文档:吉卜力日誌/2003年9月

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2003年9月
2003年9月
9月1日(月)
 社内原画が手空きになった為、早速作打ち。予定していましたが、これで又、コンテの残りカットが・・・。
 制作の入り口に、2月頃から置かれていた、ミスコピー等のゴミの山を片付ける。半年以上にわたり溜めてきたので、結構な量になる。
 一昨日檜原村へトレーニングに行った某グループの某野中氏が、帰りの多摩川サイクリングロード日野橋付近で転倒し、鎖骨を骨折して救急車で運ばれる。この場所、数ヶ月前石迫氏が転倒鎖骨骨折した場所のすぐ近く。日野橋の呪いか。
9月1日(星期一)
 由於公司內部的原畫工作暫時空閒,立刻開始了新的製作。雖然這是計劃中的事情,但這樣一來,剩下的分鏡工作又得繼續了……
 在製作部門的入口處,從2月份開始就堆積著一些錯誤複印的紙張等垃圾,今天終於清理了。這些垃圾已經堆積了半年多,所以量相當大。
 前天去檜原村進行訓練的某團體的某野中先生,在返回途中經過多摩川自行車道的日野橋附近時摔倒,鎖骨骨折,被救護車送往醫院。這個地方就在幾個月前石迫先生摔倒並鎖骨骨折的地點附近。難道是日野橋的詛咒嗎?
9月2日(火)
 「ハウル」も制作に入ってから半年以上が経つので、前作の「千尋」との比較をもう一度枚数まで出して確認してみる。思わず「あっ!」と言う様な数字が。うーん、これはイカン、イカンですよー。
 本日ジブリは歯科検診。この日ばかりは、みんな食事の後にきちんと歯を磨くが、制作の某氏は、磨くのが面倒なので、昼食をとらずにコーヒーで済ませている。そんな事でいいのか!!
 今日も話題の中心は骨折した野中氏。普通に出社してきているので、宮崎監督も「野中さんの運動神経に問題が…」と言いつつも、タイラー・ハミルトンを引き合いに出し、10月のアニメ版ツール・ド・信州出場を勧めている。
9月2日(星期二)
 《霍爾的移動城堡》的製作已經進入半年以上了,所以再次與前作《神隱少女》進行比較,並詳細到每一幀進行確認。看到數字時不禁發出「啊!」的驚嘆。嗯,這可不行,真的不行啊。
 今天吉卜力工作室進行了牙科檢查。只有在這一天,大家都會在飯後認真刷牙,但製作組的某位成員因為覺得刷牙麻煩,所以午餐不吃,只喝咖啡。這樣真的好嗎?!
 今天的話題中心依然是骨折的野中先生。他正常來上班,宮崎導演雖然提到「野中先生的運動神經似乎有點問題……」,但還是以泰勒·漢密爾頓為例,鼓勵他參加10月的動畫版信州環賽。
9月3日(水)
 本日も予定通りに社内の原画さんが手空きに、早速作打ち。あーコンテは、何時まで持つのか!!
 作画のピークの事を考えて、倉庫から作画机を1セット持ち出してくる。ジブリの場合、側机なるものが一緒にある為、一度に運び切れず炎天下の中、倉庫を2往復。取り敢えず設置して見るとまだ置けそうなので、明日もう2台運ぶ予定。しかし、今日は昼の暑さといい、夕方の大雨といい、本当に9月か?
 用事があったので夕方新橋に向かって出発するも、吉祥寺付近で大雨となり、高円寺で落雷のため中央線がストップ。先頭車両だったのでホームに出てみると都心方面には信じられないほどの数の稲妻が空を覆っている。一時見とれているも、時間が無いので、慌てて逆方面の電車に乗り荻窪で地下鉄に乗り換え、無事新橋へ。
9月3日(星期三)
 今天也按照計劃,公司內部的畫師有空閒時間,立刻開始了製作會議。啊,分鏡稿能撐到什麼時候呢!
