、ジブリ"にくぶ"第2回集会で、広報部田村と西岡、昨日に続き"もつ鍋"へ。それも全く同じ店。「昨日もいらしてましたよね」と、店員さんにも声かけられる。嗚呼、絶対に「この人たちは、まれに見る"もつ鍋好き"なんだ」と誤解されたに違いない...(泣)。
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「フレッシュなキャベツとニラがたっぷり。健康に良いです。お勧めします。二日続けて食べる必要はないですが...」
3月2日(周五)
終於,職業棒球的公開賽也開始了,真正的棒球春天到來了。我們棒球隊「梶野町大嘴巴」在短暫的休賽期後,也即將重新開始活動,各自開始了自主訓練。今天,我們隊的王牌投手奈緒進行了投球練習。話說回來,經過一年的投球,人確實會成長,最初的時候,控球和球威的平衡完全無法掌握,但現在這種平衡已經開始有所改善。當然,控球還不是完美的,但在高低左右的大框架內,她似乎能夠自信地投球,感覺有點可靠。不過,問題可能是體力不足吧。奈緒,請多跑步,增強下半身的體力。「亂跑俱樂部」在等着你。

這一天,鈴木製作人獲得了「第二屆渡邊晉獎」。這個獎項是以演藝界巨頭渡邊製作公司的創始人命名的。福岡的手嶌葵也趕來祝賀,並清唱了《特露之歌》。此外,還有瘋狂貓的谷啟、中尾美惠、伊東由香里、園瑪麗等三位女藝人,以及青島幸男等相關人士,渡邊製作公司引以為豪的鈴木和NTV奧田青春時代的憧憬藝人們齊聚一堂。鈴木製作人在致辭中表示,能夠獲得這樣的獎項,多虧了與德間社長和宮崎先生的相遇。
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「葵,真棒啊」 東北藝術工科大學的畢業生,美術系的西川和佐藤接受了母校的學校介紹採訪。雖然在公司內的幾個地方拍了照片,但在門口拍一張時,佐藤突然問:「可以帶貓來嗎?」於是,就像你看到的那樣,抱着牛子拍攝。但是,西川的表情卻顯得僵硬,感覺很不自然。結束後,西川說:「我對貓過敏,拼命遠離牛子。」好不容易的母校採訪照片,效果如何呢?
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「努力不看貓的西川君」 這天晚上,吉卜力「肉部」第二次集會,公關部的田村和西岡,繼昨天之後又去了「牛雜鍋」店。而且還是同一家店。「昨天也來了吧?」店員也打招呼。啊,絕對被誤解為「這些人是非常罕見的牛雜鍋愛好者」了……(哭)。
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「新鮮的捲心菜和韭菜很多。對健康有益。推薦。雖然沒必要連續兩天吃……」
3月3日(土)
百瀬さんの部屋、通称"百部屋(モモベヤ)"に駐車場が出来る。といっても、いわゆるミニカーのだけど・・・。以前に集めたミニカーを、これまでは机の上などに置いていたのだが、小さすぎてディスプレイしている感じにならなかったようで、ある日、駐車場を作って並べれば見栄えがするのではと思いつき、美術部の田中さんに発注?をして描いてもらったそう。確かにこうして見るとミニカーとはいえ、豪華な車の並ぶ立派な駐車場ですね。東小金井には無いですよ、こんな高級車ばかり並ぶ駐車場は・・・。
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「マリリンモンローが頭越しに見える素敵な駐車場です」 今年は史上最高の暖冬なのは百も承知の上での話。それにしても、制作業務の品川君の温度感覚はちょっと変だと思う。土曜日になると真冬でも半袖のTシャツ一枚になるのである。1月20日の小金井で雪が舞った土曜日でさえ半袖だったから単なる暑がりというレベルは超えていると思う。きっと、毎日飲んでいる輸入物のサプリに秘密があると睨んでいるのだか、真相はいかに。(彼にはまだまだ解明されない謎が多いのだ...)
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「今日も半袖Tシャツで元気いっぱい。彼のことも、"ラン乱倶楽部"が待ってます。」
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「彼が常用している謎のサプリ。一粒が日本のものより大きいんですよ」
3月3日(周六)
百瀨的房間,俗稱「百部屋(モモベヤ)」,現在有了一個停車場。不過,這只是所謂的迷你車停車場而已……之前收集的迷你車,一直放在桌子上等地方,但因為太小,感覺沒有展示出來。有一天,他想到如果建一個停車場來擺放這些車,可能會更好看,於是向美術部的田中同學下了訂單?請她幫忙畫了一個。確實,這樣一看,雖然是迷你車,但排列在豪華的停車場裡,顯得非常氣派。東小金井可沒有這樣的停車場,停滿了這麼多高級車……
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「這是一個可以看到瑪麗蓮·夢露的頭頂的漂亮停車場。」 今年是有史以來最暖的冬天,這一點我們都知道。儘管如此,製作業務的品川君的溫度感覺還是有點奇怪。每到周六,即使是寒冬,他也只穿一件短袖T恤。1月20日在小金井下雪的周六,他也穿着短袖,所以我覺得這已經不僅僅是怕熱了。我懷疑他每天服用的進口保健品里有什麼秘密,但真相如何呢?(他身上還有很多未解之謎……)
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「今天也穿着短袖T恤,精神飽滿。他也在等待『亂亂俱樂部』的召喚。」
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「他常用的神秘保健品。一粒比日本的要大得多。」
3月5日(月)
昨日、ラン乱倶楽部の面々が三浦マラソンのハーフの部、10キロの部に参加し、それぞれのメンバーが無事完走。制作の郷平も出走し、制限時間ギリギリでゴールするという快挙?を成し遂げる。この三浦マラソンのハーフコースには、ラン乱倶楽部の部長、島宮さんも音をあげそうになるほどの急な坂道があり、出社してきた郷平は筋肉痛というよりは膝の痛みを庇うために、かなり変な歩き方で社内を歩いてたという。とにかく無事に完走できて良かったのだが。
 
この日、動画協会でお世話になっている手塚プロの著作権事業局局長の清水さんのお母さんの通夜がしめやかに行なわれる。日ごろから公私ともに、とてもお世話になっている人なので、ジブリからは広報の西岡部長とイベントの田中プロデューサーが参列する。人望の厚い方なので大勢の参列者がいらしていてとても盛大な通夜であった。ただ、慣れない神式の通夜ということで、どうやって玉串奉奠をして良いのか自信がなく、あわてて作法のパンフレットを見返すふたり(とその他の参列者たち...)なのであったが。お母様のご冥福をお祈りします。
 
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「みなさんも参考にしてください。」
3月5日(星期一)
昨天,亂跑俱樂部的成員們參加了三浦馬拉松的半程和10公里項目,每位成員都順利完賽。製作部的郷平也參加了比賽,並在限時內勉強完成了比賽,這算是一項壯舉嗎?三浦馬拉松的半程路線中有一段陡峭的上坡,連亂跑俱樂部的部長島宮都差點叫苦不迭。郷平今天來上班時,與其說是肌肉酸痛,不如說是為了保護膝蓋,走路姿勢相當怪異。總之,大家能順利完賽真是太好了。

這一天,視頻協會的合作夥伴手塚製作公司的版權事業局局長清水先生的母親舉行了莊重的守夜儀式。清水先生平時在公私兩方面都對我們非常關照,因此吉卜力派出了宣傳部的西岡部長和活動策劃部的田中製作人參加。由於清水先生深受大家敬重,守夜儀式上來了許多賓客,場面非常盛大。不過,由於大家不太熟悉神道教的守夜儀式,對於如何進行玉串奉奠(獻祭儀式)感到有些不知所措,西岡部長和田中製作人(以及其他參加者……)匆忙翻看禮儀手冊。願清水先生的母親安息。

