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1月6日(月)
みなさん、新年、明けましておめでとうございます。
本日から、スタジオジブリ広報が、しばらくの間この日誌を担当いたします。題して、“「千と千尋の神隠し」オンエアへの道”。
みなさん、既にご存知かもしれませんが、来たる1月24日夜、「千と千尋の神隠し」が日本テレビ系列で放送されます。このスペシャルなイベントに向けて、日本テレビは総力を挙げて番宣(番組宣伝のこと)に取り組んでいます。というのも、OA開始が通常の金曜ロードショーの枠より30分早く、“午後8時30分“という冒険に打って出るからなのです。
「千と千尋の神隠し」の本編は124分35秒余ということで、コマーシャルやお知らせを入れると2時間40分の放送枠が必要となります。通常の9時開始だと終了があまりに遅くなってしまって、小さなお子さんには厳しい時間となってしまうので、苦肉の策で、開始時間を早めることにしたんだそうです。せっかくのテレビ初登場なのですから、「映画は午後9時から」という長年の慣習を打ち破って、みなさんに観てもらうにはどうしたら良いのか?日本テレビとスタジオジブリの長いチャレンジが始まっています。
“「千と千尋の神隠し」オンエアへの道”その壱
昨年末にジブリ美術館に行った方はご覧になったかもしれませんが、「もういくつ寝ると、逢えますか?」のコピーが入った図のようなチラシが作られて、「マンマユート」ショップで配布されています。このチラシは「思わず欲しくなって手にとってしまう」ことを目指して担当者が絵柄と紙質に吟味を重ねた逸品で、100万枚が製作されました。ただし、美術館だけでは、配布できる数が限られているので、1月9日付の朝日新聞(関東地区のみ)にも折り込まれる予定です。また、地方の方でもご覧になれるように、新聞広告という形でもカラーで出稿の予定(読売新聞)ですので、これから24日まで、読売新聞を注意してご覧になることをお勧めします。
本日のチェックポイント
・1月9日 朝日新聞朝刊(関東地区のみ)
・金曜ロードショーの折り込み広告チラシ
さらに、日本テレビ系列ではいくつか特番(特別番組)も組まれます。今日も一日中、その打ち合わせが行なわれていました。そして、明日、その第一弾のロケがスタジオジブリで行なわれるはずです。その模様は、次回の更新で掲載予定。
お楽しみに。
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1月6日(星期一)
大家好,新年快樂。從今天開始,吉卜力工作室的公關將暫時負責這個日誌。標題為「《千與千尋》播出的道路」。
大家可能已經知道了,1月24日晚上,《千與千尋》將在日本電視台系列播出。為了這個特別的活動,日本電視台全力以赴地進行節目宣傳。這是因為播出時間比通常的「周五電影秀」提前了30分鐘,冒險地定在了「晚上8點30分」。
《千與千尋》的正片時長124分35秒,加上廣告和通知,需要2小時40分鐘的播出時間。如果按照通常的9點開始,結束時間會太晚,對小孩子來說時間太苛刻,所以無奈之下,決定提前開始時間。為了讓大家能夠觀看,打破「電影從晚上9點開始」的多年慣例,日本電視台和吉卜力工作室開始了長期的挑戰。
「《千與千尋》播出的道路」之一
去年年底去過吉卜力美術館的人可能已經看到了,製作了帶有「再睡幾次,就能見面了?」的傳單,在「Mamma Aiuto」商店分發。這張傳單是為了讓人「忍不住想要拿起來」而精心設計的,製作了100萬份。但是,由於美術館能分發的數量有限,所以計劃在1月9日的《朝日新聞》(僅限關東地區)中插入。此外,為了讓地方的人也能看到,還計劃以報紙廣告的形式(《讀賣新聞》)彩色刊登,所以從現在到24日,建議大家注意閱讀《讀賣新聞》。
今天的檢查點
・1月9日 《朝日新聞》早報(僅限關東地區)
・周五電影秀的插入廣告傳單
此外,日本電視台系列還安排了一些特別節目。今天一整天都在進行相關的討論。明天,第一彈的拍攝將在吉卜力工作室進行。具體情況將在下次更新中公佈。
敬請期待。
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1月7日(火)
“「千と千尋の神隠し」オンエアへの道”その弐
今日は、「TV初登場!千と千尋 シックスセンス 3大ドラマ 超監督対決(秘)映像SP」(1月13日 10:30-11:25OA)という祝日のスペシャル番組のロケが行なわれる。ダイノジという吉本のお笑い芸人と船越アナ(日本テレビ)がジブリにやってきて、宮崎監督を探して社屋をウロウロする企画。スタジオは一時帰休中なので、ほとんど人が見当たらない。広報のUさんの案内で宮崎監督の机までどうにかたどりつくのだが、そこにあるのは、書きかけの「ハウルの動く城」の絵コンテと眼鏡と脱ぎっぱなしの靴だけで、肝心の姿はどこにもない。そこで、監督の居場所を聞きに鈴木プロデューサーに会いに行くのだが、部屋に入るや鈴木さんの摩訶不思議なトークに巻き込まれ、すっかりジブリファンになってしまう、というのがストーリー。「金曜ロードショーの視聴率が50パーセント超えたら、ダイノジの次回作への声の出演も考えておく」という鈴木さんの口約束に、ますます「千と千尋の神隠し」の宣伝に燃える一行なのであった。
驚いたのは、番組宣伝用に「釜爺」と「湯婆婆」の着ぐるみが新たに作られている、という事実。これまで、映画の宣伝時には「湯婆婆」「カオナシ」「おしらさま」の3体しか作られていなかったので、「釜爺」が新たにファミリーに加わったことになる。ただし、これは、宮崎監督の監修を受けていない未公認品なので、ちょっとドキドキ。知らなかったことにしておきたい、と思うのは、小心者の広報担当ばかりなり。(写真は、釜爺の着ぐるみを被って嬉しそうに(顔は見えないのに?)ピースサインをする日本テレビ宣伝部の小串さん)
このあと一行はJR三鷹駅の南口にいって、番宣の旗を振りながら、「1月24日、金曜ロードショーを観てくださーい!」と街頭アピールをするのだそう。くれぐれも警察の指導を受けてニュースに取り上げられたりしないようにと、祈るような気持ちで見送るの広報スタッフなのであったのだが、果たして結果はどうだったのだろう?
本日のチェックポイント
・1月13日 午前10:30-11:25放送「TV初登場!千と千尋 シックスセンス 3大ドラマ 超監督対決(秘)映像SP」
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1月7日(星期二)
「《千與千尋》播出的道路」其二
今天,將進行一個名為「TV初登場!千與千尋 第六感 三大戲劇 超級導演對決(秘)影像SP」(1月13日 10:30-11:25播出)的假日特別節目的拍攝。吉本的笑星組合「ダイノジ」和日本電視台的船越主播來到吉卜力,計劃在社內四處尋找宮崎駿導演。由於工作室暫時休息,幾乎看不到人。在公關U先生的引導下,他們終於找到了宮崎導演的辦公桌,但那裏只有未完成的《哈爾的移動城堡》分鏡圖、眼鏡和脫下的鞋子,關鍵的人物卻不見蹤影。於是,他們去找鈴木製片人詢問導演的去向,一進房間就被鈴木先生那不可思議的談話所吸引,完全變成了吉卜力的粉絲,這就是故事的梗概。鈴木先生還口頭承諾「如果《金曜ロードショー》的收視率超過50%,我們會考慮讓ダイノジ在下一部作品中配音」,這讓一行人更加熱情地宣傳《千與千尋》。
令人驚訝的是,為了節目宣傳,新製作了「釜爺」和「湯婆婆」的玩偶服。此前,電影宣傳時只有「湯婆婆」、「無臉男」和「白龍」三套玩偶服,所以「釜爺」是新加入的成員。不過,這是未經宮崎導演監修的非官方產品,讓人有些緊張。公關人員心裏想着,希望這件事不會被發現。(照片中,日本電視台宣傳部的小串先生戴着「釜爺」的玩偶服,雖然看不到臉,但似乎很高興地比着V字手勢。)
之後,一行人前往JR三鷹站南口,揮舞着宣傳旗幟,在街頭呼籲「1月24日,請觀看《金曜ロードショー》!」公關人員祈禱着他們不要因為警察的指導而成為新聞焦點,但結果究竟如何呢?
