文档:久石让官网日志/2006年6月

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 5月 2006年6月 10月
2006/06:JUN
2006年06月
2006/06/29/Thu.
 6月24日の土曜日にサントリー伊右衛門の新バージョン用のレコーディングがありました。今回は「暖簾(のれん)編」と「師と篇」です。
 今回の伊右衛門のテーマは”濃いめ”。 暖簾篇の音楽は今までのCMで流れていた清楚なイメージから一転、チェロが太く旋律を演奏し他の弦楽器とピアノがリズムを刻んでゆくという少し男っぽさを感じさせる力強い印象を受ける楽曲です。一方、師と篇ではチェロがソロでメロディを歌いあげ、包み込むような弦楽器の中でピアノが印象的なフレーズを奏でている、といったような楽曲に仕上がっています。

 レコーディングでは映像とタイミングをとるため、テンポが揺れないように基本的にクリック音を演奏者にイヤホンで聴いていただきながらレコーディングするのですが、今回はクリックを使用してレコーディングしたものをとった後、久石の指揮のみによるバージョンもレコーディングしました。不思議なものでクリック音を使用せずにレコーディングしたものは音楽にうねりというか暖かみというようなものが感じられます。

 今年は伊右衛門の他にもCM音楽を担当することになりそうです。なんのCMを担当するかはCMが流れるまでのお楽しみですので秘密にしておきます。
 CM要チェックです!! 
2006年6月29日,星期四。
 6月24日星期六,进行了三得利伊右卫门新版本的录音。这次是“暖帘篇”和“师与篇”。
 这次伊右卫门的主题是“浓郁”。暖帘篇的音乐与以往广告中播放的清新形象截然不同,大提琴演奏出厚重的旋律,其他弦乐器和钢琴则敲击出节奏,给人一种略带男性化的强烈印象。另一方面,师与篇中大提琴独奏出旋律,在包裹般的弦乐中,钢琴奏出令人印象深刻的乐句,形成了这样的乐曲。

 在录音中,为了与影像和时机同步,基本上让演奏者通过耳机听节拍器进行录音,以确保节奏不会波动。但这次在使用了节拍器录音后,还录制了仅由久石让指挥的版本。神奇的是,没有使用节拍器录音的音乐,能感受到一种波动或温暖的感觉。

 今年除了伊右卫门,似乎还会负责其他广告音乐。具体负责什么广告,在广告播出之前还是个秘密,所以暂时保密。
 广告一定要关注哦!!
2006/06/28/Wed.
6月21日 有楽町朝日ホールにて、「トンマッコルへようこそ」の完全披露試写会が行われ、久石は、来日したパク・クァンヒョン監督と共に登壇し舞台挨拶を行いました。

マスコミ関係者ら、600人以上が訪れ会場に入れない人も多数でるなど、この映画に対する関心が高い事、そして日活が宣伝に力を入れている事が見てとれました。

久石は、舞台挨拶の後、パク監督との対談インタビューをすぐに行う予定だったのですが、本人は、どうも映画が気になる様子。冒頭だけ見て来るといった後、20分経って戻ってきませんでした。パク監督との対談インタビューを行いその後また館内に戻り、映画のエンディング30分ほどを鑑賞。笑いあり、感動ありで、観客の反応もとても良さそうでした。久石は「いい映画だな、よかった、よかった」と満足そうに語り、試写会会場を後にしました。その夜、映画関係者とパク監督と食事をした久石は終始ご機嫌でした。

映画「トンマッコルへようこそ」は10月に全国公開です。どうぞお楽しみに!
2006年6月28日(星期三)
6月21日,在有乐町朝日大厅举行了《欢迎来到东莫村》的完整试映会,久石与来日的导演朴光铉一同登台,进行了舞台致辞。