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「大家也可以參考一下。」
3月6日(火)
宮崎さんが次回作○○○の原画打ち合わせの件で制作の郷平のデスクまで来たのだが、あいにく食事に出ていたのでメモ書きを置いていく。そのメモを書いているときにボソッと、こんなに"作打ち"ができるなら全部で2000カットぐらい出来るんじゃない?と恐ろしいことをつぶやく。それを耳にした隣にいた制作渡邊が思いっきり首を横に振りながら、「もし2000カットいくようなことがあれば進行の慎太郎、サンキチにも原画を描かせないと間に合わなくなりますよ」とけん制するも、宮崎さんは「それは面白い。どんどん描いてもらおう」とニコニコしながら去っていく。さすがに2000カットは冗談だと思うのだが、ジブリは時々冗談が本当になることがあるので、素直に笑えないのが制作の哀しいところ。
3月6日(星期二)
宮崎先生為了下次作品○○○的原畫討論事宜,來到了製作郷平的辦公桌前,但不巧郷平出去吃飯了,於是宮崎先生留下了一張便條。在寫便條的時候,他低聲嘀咕了一句:「如果『作打ち』能這麼順利的話,說不定總共能完成2000卡左右呢?」這句話聽起來有些可怕。坐在旁邊的製作渡邊聽到後,使勁搖了搖頭,警告道:「如果真的做到2000卡的話,恐怕連進行慎太郎和サンキチ都得幫忙畫原畫,否則就來不及了。」然而,宮崎先生卻笑眯眯地說:「那挺有意思的,就讓他們多畫點吧。」然後離開了。雖然2000卡聽起來像是玩笑話,但吉卜力有時候玩笑話也會成真,這讓製作人員們無法輕鬆地笑出來,這也是製作的悲哀之處。
3月7日(水)
長池ネイチャーセンターの富永さんが、久々にジブリに来社する。富永さんは、「平成狸合戦ぽんぽこ」の時からのお付き合いで、高畑監督もお世話になった方である。現在は公園の管理やまちづくりの仕事もしていて大変そうだけど、とても生き生きしている様子だった。高畑監督も一度遊びに行きたいといっているのだが、なかなか多忙ゆえ実現できていない。春になって仕事がひと段落したら、是非とも高畑監督を連れて遊びに行かなければと改めて思う。
 

~長閑な話題3~
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「おきもの?」
3月7日(周三)
長池自然中心的富永先生久違地來到吉卜力公司。富永先生自《平成狸合戰》時期就與我們有過合作,也是高畑勛導演的恩人。現在他從事公園管理和城市規劃的工作,看起來非常忙碌,但精神飽滿。高畑導演也一直說想去拜訪他,但由於工作繁忙一直未能實現。春天到了,工作告一段落後,我一定要帶高畑導演去拜訪他,再次堅定了這個想法。


~悠閒的話題3~
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「擺件?」
3月8日(木)
出版部の車が新しくなる。というのは、制作と業務の車はどれも背の高いミニバンになってしまい、せめて一台だけは背の低い(といっても普通の背の高さ)車が必要だということで買い換えたもの。車高は普段は全く気にならないのだが、いざ立体駐車場に入れるときになると高さが邪魔になり入庫することが出来ないことが多々あるのだ。立体駐車場に入り、運転の初級者?でも運転しやすいサイズをという要望を取り入れて選定したのだが、PD室のナヨは「これでも大きい」といって切ない顔をしているとか。運転者が運転席で感じる車の大きさは、人それぞれ。もちろん絶対的なサイズの違いもあるのだが、恐らくそれ以上に経験によって培われる乗り物のイメージなどで違ってくるのだと思う。さてナヨのイメージはどのくらい?ひょっとしてまだ自転車ぐらいだったりして...。
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「新車と入れ替え中。さらばファンカーゴ」   この日、このHPをはじめとするジブリのHP関係の制作をやってもらっている宇部の髙井真一さんが打ち合わせで上京、ジブリにも来社する。いつもパワフルな人なのだが、今回も新種のグッズを身にまとい、一段とグレードアップしていた。なんだか、会うたびに"いでたち"が変わっており次回はどんなか、今から楽しみにさえ思う。こんな好奇心旺盛でパワフルな人だから、IT関係に疎いジブリのスタッフにとっては神のような存在で、全てを彼に頼り切ってしまっているのである。この日も、美術館ライブラリー次回作「アズールとアスマール」のHPについて発注したのだが、どんなHPになるのか出来上がりがとても楽しみなのである。
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「サイバーな中にも和のテイストを取り入れた機能的なスタイル」
3月8日(星期四)
出版部的車換新了。原因是製作和業務用的車都變成了高大的迷你貨車,至少需要一輛車身較低的(雖然也是普通高度)車,所以進行了更換。平時車高完全不會在意,但一旦要進入立體停車場時,高度就成了障礙,常常無法入庫。考慮到要進入立體停車場,並且希望即使是駕駛初學者也能輕鬆駕駛的尺寸,我們根據這些需求進行了選擇。然而,PD室的Nayo卻表示「這車還是太大了」,露出了無奈的表情。駕駛者在駕駛座上感受到的車身大小因人而異。當然,絕對尺寸的差異是存在的,但我覺得更多的是由經驗積累的車輛形象所決定的。那麼,Nayo的車輛形象是怎樣的呢?或許還停留在自行車的水平吧……
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「正在更換新車。再見了,舊車。」 這一天,負責包括這個網站在內的吉卜力網站製作的宇部的高井真一先生來東京開會,也來到了吉卜力。他一直以來都是個充滿活力的人,這次又穿着新奇的裝備,顯得更加高級了。每次見面,他的「裝扮」都會有所不同,讓人不禁期待下次會是什麼樣子。正因為他是如此充滿好奇心和活力的人,對於對IT不太熟悉的吉卜力員工來說,他就像是神一樣的存在,大家都完全依賴他。這一天,我們也委託他製作美術館圖書館下一部作品《阿祖爾與阿斯瑪爾》的網站,非常期待最終會呈現出怎樣的效果。
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「在科技感中融入了和風元素的功能性風格」
3月9日(金)
次回作○○○で原画を担当している山下さんが一回目の作打ち分を終わらせ、明日から二回目の作打ちに入る。それにしても早い! 制作の読みを見事に裏切る速さで原画をあげてくれている。それも簡単なシーンではないところなのに・・・。次に受け持つシーンもかなり大変なところ。作打ちに同席した郷平は、また大変なシーンを持たされ、打ち合わせだけでぐったりしてしまうのではないかと心配していたのですが、当の山下さんは宮崎監督から、「ルパンみたいにやっていいから」と言われ意気揚々と机に戻っていった様子。動かすことへの純粋な喜びとでも言うのだろうか。アニメータの真髄を垣間見たような気がするのだった。
 
久々に、新宿で2ヶ月ぶりにアニメフェアの合同MTGが開かれる。ジブリからだけでなく、プロダクションIGさんや日テレさんとともに新宿東口の"椿屋"で行なうムービックプロモートサービス(MPS)さんとの打ち合わせだ。関係者の間では、すっかり"カレーミーティング"として定着しているということは以前にも述べたと思う。いよいよアニメフェアまであと10日あまりとなり、最後の打ち合わせなのだが、出席者全員、カレーをとても楽しみにしており、MPSの宮本さんは奥さんから、「私もカレーを食べに行ったらダメかな?」とおねだりされているそう(奥さんも関連会社で働いているのです)。今回もカレーを出席者全員でおいしくいただき、ついにアニメフェアは22日に初日を迎えます。
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「カレーも今回で食べ収め。食べる人の意気込みが違う!?」   夜、ジブリでは原恵一監督最新作「河童のクゥと夏休み」の特別試写が行なわれる。
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まだ完成版ではなく、エンドロールや主題歌もなく、尺も確定していない状態だったのだが、上映終了後には、ぽろぽろと泣き出すスタッフが続出する感動作だった。高畑監督も観て「とても良心的な作品。こういう作品にヒットしてもらいたいね」と後日、感想を述べていた。ただ、2時間17分もあったせいか、映写機に相当な負担だったらしく上映開始でフィルムが止まってしまい、ジブリの映写技師古城君にとっては冷や汗モノの10分間だったことだろう。お疲れ様でした。
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「映写室の古城君、奮戦中...」
3月9日(周五)
負責下一部作品○○○原畫的山下先生已經完成了第一次作畫分鏡,明天將開始第二次作畫分鏡。速度真是快得驚人!他以超乎製作預期的速度完成了原畫,而且這些場景並不簡單……接下來他負責的場景也相當具有挑戰性。參與作畫會議的郷平擔心他會被分配到繁重的場景,光是開會就會讓他筋疲力盡,但山下先生卻從宮崎導演那裡得到了「可以像魯邦那樣自由發揮」的指示,隨後他意氣風發地回到了工作檯。或許可以說,這是一種對動畫創作的純粹喜悅吧。我仿佛窺見了動畫師的真諦。