今日的檢查點
・1月13日 上午10:30-11:25播出「TV初登場!千與千尋 第六感 三大戲劇 超級導演對決(秘)影像SP」
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1月8日(水)
“「千と千尋の神隠し」オンエアへの道”その参
今日、徳間書店の書籍販売部の米井さんからメールが届く。(実は、米井さんは広報部員Uのファンクラブ代表らしい。夏と冬に行なわれる出版部の飲み会に広報がゲストで呼ばれるのは、そのせいなのか?)
「HPの日誌読みました。しばらくは広報部が担当されるとのこと。で、千尋関連が書かれていたので、こちらも是非アピールしたいのですが。徳間の販売部も負けてはおりませんよ。宣伝・書籍・雑誌販売部一丸となり、千尋TV放映+アカデミー賞受賞関連に向け動いております。」
との熱い文面!了解しました。さっそくPRいたします。
「1月16日からは、鈴木プロデューサー発案の「また会えるね、千尋」メインキャッチにしたTV放映告知の短冊ポスター(縦長の細いポスター)が全国約2000軒の主要書店店頭に貼付されるそうです。また、新たなPOP(「Point Of Purchase Advertising」の略。普通、ポスター以外の店頭に置かれる広告用の立体物をいう)が制作され、「千と千尋」関連商品を集めたコーナー展開が開始されるとのことです。」
徳間書店もがんばっているようです。映画公開から一年半もたつのに、この力の入れようは異例のことだと思います。ぜひ、本屋さんの店頭で、確認してみてください。
本日のチェックポイント
・「また会えるね、千尋」のPOP、本屋さんの店頭に登場。1月16日から!
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1月8日(周三)
「《千與千尋》播出的道路」之三
今天,德間書店的書籍銷售部的米井先生發來了郵件。(其實,米井先生似乎是公關部成員U的粉絲俱樂部代表。夏天和冬天舉行的出版部酒會上,公關部被邀請為嘉賓,是不是因為這個原因呢?)
「我讀了HP的日誌。聽說接下來一段時間將由公關部負責。而且,因為提到了千尋相關的內容,我們這邊也想藉此機會宣傳一下。德間的銷售部也不甘示弱。宣傳、書籍、雜誌銷售部齊心協力,正在為千尋的電視播出和奧斯卡獎獲獎相關活動做準備。」
這封熱情洋溢的郵件!我明白了。馬上進行宣傳。
「從1月16日開始,鈴木製作人提議的『再次見到你,千尋』為主題的電視播出通知的細長海報將在全國約2000家主要書店的店頭張貼。此外,新的POP(『Point Of Purchase Advertising』的縮寫。通常指除了海報之外,放置在店頭的立體廣告物)也將製作完成,並開始設置《千與千尋》相關商品的專櫃。」
德間書店似乎也在努力。電影上映已經過去一年半了,這樣的投入力度實屬罕見。請務必在書店的店頭確認一下。
今日的檢查點
・「再次見到你,千尋」的POP,將在書店店頭登場。從1月16日開始!
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1月09日(木)
今日は“オンエアへの道”はお休みして、映画に関係した「よもやま話」を一席。「千と千尋の神隠し」に出てくる「湯屋」についてです。
まず、「湯屋」と「油屋」はどちらが正しい表記なのかという質問をよく受けます。これは、「ゆや」というのは「お風呂屋さん」を意味する言葉で「湯屋」と表記し、そのお店の名前(屋号)は「あぶらや」で「油屋」と表記するのが正解です。昔は、「風呂」というと温室のようなものを意味していたそうで(サウナ風呂みたいなものか?)、「風呂屋」とは違う「お湯につかれるところ」という意味で「湯屋」という言葉を使用したのだそうです。しかしいつのまにか、これらが混同して用いられるようになり、「湯屋」という日本語もだんだん使われなくなっているとのことです。
また、湯屋「油屋」のモデルはどこか、という質問を映画の公開直後からたくさんいただきました。この件について、宮崎監督に直接質問したことがありますが、監督の答えは、「色々な温泉が入っていて特定のモデルはないけれど、道後温泉は確かに入っている」とのことでした。これは、「スタジオジブリ絵コンテ全集13 千と千尋の神隠し」(徳間書店刊)をお持ちの方なら「カット番号733」(333ページ)を見ていただければわかると思いますが、河の神様が出て行く大戸に「導後」という文字がはっきりと書かれています。そう、これは松山にある「道後温泉本館」を示唆しているのではないかと思われます。
映画の設定である「商店街の一角にそびえ立つ銭湯」について、大いにインスピレーションを与えたのは、「江戸東京たてもの園」の「子宝湯」(こだからゆ)です。ただし、子宝湯の建物自体は「油屋」のように巨大なものではなく、建物のイメージは幾分異なります。 (写真は、「江戸東京たてもの園」の東ゾーンの街並みと「子宝湯」)
映画の効果音の採集に協力していただいた温泉地として、「群馬の草津温泉」「福島のいわき湯本温泉」がありますが、これはもちろん「油屋」とは一切関係ないでしょう。
公開後、「山形の銀山温泉」「宮城の鎌崎温泉」「群馬の四万温泉」「長野の渋温泉」「鳥取の羽合温泉」などの温泉宿から、「うちがモデルではないか」というお話をいただきました。いずれも、古風で立派な建物で、なかには、正面に赤い橋が架かっていたり、大きな湖に面していたりする、映画にそっくりな湯屋もありました。また、同じ「油屋」の屋号を持つ温泉旅館は国内に何軒かあり、中でも長野県の諏訪湖畔に建つそれは、結構似ているようにも見えます。これらの温泉地に監督が訪れたことがあるのか否かについては、残念ながらわかりませんが、監督が特定のモデルはないという以上、正解ではないようです。(これらの旅館はいずれも魅力的な温泉宿ばかりで、ジブリ温泉部の人間としては、一度お邪魔しようかなぁと考えています)。
ただ、このような声が全国から寄せられたことからわかるのは、「千と千尋の神隠し」の湯屋が、ちょっと昔の日本では珍しくなかった建物を「象徴的に再現」しているという事実です。こうした点も、「千と千尋の神隠し」で描かれた風景が多くの日本人の琴線に触れ、感動を与えた一因なのかもしれませんね。
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1月09日(星期四)
今天「通往播出的道路」休息一天,我們來聊聊與電影相關的「閒話」。關於《千與千尋的神隱》中出現的「湯屋」。