 考慮到作畫的高峰期,從倉庫里搬出了一套作畫桌。吉卜力工作室的情況是,旁邊還有一張側桌,所以一次搬不完,在炎熱的天氣下往返倉庫兩次。先試著擺放了一下,發現還能再放,所以計劃明天再搬兩台。不過,今天中午的酷熱和傍晚的大雨,真的像是9月嗎?
 因為有事,傍晚出發前往新橋,但在吉祥寺附近下起了大雨,高圓寺因為雷擊導致中央線停運。因為是頭節車廂,所以走到站台上,看到市中心方向上空被難以置信數量的閃電覆蓋。一時看得入迷,但因為時間緊迫,急忙坐上反方向的電車,在荻窪換乘地鐵,順利到達新橋。
9月4日(木)
 昨日に引き続き、倉庫から作画机を予定通り2セット運び出す。昨日と違い、運び出す数が多いため、倉庫を3往復。これで、もう他に机を置くスペースが無い。予定より人数が増える様な事態は、避けたいが今の所、全く予想すら出来ない。うーんどうしよう。
 以前に油抜きダイエットが終わったと書かれた制作渡辺氏、しかし本人はやはり体に気を使って極力油を避けていたようだが、今日の昼になんと「ステーキ」を食ったことが発覚。以前にもまして、「意気地なし。」と批判を浴びる。「とっても美味しかった。」と本人談。
 ツール・ド・信州の参加リストが社内を回っているが、覗いてみると、そこには野中さんの名前が。おおっ、男だ野中さん。
9月4日(星期四)
 昨天繼續從倉庫搬出兩套作畫桌,按計劃進行。與昨天不同的是,今天搬出的數量較多,因此往返倉庫三次。這樣一來,已經沒有其他空間可以放置桌子了。雖然希望避免人數超出預期的情況,但目前完全無法預料。嗯,該怎麼辦呢。
 之前製作部的渡邊先生曾表示已經結束了「去油減肥」,但看來他仍然很注意身體健康,儘量避免攝入油脂。然而,今天中午竟然被發現吃了「牛排」。與之前相比,他受到了更多的批評,被指責為「沒有毅力」。他本人則表示:「非常美味。」
 公司內部正在傳閱「環信州自行車賽」的參賽名單,我看了看,發現野中先生的名字也在其中。哇,野中先生真是男子漢!
9月5日(金)
 今日、ジブリ恒例?の防災訓練が行われる。いつものように、ベルが鳴りみんな近くの公園へ一時避難。そして、バケツリレー&消火器を使った消化訓練。しかし、今回はいつもと違う。なんと起震車を使い地震を疑似体験。つい最近も大きな地震があっただけに、大変良い経験となる。因みに、制作の渡辺氏も体験したが、テーブルの下に体が入りきらず、頭かくしてなんとやら状態。「僕、体が硬いから。」と寂しい言い訳をしてましたが・・・。
9月5日(星期五)
 今天,吉卜力工作室舉行了例行的防災訓練。和往常一樣,警報響起後,大家都前往附近的公園進行臨時避難。接著,進行了接力傳遞水桶和使用滅火器的滅火訓練。然而,這次與以往不同。竟然使用了地震模擬車,讓大家體驗了地震的感覺。由於最近剛剛發生過大地震,這次訓練成為了一次非常寶貴的經驗。順便一提,製作部的渡邊先生也參與了體驗,但由於身體無法完全鑽到桌子底下,只能勉強把頭藏進去,顯得有些狼狽。「我身體太僵硬了。」他無奈地解釋道,但……。
9月6日(土)
 昨日の防災訓練に引き続き今日は、炊き出し。メニューは、「すいとん」「ホウトウ」「御飯」と「アルファー米」。朝から、釜をセットして、すべてのメニューを釜で作る。普段電気釜を使って御飯を炊いているので、かなり不安だったが、炊き上がった御飯は、焦げ付くことも無く非常に良い出来で大好評。只、「ホウトウ」の残りをチェックしていたら、鍋の底から麺についていた乾燥剤が袋ごと発掘される。おいおい。まあ隠し味ということで。