時隔兩個月,新宿再次舉辦了動畫聯合會議。不僅是吉卜力,還有Production IG和日本電視台的成員,我們在新宿東口的「椿屋」與Movic Promote Service(MPS)進行了會議。正如我之前提到的,這已經成為了大家口中的「咖喱會議」。距離動畫展還有不到十天,這是最後一次會議,所有與會者都非常期待咖喱,MPS的宮本先生甚至被妻子問道:「我也能一起去吃咖喱嗎?」(他的妻子也在相關公司工作)。這次大家也一起享用了美味的咖喱,動畫展終於將在22日開幕。
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「這次是最後一次吃咖喱了。大家的熱情真是不同尋常!?」 晚上,吉卜力舉行了原惠一導演的最新作品《河童的クゥ與暑假》的特別試映會。
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雖然還不是最終版本,片尾字幕和主題曲都未完成,時長也尚未確定,但放映結束後,許多工作人員都感動得淚流滿面。高畑導演後來也觀看了影片,並表示:「這是一部非常用心的作品,希望這樣的作品能夠大受歡迎。」不過,由於影片長達2小時17分鐘,放映機承受了相當大的壓力,放映開始時膠片甚至一度卡住,吉卜力的放映技師古城君在那十分鐘裡一定冷汗直流。真是辛苦了。
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「放映室的古城君,正在奮戰中……」
3月10日(土)
三鷹の森美術館ライブラリーの第一弾となる「春のめざめ」の公開まで一週間と迫ってきたのだが、スタジオではもう夏休みに公開する第二弾作品「アズールとアスマール」の吹き替え作業に入っている。というわけで、今日は子役のオーディションが行われた。そうなのです! 「春のめざめ」と違って、この作品は長編ということもあり、吹き替え版を制作しているのである。候補者のリストと経歴を見ながら、ポスプロの津司さんは高畑監督とともに「ハンサングンだ!」などと韓流ドラマの吹き替えの経歴を見つけて盛り上がっていたらしい。
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「画はまだお見せできません。でも着々と進行しています」
3月10日(周六)
距離三鷹之森美術館圖書館首部作品《春之覺醒》的公開僅剩一周時間,但工作室已經開始了為暑假公開的第二部作品《阿祖爾與阿斯瑪爾》的配音工作。因此,今天進行了兒童演員的試鏡。沒錯!與《春之覺醒》不同,這部作品是長篇,因此我們正在製作配音版。在查看候選人的名單和簡歷時,後期製作的津司先生和高畑導演一起發現了「韓流劇的配音經歷」,並興奮地討論着「真是帥哥啊!」之類的話題。
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「畫面還不能展示給大家。但一切都在穩步進行中。」
3月12日(月)
春の到来とともに、社内の部活動が少しずつ活発になってきている。以前ハンドベル部が結成されたことはお伝えしたが、着々と課題曲も決まり、練習にも熱が入り始めた様子。とはいえ未経験者も多いので、まずはドレミファソラシドの音階をスムースに鳴らす練習から始めているとのこと。期待して大丈夫ですよね、今年の忘年会での演奏・・・。
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「クリスマスには、間に合わせたいッ」   ジブリ美術館へはJR三鷹駅から玉川上水沿いの道を歩いてゆく。この道は車も多いのだが、季節の花もたくさん咲いていて、こんな天気の良い日には、ちょっとホッとできたりする。館長ブログにもあるように桃の花や梅の花も綺麗だが、傍らにはスミレの花なんかも咲いている。たまには足元に目を向ける、心の余裕を持ちたいものです。
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「スミレは咲いたか~桜はまだかいな~♪」 (ちなみにこの写真はスミレじゃないそうです。ご指摘ありがとうございます。)
3月12日(星期一)
隨着春天的到來,公司內部的社團活動也逐漸活躍起來。之前已經向大家介紹過手鈴部的成立情況,現在他們不僅確定了練習曲目,還開始熱情地投入練習。不過,由於很多成員都是新手,所以目前他們從最基本的音階練習開始,力求能夠流暢地演奏出「哆來咪發索拉西哆」。看來今年忘年會的表演值得期待啊……
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「聖誕節前一定要練好!」 前往吉卜力美術館的路,是從JR三鷹站沿着玉川上水步行。這條路雖然車流量較大,但沿途也開滿了季節性的花朵,在這樣晴朗的日子裡,走在這裡讓人感到一絲放鬆。正如館長博客中提到的,桃花和梅花都很美麗,而路邊還開着紫羅蘭。偶爾低頭看看腳下的風景,也是一種心靈的放鬆。
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「紫羅蘭開了嗎~櫻花還沒開嗎~♪」 (順便說一下,這張照片裡的花並不是紫羅蘭。感謝大家的指正。)
3月13日(火)
美術館で採用されたアルバイトスタッフがジブリ見学にやってくる。こういう時の案内は、広報の伊藤部員の出番だ。アニメーター出身の彼にとっては、アニメーションの作り方を説明するのも、お手の物。アニメーションスタジオを初めて見学するアルバイトさんたちにとって、やはり見ものはアニメーターの職場、作画ルームだ。作画机に向かってもくもくと仕事をしている様子は、ジブリが普通の会社と違った、工房かアトリエといった雰囲気を感じさせるからだ。おまけに、門外不出の次回作ポニョの画がいたるところに貼られているし...。さらに、宮崎監督の机も普通にあるし...。(申し訳ないのですが、一般の方の見学はできません。ご了承ください。)
 
この日、ブエナビスタホームエンターテイメントの「春のコンベンション」が有楽町で開かれる。ビデオ販売に従事する人、マスコミなどを読んで、ブエナの今後発売のラインナップや戦略を説明する催しだ。大スクリーンを自在に操りながら、パリッとしたスーツ姿で、それもスタンディングで行なう洗練されたプレゼン。さすがにディズニーは一味違うなぁと思っていると、そこに鈴木プロデューサーのVTRが登場。その瞬間ジャージを着てくつろいだ姿の鈴木さんの「ども、鈴木です」といういつもの笑顔が大写しになると、それまでの緊張は一気にほぐれ、会場から思わず笑いが...。鈴木さんの、他人に気を許させてしまうマジックの一旦を見る思いの一瞬でした。
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「かっこいいプレゼンテーションです」
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「鈴木さん、大画面で登場!」 
3月13日(星期二)
美術館新招聘的兼職員工來到吉卜力參觀。這種時候,宣傳部的伊藤成員就派上用場了。作為動畫師出身的他,講解動畫的製作方法也是得心應手。對於第一次參觀動畫工作室的兼職員工們來說,最吸引人的還是動畫師的工作場所——作畫室。面對作畫桌默默工作的場景,讓人感受到吉卜力與普通公司不同的氛圍,更像是工坊或工作室。而且,未公開的下一部作品《懸崖上的金魚姬》的畫作隨處可見……此外,宮崎駿導演的桌子也普通地擺在那裡……(非常抱歉,普通觀眾無法參觀,敬請諒解。)

這一天,Buena Vista Home Entertainment的「春季大會」在有樂町舉行。這是一個面向從事視頻銷售的人員和媒體,介紹Buena未來發行計劃和戰略的活動。在大屏幕上自如操作,穿着筆挺的西裝,甚至站着進行精緻的演示。果然迪士尼與眾不同,正當我這麼想着時,鈴木製作人的VTR出現了。那一刻,穿着休閒運動服、放鬆姿態的鈴木先生「大家好,我是鈴木」的招牌笑容被放大,之前的緊張氣氛瞬間緩解,會場中不禁傳來笑聲……這是鈴木先生讓人放鬆的魔力展現的一瞬間。
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「很酷的演示」
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「鈴木先生,在大屏幕上登場!」
3月14日(水)
今日はホワイトデー。ジブリの女性陣の机の上にはバレンタインデーのお返しの甘いスイーツがいくつも集まってきていた。比較的女性の多い部署では、当然一度では食べきれないほどの量が集まっているので、今日は何を食べて、明日は何を食べるのかを楽しそうに相談している様子。それにしても甘いものは男性より女性のほうが似合いますよね、やっぱり。女性の周りにあるほうが何だか楽しそうに感じるのは僕だけでしょうか?
 
とはいえ、3スタでは、もらった男性がおのおの別々にお菓子を届けたので、ひとりひとりが御覧のような状態に。嬉しい悲鳴を上げる女性陣。「賞味期限はいつだっけ」「これはしばらく大丈夫」とひとつずつ確認しながら、食べる順番を決めていたのだった。「今日はお昼、もう食べられない」という長澤さんの言葉に、「エッ!」と弁当が売れ残る恐怖に思わず反応する、弁当番町イトノンだった。
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「集まったお菓子たち。しょっぱいものも食べたいよお」
3月14日(星期三)
今天是白色情人節。吉卜力的女性員工們的桌子上堆滿了情人節回禮的甜點。在女性較多的部門,自然收到了多得一次吃不完的甜點,大家正開心地商量着今天吃什麼、明天吃什麼。果然,甜點還是更適合女性吧?只有我覺得甜點放在女性周圍看起來更開心嗎?

