文档:久石讓官網日誌/2005年10月

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2005/10:OCT
2005年10月
●CURRENT TOPIC
今年12月17日封切りの映画「男たちの大和」の音楽制作。
最初に仕上がったテーマ曲は好評であったものの、久石さんは何かしっくりこないと試行錯誤。そして次に上がってきたテーマ候補曲も同じくして、断念。テーマが決まらず、苦悶の日々が続く…、時間は刻々と過ぎていきました。
久石さんは大和の世界に入りきるのに苦労していたようです。この映画の意味、戦争の意味、大和のテーマを模索している時の久石さんからは本当にある領域に足を踏み入れていくような悲壮感にもにたオーラが出ていました。

そして、ある日、「なんか変なのが出来上がった」との一言。スタッフ全員でスタジオに入りその曲を聴いたとき、クライマックスを奏でる音楽に、久石音楽の神髄をみたような気がします。その壮絶なシーンを超える迫力、久石さんの音楽が大和のテーマと同化した日ではなかったのではないでしょうか。

怒濤のスケジュールの中、オーケストレーション、譜面制作と進行し、連日深夜明けまで作業が続き、そして10月上旬、角川氏、佐藤監督、東映スタッフを招いて、都内某ホールで東京フィルハーモニー交響楽団の演奏によりレコーディングが行われました。
2005/10/11/Tue.
10月11、12日はWorld Dream Orchestra、2枚目のアルバムのレコーディングがありました。録音場所はすみだトリフォニーホール、演奏は当然『新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ』です。
 今回のアルバムは、クラシックもの、コールポーターもの、映画音楽編曲ものとたくさんの内容を含んだものとなり、レコーディングの方もバラエティに富んだものとなりました。今回、コールポーターの歌を歌うために来日したゲストシンガーはLady Kimさんです。ジャズのボーカリストとして活躍し、CDもリリースしていますので皆さんぜひチェックしてみてくださいね。
 レコーディングは順調で、レコーディングまでのドタバタ劇が嘘のようにスムーズにレコーディングが進んでいきました。レコーディングまでのドタバタ劇は会員専用サイトにて報告する予定ですのでぜひご覧あれ。
 オーケストラをバックに歌を録音するということは、ヴォーカルのキムさんもピアニストのアレックスさんも滅多に体験できることのない経験らしくて非常に緊張していた様子でした。ただ何回か演奏し、久石さんとディスカッションすることによって演奏の方ものびやかになっていったようです。
 CDの発売は11月末の予定ですので皆さん首を長くして待っていてください!!