文档:地上的樂園/樂曲解說

出自宫崎骏与久石让中文百科
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1. The Dawn
1. 黎明
夜明け、魂が最も肉体から離れるとき。
地上をさす光と天井にともる星のイルミネーション。
やがて希望の光が地上を覆い現実の世界が白日のもとに晒される。
そして人々はそれから目を背ける。
黎明時分,靈魂最遠離肉體。
地上閃耀的光芒與天花板上點亮的星光。
不久,希望之光覆蓋大地,現實世界暴露在白晝之下。
而人們卻選擇背過身去。
2. She’s Dead
她死了
あの娘が死んだ。ディンドンとベルが鳴りオレは叩き起こされた。
刑事は疑っている。アリバイ? そんなものはない。
何も覚えてないんだ、何も・・・。
でもオレはやってない、がやってない証拠もない。記憶にないっていうことは・・・
とにかく-あの娘は死んだ。
那個女孩死了。鐘聲和鈴聲響起,我被驚醒了。
警察在懷疑我。不在場證明?我沒有。
我什麼都不記得了,什麼都不記得……
但我沒有做,也沒有證據證明我沒做。沒有記憶意味着……
總之——那個女孩死了。
3. さくらが咲いたよ
櫻花開了哦。
山賊は惚れた、女があまりに美しすぎて。やがて自分を失う。
7人の妻を殺し、京に上り毎夜女の為に首を取る。 (坂口安吾「桜の森の満開の下」より)
山賊愛上了她,因為那女子太過美麗。漸漸地,他迷失了自我。
他殺死了七個妻子,上京後每夜都為那女子取人性命。(摘自坂口安吾《櫻之森之滿開之下》)
4. HOPE
4. 希望
その日、僕はテイトギャラリーにある「HOPE」の前に立った。1886年、WATTSが描いたそれはいつもと変わりなく僕を迎える。
地球に座った目の不自由な天女「HOPE」が奏でる音楽を聞きたいと君はいった。
那天,我站在泰特美術館的《希望》前。1886年,瓦茨創作的這幅畫一如既往地迎接我。
你說想聽那位坐在地球上的盲眼天女「希望」所奏的音樂。
5. MIRAGE
5. 幻影
時々砂漠の夢を見る。
都会の(夜も更けた頃)汚れた歩道を歩いているとそれが果てしなく続き、やがては砂漠に辿り着く。
そして僕は口ずさんでいる。
金と銀の鞍をつけたラクダはすでに死に、焼けた砂を踏みしめながらゆっくり僕は歩く。
蜃気楼の地平線をめざして。
有時會夢見沙漠。
在城市的(夜深人靜時)走在污濁的人行道上,那道路仿佛沒有盡頭,最終卻抵達了沙漠。
而我輕聲哼唱着。
那匹馱着金銀鞍的駱駝早已死去,我踩着灼熱的沙子,緩緩前行。
朝着海市蜃樓的地平線。
6. 季節風 (Mistral)
6. 季節風(密史脫拉風)
サウスイーストの季節風にのって君は現れた。
運命的な出会いは案外さりげなくやってくる。仄かな潮の香りが肌から立ち昇る。
忘れていた熱い情熱が蘇る。
いつか終わりが来て、けだるい孤独だけが残ることを僕は知っている。
でも賭けてみようか?
乘着東南的季風,你出現了。
命運般的相遇,意外地平淡無奇。淡淡的潮香從肌膚上升起。
被遺忘的熱情重新甦醒。
我知道終有一天會結束,只剩下慵懶的孤獨。
但要不要賭一把呢?
7. GRANADA
7. 格拉納達
ざくろの実が割れたものをじっと見たことがありますか?
すごく鄙猥でいかがわしくて何だか吸い込まれそうで、まるで地獄だ。
その真っ赤な血のような汁の海に人間がのたうち回っている。芥川風に一本の糸が垂れて人々がそれに飛び付く。
それを遥か彼方の上空からたのしそうに見ている天使たち。笑顔の中の瞳は何の感情も浮かんではいない。
そこが世界の始まりかも知れない。
你曾仔細看過裂開的石榴果實嗎?
它顯得極其猥褻而可疑,仿佛要將人吸入其中,宛如地獄一般。
在那如鮮血般赤紅的汁液海洋中,人類痛苦地翻滾着。芥川筆下,一根細線垂下,人們爭相撲向它。
而天使們則從遙遠的高空愉悅地觀看着這一切。他們笑容中的眼眸,卻未流露出任何情感。
那裡,或許正是世界的起源。
8. THE WALTZ (For World’s End)
8. 華爾茲(為世界末日而作)
「ねえ、一緒に逃げようよ。どこまでもさー、この世の果てまで、なんか追われるって素敵だよね。
そしたら俺達もう一度やり直せるかもしれない。二人しかいないんだ、他にはなにもない、物音一つしない・・・。
ねえ、踊ろうよそこでタンゴを。何なら・・・ワルツだっていいんだ、君さえよかったら」
タキシードの僕は一人で踊った、砂の上で・・・・。
「喂,一起逃走吧。無論到哪裡,直到世界的盡頭,被追逐的感覺不是很棒嗎?
那樣的話,我們或許可以重新開始。只有我們兩個人,除此之外什麼都沒有,連一點聲音都沒有……
喂,在那裡跳探戈吧。或者……華爾茲也行,只要你願意。」
穿着燕尾服的我獨自在沙地上跳着舞……
9. Lost Paradise
9. 失樂園
ミルトンの失楽園は何を問いかけているのか? サタンは最も人間的な存在なのか?
東洋の阿修羅、西洋のサタン、伝説は人の心の裏返し。
「すべてはサタンの誘惑から始まった」
彌爾頓的《失樂園》提出了什麼問題?撒旦是最具人性的存在嗎?
東方的阿修羅,西方的撒旦,傳說都是人心的倒影。
「一切都始於撒旦的誘惑」
10. Labyrinth of Eden
10. 伊甸迷宮
迷宮への誘い(いざない)。
死-それは一つの終わりであって始まりでもある。
迷宮的邀請。
死亡——那既是一個終點,也是一個起點。
喜びは次に来る悲しみを産み、怒りは自己嫌悪を産む。
哀しみはいつまでも心の片隅に残り、楽しみは突然襲ってくる空しさを産む。
そのすべてから解き放たれたとき、魂は浄化され人間は初めて自由を得る。
喜悅孕育着即將到來的悲傷,憤怒催生自我厭惡。  
悲傷永遠殘留在心靈的角落,歡樂則帶來突如其來的空虛。  
當從這一切中解脫時,靈魂得以淨化,人類才真正獲得自由。
永遠の罪を背負って砂漠を旅するアダムとイヴ。
ただひたすら、ラクダに揺られて・・・。
(僕は歩く、魂の砂漠を。たった一人で・・・・。)
背負着永恆的罪,亞當和夏娃在沙漠中旅行。
只是單純地,被駱駝搖晃着……
(我行走在靈魂的沙漠中。獨自一人……。)
11. ぴあの (English Version)
11. 鋼琴 (英文版)
そこには音楽があった。
こわれたおもちゃのピアノ。
ソの音は低く、シの音は限りなくドに近い。
でもそこには音楽があった。やさしく哀しく、
そして、温もりをもって・・・。
那裡有音樂。
壞掉的玩具鋼琴。
So音低沉,Si音無限接近Do。
但那裡有音樂。溫柔而悲傷,
並且,帶着溫暖……。