 来週月曜日が、「スタジオジブリ2004年度研修生・動画部門」の締め切りのため、今日から応募作品が大量に届く。前回から想像するに、月曜に届く量はこれをはるかに上回るはず。
9月6日(星期六)
 繼昨天的防災訓練之後,今天進行了炊事演練。菜單包括「麵疙瘩」、「粉條」、「米飯」和「阿爾法米」。從早上開始,我們設置了鍋,所有的菜單都用鍋來製作。平時我們使用電飯煲煮飯,所以這次相當不安,但煮好的米飯沒有燒焦,非常成功,大受好評。只是,在檢查剩下的「粉條」時,從鍋底發現了麵條附帶的乾燥劑,連袋子一起被挖了出來。哎呀,就當是隱藏的調味料吧。
 下周一將是「吉卜力工作室2004年度研修生·動畫部門」的截止日期,所以從今天開始會有大量的應徵作品寄到。根據上次的經驗,周一收到的數量應該會遠遠超過這次。
9月8日(月)
 予想通り研修生の応募が山ほど届く。朝から、封筒を開けたり通し番号をつけたりと、管理部は大忙し。解っていた事だが、本当に大変そう。
 絵コンテのDパートが完成してから初めての制作会議。途中夏休みがあったり、お休みの人がいたりて、中々出来なかった。暫くぶりの制作会議だが、当然話は「コンテ」の状況と、各部署の進み具合の状況確認になる。「千尋」と比べると全体的に遅れはじめているので、皆今後の事を相談するも、「やはりコンテ完成しないと。」という事に。
9月8日(星期一)
 正如所料,研修生的申請如雪片般飛來。從早上開始,拆信封、編號碼,管理部門忙得不可開交。雖然早有預料,但看起來真的很辛苦。
 分鏡的D部分完成後,第一次召開了製作會議。由於中途有暑假,也有人請假,所以一直沒能開成。時隔許久的製作會議,話題自然是關於「分鏡」的進展以及各部門的工作進度確認。與《千尋》相比,整體進度已經開始滯後,大家雖然討論了今後的安排,但最終還是認為「還是得等分鏡完成才行」。
9月9日(火)
 夏休み後、初のラッシュチェック。これでようやく100カットを超える。先は、まだまだ長い。
 「ハウル」の進行状況に、少しばかり問題が。鈴木プロデューサーを交えて、午後一で会議を行う。
 歳のせい(?)で、体力的にもろい、渡辺・神村の両氏。作画の人に勧められて、只今「にがり」を毎日少し飲んでいるのだが、さじ加減が難しく、入れすぎてお腹の調子が悪くなったりして、かえって悪くなっている様な気が。
 今日がツール(ツーリング)・ド・信州の参加申し込み締切日だ。集計してみたところ、ジブリチームだけで34名の参加となる。ひえ~っとサポート責任者の井上さんが青い顔をしている。特に練習不足がささやかれている美術館からの参加者が心配…。
9月9日(星期二)
 暑假後首次進行拉片檢查。終於超過了100個鏡頭。前路依然漫長。
 《霍爾的移動城堡》的進展出現了一些問題。下午與鈴木製片人一起開會討論。
 由於年齡的原因(?),渡邊和神村兩位在體力上顯得有些脆弱。在作畫人員的建議下,他們現在每天喝一點「苦汁」,但用量難以掌握,有時喝得太多導致腸胃不適,反而感覺更糟了。
 今天是「環信州騎行」活動的報名截止日。統計後發現,僅吉卜力團隊就有34人參加。負責後勤的井上先生臉色發青。尤其是來自美術館的參與者,據說他們缺乏練習,令人擔憂……
9月10日(水)
 月初め定例のジブリミーティングが行われる。鈴木プロデューサーから「ハウル」の状況報告がある。内容は、解っていた事だが、あらためて言われると・・・。