首先,經常有人問「湯屋」和「油屋」哪個是正確的表記。其實,「ゆや」是指「澡堂」的意思,應該寫作「湯屋」,而這家店的名字(屋號)是「あぶらや」,寫作「油屋」才是正確的。據說以前,「風呂」指的是像溫室一樣的地方(類似桑拿房?),而「湯屋」是指「可以泡澡的地方」,與「風呂屋」不同。但不知從何時起,這些詞被混用,「湯屋」這個詞也逐漸不再使用了。
另外,電影剛上映時,很多人問湯屋「油屋」的原型是哪裏。關於這個問題,我曾直接問過宮崎駿導演,他的回答是:「融合了各種溫泉,沒有特定的原型,但道後溫泉確實包含在內。」如果你有《吉卜力分鏡全集13 千與千尋的神隱》(德間書店出版),可以看看「鏡頭編號733」(第333頁),河神離開的大門上清晰地寫着「導後」兩個字。沒錯,這應該是指松山的「道後溫泉本館」。
電影設定中「聳立在商店街一角的澡堂」,靈感很大程度上來自「江戶東京建築園」的「子寶湯」。不過,子寶湯的建築本身並不像「油屋」那樣巨大,建築形象也有些不同。(照片是「江戶東京建築園」東區的街景和「子寶湯」)
在電影音效採集方面,得到了「群馬的草津溫泉」和「福島的磐城湯本溫泉」的協助,但這些當然與「油屋」沒有任何關係。
電影上映後,來自「山形的銀山溫泉」、「宮城的鐮崎溫泉」、「群馬的四萬溫泉」、「長野的澀溫泉」、「鳥取的羽合溫泉」等溫泉旅館的反饋,紛紛表示「我們是不是原型?」這些地方都有古老而宏偉的建築,有些正面有紅橋,或者面向大湖,與電影中的湯屋非常相似。此外,國內也有幾家同樣名為「油屋」的溫泉旅館,其中位於長野縣諏訪湖畔的那家,看起來相當相似。至於導演是否去過這些溫泉地,很遺憾不得而知,但既然導演說沒有特定原型,這些猜測似乎並不準確。(這些旅館都是非常迷人的溫泉旅館,作為吉卜力溫泉部的一員,我正考慮去拜訪一下)。
不過,從全國各地傳來的這些聲音可以看出,《千與千尋的神隱》中的湯屋「象徵性地再現」了在過去的日本並不罕見的建築。這一點或許也是《千與千尋的神隱》所描繪的風景觸動了許多日本人的心弦,並帶來感動的原因之一。
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1月10日(金)
“「千と千尋の神隠し」オンエアへの道”その四
本日は、「アナちゃん劇場」の番組ロケ。チューヤン(香港代表)、ニコラス=ペタス(ヨーロッパ代表)、サミュエル=ポップ(アメリカ代表)、ニラ(インド代表)、オウバ=エリカ(南米代表)といったジブリ作品ファンの外国人の方々に、映画を見てもらったあと、ジブリの建物や美術館を訪ねてもらって、ジブリを体験してもらう企画。
ジブリでは、鈴木プロデューサーに率直な質問をぶつけて、トークするのだが、「どうしてススワタリに手足があるの?」とか「カオナシってストーカーなの?」とか「ハクは神様なのに、なぜ千尋と同じくらいの年なの?」とか「どうして、お父さんとお母さんは千尋より先に行って待っているの?」とか、ジブリの社内では口にするのもはばかられるような本質をついた鋭い質問続出で、鈴木さんもタジタジの様子。これらの質問の答えが知りたいなぁと思った方は、番組をチェック!
その後、バー(といっても、お酒を飲むところではありません。ジブリの食堂兼応接所)に場所を移して、「お絵かき大会」。つまり、「千と千尋の神隠し」のキャラクターの絵を思い出しながら描くという課題。噂に聞いていたが、チューヤンはダントツで絵が上手い。千尋の困った表情が見事に捕らえられている。でも、なぜか千尋を描くと必ず困った顔になっているのが、ナゾ。また、ペタスさんの芸術的なススワタリも捨てがたく、エリカさんのヒマワリのようなススワタリも味がある。ニラさんのボーッと浮き出たカオナシは怖いし、サミュエル=ポップさんのカトゥーンのキャラクターのようなポップなカオナシも良かった。
一番爆笑だったのは、「これを見せたら、私のアナウンサー生命が終わる」とまでいっていた宮崎宣子アナのカオナシで、これはどう見ても「ただの指」にしか見えないのであった。これらの絵が見たくなった人も、番組をチェック!
ロケは、早朝から深夜まで続いたのだが、出演者の皆さんはさすがにプロで、最後まで頑張っていたし、番組を盛り上げようと一生懸命だった。ペタスさんの、ジブリ作品に対する造詣の深さとか、「映画の生まれるところ」(ジブリ美術館1階の常設展示室)で「スゴイ・・・」とつぶやきながらイメージスケッチをじっと見詰めるチューヤンの横顔も印象的だった。こんな、出演者の一面が見たくなった人も、番組をチェック!です。
本日のチェックポイント
・「アナちゃん劇場」 「千と千尋」ワールドプレミア試写会
・1月20日-24日 15:50-16:00、1:25-1:35放送(関東のみ)
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1月10日(周五)
「《千與千尋》播出的道路」其四
今天是《安娜劇場》的節目拍攝。邀請了來自香港的代表Chu Yan、歐洲代表Nicholas Pettas、美國代表Samuel Pop、印度代表Nira、南美代表Erika Oba等吉卜力作品的外國粉絲,讓他們觀看電影後,參觀吉卜力的建築和美術館,體驗吉卜力的企劃。
在吉卜力,他們向鈴木製作人提出了直率的問題,進行了對話。例如,「為什麼無臉男有手腳?」、「無臉男是跟蹤狂嗎?」、「白龍是神明,為什麼和千尋差不多年紀?」、「為什么爸爸媽媽比千尋先走一步等待?」等等,這些觸及本質的尖銳問題在吉卜力內部都很少被提及,鈴木先生也有些招架不住。想知道這些問題的答案的朋友,請關注節目!
之後,轉移到酒吧(雖然不喝酒,是吉卜力的食堂兼接待室),進行「繪畫大會」。即回憶《千與千尋》中的角色並畫出來。傳聞中,Chu Yan的畫技非常出色,千尋困惑的表情被完美捕捉。但不知道為什麼,每次畫千尋都會畫出困惑的表情,這是個謎。此外,Pettas先生的藝術風格的無臉男也很有特色,Erika女士的向日葵風格的無臉男也很有味道。Nira女士的模糊浮現的無臉男有些恐怖,Samuel Pop先生的卡通風格的無臉男也很不錯。
最讓人爆笑的是,宮崎宣子主播的無臉男,她說「如果這個被看到,我的主播生涯就結束了」,因為怎麼看都只是「一根手指」。想看這些畫的朋友,請關注節目!
拍攝從早到晚持續進行,出演者們不愧是專業人士,一直堅持到最後,努力讓節目更加精彩。Pettas先生對吉卜力作品的深刻理解,以及在「電影誕生的地方」(吉卜力美術館一樓的常設展覽室)中,Chu Yan凝視着素描並喃喃自語「太厲害了……」的側臉也給人留下了深刻印象。想看到出演者這樣的一面,請關注節目!