超过600名媒体相关人士到场,甚至有许多人无法进入会场,可见这部电影备受关注,同时也看出日活公司在宣传上投入了大力气。

久石在舞台致辞后,原本计划立即与朴导演进行对谈采访,但他似乎对电影非常在意。他说只看个开头就回来,结果20分钟后仍未返回。在与朴导演进行对谈采访后,他又回到大厅,观看了电影的最后30分钟。电影中有笑有泪,观众的反应也非常好。久石满意地说道:“真是一部好电影,太好了,太好了。”随后离开了试映会会场。当晚,久石与电影相关人士和朴导演共进晚餐,整晚都心情愉快。

电影《欢迎来到东莫村》将于10月在全国上映。敬请期待!
2006/06/15/Thu.
6月10日土曜日に早稲田大学にて久石が講義をしました。

昨年も講義をしたのですが、今年は昨年とは違う講義をしたいということでバースター・キートンの『The General』を題材に講義をすることになりました。

 『The General』はカンヌ国際映画祭においてサイレント映画に生のオーケストラで音楽を付けてゆくという前代未聞の大プロジェクトを行い、昨年のSymphonic Special 2005でも3管編成のオーケストラで演奏されました。そもそも『The General』は三大喜劇王バスター・キートンのサイレント映画で、アメリカの南北戦争を舞台に機関車「将軍号」をこよなく愛する機関士のジョニー・グレイ(バスターキートン)が奪われた「将軍号」を取り戻そうと列車追跡をする、というもので、喜劇であるにもかかわらず戦争に対する皮肉や悲劇性をも含んだバスター・キートンの名作の一つとして知られています。

 今回の講義では映画の概要やサイレント映画に音楽を付けるということの面白みなどを説明しました。実験と称して、同じシーンに様々な音楽(久石によるオリジナルヴァージョン、マーラーの『アダージェット』、ヒッチコック映画『サイコ』のプレリュード、ヨハン・シュトラウスの『美しき青きドナウ』)を当てて、音楽が違うことによりいかに受ける印象が違うか、ということを話していました。そして、部分的にシーンと音楽が合っているように感じられても全体を通して見た場合はそう簡単にはいかず、映画音楽が映画全体の構成を担う大きな役割の一つであることを説明していました。

 早稲田大学の学生も普段とは違う授業に興味津々と言った感じで、真剣に授業を聞いている様子が印象的でした。

 昨年、今年と講義が続いていると久石にとっても年中行事のようになっているのではないでしょうか。
 来年も講義があることを期待しましょう!!
2006年6月15日,星期四
6月10日星期六,久石让在早稻田大学进行了讲座。
去年他也进行了讲座,但今年他希望能做一些与去年不同的内容,因此决定以巴斯特·基顿的《将军号》为主题进行讲解。
《将军号》在戛纳国际电影节上进行了前所未有的项目——为无声电影现场配乐,并在去年的Symphonic Special 2005中以三管编制的乐团演奏。这部电影是三大喜剧之王巴斯特·基顿的无声电影,背景设定在美国南北战争时期,讲述了一位深爱着机车“将军号”的工程师约翰尼·格雷(巴斯特·基顿)试图夺回被抢走的“将军号”并展开列车追逐的故事。尽管是一部喜剧,但它也包含了战争中的讽刺和悲剧性,被认为是巴斯特·基顿的杰作之一。
在这次讲座中,久石让讲解了电影的概况以及为无声电影配乐的趣味性。他以实验的名义,为同一个场景配上了不同的音乐(久石让的原创版本、马勒的《柔板》、希区柯克电影《惊魂记》的序曲、约翰·施特劳斯的《蓝色多瑙河》),并讨论了音乐的不同如何影响观众的印象。他还指出,即使某些场景与音乐部分契合,但从整体来看,电影音乐在电影结构中扮演着重要的角色。
早稻田大学的学生们对这堂与众不同的课程表现出浓厚的兴趣,认真听讲的样子令人印象深刻。
去年和今年的讲座似乎已经成为久石让的年度活动之一。期待明年他还能继续带来精彩的讲座!