 午前中の報告を受けて、制作は新たな予定表を作ることになる。下準備として、コンピューター上でのスケジュール表を作ったが、予想以上の角度のグラフに改めて驚く。
9月10日(星期三)
 月初的例行吉卜力會議如期舉行。鈴木製片人匯報了《霍爾的移動城堡》的進展情況。雖然內容都是已知的,但再次聽到時還是讓人感慨。
 上午聽完報告後,製作團隊需要重新制定新的時間表。作為前期準備,我們在電腦上製作了日程表,但看到那超出預期的陡峭曲線,再次感到驚訝。
9月11日(木)
 2004年度の動画研修生の作品整理が無事終わり、まずはひと段落。しかしこれからが大変。提出された作品の書類選考を行わなければならないのだ。「ハウル」のきついスケジュールの中選考をお願いするのも制作として複雑な気分だが、なんとか宜しくお願いします。
 今週、原画は比較的順調に上がってきている。しかし、今までのパターンだと来週が落ち込むことになりそうな気が・・・。残りもう後半年。何とか頑張って欲しい。
9月11日(星期四)
 2004年度的動畫研修生作品整理工作順利結束,總算告一段落。然而,接下來的任務更加艱巨。我們必須對提交的作品進行書面評審。在《霍爾的移動城堡》緊張的日程中安排評審工作,作為製作方,心情頗為複雜,但無論如何,還請多多關照。
 本周,原畫的進展相對順利。不過,按照以往的模式,下周可能會有所下滑……剩下的時間只有半年了。希望大家能夠繼續努力。
9月13日(土)
 今週は、どうも動画の上がりがいまいち悪い。大変なカットにかかっているのか?そろそろ動画の増員もしないとまずいな。
 来週は、2004年度研修生の仕上げと美術の締め切りだ。作画の時、制作に届くはずの荷物がうっかり応募と間違われていた事があった。今回は間違わないようにしないと、整理の為に2,3日置きっぱなしになる可能性が。
9月13日(星期六)
 這周視頻的上傳情況不太理想。是不是因為遇到了非常困難的剪輯部分?差不多該增加視頻製作的人手了,不然會出問題。
 下周是2004年度研修生的最終審核和美術的截止日期。在作畫時,本應送到製作部門的包裹不小心被誤認為是應徵作品。這次不能再出錯了,否則為了整理可能會耽誤兩三天的時間。
9月16日(火)
 現在、制作の現場は神村・居村・斎藤の3氏で見ている。今日、居村・斎藤の両氏が同時に外回りに出たとたん、何故か急に電話や回収及びチェック等の仕事が同時におき、1人残った神村氏がバタバタ。普段はこんなに同時に起きないのだが。やはり休み明けはトラップが一杯だ。
9月16日(星期二)
 目前,製作現場由神村、居村、齋藤三位負責。今天,居村和齋藤兩位同時外出時,不知為何電話、回收及檢查等工作突然同時湧來,只剩下神村一人手忙腳亂。平時這些工作並不會同時發生。果然,假期結束後總是充滿了各種突發狀況。
9月17日(水)
 「ハウル」は、「千尋」と比較しても1cut当たりの平均枚数が多い。今日、アニメ業界で言うところの、「箱カット」が2つも上がってくる。枚数が上がるのは嬉しいが、この先のことを考えると恐ろしい。
 明日、2004年度研修生「仕上」「美術」の締め切りです。作画同様、駆け込み?応募が大量に来る。おかげで管理部は、大忙し。
 キャピタル東急ホテルにて東京国際映画祭の記者発表が行われる。約一時間半の発表が終わった後、特別ゲストのゴジラが・・・。約一名ジブリ広報部長が大喜びで写真を撮りまくっていた。
9月17日(星期三)
 《霍爾的移動城堡》與《神隱少女》相比,每cut的平均張數更多。今天,動畫業界所謂的「箱cut」竟然有兩個。雖然張數增加是件高興的事,但想到未來的工作量,不禁感到可怕。