不過,在3號工作室,收到甜點的男性們各自送來了不同的點心,所以每個人都像照片中這樣。女性們發出了既開心又無奈的感嘆。「這個的保質期是什麼時候?」「這個可以放一段時間。」她們一邊逐一確認,一邊決定吃的順序。當長澤說「今天中午已經吃不下了」時,負責便當的伊藤忍不住反應道:「誒!」擔心便當會賣不完。
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「收集到的甜點。好想吃點鹹的東西啊。」
3月15日(木)
最近、鈴木さんは書道に凝っている様子で、しきりに筆で文字を書いている。最初は、マンガチックな鈴木フォントだったのだが、最近はなかなかサマになっていて、本人もまんざらではないらしい。冗談ではなく、映画のタイトルなんかに採用され始めている。そのうち、ぜんぜんジブリと関係ない映画でも、「題字:鈴木敏夫」のクレジットを目にするかもしれません。みなさん、これからは題字に注目を。
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「これは題字ではありません。ある人の退院祝いに書いたものです。」   この日から、海外事業局にアミーこと網崎さんが、産休から復帰する。新人が多い海外事業局の良き先輩としてよろしくお願いします。ただ、「今日からまた働きます」と挨拶に行った先々で、「(旦那の)ナヨはいつから育休に入るの?」と聞かれていたとかいないとか...。ちょっと切ない表情のナヨだった。
3月15日(星期四)
最近,鈴木先生似乎對書法產生了濃厚的興趣,頻繁地用毛筆寫字。最初,他的字體還帶有漫畫風格,但最近已經相當有模有樣了,他自己似乎也頗為滿意。這並非玩笑,他的書法已經開始被用於電影標題。或許在不久的將來,即使是在與吉卜力完全無關的電影中,我們也能看到「題字:鈴木敏夫」的字樣。大家以後可要多多關注電影的字幕哦。
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「這並不是電影題字,而是為某人的出院慶祝而寫的。」 從今天起,海外事業局的網崎小姐(暱稱阿米)將結束產假,重返工作崗位。作為海外事業局中新人眾多的優秀前輩,請多多關照。不過,據說她在各處打招呼說「從今天開始我又要工作了」時,總是被問到「(你丈夫)奈良什麼時候開始休育兒假?」……奈良的表情似乎有些無奈。
3月16日(金)
イマジカのスタッフが来社し、撮影監督の奥井さんと次回作ポニョに向けての技術的な方針の打ち合わせを行なう。イマジカとはかれこれ長い付き合いになりますが、それでも作品のたびに課題はあるわけで、作品のスタイルによってフィルム化或いはDLP化していく方向や方針が変わってくるのである。そのために毎回綿密な打ち合わせは欠かせない。今回もいろいろ無理を言うと思いますが、よろしくお願いします。
 
アニメフェアの準備がようやく本格化している。パネルの校正をムービックさんと行なったり、人員のシフトを組んだり、会場で流すDVDの画像を編集したり。ところがここに来て、深刻なのは、配布物の保管場所であることがわかってくる。今回、会場では、3万枚のクリアファイルに入れたチラシを配ることにしているのだが、チラシもここに来て、いろいろと追加のものが出てきて、このままだと段ボール箱で200箱以上になりそうな勢いなのだ。「10段以上に積んだらストックヤードに入る」「日テレさんとかIGさん、動画協会に置かせてもらう」「ホテルを取って入れる」「毎日搬入?」など対策を考えては見るが決め手はない。とにかく、全部搬入されてから考えよう、といたってのんきな責任者代行、西岡広報部長なのである。結末はいかに?
3月16日(周五)
Imagica的工作人員來到公司,與攝影監督奧井先生就下一部作品《懸崖上的金魚姬》的技術方針進行了討論。雖然與Imagica有着長期的合作關係,但每部作品都會面臨不同的挑戰,根據作品的風格,選擇膠片化或DLP化的方向也會有所不同。因此,每次都需要進行詳細的討論。這次可能也會提出一些苛刻的要求,還請多多關照。

動畫展的準備工作終於進入了正軌。與Movic公司進行了展板的校對,安排了人員的輪班,編輯了會場播放的DVD畫面。然而,現在最嚴重的問題是分發物品的存放地點。這次在會場計劃分發3萬份裝在透明文件夾中的傳單,但傳單的數量不斷增加,照這樣下去,可能需要200多個紙箱。「如果堆到10層以上,就得放進倉庫」「放在日視公司、IG公司或動畫協會」「租用酒店存放」「每天搬運?」雖然考慮了一些對策,但還沒有最終決定。總之,負責人代行、宣傳部長西岡先生非常淡定,決定等所有物品都搬進來後再考慮。結局會如何呢?
3月17日(土)
昨日は東京で観測史上最も遅い初雪が降る(小金井では1月20日に観測しているのだが...)。ここまでくると、初雪という言葉が全く似合わない時期なので何かピンとこない。ただ、この時期によくある寒の戻りだが、今年は、2月が暖か過ぎたせいで特に厳しいように思う。これを抜けると本当に春がやってくると思うのだが。

というわけで、今日は、美術館ライブラリー劇場公開作品「春のめざめ」の初日。朝から、渋谷のシネマアンジェリカに関係者が集合する。美術館、ジブリだけでなく、東宝アド、日本テレビ、ローソン、ローソンチケット、徳間書店、などなどこのプロジェクトにかかわった人たちがいてもたっても居られず、渋谷に集合というわけだ。初日の入りは、なかなか良く、行列も結構出来ていた。ホッとする一同なのだが、渋谷駅までできる行列が見たかったというのは、ちょっぴりぜいたくな夢なのかなぁ。
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「ぜーんぶ集まった関係者です」
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絵本も全国書店で発売されました。ご一読のほどを!」 
3月17日(周六)
昨天東京觀測到了有史以來最晚的初雪(小金井在1月20日就已經觀測到了初雪……)。到了這個時候,初雪這個詞已經完全不合適了,感覺有點不對勁。不過,這個時期常見的寒潮回歸,今年因為2月太暖和了,感覺特別嚴酷。熬過這段時間,春天就真的來了吧。