今天的檢查點
・《安娜劇場》 《千與千尋》世界首映試映會
・1月20日-24日 15:50-16:00,1:25-1:35播出(僅限關東地區)
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1月13日(月)
“「千と千尋の神隠し」オンエアへの道”その五
今日は午後から「TVおじゃマンボウ」のロケ。日本テレビ期待の美人アナ「小野寺麻衣アナをジブリ美術館で格好よく撮る」のが本日のテーマらしい(担当ディレクター談)。ジブリ美術館の中央ホールや展示室の中で、一般のお客さんもいらっしゃる中での収録は混乱を招いて大変ではと危惧したのだが、周囲のお客さんはあまり関心がない様子。カメラを邪魔することもなく、撮影は順調に進む。昔だったら、ピースサインをする子供などが必ず出たものだが(この文を書いている本人もそうだったし)、最近の子供たちは、小さな頃からカメラ慣れしているせいかもしれないと思う。
パティオ(ヨーロッパ風の石畳の中庭。井戸や薪割り小屋がある)の撮影では小さな子供たちがカメラを意識することなく自然に遊んでいて、いい雰囲気の画になっていたのだが、周囲から子供を見守るお母さんたちには、「今週末のTVおじゃマンボウ、見てくださいね。お子さんも写ってますから」と、しっかりアピールも忘れない。また、小野寺アナは、モデルか芸能人と間違えられていたらしく、さかんに記念写真をねだられていた様子だった。
こうしてロケは定刻通りに問題なく終了。いつも、こんな風に問題が起こらなければ良いのに、としみじみ思う(休日返上の)美術館とジブリの広報担当者たちであった。
(後日談)スタジオジブリCG部の松村さん(日本テレビから出向中、入社2年目)に宮崎アナ(入社1年目、アナちゃん劇場)に続いて小野寺アナ(入社3年目)にお世話になったことを話すと、「どうして、うちの代を飛ばすんでしょうかねぇ」と、腑に落ちない様子。別に松村さんの同期のアナが、どうとかといっているわけではないのだが・・・。
写真は、収録に際してディレクターの指導を受ける小野寺アナとスタッフ
写真は、収録に際してディレクターの指導を受ける小野寺アナとスタッフ
本日のチェックポイント
・「TVおじゃマンボウ」 アニメーションができるまで(仮) 1月18日 17:00-18:00放送
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1月13日(星期一)
「《千與千尋》播出的幕後故事」之五
今天下午是《TVおじゃマンボウ》的拍攝。據負責的導演說,今天的主題是「在吉卜力美術館裏帥氣地拍攝日本電視台期待的美女主播小野寺麻衣」。在吉卜力美術館的中央大廳和展示室里,雖然也有普通遊客在場,擔心拍攝會引發混亂,但周圍的遊客似乎並不太在意。攝像機也沒有受到干擾,拍攝順利進行。以前的話,肯定會有孩子比出剪刀手(寫這篇文章的本人也曾這樣),但最近的孩子可能從小就習慣了攝像機,所以沒有出現這種情況。
在帕蒂奧(歐洲風格的石板中庭,有井和柴房)的拍攝中,小孩子們沒有意識到攝像機的存在,自然地玩耍,畫面氛圍很好。但周圍看護孩子的媽媽們,我們不忘提醒她們:「請一定要看本周末的《TVおじゃマンボウ》,您的孩子也會出現在畫面中。」另外,小野寺主播似乎被誤認為是模特或藝人,不斷有人要求與她合影。
就這樣,拍攝按時順利完成。吉卜力美術館和宣傳負責人(犧牲了休息日)深切希望,每次拍攝都能像這樣順利進行就好了。
(後記)當我對吉卜力工作室CG部門的松村先生(從日本電視台借調,入職第二年)提到,繼宮崎主播(入職第一年,《主播劇場》)之後,又得到了小野寺主播(入職第三年)的照顧時,他顯得有些不解:「為什麼跳過我們這一代呢?」其實並不是說松村先生的同期主播有什麼問題……
照片是拍攝時接受導演指導的小野寺主播和工作人員
照片是拍攝時接受導演指導的小野寺主播和工作人員
今天的檢查點
・《TVおじゃマンボウ》 動畫製作過程(暫定) 1月18日 17:00-18:00播出
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1月14日(火)
今日は“オンエアへの道”はお休みです。その代わり、今回はCG部のKさんについて、私「広報U」がお話致します。
今日は、デジタルコンテンツグランプリ(財団法人デジタルコンテンツ協会主催)のエンターテイメント部門に「ギブリーズepisode2」が一次審査を通過した報を受け、プレゼンテーションに青山に向かう。専門的な説明が必要な為、CG監督のKさんがプレゼンテーションを行なう事となったのだ。
Kさんといえば、自分でも「僕は口から生まれてきたようなものなので・・・」と認める程、本当によく喋る人。会社では、物腰やわらかでやさしく、人気者である。CG部ではのんびり屋で、究極のマイペースなのだと風の噂では聞くのだが...。ヒゲをはやしているので、普段はヒゲをもじゃもじゃ動かしながら喋るのが印象的。一方、家庭では愛してやまない愛妻と愛娘を持つらしい。事前に伝えたM監督からは、「彼にまかせておけば大丈夫」と、信頼も厚い。
プレゼンテーションには10分間しか与えられない。その短い時間内で、作品の内容や、どのような工程でシーンが出来上がったのか、専門的な説明もわかりやすくまとめられ、技術を駆使した点について的確に要点のみを説明していく。次から次へ続く解説に、そんな気の遠くなりそうな作業を延々としていたのか・・・と、いつの間にか私Uも審査員の方々と一緒に、フムフムと聞き入ってしまっていたのであった。
行きや帰りの電車では、愛娘のお話などたくさん聞く事ができたのだが、そんな話をするKさんは、まさしく父親の顔であって微笑ましかった。そういえば以前、「いつか娘におじさん扱いされて、くさいって言われるんじゃないかな?」と恐れていた事もあったなと思い出したが、大丈夫、そんな事はないだろうと私は思う。
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1月14日(星期二)
今天「通往播出的道路」休息。取而代之的是,這次由我「宣傳U」來講述關於CG部的K先生的故事。
今天,我們收到了「吉卜力斯episode2」在數字內容大獎(由財團法人數字內容協會主辦)的娛樂部門中通過初選的消息,於是前往青山進行演示。由於需要專業的解釋,CG監督K先生將負責演示。
說到K先生,他自己也承認「我就像是從嘴裏出生的一樣……」,他真的是一個非常健談的人。在公司里,他態度溫和,很受歡迎。在CG部,據說他是個悠閒的人,追求極致的自我節奏……。他留着鬍子,平時說話時鬍子一動一動的,給人留下深刻印象。另一方面,他在家裏似乎有一個深愛的妻子和女兒。事先傳達的M監督也對他充滿信任,說「交給他就沒問題」。
演示只有10分鐘的時間。在這短短的時間內,他清晰地總結了作品的內容、場景是如何製作的,以及技術上的要點。他的解釋一個接一個,仿佛在無盡的工作中……不知不覺中,我也和評委們一起,聽得入神了。
在去和回來的電車上,我聽了很多關於他愛女的故事,K先生講述這些時,完全是一個父親的樣子,讓人感到溫馨。我想起以前他曾擔心「有一天女兒會把我當成叔叔,說我臭吧?」,但我覺得,不用擔心,不會發生這種事的。