 明天是2004年度研修生「仕上」和「美術」的截止日期。和作畫一樣,最後時刻的申請會大量湧來。因此,管理部門會非常忙碌。
 在Capital東急酒店舉行了東京國際電影節的記者發布會。大約一個半小時的發布會結束後,特別嘉賓哥斯拉登場……。大約有一位吉卜力宣傳部長非常興奮地拍了很多照片。
9月18日(木)
 制作には、緊急用に絵コンテのストックが常にあるのだが、最近各スタッフ等に頻繁に配っている為、まとめて大量に作る事にした。朝11時からコピーを始めたのだが、終わったのが夕方6時。コピー用紙ほぼ5箱分使ってしまった。がんばれ新型コピー機。
 今日で2004年度の研修生は、締め切り。思った通り駆け込み応募で管理部は、てんやわんや。最終的にどれくらい応募が来たのかは、未だ解らず。
 現代美術館に展示してあった制作資料が一気に返ってくる。ムービック森田氏らと汗だくになりながら整理。夏はエアコンの無い倉庫での作業は辛い・・・。
9月18日(星期四)
 製作過程中,我們通常會儲備一些緊急使用的分鏡腳本,但最近由於頻繁分發給各位工作人員,決定一次性大量製作。從早上11點開始複印,直到傍晚6點才完成。用了將近5箱複印紙。加油吧,新型複印機。
 今天是2004年度研修生報名的截止日期。正如預料的那樣,管理部因為最後一刻的報名而忙得不可開交。最終有多少人報名,目前還不清楚。
 現代美術館展出的製作資料一下子都回來了。和Movic的森田先生等人一起汗流浹背地整理。夏天在沒有空調的倉庫里工作真是辛苦……。
9月19日(金)
 本日は、?回目のラッシュチェック。約30カットを見たが、無事リテークも無く終了。ラッシュを見ながら「このペースで行くと、年内にどれくらいチェック出来るのだろう?」とか考えてしまう。うーんラッシュに集中せねば。
 注文していた動画用紙が届く。しかし、以前に間違えて注文した分もあるので、置き場所を作るまで、制作のカウンターの上に一時避難?
9月19日(星期五)
 今天是第?次進行素材檢查。大約看了30個鏡頭,順利結束,沒有需要重拍的部分。一邊看素材一邊想著「按照這個進度,年內能檢查多少呢?」嗯,必須集中精力在素材上。
 訂購的視頻用紙到了。不過,之前誤訂的部分也有,所以在找到存放的地方之前,先暫時放在製作檯面上?
9月20日(土)
 今週動画が、作業に入って初めて週3000枚を超えました。しかし、それを上回るペースで作監が上がってきくるので、中々作監を追い詰めることが出来ない制作であった。来週こそは、なんとしても追い詰めたい。
 今日、2004年度の研修生の第一次書類審査を行いました。作画の応募総数は351人。14時から始めて、終わったのが17時。年々、絵のレベルが上がって来ていると思うのは、私だけか?
 遂に制作がりんごの皮むき機を購入。早速試しに1個剥いてみると、思わず「おー。」と言いたくなるくらい、綺麗にむける。しかし、セットするのが面倒なのか、その後もう1個剥いただけ。あぁ、駄目人間の集まりだー。
9月20日(星期六)
 這周動畫製作進入了正軌,首次突破了每周3000張的原畫量。然而,作畫監督的工作進度比我們更快,導致我們很難追上他們的進度。下周無論如何都要想辦法追上。
 今天進行了2004年度研修生的第一次文件審查。作畫部門的申請總人數為351人。從14點開始,到17點才結束。每年繪畫水平都在提高,難道只有我這麼覺得嗎?