因此,今天是美術館圖書館劇場公開作品《春之覺醒》的首映日。一大早,涉谷的Cinema Angelica就聚集了相關人員。不僅是美術館和吉卜力,還有東寶廣告、日本電視台、羅森、羅森票務、德間書店等等,所有參與這個項目的人都迫不及待地聚集在涉谷。首映日的入場情況相當不錯,隊伍也排得挺長。大家都鬆了一口氣,不過看到隊伍一直排到涉谷站,這或許是個有點奢侈的夢想吧。
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「所有相關人員都到齊了」
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繪本也在全國書店發售了。請務必一讀!」
3月19日(月)
「崖の上のポニョ」製作発表の記者懇談会が東宝の本社会議室で行なわれる。「ポニョ」についての発表を、鈴木さんが新聞社の映画記者さんたちに対して行なう会だ。通常、こんな形の発表はあまりなく、普通の映画だったらはホテルの宴会場で、ずらっと並んだテレビカメラを前に役者さんと行なうことが多いと思うのだが、何せ公開まであと一年以上もある作品だし、世間に出せるものは何一つ出来ていない時点での発表なので、こんな形になったのである。鈴木さんは、なぜか、中日ドラゴンズのファンクラブのブルゾンを着て登場し、フォトセッションまで行なったのだが、翌朝の新聞にその写真が使われたのは、案の定「中日スポーツ」だけで、せっかくの写真の扱われ方に、鈴木さんはちょっと不満気の様子だった。
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「にこやかな鈴木さんのフォトセッションの様子」   一度食べて以来、病み付きになっている制作渡辺の強い希望で再び納豆を共同購入。今回も決して買い占めるつもりはないのだが、またもやひとりでこんなに大量に購入(写真参照)。この納豆は、やはりご飯とよく混ぜ合わせて食べるのが一番おいしい食べ方。納豆そのものがおいしいのであまり薬味は入れないのですが、今回煎りゴマを振りかけてみたら、これまた格別な味になる。いや、暫くやめられそうにありません、納豆ご飯。
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「今回もたくさん買わせていただきました!」   ポスプロの古城環と仕上の理恵さん夫婦の子供が本日無事産まれる。予定よりも2週間ほど早かったのだが、母子ともに健康とのこと。おめでとう!その一報を聞いて、さっそく、ジブリ恒例の?飾り付けが、御覧のように盛大に、作画のスタッフと制作サンキチの手によって行なわれる。明日の古城くんの出社を心待ちにしながら、夜は更けてゆく。
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「準備は万端」
3月19日(星期一)
在東寶總部的會議室舉行了《懸崖上的金魚姬》製作發布的記者懇談會。鈴木先生向報社的電影記者們介紹了關於《金魚姬》的情況。通常,這種形式的發布會並不常見,普通電影大多會在酒店的宴會廳,面對一排排的電視攝像機,與演員一起進行。但畢竟距離上映還有一年多的時間,而且目前還沒有任何可以公開的內容,所以採取了這種形式。鈴木先生不知為何穿着中日龍棒球隊球迷俱樂部的夾克登場,並進行了拍照環節。然而,第二天早上的報紙中,只有《中日體育》使用了那張照片,鈴木先生對照片的處理方式顯得有些不滿。
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「鈴木先生愉快的拍照場景」 自從上次吃過以後,製作人渡邊強烈希望再次集體購買納豆。這次也絕對沒有打算大量囤貨,但又一次獨自購買了這麼多(見照片)。這種納豆,果然還是和米飯充分混合後吃最美味。納豆本身就很美味,所以不太加調料,但這次撒上炒芝麻後,味道又變得特別。看來,納豆飯暫時是戒不掉了。
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「這次又買了很多!」 後期製作的古城環和仕上的理惠夫婦的孩子今天平安出生。比預產期提前了大約兩周,但母子都很健康。恭喜!聽到這個消息後,吉卜力慣例的裝飾工作立即展開,正如你所看到的,由作畫人員和製作人三吉共同完成。大家期待着明天古城先生的到來,夜晚漸漸深了。
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「準備就緒」
3月20日(火)
というわけで、東京で桜の開花宣言が出てめでたい本日、出社した古城くんの顔にも驚きと満面の笑みが咲く。改めて、おめでとう!
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「くす球も見事に咲きました」   今週は、東京国際アニメフェア週間。広報スタッフは夕方に、ビッグサイトまで車を飛ばして搬入を行なう。会場は、まだまだブースの組み立て最中で、「作業時間は、夜8時までです。それ以降、残業を行なう場合は運営事務局に直ちに届けてください」などと、トンテンカンテンやっている会場に女声のアナウンスが流れるのを耳にすると、やっぱり「ビューティフル・ドリーマー」を思い出してしまう、われら押井さん世代のスタッフなのであった。「なんたって明日は、学園祭初日ですからね...」(?)
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「出番を待つバルーンたち。トトロもいます」
3月20日(星期二)
因此,在東京櫻花盛開的好日子裡,古城君的臉上也綻放出驚喜和滿面的笑容。再次祝賀!
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「彩球也美麗地綻放了」 本周是東京國際動畫展周。宣傳工作人員傍晚驅車前往Big Site進行布展。會場還在搭建展位,「工作時間到晚上8點。如果之後需要加班,請立即通知運營辦公室」,聽到會場裡女聲的廣播,我們這些押井守一代的工作人員不禁想起了「美麗的夢想家」。「畢竟明天是學園祭的第一天...」(?)
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「等待出場的彩球們。龍貓也在其中」
3月21日(水)
というわけで、今日もビッグサイトに出向いて、ムービックプロモートサービスさんとアニメフェアの準備を続けている。カレーの会でおなじみの日テレさんやアイジーさんのブースが準備が終了していくのを横目に、ジブリブースはなかなか完成しない。特に問題なのは、30000枚のチラシの山で、ダンボールが少なくとも200箱はあるのだ。収納スペース考えていなかったため、これをいかにして収めるか、思案が続いたのだが良いアイデアは浮かばず、結局はアイジーさんのご好意に甘えて、溢れた100箱近くをアイジーさんのブースに置かせてもらうことに。「カレー3杯で手を打ちましょう」というアイジーの上田さん、本当にありがとうございますぅぅぅっ。
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「大量の段ボール箱たち。残りはアイジーさんへ」
3月21日(星期三)
於是,今天也去了Big Site,繼續與Movic Promote Service公司一起準備動漫展。在咖喱會上熟悉的日視公司和IG公司的展位已經準備完畢,而吉卜力的展位卻遲遲未能完成。最成問題的是那堆3萬張傳單,至少有200箱紙板箱。由於沒有考慮到收納空間,一直在思考如何安置這些箱子,但始終沒有想出好辦法。最終,只好厚着臉皮接受了IG公司的好意,將近100箱的傳單放在了IG公司的展位上。「用三碗咖喱來達成協議吧」,IG公司的上田先生,真的非常感謝您!
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「大量的紙板箱。剩下的就交給IG公司了」
3月22日(木)
制作の郷平が最近歯医者に通っている。ここ数年放っておいたツケが回ってきたためか、急激に痛み出すことがあり、ようやく医者に行く決断をしたのだとか。しかし、どうやら奥歯は全滅らしく、かなりの本数を抜歯しなければならないとのことで、顔色もさえない。大人の歯は一度抜けてしまうと二度と生えてこない。医学や科学がもう少し発達して、歯の種を歯茎に植えたら、再び歯が生えてくるようにならないものでしょうか。まあそんな"ないものねだり"をする前に、きちんと歯を磨くことを心がける必要があるのだろうが・・・。
 
東京国際アニメフェアがいよいよ開幕。ジブリブースは、展示が比較的地味で心配したのだが、大勢のお客さんに来てもらえる。海外の報道がいくつも来ていたのだが、いつものことだが、これだけアニメアニメと連日マスコミに取り上げられているわりに、国内の報道の取り上げ方は少ないように思う。東京都が中心で行なっているので、中央に嫌われているせいなのか、アピールの仕方が悪いのか、はたまたわれわれ出展者の内容が取材に値しないためなのか、来年はもっと頑張ろうと思った初日だった。(とはいうものの、第2日テレさんはちゃんと取材してくれて、その内容は近日アップされると思うので、乞うご期待)
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「休憩しているのではありません。チラシ詰めです」
3月22日(星期四)
製作部的郷平最近一直在看牙醫。可能是因為這幾年一直沒管牙齒,突然開始劇烈疼痛,終於決定去看醫生了。不過,聽說他的臼齒已經全壞了,必須拔掉好幾顆,臉色也不太好。成年人的牙齒一旦拔掉就再也長不出來了。醫學和科學能不能再發達一點,讓牙齒的種子種在牙齦里,牙齒就能重新長出來呢?不過,在這樣「奢求」之前,還是得好好刷牙才行啊……

東京國際動畫展終於開幕了。吉卜力的展位雖然展示比較低調,但還是吸引了很多觀眾。雖然有不少海外媒體來報道,但和往常一樣,儘管動畫動畫每天都在媒體上被大肆報道,國內的報道卻不多。可能是因為東京都是主辦方,所以被中央冷落了嗎?還是宣傳方式不好?或者是我們參展的內容不值得報道?總之,第一天就讓我覺得明年要更加努力了。(不過,第二天電視台還是來採訪了,內容應該會在近期發布,敬請期待。)
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「不是在休息,是在裝傳單。」
3月23日(金)
小金井の桜堤の桜もついにほころぶ。都心より3日遅いが、そろそろ小金井でも花見の準備を始めねばなるまい。
 
そんな暖かな本日、「崖の上のポニョ」初ラッシュが行なわれる。"ラッシュ"というのは、"ラッシュ上映チェック"のことで、出来上がった映像をスクリーンに映してみて問題ないか確認することをいう。いよいよ今日の上映は50カット。何度も経験しているものの初ラッシュは緊張するもの。監督やメインスタッフからその鼓動が伝わってくる。ラッシュが無事、終わると各部署では「ポニョ」の話で少し興奮状態になっている様子。「すごく良かった」「可愛かった」「大ヒットの予感!?」などという感想は、事務系スタッフの感想でした。
 