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1月15日(水)
先週末からの連休中に、宮崎監督のアトリエ二馬力で、正面に飾ってあった看板が盗難にあうという事件が勃発。下の写真を見てもらえば分かるように、看板の中心に描いてあった豚の絵の部分が無くなっている。かなり強力な接着剤で建物自体に固定されていたものを強引にはがした跡が残っている。
盗難といえば、以前ジブリが吉祥寺にあった時、宮崎監督のイメージボードが盗まれ、中野にある某ショップで売りに出されたことを思い出す。前回は言ってしまえば使用済みのものが盗まれたわけだが、今回は宮崎監督お気に入りのアトリエの看板である。毎日見る建物である。もちろんすぐに警察に盗難届を出したが、みなさんも、もしどこかのオークションサイトで、宮崎駿画、豚の絵が出ていたら御一報願いたい。
左が盗難前。右が盗難後。
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1月15日(星期三)
在上周末的連休期間,宮崎駿導演的工作室「二馬力」發生了一起盜竊事件,正面的招牌被盜。從下面的照片可以看出,招牌中央繪製的豬的圖案部分已經不見了。原本用強力膠固定在建築物上的部分被強行剝離的痕跡仍然可見。
說到盜竊,以前吉卜力在吉祥寺時,宮崎導演的形象板被盜,並在中野的某家商店出售。上次可以說是被盜的是已經使用過的物品,但這次是宮崎導演心愛的工作室的招牌。這是每天都能看到的建築物。當然,我們立即向警方報案,但如果大家在某個拍賣網站上看到宮崎駿畫的豬的圖案,請務必通知我們。
左邊是盜竊前,右邊是盜竊後。
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1月16日(木)
“「千と千尋の神隠し」オンエアへの道”その六
今日は、朝の情報番組「ズームイン!!SUPER」の鈴木さんのインタビュー収録で、またまた日本テレビのスタッフがやってくる。約束の時間よりちょっと早めに来て、おもしろそうなモノをカメラに収めていくのだが、これだけ同じテーマで取材が続くと、新ネタはそう簡単に見つからない。ピクサー社から送られたパネルとか、アメリカ版のポスターとか、さんざん取り上げられたもの。そこで、今日は、ちょっとサービスすることにした広報担当。鈴木さんの部屋に案内して、(鈴木さんがいないことをいいことに)「ベルリン映画祭の金熊賞の賞状」とか、「ラセターさんと宮崎さん、鈴木さんの3ショットの写真」とかのありかをこっそり教えてカメラに収めてもらう。
特に、金熊賞のトロフィーが棚の中に飾られているのを発見したスタッフは「金庫の中にしまってあるのかと思っていました」と大変驚いていた様子。なかでもカメラマンはちょっと手を伸ばして、「触った!触った!」と興奮していたのだが、普段から鈴木さんはいろんな人に触らせては感激されるのがお約束と化していることを知っているので、「それを教えてあげないほうがこの人のためかもしれない」と思う、心優しい広報担当なのであった。
収録は、鈴木さんのペースで40分にわたって密度の濃い話が続いて、ディレクターは感激していた。オンエアはほんの2、3分だろうと聞いているので、これから編集するのは大変だなぁ、と他人事ながら心配になる本日の収録なのであった。
本日のチェックポイント
・「ズームイン!!SUPER」 「千と千尋の神隠し」特集(仮) 1月22日(水) 23日(木) 24日(金) 7:30頃放送
写真は、ピクサー社から贈られた「トトロとサリー、マイクが夢の共演成し遂げたパネル」の取材中
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1月16日(星期四)
「《千與千尋的神隱》播出之路」其六
今天,為了錄製早間資訊節目《Zoom In!! SUPER》鈴木先生的採訪,日本電視台的工作人員再次來到工作室。他們比約定的時間稍早到達,開始拍攝一些有趣的東西。但由於連續多次圍繞同一主題進行採訪,新素材並不容易找到。比如皮克斯公司送來的展板、美國版的海報等,這些都已經被多次報道過了。於是,今天的公關負責人決定稍微「服務」一下。他帶工作人員來到鈴木先生的房間(趁鈴木先生不在),悄悄告訴他們「柏林電影節金熊獎的獎狀」以及「拉塞特先生、宮崎先生和鈴木先生的三人合影」的位置,並讓他們拍攝下來。
尤其是當工作人員發現金熊獎的獎盃被擺放在架子上時,他們非常驚訝地說:「我們還以為會鎖在保險箱裏呢!」其中,攝影師甚至伸手去摸,興奮地喊着:「我摸到了!我摸到了!」不過,公關負責人知道鈴木先生平時經常讓別人觸摸獎盃,並以此為樂,所以他心想:「不告訴他這件事,或許對這個人更好。」真是一位心地善良的公關負責人啊。
採訪持續了40分鐘,鈴木先生以他獨特的節奏進行了深入的談話,導演對此非常感動。聽說播出時間可能只有2、3分鐘,所以接下來的剪輯工作會非常辛苦。雖然事不關己,但今天的錄製還是讓人不禁為編輯感到擔心。
今日的檢查點
・《Zoom In!! SUPER》《千與千尋的神隱》特輯(暫定)1月22日(星期三)、23日(星期四)、24日(星期五)7:30左右播出
照片是皮克斯公司贈送的「龍貓與薩利、麥克實現夢幻共演的展板」的拍攝現場
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1月17日(金)
“「千と千尋の神隠し」オンエアへの道”その七
映画の番組宣伝も、いよいよ大詰め。まだ紹介していない特番は、あと2本。今日は、その2本を一挙に紹介。
実は、このスペシャルは2本ともテレマン(テレビマンユニオン)の制作。ジブリ特番ではすっかりおなじみの制作会社で、現時点でもっとも信頼されているスタッフである。担当ディレクターは八幡さん。「宮崎駿を撮らせたら右に出るものはない」という肩書きを持つ女性なのだ。
一本目は、「千と千尋の神隠し」の見どころスペシャル。いわゆる番組のメイキング番組ですが、これまで、オンエアされなかった秘蔵映像も公開の予定とか。平日の午前中なので、仕事や学校の人は、是非、エアチェックを。
もう一本は、オンエア直前のスペシャル番組。今回の一連のスペシャルの中でも、一番の注目作だ。昨夜も、赤坂のテレマン分室まで、オフライン(仮編)のチェックに出かけてビデオを見せてもらったのだが、八幡さんの「テレビ大好きっ娘魂」が炸裂している味わい深い作品であった。「このシーンを入れないとファンから抗議の電話が来ると思って・・・」「このシーンはお約束なのではずせなくて・・・」等、番組をきちんとしたストーリーで面白く仕上げる有能な編集者としての彼女と、昔からテレビにどっぷり浸かっていた宮崎アニメファンとしての彼女の葛藤が見て取れて、本当に心中を察する思いであった。でも、だからこそ彼女の作るスペシャルは面白いのだと思う。これから幾晩も徹夜を続けることになる八幡さん、ガンバレ。
「千と千尋の神隠し」の魅力を過去作にルーツを求めて、解明していくこの番組、必見です。中でも、「赤胴鈴之助」にはファンが期待する宮崎テイストの全てがあります。宮崎監督に見せると、「そんなネタバレみたいな番組やめろ」って言うに違いない位、ヤバクて面白い番組に仕上がっているはずです。おまけに、宮崎監督初演出の幻のフィルム「ユキの太陽」も初公開!というオマケつき!!