 終於,製作部門買了一台蘋果削皮機。馬上試了一下,削了一個蘋果,結果削得如此漂亮,忍不住想說「哇哦」。不過,可能是因為設置起來太麻煩,之後只再削了一個。啊,真是一群懶人啊。
9月22日(月)
 今日から制作部に「千尋」の時手伝ってくれた伊藤君が出社。これで制作は、万全の体制へ? 早速、斎藤君が外回りの事や、備品の置き場、チェックの仕方等々を教えていたが、場所もシステムも変わってしまった為、以前の勘を取り戻すのはもう少し先か。
 またまた社内原画さんの手が空きそう。 休み明けにコンテを少しでも貰えるか! 乞う御期待。
9月22日(星期一)
 今天,之前在《千尋》時期幫忙過的伊藤君來到製作部上班。這樣一來,製作部門是否已經進入了萬全的狀態?齋藤君立刻開始教他外勤事務、備品存放位置、檢查方法等等,但由於地點和系統都發生了變化,要恢復以前的熟練度可能還需要一些時間。
 另外,公司內部的原畫師似乎又有空閒了。假期結束後,能否拿到一些分鏡呢?敬請期待!
9月24日(水)
 制作部待ちに待った絵コンテが、少しだけUP。早速作打ちを行うも、すべて打ち合わせて終了。あー次のコンテは、何時だろう…。
 今日も制作伊藤君は、斎藤君について外回り。「千尋」の時の外注さんが引越していたりする為、一から道を覚えなくてならない。
9月24日(星期三)
 製作部期待已久的分鏡終於有了一點進展。立刻進行了製作會議,討論結束後,所有事項都敲定了。啊,下一次的分鏡會是什麼時候呢……
 今天,製作部的伊藤君也跟隨斎藤君外出辦事。由於《千尋》時期的外包公司搬了家,他們不得不從頭開始熟悉路線。
9月25日(木)
 制作伊藤君にとっての最大の難関、ハーモニー用「マシーンがけ」を斎藤君指導で行う。しかし、なんせ初めてだし、組線と違って線が細く細かく複雑と来ている。結局斎藤君がマシーンがけをして終了。
 渡辺・神村両氏が、夕食へ。神村氏の提案で「炒飯」に決定。お腹の減っていた渡辺氏は、迷い無く「大盛り」を注文し、負けじと神村氏も。出てきた「炒飯」は、予想以上の量が。食後、「食いすぎたー」と渡辺氏。神村氏は「どこが?」と未だ足りなそうな顔。
9月25日(星期四)
 今天,伊藤君面臨了最大的挑戰——為和聲部分進行「機器處理」,在齋藤君的指導下進行。然而,畢竟是第一次嘗試,而且與組合線不同,這裡的線條更細、更複雜。最終,齋藤君完成了機器處理。
 渡邊和神村兩位先生一起去吃晚餐。在神村先生的提議下,決定吃「炒飯」。肚子餓的渡邊先生毫不猶豫地點了「大份」,神村先生也不甘示弱。端上來的「炒飯」量超出了預期。飯後,渡邊先生感嘆「吃太多了」,而神村先生則一臉「哪裡多了?」的表情,似乎還覺得不夠。
9月26日(金)
 本日定例のラッシュチェックが行われる。これで、150cutは超えました。今回はリテークも無くほっとするメインスタッフ。
 明日は、ジブリの月に一度の定休日。今週は、祭日があった為、実質4日の出勤。当たり前の事だが、中々制作の思うように数字が伸びない。こんな時、制作は精神的に焦ります。
 夜、渡辺氏が一村氏と夕食に出かける。戻って来た渡辺氏に制作全員が「何食べてきたんです?」と一斉に攻撃。自分の体、自分のお金なのに、何故か肩身の狭い思いをする渡辺氏。
9月26日(星期五)