夕方からは、作画インから少々遅れたものの、1スタ・バーで"ポニョの討ち入り"が行なわれる(つまり、ミニパーティ)。ところが、乾杯の音頭をとるはずの鈴木さんの声が出ないというアクシデント。そういえば、鈴木さんは、月曜日の記者懇談会の翌日から風邪のため声がほとんど出なくなっていたのだった。せめて一声だけでもと最大限振り絞って出した鈴木さんの声は、かすれがすれだったのだが、それでも、力強いものだったという。
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「監督や制作、プロデューサー(補)の姿も」 さて、パーティメニューでは、グルメな高坂さんが密かに入手した生ハムが美味しかったのは当然のこととして、意外に制作サンキチと作画の三浦さんが作ったパスタが大人気。というのも、三浦さんのお父さんがパスタソースの会社に勤めているらしく、わざわざ一般には市販されない業務用のものを取り寄せた秘伝のソースだったからだとか(学食なんかでも使われている噂も?)。これから、毎回期待してもいいですか?
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「大人気パスタ、ただいま振る舞い中」   宴もたけなわなこの日の夜、ジブリにまたまた新星クラブ活動が誕生。その名も"星部"。部長の美術の渡辺君が天体望遠鏡を持ってきていて、屋上に設置して天体観測を行なったのだった。天文には全く興味がないようなスタッフからの適当なリクエスト、「月が見たい」とか「土星が見たい」という声に全て10秒以内で応える部長の渡辺君の手腕は、まるで魔法のようだったという。現在はまだメンバー3人だというが、この日の大人気ぶりの様子を見ると、人気クラブに昇格するのも時間の問題だと思われた。
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「空気が澄んでいる冬の方が観測には適しているそうです」   小金井で楽しいひと時を過ごしている間、アニメフェアの会場では、チラシの封入作業に明け暮れていた。セットされたクリアファイルとチラシ30000セットに追加のチラシ2枚を封入する作業が行なわれていたのだ。詰めても詰めてもなくならず、新しい段ボールが置かれていく終わりの見えない単純作業の連続は、「女工哀史」か、はたまた「賽の河原」か...。こうして史上最大に過酷なアニメフェアの一日は過ぎてゆくのだった。
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「チラシ詰め、大分増員しました」
3月23日(星期五)
小金井的櫻花堤上的櫻花終於開始綻放。雖然比市中心晚了三天,但小金井也差不多該開始準備賞櫻了。

在這樣一個溫暖的日子裡,《懸崖上的金魚姬》進行了首次試映。"試映"指的是"試映檢查",即將完成的影像放映到銀幕上,確認是否有問題。今天的試映共有50個鏡頭。雖然已經經歷過很多次,但首次試映仍然讓人緊張。導演和主要工作人員的心跳聲仿佛都能感受到。試映順利結束後,各部門都因為《金魚姬》的話題而顯得有些興奮。"非常棒"、"很可愛"、"感覺會大賣!"等感想,都是來自行政人員的評價。

傍晚時分,雖然比原定時間稍晚,但在1號工作室的酒吧舉行了"金魚姬的討伐"(即小型派對)。然而,本應由鈴木先生帶領大家乾杯,卻因為他的聲音發不出來而出現了意外。原來,鈴木先生從星期一的記者懇談會第二天開始就因為感冒幾乎失聲了。他竭盡全力發出的聲音雖然沙啞,但仍然充滿了力量。
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"導演、製作人和副製作人的身影" 在派對菜單中,美食家高坂先生偷偷弄來的生火腿當然非常美味,但意外的是,製作人三吉和作畫的三浦先生做的意大利麵大受歡迎。據說,三浦先生的父親在一家意大利麵醬料公司工作,特意弄來了市面上買不到的專業用秘制醬料(據說學校食堂也在用?)。以後每次都可以期待嗎?
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"大受歡迎的意大利麵,正在分發中" 當晚,派對正酣時,吉卜力又誕生了一個新的俱樂部活動,名為"星部"。部長、美術部的渡邊君帶來了天文望遠鏡,在屋頂上進行了天體觀測。對於對天文毫無興趣的同事們隨意提出的"想看月亮"、"想看土星"等要求,部長渡邊君都能在10秒內回應,簡直像魔法一樣。目前成員只有3人,但從當天的受歡迎程度來看,成為熱門俱樂部只是時間問題。
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"據說空氣清澈的冬天更適合觀測" 在小金井度過愉快時光的同時,動漫展的會場裡,大家正忙於裝訂傳單。將準備好的透明文件夾和30000份傳單,再加上額外的兩張傳單裝訂在一起。無論怎麼裝訂,傳單似乎永遠裝不完,新的紙箱不斷被搬來,這種看不到盡頭的單調工作,究竟是"女工哀史"還是"賽之河原"……就這樣,史上最嚴酷的動漫展一天就這樣過去了。
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"裝訂傳單,增加了不少人手"
3月24日(土)
アニメフェア3日目。本日から一般デーということで、会場のボルテージ2段階ぐらい上がり、さらに気温の上昇とともに室温も5度くらい上がり、スタッフのストレスも3倍くらいになる。チラシの封入は会場の人目につかない裏手で行なっていたのだが、スタッフを増員したおかげで、「女工哀史」度は確実に上がっていた。スタッフの唯一の息抜きは、ポニキャンブースに居た"ミーナ"のお姉さんと一緒に写真を撮ることで、このときだけは連日の出勤で疲れがたまった広報部長の顔もパッと輝いていたという。
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「終わりの見えないチラシ詰めは、今日も続く」
3月24日(周六)
動畫展第三天。今天開始是公眾開放日,會場的氛圍一下子高漲了兩倍,隨着氣溫的上升,室內溫度也上升了大約5度,工作人員的壓力也隨之增加了三倍。傳單的封裝工作是在會場不顯眼的後面進行的,但由於增加了人手,「女工哀史」的程度確實提高了。工作人員唯一的放鬆方式就是和波尼卡展位的「米娜」姐姐一起拍照,只有在這個時候,連日來因連續出勤而疲憊不堪的宣傳部長的臉上才會突然煥發光彩。
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「看不到盡頭的傳單封裝工作,今天仍在繼續」
3月25日(日)
いよいよ、アニメフェア最終日。この日、ジブリブースにも女性のスタッフが多かったためか、ついには他のブースのコンパニオンのようにカメラを持ったお客さんに写真を撮られるスタッフも。「何で私のことを撮るのでしょうか」と、腑に落ちない様子で、それはあまりに世間知らずじゃないのかなぁと思う。
こうして、4日間が無事に終わったのだが、閉会後には、お疲れさんの意をこめて記念写真を撮ったりする。ただ、その様子を不思議そうに横から撮っている外人さんがいて、こんな習慣は日本人だけなのかなと思う。その後30分もたたないうちにジブリブースは解体されていったのだった。
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「最後だと思うと、ちょっとさびしい」   最後に、休みも返上で、チラシを配ったり封入作業に徹してくださった、ブエナビスタさん、日テレイベント事業部さん、現代美術館広報さん、東宝アドさん、美術館スタッフ、ポスプロチーム、皆さんのご厚意と頑張りで、なんとかこの4日間を乗り切ることが出来ました。みなさん、大変お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。
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「チラシ詰め現場。今日に限って、お菓子や飲み物の姿が...なぜ?」
3月25日(日)
終於,動畫展的最後一天。這一天,吉卜力展位上的女性工作人員似乎也多了起來,甚至有些工作人員像其他展位的模特一樣,被拿着相機的客人拍照。「為什麼要拍我呢?」她們一臉不解,這讓我覺得她們是不是太不諳世事了。
就這樣,四天的活動順利結束了。閉幕後,大家為了紀念這段辛苦的時光,拍了一些合影。不過,旁邊有個外國人好奇地拍下了這一幕,讓我不禁想,這種習慣是不是只有日本人才有呢?之後不到30分鐘,吉卜力展位就被拆除了。
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「想到這是最後一天,有點寂寞。」 最後,感謝那些放棄休息時間,全力投入分發傳單和封裝工作的布埃納維斯塔公司、日本電視台活動事業部、現代美術館宣傳部門、東寶廣告公司、美術館工作人員、後期製作團隊的各位。正是大家的熱情和努力,才讓我們順利度過了這四天。大家辛苦了,真的非常感謝。
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「傳單封裝現場。今天特別奇怪,零食和飲料都不見了……為什麼?」
3月26日(月)
先週開花したはずの桜だが、不思議と開花の進行が遅い。ここ小金井では、一部の木では3部咲きなのだが、一部ではまだ一厘も咲いていないという具合。おまけに、なんだか木によっては葉もいっしょに出始めているようだ。今年の桜は何かヘンである。さらなる異常気象の前兆でなければ良いのだが。
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  「開花がなかなか進まない小金井近辺の桜の様子」   インフルエンザで一週間床に臥せっていた制作慎太郎がようやく復帰。とはいえ、まだまだ体調が万全でない様子。というのもインフルエンザに冒されているときは花粉症が出てこなかったらしいのだが、治るにつれて引き換えに今度は花粉症が出てきたらしいのだ。やはり梅雨時までは完全復調とはいかないか。毎年この時期は大変です。   小金井市の日中アニメ交流団がジブリに来社する。これは、小金井市の公民館が主催となって、中国のアニメ関係の大物(たとえばアニメ会社の社長とか大学の教授とか)を招へいし、日中交流を図ろうという主旨の会だ。普段ジブリではこのような主旨の企画に対してはお断わり申し上げているのだが、市長も参加している企画だし、地元の貢献の一環として特別に協力した次第。今日は朝からジブリ美術館を見て、午後はジブリで野中制作業務局局長の話を聞き、その後小金井公園で花見というスケジュールらしい。ジブリでは野中さんのわかりやすい丁寧な説明と質疑応答で、中国からの参加者は食い入るように話を聞いていて、質問が途切れることがなかった。その後は、鈴木さんも参加して恒例の写真撮影タイム。日本人も昔はそうだったのだが、中国の人は本当に写真好き。みんな最新の日本製高級デジカメでシャッターを切り続けていた。
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「ポスターを手に話す野中局長。ここぞとばかりに容赦なくカメラのレンズが向けられる」
3月26日(周一)
上周本應已經開花的櫻花,不知為何開花進展緩慢。在這裡的小金井,有些樹已經開了三成,而有些樹卻還一朵未開。更奇怪的是,有些樹似乎連葉子也開始一起長出來了。今年的櫻花真是有些奇怪。希望這不是進一步異常天氣的預兆。
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「小金井附近櫻花開花進展緩慢的樣子」 因流感臥床一周的製作人慎太郎終於回歸。不過,他的身體狀況似乎還沒有完全恢復。據說在流感期間,花粉症沒有發作,但隨着病情好轉,花粉症卻開始出現了。看來直到梅雨季節之前,他可能都無法完全康復。每年這個時候都很辛苦。 小金井市的日中動畫交流團來到吉卜力。這是由小金井市的公民館主辦,邀請中國動畫界的重要人物(比如動畫公司的社長或大學教授等),旨在促進日中交流的活動。平時吉卜力對這種主旨的企劃都會婉拒,但由於市長也參與其中,作為對本地貢獻的一部分,我們特別給予了合作。今天的行程安排是早上參觀吉卜力美術館,下午在吉卜力聽取野中製作業務局局長的講話,之後在小金井公園賞櫻。在吉卜力,野中先生用通俗易懂的詳細講解和問答環節,讓來自中國的參與者聽得入神,提問不斷。之後,鈴木先生也加入了慣例的拍照時間。日本人以前也是這樣,但中國人真的很喜歡拍照。大家都用最新的日本製造高級數碼相機不停地按下快門。
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「手持海報講話的野中局長。鏡頭毫不留情地對準了他」
3月27日(火)
ミッシェル・オスロ監督の最新作「アズールとアスマール」の日本語吹替版と日本語字幕版の制作が進行中。遅れに遅れていたネガフィルムとポジフィルムがようやく届いたので、テレシネするために急ぎ渋谷のスタジオへポジフィルムを届けに向かう。無事届けたのだが、会社に戻ってみるとフィルムの一部に傷がついていることが発覚。急遽、ネガフィルムのチェックをすることに。スケジュールがあまり無いので大丈夫だろうか・・・?(後日、ネガフィルムは無傷であったことがわかりました)それにしても、海外とのやり取りでは本当にドキドキさせられます。
 