本日のチェックポイント
・「“千と千尋の神隠し”の見どころスペシャル」 1月24日(金) 10:30-11:00放送
・「放送直前SP!“千と千尋の神隠し”を1000倍楽しむ方法」 1月24日(金) 20:00-20:30放送
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1月17日(星期五)
《千與千尋的神隱》播出之路 其七
電影的宣傳節目也終於進入了最後階段。還有兩個特別節目尚未介紹,今天將一次性介紹這兩個節目。
其實,這兩個特別節目都是由Teleman(電視人聯盟)製作的。Teleman是吉卜力特別節目的老牌製作公司,也是目前最受信任的團隊。負責的導演是八幡女士,她被譽為「拍攝宮崎駿的最佳人選」,是一位非常有才華的女性導演。
第一個節目是《千與千尋的神隱》的看點特別節目。雖然這是一個所謂的幕後製作節目,但據說會公開一些從未播出過的珍貴影像。由於是在工作日的上午播出,所以上班或上學的人一定要記得錄下來。
另一個節目是播出前的特別節目。這是這一系列特別節目中最受關注的一部。昨晚,我特意去了赤坂的Teleman分室,觀看了離線(臨時編輯)版本的視頻,八幡女士的「電視狂熱精神」在這部作品中得到了充分展現。她說:「如果不加入這個場景,粉絲們肯定會打電話來抗議……」「這個場景是約定俗成的,不能刪掉……」等等,作為一位能夠將節目以完整的故事線呈現出來的優秀編輯,她與作為長期沉浸在電視中的宮崎駿動畫粉絲之間的糾結,讓人感同身受。但正因為如此,她製作的特別節目才如此有趣。接下來,八幡女士還要繼續熬夜工作,加油!
這個節目通過追溯《千與千尋的神隱》的魅力來源,深入解析了宮崎駿的創作風格,絕對值得一看。尤其是《赤胴鈴之助》,其中包含了粉絲們期待的所有宮崎駿元素。如果讓宮崎導演看到這個節目,他一定會說:「這種劇透式的節目還是別做了!」因為這部節目實在是太有趣了。此外,宮崎導演首次執導的幻之電影《雪之太陽》也將首次公開!這簡直是額外的驚喜!
今日的節目預告:
・《「千與千尋的神隱」看點特別節目》 1月24日(星期五) 10:30-11:00播出
・《播出前特別節目!「千與千尋的神隱」1000倍享受方法》 1月24日(星期五) 20:00-20:30播出
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1月20日(月)
ここに来て、ようやくスタジオに活気が戻ってきたように思います。打ち合わせ場所のバーが満杯になることも珍しくなくなりました。制作部には先週からスタッフが戻ってきていますし、アフレコ作業も行なわれています(このお話は水曜日のネタでご紹介します)。スタジオジブリは昨夏からの一時帰休で制作部門がお休みしていたのですが、いよいよ2月からの制作再開を前にして、ウォーミングアップ開始といったところです。
広報がお送りする日誌も今週が最後となりました。日本テレビでは連日、金曜“特別”ロードショーのお知らせが流れているようです。いよいよ「千と千尋の神隠し」のオンエアも今週となりました。というのに、今日は“オンエアへの道”をお休みして、誠に勝手なのですが、(ちょっと調子に乗って)広報からの皆さんへのお知らせとお願いを書いてみたいと思います。
「オリジナルの作品は受け取れません」
ジブリに対して、自分で書いたオリジナル作品(小説、脚本、シノプス、絵コンテ等)を送っていただくことがあります。作品をアニメ化して欲しいとか、内容を見て批評して欲しいとか、目的は様々です。しかしジブリとしては、これらのご依頼については、申し訳ないのですが全てお断わりをしております。現在、ジブリの中には、これら送られてくる多くの企画を一つ一つ検討する人員がいません。よって、いただいた作品については、開封せずにそのままの状態で、ご返却させていただいております。
「スタジオの見学はできません」
スタジオの見学の申し込みは、全てお断わりしています。ジブリのスタジオは特別な見学コースを作っているわけではないので、見学を受け入れてしまいますと、どうしても現場のスタッフの集中をそいでしまって作業に支障が出てしまいます。また、まだ発表できない作品もありますので、皆さんに自由に見ていただくわけには行かないのです。ジブリの制作現場をできるだけ再現したものに、ジブリ美術館の常設展示「映画の生まれる場所」がありますので、そちらをご覧になることをお勧めします。
「宮崎監督は講演の仕事は行なっていません」
申し訳ないのですが、宮崎監督は講演の仕事は行なっておりません。確かに10年ほど前までは講演を行なっていましたが、あまりにご依頼が多いので、一部だけお受けしてそのほかをお断りするのも申し訳ないという理由で、講演活動はきっぱりと辞めてしまいました。申し訳ございませんが、ご理解をお願いいたします。
以上、一方的に失礼なことも申し上げましたが、とりあえずみなさんのご理解とご協力をお願いいたします。
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1月20日(星期一)
來到這裏,終於感覺工作室恢復了活力。會議場所的酒吧也經常滿座。製作部的工作人員從上星期開始陸續回歸,配音工作也在進行中(這個話題將在星期三的節目中介紹)。吉卜力工作室自去年夏天以來,製作部門暫時休假,但終於要在2月重新開始製作,現在正是熱身階段。
公關部門發送的日誌也將在本周結束。日本電視台每天都在播放周五「特別」電影的通知。終於,《千與千尋》的播出也將在本周進行。儘管如此,今天我將暫停「通往播出的道路」,而是想(稍微有點得意地)從公關的角度向大家發佈一些通知和請求。
「不接受原創作品」
有時會有人將自己寫的原創作品(小說、劇本、大綱、分鏡等)寄給吉卜力。目的是希望將其動畫化,或者希望我們對其內容進行批評。然而,吉卜力對這些請求表示抱歉,我們無法接受。目前,吉卜力內部沒有足夠的人員來逐一審查這些大量的提案。因此,我們收到的作品將不予開封,原封不動地退還。
「不接受工作室參觀」
我們拒絕所有參觀工作室的申請。吉卜力工作室沒有專門的參觀路線,如果接受參觀,難免會分散現場工作人員的注意力,影響工作。此外,還有一些尚未公佈的作品,不能讓大家自由觀看。我們推薦大家參觀吉卜力美術館的常設展覽「電影誕生的地方」,那裏儘可能再現了吉卜力的製作現場。
「宮崎導演不接受演講工作」
非常抱歉,宮崎導演不接受演講工作。確實,大約十年前他還進行過演講,但由於請求太多,只接受一部分而拒絕其他請求也感到抱歉,因此他果斷停止了演講活動。非常抱歉,希望大家能夠理解。
以上,雖然有些單方面失禮,但還是希望大家能夠理解並給予合作。
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1月21日(火)