 今天進行了例行的進度檢查。至此,已經超過了150個鏡頭。這次沒有重拍,主要工作人員都鬆了一口氣。
 明天是吉卜力每月一次的固定休息日。由於本周有節假日,實際上只工作了四天。雖然這是理所當然的事情,但製作的進度卻難以如預期般推進。在這種情況下,製作團隊在精神上感到焦慮。
 晚上,渡邊先生和一村先生一起出去吃晚飯。回來後,製作團隊全體成員紛紛追問渡邊先生:「你吃了什麼?」儘管這是自己的身體和自己的錢,渡邊先生卻莫名感到有些尷尬。
9月29日(月)
 社内原画さんの手が空きそうな為、明日、早急に作打ちを決める。さらに、Dパート以降の処理打ち合わせも同時に決める。
 非常に不謹慎な事なのだが、ここ数週間地震が頻発している為、制作の渡辺氏と神村氏との間で「地震雲」なるものが盛り上がっている。ここ数日二人して空を見上げては、「あの雲は怪しい。」とか話し合っている。
9月29日(星期一)
 由於公司內部的原畫師預計明天有空,因此決定儘快安排製作會議。同時,也將決定D部分及以後的處理方案。
 雖然這非常不謹慎,但最近幾周地震頻發,製作部門的渡邊先生和神村先生之間關於「地震雲」的討論變得熱烈起來。這幾天,兩人經常抬頭看天,討論著「那片雲看起來很奇怪」之類的話題。
9月30日(火)
 早いもので、今日でもう9月も終わり。「光陰矢のごとし」とは、よく言いますが本当に早い、早すぎる。本日も何とか無事に社内原画さんの作画打ち合わせとメインスタッフの処理打ち合わせを行いましたが、本編の先が未だ見えずじまいで・・・。後何回打ち合わせをすれば良いのだろう。時間だけが過ぎて行く・・・。
 例の如く制作居村氏が、グリコのおまけを目当てに、「大人買い」(一説には大人気ない買い方からだとか)。うーん家で娘は泣いてるよ。
 鎖骨骨折にもめげず、ツール出場を表明している野中氏だが、さすがにトレーニングをしないとまずいと思ったのか、近所のディスカウントショップでトレーニングマシンを購入、部屋の中で自転車こぎこぎをしている。ためしに「日曜日トレーニングしました?」と聞いてみたところ、「いや~6時間もこいでしまいました。ハハハ」との返事。雨の日など部屋の中でトレーニングする人を何人も知っているが、一日で6時間も乗りつづけた人は聞いたこともない。大体景色も変わらないところでペダルを漕ぐなど、そもそも拷問に近い。恐るべき忍耐力だ。ダークホースとなるのか。
9月30日(星期二)
 時間過得真快,今天已經是9月的最後一天了。常言道「光陰似箭」,確實如此,時間飛逝,快得讓人措手不及。今天也勉強順利完成了與公司內部原畫師的作畫討論會以及主要工作人員的處理會議,但正片的進展依然看不到盡頭……到底還要開多少次會才能結束呢?時間就這樣一分一秒地流逝……
 一如既往,製作人村先生為了收集格力高的贈品,進行了「大人買」(據說是因為這種購買方式顯得不夠成熟)。唉,家裡的女兒可是在哭呢。
 儘管鎖骨骨折,野中先生依然宣布要參加比賽。或許他終於意識到不訓練是不行的,於是在附近的折扣店購買了訓練器材,在房間裡不停地蹬自行車。我試著問他:「周日訓練了嗎?」他回答說:「哎呀,我蹬了整整6個小時呢。哈哈哈。」雖然我知道有不少人會在雨天在室內訓練,但一天內連續蹬6個小時的人還真是聞所未聞。在幾乎不變的景色中蹬踏板,簡直是一種折磨。真是令人驚嘆的忍耐力。他會不會成為一匹黑馬呢?