 
2007年3月28日(水)
今日はお花見弁当の日。一時間延長された昼休みに、会社から特別に支給されたお弁当を持って、各自それぞれが桜の木の下にお向きお弁当を食べる恒例行事なのだ。この日を選んだのは広報西岡部長。桜の開花を予想しながら、桜の見ごろとお天気を考えて、日を決めるという大役を"なぜか毎年"仰せつかっている。今年は、少々開花を早めに読みすぎていて満開とは行かなかったのだが、天気は良く暖かい日になったので結果オーライ。よい花見ができたようで、西岡部長もホッと胸をなでおろしていた。
 
ところが、今日は平日ということで事務系スタッフはとにかく忙しい。他の会社は休みではないのでどうしても席を空けられず、ちょっと寂しいけれど、自席で弁当をいただくことになる。とはいえ、とても豪華なお弁当には思わず笑みがこぼれるのである。毎年楽しみな、いつまでも続いて欲しいジブリならではの伝統行事である。
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「席で食べても美味しいお弁当」   「ポニョ」で背景をお願いしている男鹿さんが上がりを持って来社。ついでに先週までのラッシュを観てもらいました。開口一番、「背景が素晴らしい!」とのお褒めの言葉。先週のラッシュから少し不安が増してきていた美術監督の吉田さんも、男鹿さんの言葉で自信を取り戻したようでした。   この日、朝から、昨夜放送されたNHK「プロフェッショナル」の話題で持ちきり。社内に居てもなかなか知りえない情報満載で、スタッフは一様に驚いて満足したようだった。ただ、NHKの担当ディレクターの荒川さんだけが思ったよりも視聴率が良くなかったせいか、さえない顔で、関係各署にお礼の挨拶に廻っていたのが印象的。また、宮崎監督は放送されたことを知らなかったとかで、「昨夜家に帰ったら、なんだか空気が重いんだよ」と語っていたという。   夜は、関係者で手嶌葵チャンの東京ライブにお呼ばれする。200人くらい入るホールで、塩谷哲さんのピアノの伴奏で唄う一時間のライブだった。葵チャンの唄とトークは、その穢れのないあまりのピュアさに、こちらが「ごめんなさい」と謝ってしまうほどの輝きを持っていると思う。心の底から浄化されたひと時だった。楽屋での葵チャンは相変わらずの調子だったが、笑顔がとても多くて、ますます素敵になっていたように思う。これからも、ジブリは一丸となって応援させていただきます。
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「いつもまっすぐな葵チャンと、照れる鈴木さん」
3月27日(星期二)
米歇爾·奧斯洛導演的最新作品《阿祖爾與阿斯瑪爾》的日語配音版和日語字幕版製作正在進行中。由於遲遲未到的負片和正片終於送達,我急忙將正片送往澀谷的工作室進行膠片轉制。雖然順利送達,但回到公司後發現部分膠片有損傷。於是緊急檢查負片。由於時間緊迫,不知能否順利完成……?(後來得知負片完好無損)不過,與海外的溝通總是讓人提心弔膽。


2007年3月28日(星期三)
今天是賞花便當日。在延長一小時的午休時間裡,大家拿着公司特別發放的便當,各自在櫻花樹下享用便當,這是每年的慣例活動。選擇這一天的是宣傳部的西岡部長。他每年都要負責預測櫻花的開花時間,考慮櫻花的最佳觀賞期和天氣情況來決定日期。今年雖然櫻花開花時間稍早,未能達到滿開,但天氣晴朗溫暖,結果還算不錯。大家似乎都享受了美好的賞花時光,西岡部長也鬆了一口氣。

然而,由於今天是工作日,行政人員非常忙碌。其他公司並沒有放假,所以大家無法離開座位,雖然有些遺憾,但還是在座位上享用了便當。不過,便當非常豪華,讓人不禁露出笑容。這是吉卜力每年都期待的傳統活動,希望它能一直持續下去。
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「在座位上吃也很美味的便當」 負責《懸崖上的金魚姬》背景的男鹿先生帶着新作品來到公司。順便讓他觀看了上周的樣片。他開口第一句話就是:「背景太棒了!」美術監督吉田先生上周以來一直有些不安,但男鹿先生的話讓他重拾了信心。 今天早上開始,大家都在討論昨晚NHK播出的《專業人士》。節目中充滿了公司內部難以得知的信息,員工們都感到驚訝和滿足。不過,NHK的導演荒川先生似乎因為收視率不如預期而顯得有些沮喪,他在向相關部門致謝時表情有些黯淡。另外,宮崎駿導演似乎並不知道節目播出,他說:「昨晚回家後,感覺氣氛有些沉重。」 晚上,我們受邀參加了手嶌葵的東京演唱會。在一個能容納200人的大廳里,她在鹽谷哲的鋼琴伴奏下演唱了一個小時。手嶌葵的歌聲和談話純淨無瑕,讓人不禁想要道歉,因為她的光芒太過耀眼。這是一段讓人心靈淨化的時光。在後台,手嶌葵依然保持着平常的狀態,但笑容更多了,顯得更加迷人。今後,吉卜力將繼續全力支持她。
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「一直保持真誠的手嶌葵和有些害羞的鈴木先生」
3月29日(木)
「ポニョ」の原画をお願いする○○さんが来社する。今かかわっている作品が終わってからになるのだが、その前に絵コンテやボード、キャラ表などを観てもらう。○○さんは、「もののけ姫」でも原画をやっていただいた人で、今回はそれ以来の久々のジブリ作品への参加となる。久々の参加なので少し不安な様子だったが、作る作品は違えども、基本的に何も変わらないスタジオ。すぐに馴染みますよ、○○さん。よろしくお願いいたします。
 