今日は、朝から、“D-Project”(通称Dプロ)の本田さん(代表取締役社長!)がやってきている。今日から、アフレコ(明日の日誌で披露いたします)現場の取材を行なうのである。Dプロといえば、テレマンと並ぶ日テレの「ジブリもの」のスペシャリストであり、ここ数年、テレマンが海外取材や監督の密着型の特番(公開直前特番)を任されているのに対し、Dプロには興行や全国キャンペーンに密着した番組(満員御礼特番)を担当してもらっている。「浪花節」とか「涙」とかで視聴者の情感に訴える、いたって親しみやすい番組づくりを得意としているのである。「~の長い闇を抜けると・・・」というナレーションがあると、列車がトンネルを抜ける映像をイメージとしてインサートしたりする、わかりやすさが身上なのだ。
実は本田さんは大変な気配りの人で、取材に来るときには手土産を忘れないし、宴会があるときは、きちんと差し入れを持ってきてくれたりする。カメラを回す時も、相手の顔色の変化を見逃さず、ちょっとでも不快な思いをさせたなと思うと、スッとカメラを引くような上手さを持っているので、取材の立会いをしても実にラクで安心なのである。
写真は、ロケの打ち合わせをする本田さん。最近、めっきり頭に白いものが増えた。苦労がしのばれます。
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1月21日(星期二)
今天一大早,「D-Project」(簡稱Dプロ)的本田先生(公司總裁!)就來了。從今天開始,他將進行配音現場(將在明天的日誌中介紹)的採訪。說到Dプロ,它是與Teleman齊名的日本電視台「吉卜力作品」專家,近年來,Teleman負責海外採訪和導演的緊密型特別節目(上映前特別節目),而Dプロ則負責與票房和全國宣傳活動緊密相關的節目(滿座感謝特別節目)。他們擅長製作以「浪花節」或「淚水」等元素打動觀眾情感的、非常親切的節目。例如,當有「穿過漫長的黑暗……」這樣的旁白時,他們會插入列車穿過隧道的畫面,這種易懂的風格是他們的特點。
實際上,本田先生非常細心,來採訪時從不忘記帶禮物,有宴會時也會帶來精心準備的慰問品。拍攝時,他也不會錯過對方臉色的變化,一旦覺得對方有一絲不快,就會巧妙地移開鏡頭,因此與他一起進行採訪非常輕鬆和安心。
照片中,本田先生正在討論拍攝事宜。最近,他的頭髮明顯白了很多,可以看出他的辛勞。
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1月22日(水)
先週から、スタジオジブリでは、新装なったアフレコルームで、「キリクと魔女」(仏、ミシェル・オスロ監督作品)の日本語吹き替え版のアフレコ作業が行なわれている。日本語版の翻訳と演出を手がけるのは高畑勲監督。主人公のキリク役には、ジブリの他の作品にも出演したことがある天才子役が、魔女役には、ある大物女優がキャスティングされている。
(写真下、新装なったジブリコントロールルームでアフレコをチェックする高畑監督と鈴木プロデューサー)
今日は、その女優さんのアフレコ日。朝からスタジオに緊張が走る。その女優さんは、現在連続ドラマに出演中で、アフレコにさける日程が、今日一日しかないのである。トラブルは避けたい。
朝から、駐車場を確保したり、ロケ弁当をわざわざ都心から取り寄せたり、控え室の空調を整えたり、スタッフはソワソワ、ピリピリしている。そんなスタッフの気苦労を知ってかしらずか、ジブリに住み着いている半野良猫のウシコは、のんきに女優さんの乗ってきた高級外車の上でのんびり日向ぼっこなどしている。
「猫の恩返し」のムタのモデルになっただけある、大物のウシコなのであった。(写真上が、大物ウシコ)
「キリクと魔女」の詳しい情報は、今春の東京国際アニメフェア(3月19-22日、東京国際展示場)のスタジオジブリブースで大々的にお知らせする予定です。お楽しみに。
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1月22日(周三)
從上周開始,吉卜力工作室在新裝修的錄音室里進行了《基里科與女巫》(法國,米歇爾·奧斯洛導演作品)的日語配音工作。日語版的翻譯和導演由高畑勛導演負責。主角基里科的角色由曾在吉卜力其他作品中出演過的天才童星擔任,而女巫的角色則由一位大牌女演員出演。
(下圖,高畑導演和鈴木製作人在新裝修的吉卜力控制室檢查配音)
今天是那位女演員的配音日。從早上開始,工作室里就充滿了緊張的氣氛。這位女演員目前正在拍攝一部連續劇,只有今天一天可以安排配音,所以大家都希望一切順利。
從早上開始,工作人員就忙着確保停車位,特意從市中心訂購便當,調整休息室的空調,大家都顯得焦慮不安。不知道是否察覺到工作人員的辛苦,住在吉卜力的半野貓「牛子」悠閒地在那位女演員乘坐的高級進口車上曬太陽。
不愧是成為《貓的報恩》中穆塔原型的「大人物」牛子。(上圖,大人物牛子)
關於《基里科與女巫》的詳細信息,將在今年春季的東京國際動畫展(3月19日至22日,東京國際展覽中心)的吉卜力展位上隆重發佈。敬請期待。
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1月23日(木)
“「千と千尋の神隠し」オンエアへの道”その八
いよいよ、金曜“特別”ロードショーの放映まで1日となった。スペシャル番組のオンエアも無事終わり、内藤剛志さんの「ザ!情報ツウ」の出演も本日無事終わったらしい(内藤さんは、明日も「おもいッきりテレビ」にも出演の予定)。
明日の「ザ!情報ツウ」には、沢口靖子さんが出演予定。実は、「千と千尋の神隠し」の公開時、沢口さんは舞台で忙しく、まったくゲストとして登場していないし、インタビューも一回も受けていないので、明日の「ザ!情報ツウ」(日本テレビ系8:30-10:25)は要チェックなのである。「千と千尋の神隠し」フリークだけでなく、実はスタジオジブリのスタッフにとっても絶対に見逃せず、今から楽しみにしているのだ。
本日のチェックポイント
・「ザ!情報ツウ」 1月24日(金)8:30-10:25放送
・「おもいッきりテレビ」 1月24日(金)12:00-13:55放送
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1月23日(星期四)
「《千與千尋》播出之路」其八
終於,距離周五「特別」大放映只剩一天了。特別節目的播出也順利結束,內藤剛志先生參加的《ザ!情報ツウ》似乎也在今天順利完成了(內藤先生明天還計劃參加《おもいッきりテレビ》)。
明天的《ザ!情報ツウ》中,沢口靖子小姐將出演。實際上,在《千與千尋》上映時,沢口小姐因為舞台劇忙碌,完全沒有作為嘉賓出現,也沒有接受過一次採訪,所以明天的《ザ!情報ツウ》(日本電視台系8:30-10:25)是必須關注的。不僅是《千與千尋》的狂熱粉絲,實際上對于吉卜力工作室的工作人員來說,也絕對不能錯過,現在就開始期待了。
今天的關注點
・《ザ!情報ツウ》 1月24日(星期五)8:30-10:25播出
・《おもいッきりテレビ》 1月24日(星期五)12:00-13:55播出
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1月29日(水)
“「千と千尋の神隠し」オンエアへの道”最終回
みなさん、金曜“特別”ロードショー「千と千尋の神隠し」を観て頂きまして、本当にありがとうございました!!