この日、ジブリ美術館にスウェーデン王妃がいらっしゃる。ということで、宮崎監督、鈴木さん、中島館長がスーツ姿でお出迎え。もと銀行員だった中島館長のスーツ姿が馴染んでいたのは当然だが、高級スーツできめた鈴木さんは、まるでどこかの親分みたいだったし、監督は美術館の上っ張りを着たせいで、奥さんに薦められたせっかくの上着は見えなかった。
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「国賓の来館に、浮き足立つ(?)中島館長」   スウェーデン王妃は聡明で素敵な女性で、この短いジブリ美術館訪問を心底楽しんでおられた様子だった。打ち合わせもしていないのに「Welcome to ジャパン!Welcome to ジブリ!」と声をあわせて呼びかけてくれる子供たちも登場し、とても和やかな雰囲気を醸し出していたひと時だった。
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「思いがけない子供たちの声援に、手を挙げて応える宮崎監督たち」 
3月29日(星期四)
今天,負責《懸崖上的金魚姬》原畫的○○先生來到公司。雖然要等到他目前參與的作品完成後才能開始,但在此之前,我們會讓他先看看分鏡、故事板、角色表等資料。○○先生曾在《幽靈公主》中擔任原畫,這次是他時隔多年再次參與吉卜力的作品。雖然因為久違的參與顯得有些不安,但工作室的基本氛圍並沒有改變。○○先生,相信您很快就能適應。請多多關照。

這一天,瑞典王妃來到吉卜力美術館。為此,宮崎駿導演、鈴木先生和中島館長都穿着西裝迎接。曾經是銀行職員的中島館長穿西裝自然很合適,而穿着高級西裝的鈴木先生則像極了某個大佬,宮崎導演則因為穿着美術館的工作服,導致他妻子特意推薦的外套沒能展現出來。
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「面對國賓的來訪,中島館長顯得有些緊張(?)」 瑞典王妃是一位聰明而迷人的女性,她似乎非常享受這次短暫的吉卜力美術館之旅。雖然沒有事先安排,但孩子們自發地齊聲喊道:「Welcome to Japan! Welcome to Ghibli!」,整個場面顯得非常溫馨和諧。
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「面對孩子們意外的聲援,宮崎導演等人舉手回應」
3月30日(金)
鈴木さんを交えた月に一度の制作状況報告MTGが行われる。今回からPD室の西村くん、岸本くんを加えてのMTG。彼らは、「ポニョ」の宣伝に関する仕事を主にやっているので、「ポニョ」をきちんと理解するためには、実際の制作状況も把握しなければ理解できないという鈴木さんの提言によって参加することになったのだ。鈴木さんの言うことは確かで、制作状況を理解するということはこの作品の指揮をとっている宮崎監督がどのような考え、思いで作っているかを理解することに密接に繋がっているのではないだろうか。例えばどのカットで悩んでいるのか、どの部分にこだわっているのかなどアニメーション制作面に作品理解へのヒントが数多く落ちているように思う。
 
~春は別れの季節1~
この日、今度仕事を変わることになった4キャストの松村さんが挨拶に来社する。鈴木さんとお昼に出ることになったのだが、天気も良くなったこともあり、小金井公園にお花見に。丁度満開になっている木も多く、朝に降った雨のせいで緑も鮮やか、空も真っ青で、誠に結構なお花見日和だった。鈴木さんは、本当に桜が好きで小金井の桜の名所を本当に知り尽くしている。この時期、お昼に出かけてなかなか戻らない時は大抵桜を見に廻っているのだ。最近は、知らぬ間に切り倒されたり剪定されたりする桜の木も多く、憤慨することもあるのだが、まだまだ小金井公園の桜は健在で、この日の桜は特に見事だった。長く記憶にとどめておきたいと思う。そして、この日に合わせて桜の刺繍が入ったジーンズを穿いてきたお茶目な松村さん、本当にいろいろお世話になりました。
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「本当に綺麗な桜でした」    ~春は別れの季節2~ 夜は事務系スタッフで海外事業局に復帰したアミーのお祝いと、来月から美術館に異動になったヤスノンの送別会が吉祥寺の「まりや」で催される。アミーは母になっても相変わらずの毒舌健在で嬉しかったし、ヤスノンも淋しげだがこれからも頑張る感じなのでひとまず安心する。ヤスノンは一見心優しい"やさ男"なのだが、その本当のところは、ゲームやアニメ好きのオタクな一面がある(この業界に入ってくる人間なのだから至極当然なのだが)。それがすぐバレてしまうのが、正直なヤスノンらしいところ。今日の宴最後には御覧のようなオタクセットをもらってちょっと涙目に...。ヤスノン、働く場所が変わっても、いっしょに頑張ろう。
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「素敵な贈り物に心底嬉しそうな"アキバ系"ヤスノン」   ~休憩~ ジブリでは、日々夕陽を誰かがチェックしています。作品に登場している美しい夕陽も日ごろの観察の賜物なのかもしれません。今日の夕陽は大気が不安定なために雲が発達し御覧のようにちょっと怪しい感じでした。
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3月30日(周五)
今天舉行了每月一次的、由鈴木先生參與的製作進度匯報會議。從這次開始,PD室的西村君和岸本君也加入了會議。他們主要負責《懸崖上的金魚姬》的宣傳工作,而鈴木先生提議,為了更好地理解這部作品,他們必須了解實際的製作情況。鈴木先生的話確實有道理,理解製作進度與理解宮崎導演在創作時的想法和情感密切相關。例如,導演在哪些鏡頭上有困擾,哪些部分特別注重,這些動畫製作的細節中隱藏着理解作品的許多線索。

~春天是離別的季節1~
今天,即將換工作的四位演員之一的松村先生來公司告別。鈴木先生和他一起出去吃午飯,由於天氣很好,他們決定去小金井公園賞櫻。正好有許多櫻花樹盛開,早晨的雨水讓綠色更加鮮艷,天空湛藍,真是個完美的賞櫻日。鈴木先生非常喜歡櫻花,對小金井的櫻花名勝了如指掌。最近,許多櫻花樹被砍伐或修剪,這讓他感到憤慨,但小金井公園的櫻花依然美麗,尤其是今天的櫻花格外壯觀,讓人想長久地記住。而松村先生今天特意穿了帶有櫻花刺繡的牛仔褲,真是別出心裁,非常感謝他的照顧。
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「真是美麗的櫻花」 ~春天是離別的季節2~ 晚上,在吉祥寺的「まりや」為重返海外事業局的阿米和即將調往美術館的安野舉行了慶祝和送別會。阿米即使成為母親,依然保持着她的毒舌,這讓人感到高興;而安野雖然有些寂寞,但看起來會繼續努力,這讓人暫時放心。安野外表溫柔,實際上是個喜歡遊戲和動畫的宅男(這在業界是很正常的)。他的這種性格很容易被發現,這也是他誠實的一面。在今天的宴會最後,他收到了這樣的宅男套裝,感動得有點淚目……安野,即使工作地點變了,我們也要一起努力。
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「收到精美禮物的『秋葉原系』安野看起來非常高興」 ~休息~ 在吉卜力,每天都有人檢查夕陽。作品中出現的美麗夕陽也許正是日常觀察的成果。今天的夕陽由於大氣不穩定,雲層發展,看起來有點詭異。
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3月31日(土)
これから「ポニョ」の作画スタッフが増えてくるため、作画フロアのレイアウト変更を行なう。人は増えてもフロアのスペースは同じなので大幅なレイアウト変更というよりは、各人のスペースを少しずつ削りながら作画机を追加するスペースを捻出するというやり方である。それにしてもなんとかあと少し、フロアが広がったりしませんかねぇ。
 
 
というわけで、2007年3月が終わります。今月は、「春のめざめ」が公開されたり「ポニョ」が発表になったりしたことで、なんだかあわただしかったように思います。来月はもっとのんびりと、と行かないところがジブリです(悲)。来月も今月以上に全開で飛ばして行きたいと思います。
3月31日(周六)
由於《波妞》的作畫人員即將增加,我們需要對作畫樓層的布局進行調整。雖然人員增加了,但樓層的空間並沒有變化,因此與其說是大幅度的布局調整,不如說是通過逐步縮減每個人的空間來騰出放置作畫桌的位置。儘管如此,還是希望樓層能稍微再寬敞一點啊。


就這樣,2007年3月即將結束。這個月因為《春之覺醒》的上映和《波妞》的發布,感覺有些忙碌。下個月希望能稍微悠閒一點,但吉卜力似乎不會這樣(悲)。下個月我打算比這個月更加全力以赴地工作。