本日から、スタジオジブリも無事再開。朝から、日本テレビの担当者がジブリに挨拶にやってくる。高視聴率(46.9パーセント)のお礼だという。ただ、鈴木さんは、所用でジブリに来ていないし、本部長代理の高橋Pも立ち寄りで出社していない。せっかく来てもらったのに、本当に申し訳ないと思う。なんだか盛り上がらない結末になってしまったが、これがいたって普通のスタジオジブリの日常なのである。
金曜ロードショーの担当者は、「こんな視聴率ならば、紅白の裏番組でオンエアすれば良かった」とひらめいていたようだが、本物の紅白担当者が「あんなに苦労したのに、数字であっさり追いつかれるなんて・・・」とぼやいていたのを聞いていた広報担当者は、ちょっと苦笑を禁じ得ず。 ただ、広報担当者として今回の視聴率で嬉しかったのは、本編の数字もさることながら、事前にオンエアされたテレビマンユニオン制作の「“千と千尋の神隠し”を1000倍楽しむ方法」の視聴率が27.3パーセントに上ったこと!これまでのジブリスペシャルの中で最高の視聴率だったことはいうまでもなく、過去にテレビマンユニオンの制作してきた番組の中でも最高の視聴率となったらしい(未確認)。つまり、担当ディレクターの八幡さんには、「宮崎駿を撮らせたら右に出るものはない」の肩書きの他にもうひとつ、「テレマン史上、最高の視聴率を取った女」の肩書きも付与されることになった模様。八幡さん、おめでとう!これからも、よろしく。
ところで、1月に入って広報がお送りしてきたジブリ日誌も、今回が最終回となります。3週間にわたるお付き合い、ありがとうございました。この下からは、本来の担当者による制作日誌が再開します・・・
・・・さて、2月1日から一時帰休だったスタッフもジブリに戻り「ハウル」の制作がスタートする予定です。今回から制作日誌も再開していきます。完成までお付き合いくださいませ。
ようやく工事も終わって今日から仕事復帰。ネットワークの張替え余波か、棚とか床に壁の削りカスのようなものが結構見られる。掃除をしつつ良く見ると、私の電話が線につながっていない。周りを見ても私の内線番号が見当たらない。実は先週末に3階にいた野中、西村、長井の三人が人口密度均衡化のため2階へ移動。工事もあることだし、これを機に電話番号も整理する予定になっていたのだが、私の電話も整理されてしまったらしい。うーん。
2月1日からの「ハウル」INに向け、倉庫にしまってあった動画机の搬入が始まる。しかしよく見てみるとかなり古くなった机も多い。中にはジブリ創設以来の机も存在する。電源関係が怪しくなったものから神村氏が解体をはじめる。こんなときに限って外は極寒。
今までは1スタ一箇所だった作画部が今回は数箇所に分散されているため、禁煙喫煙の机配置等々解決しなければならない問題は山済みだ。とは言え、こうして机が並ぶとようやく仕事場らしくなってきた。
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1月29日(周三)
《千與千尋的神隱》播出之路 最終回
大家,感謝你們觀看了周五「特別」電影放映《千與千尋的神隱》!!
從今天開始,吉卜力工作室也順利重新開放。早上,日本電視台的負責人來到吉卜力打招呼。這是為了感謝高收視率(46.9%)。不過,鈴木先生因為有事沒有來吉卜力,代理部長高橋P也只是短暫停留後沒有正式上班。雖然他們特意來了,但真的很抱歉。雖然結局有點不盡如人意,但這正是吉卜力工作室的日常。
周五電影放映的負責人似乎靈機一動說:「如果有這樣的收視率,不如在紅白歌會的對台節目中播出就好了。」但真正的紅白負責人抱怨道:「我們那麼辛苦,結果數字上輕易就被追上了……」聽到這些的公關負責人不禁苦笑。不過,作為公關負責人,這次收視率讓我高興的不僅是正片的數字,還有之前播出的由電視人聯盟製作的《「千與千尋的神隱」1000倍享受方法》的收視率達到了27.3%!這不僅是吉卜力特別節目中的最高收視率,似乎也是電視人聯盟製作的節目中的最高收視率(未經確認)。也就是說,負責導演的八幡女士除了「拍攝宮崎駿無人能及」的頭銜外,還將獲得「電視人聯盟史上最高收視率的女性」的頭銜。八幡女士,恭喜!今後也請多多關照。
順便說一下,從1月開始由公關發送的吉卜力日誌,這次是最後一回。感謝大家三周以來的陪伴。從下面開始,將由原本的負責人繼續製作日誌……
……那麼,從2月1日開始,暫時休假的員工也將回到吉卜力,開始製作《哈爾的移動城堡》。從這次開始,製作日誌也將重新開始。請大家一直陪伴到完成。
終於工程也結束了,今天開始恢復工作。可能是網絡重新佈置的餘波,架子和地板上有很多像是牆削下來的碎屑。一邊打掃一邊仔細看,發現我的電話沒有接上線。周圍也找不到我的內線號碼。其實上周末,野中、西村、長井三人為了人口密度均衡化從三樓搬到了二樓。因為也有工程,所以打算藉此機會整理電話號碼,但似乎我的電話也被整理掉了。嗯。
為了2月1日開始的《哈爾的移動城堡》製作,開始從倉庫搬入動畫桌。但仔細一看,很多桌子都相當舊了。其中甚至有吉卜力創立以來的桌子。神村先生開始從電源關係不穩定的桌子開始拆卸。偏偏這個時候外面極冷。
以前作畫部只有一個地方,這次分散在幾個地方,所以禁煙吸煙的桌子配置等問題堆積如山。不過,這樣桌子一排排擺起來,終於有點工作場所的樣子了。
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1月30日(木)
メインスタッフルームを新設した二スタが殺風景だということで、宮崎監督が注文していた天狗のお面が完成し、届けられる。天狗のお面といってもただのお面ではない。下の写真を見てもらえば分かるが、縦横数メートルもある巨大なものなのだ。二スタ天井部分の三角形になった梁の真中に設置する。妙に建物と一体感がある。宮崎監督もご満悦だ。う~ん昔行った北温泉を思い起こさせる。
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1月30日(星期四)
由於新建的二號工作室主休息室顯得過於單調,宮崎駿導演訂購的天狗面具已經完成並送達。雖然說是天狗面具,但並非普通的面具。從下面的照片可以看出,這是一個縱橫數米的巨大面具。它將被安裝在二號工作室天花板部分三角形的橫樑中央。與建築物奇妙地融為一體。宮崎導演對此非常滿意。嗯,這讓我想起了以前去過的北溫泉。
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1月31日(金)
いよいよ明日から作画の人達が戻ってくる。机は搬入したが、電気配線やその他の備品がそろっていない。もっと前に準備していれば・・・、と思いつつも出来ないのが人間ってものでしょうか。ゴミ箱・ハンガー等を預けている倉庫まで慌てて車を走らせる。
明日の作画始動に合わせて、「ハウル」のキャラ表が完成。大急ぎで大量コピー作業に入る。
制作居村君が、どうやら娘さんの風邪をもらったようだ。インフルエンザでないのがせめてもの救いか。明日10時から作品説明会があるのに大丈夫だろうか?
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1月31日(星期五)
終於從明天開始,作畫人員們就要回來了。雖然桌子已經搬進來了,但電線和其他的設備還沒有準備好。如果早點準備就好了……雖然這麼想,但人總是做不到的吧。我急忙開車去存放垃圾桶、衣架等物品的倉庫。
為了配合明天作畫的開始,《哈爾》的角色表完成了。我趕緊開始大量的複印工作。
製作部的居村君似乎被他女兒的感冒傳染了。幸好不是流感,這算是唯一的安慰吧。明天10點開始有作品說明會,他沒問題吧?
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